子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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『教育のまぐまぐ!』に引用されました

まぐまぐ(メールマガジンの発行スタンド)の公式サイト・公式メルマガで、
「子どもが育つ“父親術”」が引用されました。

→『教育のまぐまぐ!』へのリンク

引用元になったのが、今月のメルマガで配信した下記の原稿です。
→子育てにおける3つの“幻想”


『教育』の情報を求める人が集まるサイトで、「放っておく中で、勝手に育つ」
なんていう内容を紹介されたことは、ちょっと意外でした。

これもまぐまぐの懐の深さなのかも知れません(笑)



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子育てにおける3つの“幻想”(158・159号)


物々しいタイトルですが、今号のテーマは表題の通り、
『子育てにおける3つの“幻想”』です。

子どもを育てる親が──とくに子育てに関心の高い親ほど──
抱きやすい“幻想”とも呼ぶべき誤解が、いくつか存在します。

やや抽象的な話も多くなりますが、子育てを考える時の根本に
関わる3つの“幻想”について、説明します。



(1)「子どもを理解する」

子どものことを理解しようとする思い、子どもの話をしっかり聞く姿勢は、
とても大切なもの。
決して間違ったものではありません。

ですが、同時に
「子どもには、親にはわからないところ・理解できない部分があるものだ」
という事実も、認識しておく必要があります。

この認識が欠けたまま、ただ「子どもを理解したい」とばかり思ってしまうと、
必要以上に子どもに子どもの生活について訊きすぎる(ほとんど尋問…)
といった過ちを犯すことに繋がりやすいもの。

さらには、子どもが成長するに従って「理解できない部分」が増えるほどに
不安を感じてしまい、子ども部屋をチェックしたり、手帳・日記を盗み見たり
とエスカレートするケースも、この“幻想”ゆえでしょう。

どんなに尋問・捜索しても“幻想”は満たされることなく、親子の関係が歪む
だけなのですが…。


この点で、親としての適切な関わり方は、以下の2つ。

□傾聴・受容・共感
 …子どもが話したがる時に、しっかり話を聞き、「そうなんだ~」
  と受け止めて、「△△に、××だと思ったんだね」と共感してあげる。

□信頼
 …子どもを1人の他者として認めて、信じる。
  『この子は自分の子ども』ではなく、『この子の人生はこの子のものだ』
  『この子は自分の人生を生きる力がある』

子どもを1人の人間として尊重しながら、楽しく付き合える関係になれたら
いいですね。



(2)「親が手を尽くせば、ちゃんと育つ」

子どものために、親としてできることにベストを尽くそうという意識は、
悪いことではありません。

ですが、その一方で子どもには「放っておく中で、勝手に育つ」部分も多く、
「親から離れたところでのみ育つ」面さえあることを、忘れないようにしたいです。

子育てに対して、過度に積極的だったり、責任感を持ったりしてしまうと、
『子どもの問題』を『自分の問題』と勘違いしてしまう恐れが大きくなります。

また、子どもが「何を、いつ、どのように成長するか」を親が決めて取り組ませ
ようとしてしまったりすることもあります(代表的な例がトイレトレーニング)。

そして、親の期待通りに進まない部分について、必要以上に心配したり、
落胆したり。ひどい時には自分を責めるような気持ちになってしまったり。

この点については、まず最初に「自分が子どもを育てる」という考え方を手放し、
代わりに「子どもは自分で育つ、自分はその場に居合わせている」との
考え方を持てると良いでしょう。

その上で、「居合わせている」者として、どう関わるのがいちばん良いのか
を改めて考えてみたいところ。

「子どもが自分で育つ」ために役に立つ関わり方(そばにいて見守る、
話を聞いて受け止める、など)をしっかり実践しつつ、不必要な手出し・
口出しを控える勇気を持てれば、理想的です。




(3)「先のことを考えて」「将来のために」

子どもが将来、自立して幸せに暮らせることを願う気持ちは、
親として当然のこと。

また、「今、何をするか」が「将来、どんな状況を迎えるか」に
影響することも、事実ではあります。

ですが、ここに「先のことを見通す」という誤解が加わると、
それは“幻想”となります。

「先のことで確実に見通せることは、ほとんどない」という当たり前の
ことを、謙虚に受け止めておきたいところです。

(「今、何をするか」が「将来、どんな状況を迎えるか」に影響することは
 事実ですが、「どのように影響するか」は予見できない、ということです。)


ここで幻想を抱いていしまうと、親が想定した“未来・将来”シナリオだけに
意識が固定され、子どもの成長や進路に親が勝手にレールを敷いてしまう
恐れが出てきます。

そのことは、まず直接的には「子ども自身がどちらに進みたいかを考える・
見つける・実際に進む」ことを強力に妨げます。

また、アテが外れた部分(将来予想が100%当たることはないので、必ずアテが
外れる部分が出てきます)について、何もできない状況になったり、過度の
無力感を抱いてしまったり、場合によっては親への恨みさえ生み出しかねません。

同時にこの“幻想”は、子どもを思う気持ちが強いほど
「アレも習得しておいたほうが良い、コレも今のうちに経験させてあげたい」
との欲求を生み出してしまうため、子どもが子ども自身の時間を過ごす
チャンスを大幅に減らしてしまうという弊害もあります。


おそらくは、具体的な未来に「備える」ことよりも、「どんな未来が来ても、
自分で進んでゆける」逞しさを育むことを意識できれば良いのだと思います。

簡単な数式に例えて比べると、こんな具合でしょうか。

×「子どもの幸せを願う」×「先のことを見通す」
 =「今のうちに△と□をやっておいた方が絶対に有利だから、やらせる」

○「子どもの幸せを願う」×「先のことは見通せない」
 =「どうなっても大丈夫なような逞しさが身に付くように育てる」

そしてこの“逞しさ”は、親の敷いたレールの上を進んでいては育たないもの。
親にできることは、案外「子離れ」の要素の中にありそうです。

□自分でやりたがることは自分でやらせて、成功・失敗両方の経験を積む

□「自分の人生は自分で意思決定する」という見本を親が見せ続ける
 (子どもが習得することを信じながら)

□他者から謙虚に学び、自分の変えるべき所は柔軟に変えるという見本を
 親が見せ続ける(同じく子どもの習得を信じながら)


堅苦しい話が長く続いてしまいましたが、ひとつでもヒントにしていただける
部分を見つけていただけたなら、うれしいです。



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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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