子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


自己有能感を育てる

「自己有能感」というと、すこし難しい感じがしてしまうでしょうか。

ここでは、子どもが自分自身に対して
「自分にはこんな得意なことがある」
「頑張れば、きっとうまくいく」

と感じられる状態、くらいの意味で使っています。

「自分はコレが得意!」と思えるものを持っていること自体は、
絶対に必要というわけではないかも知れません。

しかし、ある種の有能感については、ぜひ育ててあげたいと考えています。

私が特にお奨めしたいのは、子どもに
「自分は、人を喜ばせることができる」
「自分は、人を感動させる力がある」

という種類の自己有能感を持たせてあげること。


─お絵描き、粘土細工、ブロック・積み木、朗読などのアート系
─走る・跳ねる、でんぐり返り、鉄棒・うんてい、サッカー・野球、水泳などのスポーツ系
─家のお手伝い、小さい子のお世話、パパの肩揉みなどの献身系

分野は何でも構いません。

上に挙げたもの以外にも「この子、すごいな」「お、がんばってるな」と思えることは
全て対象になります。

子どもが自分の“得意”を発揮している時こそ、子どもの「自己有能感」を育てる
絶好のチャンスです。


その際に気をつけるのは、声のかけ方。

子どもに対して「褒め」たり、「賞賛」したりするのはお勧めできません。

この声のかけ方だと、子どもの中には「自分は人を喜ばせることができる」という感覚以上に、
「褒めてもらえてうれしい!」というインセンティブを発生させてしまう恐れが大きいのです。

場合によっては、人を喜ばせたいとの純粋な気持ちから始まった行動が、
褒めてもらうための手段に変わってしまうこともあり得るので、
できれば避けたいところです。

適切な声のかけ方は、「独り言で、喜ぶ・感動する」です。

子どもに向かって声をかけるのではなく、独り言で(でも子どもにちゃんと聞こえるように
大きい声で(笑))「感動した」「嬉しい」を言うのです。

▲「おや、なっちゃん、お絵描きが上手だねぇ!」
○「おお、なんて素敵な絵なんだ!この絵を見ていると、
  南の島に来たような気分になるぞぉ~」


▲「ケンは走るのが速いねぇ!園でいちばん速いよね!」
○「わ。今すごく速く走っている子がいたぞ。
  あんなに速く走れたら、気分いいだろうなぁ!」


▲「リサは小さい子のお世話がちゃんとできて偉いね」
○「うんうん。リサが小さい子のお世話をしてくれるから助かるなぁ。
  子どもたちもリサにお世話してもらって、すごーく嬉しそうだ!」


ついでに添えると、子どもが何も『結果』を出していなくても、この働きかけは可能です。

例えば、子どもが何かに夢中になっていることを材料に、
「さっきはユウがものすごく集中していたなぁ。あれほど頑張っている様子を見ると、
 見ているほうもワクワクしてくるなぁ」

と言うこともできます。
(集中している所を邪魔しては悪いので、一段落した時に言いましょう)

なお、子どもの“得意なこと”は、ずっと一貫して同じものである必要はありません。
去年はジャンプだったのが、今年はお絵描きになって、半年後には玄関掃除に
なっていても、全く問題ありません。

むしろ、親の先入観で子どもの“得意”を固定してしまうことの弊害の方が心配なので、
いくらか無節操なくらいでちょうどよいでしょう。

こうして、自分の行動で他者の喜び・感動が起こる体験を重ねるほどに、
子どもの中には「自己有能感」が育っていくのです。

また、自分に自信が持てていると、不得意なこと・初めてのことにチャレンジする
勇気も持ちやすくなるもの。自己有能感を育てることは、子どもが自ら育つことを
支える上で、効果的なサポートとなるのです。


今日は「自己有能感」のお話でしたが、その基礎には
「自己重要感(自分という存在には意味がある・価値がある)」
が欠かせません。

「子どもが何もしていない時の、子どもを大切に思う一言」も忘れずに!
→参考006号:「存在を認める」とは言うけれど。

あまり子どもに手を掛けようとし過ぎてはいけませんが、
ちょっとした心掛けで子どもの自信、そして積極性を養える側面があることも事実。

子どもと一緒に過ごす1日は、ちょっと気にしておいていただけると嬉しいです。


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



スポンサーサイト

軌道修正

特に理由もないのに、子どもが
―やたらと意地悪をする
―あまりに聞き分けがない
―ちっとも手伝わない

など、いつもよりタチが悪く感じられることが、時にはあると思います。

「そんなことは一度もない」とお感じになった方…それは素晴らしいですね!
でも、一方で「親の気に入るような“子ども”として振舞う」ことを、
知らず知らずのうちに強いている可能性もあるかも知れません。
(この点は大きなテーマなので、別に機会を作ってお話します)

また、「そんなのしょっちゅうだ」という場合は、子どもとの日常の関わり方を
広く見直したほうが良いので、今日の内容は対象外です(あしからず…)。


本題に戻って、「なんだかタチが悪いな…」と感じられた時は、
改めて体調面に理由がないか、考えてみましょう。
□寝不足
□眠くなりやすい時間帯
□疲れ
□不快感(痒いところ・痛いところがある)
□温度調節(暑いと不機嫌になりやすい)
□甘いものの摂取(テキメンに怒りっぽく・グズりやすくなる)


体調面の理由で思い当たるものがなく、やはり単に虫の居所が悪いだけと思えたなら、
ちょっと働きかけてみるのもアリでしょう。
働きかける内容は、子ども自身が現状に気づくことを助け、その修正をそっと促すだけ。

キーワードは「君らしくない」です。

「あれれ。今日のケイちゃんはヨースケに優しくないみたい。ケイちゃんらしくないね」
「おやおや。出発前にオモチャを片付けないのは、ケイタらしくないなぁ」


ただし、それ以上は絶対に追及しないよう、肝に銘じておいてくださいね。

追及モードに突入してしまうと、子どもは追及に対する防御で手一杯になり、
当初の目的だった「現状に気付く」「行動を修正する」は逆に遠のいてしまいます。

こちらの推察通り単に虫の居所が悪いだけの場面なら、
上記の「君らしくない」との声掛けを何度かするうちに、
きっと子ども自身で気がついて修正できるようになってくるはず。


なお、「君らしい」が何を指すのかは、(興味深いテーマですが)ここでは深く考える
必要はありません。
少なくとも、世界中の全ての子は
「理由もなく意地悪する」
「やたらとワガママ」
「いつでもグウタラ」

なのが「君らしい」訳ではないはずですから、それだけで充分です。


話は少し逸れますが、私個人としては、このコミュニケーションには
「自己を客観的に見る視点」を伝える力もあるのでは、とも考えています。

「何だか今日は張り切っているな、オレ」
「あ、今日はどうもモチベーションが低いぞ…」

など、自己を客観的に見られることは、自分のコンディションを整える上でとても重要なスキル。

そこまでの効果があるかどうかは別としても、子どもの軌道修正を手伝えるこの技術、
日常生活で結構役に立つと思いますよ。

ぜひ気に留めておいてください!


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



またまたパン、今日は息子作



焼きました、最近我が家で好評の簡単パン!

予定通り、今日は息子の製作です。
5:45に起こすはずが、少し早く自分で目を覚ました息子。
私が台所に行った時には、すでに粉モノを計っていました。

もう何回もパンづくりをしたことがあるので、特にはしゃぐこともなく淡々と作業する息子。
私は後ろで眺めつつ、尋ねられたことだけに答え、頼まれたこと(バターの計量)だけを手伝いました。


水分の加減も息子任せにしたところ、安易に豆乳で生地をまとめようとはせず、ぎりぎりの分量でまとめてくれました!


焼き加減もお任せで、サックリ焼き上がり!

本日も焼きたて自家製パン(≒巨大スコーン)の朝食、美味しく楽しくいただきました~♪


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪




プレイパークに行こう

先々週の週末、東京は雪でしたが、
この前の週末はいいお天気でしたね。

皆様はどこかへお出かけでしたでしょうか?それとも地元でゆっくり?

ちなみに私は、地元で過ごしました。
息子&友だちとサッカーしたり、娘&友だちと公園に行ったりして過ごしました。


もし
「地元で子どもと過ごす予定だが、どこへ行けば楽しく過ごせるかアテがない」
とお悩みであれば、お出かけスポットのひとつとしてプレイパークをお奨めします!

『何をして/どうやって楽しむか』から、自分で考え、試し、体験できること。
失敗やケガも付き物ですが、それだって貴重な体験のうち。
そんな魅力のある遊び場が、全国のあちこちにできているようです。
→参考リンク


私も何度も行ったことがありますが、ベビーカーで来る子どもから、中学生くらいまでの
幅広い年齢層の子が来ていて、それぞれのペースで遊んでいます。

木の枝に結び付けられたロープにぶら下がったり、鋸・金槌を持ち出して工作したり、
穴を掘ったり。


年齢の違う子がいることは、子どもにとっても良い刺激になります。
必ずしも一緒に行動する必要はなく、視界の端で自分より大きい子が何をやっているのか
見るだけでも、いろいろと刺激を受けるもの。

大人のほうも、子どもたちの遊ぶ様子を見守るだけでも楽しいですが、
率先して遊ぶのも面白いですよ。
木登り・工作・火の扱いなどでカッコイイところを見せられたら、
パパの株が上がるかも。

また、旅行に行く際も、旅先にプレイパークがあったら行ってみるのも良いかも
知れませんね。
「子どもを楽しませよう」とお金のかかるレジャー施設を探して行くより、
きっと楽しく充実した時間が過ごせるはずです。


読者の皆さんが、どこで・どんなふうに子どもと過ごしたか、子どもの様子は
どうだったか、見ていての感想など、“観察報告”をお聞かせいただけるとうれしいです。
ぜひ、コメント/メールくださいね!


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



FC2ノウハウ


今朝も再び、自家製パン!


昨日のパンがあまりに好評だったので、今朝も再び自家製パンを作りました。

本日の担当は息子。

これまでに一緒にクッキー作ったりベーグル焼いたりしているので、レシピ渡したらテキパキ作業を始める息子。


昨日は生地がややペタついていたので、今日は粉を多めに。
そのため生地がまとまりにくそうだったけれど、うまいこと成形してくれました。



で、今日は焼けたらすぐ写真撮影!
バックに写っているのは「キャプテン翼」を読む息子。

後ろでは娘が「ねー早く食べようよー」を連呼(笑)


そろそろ粗熱も取れたので、食べることにします。

いただきまーす♪


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



自家製パン!

昨日、娘と図書館に行った際に借りてきた本を見て、朝食用のパンを作りました!

薄力粉とベーキングパウダーで作る、「すぐ焼ける」系のパンです。


本に載っている材料すべてがあるわけではないので、適宜(勝手に)

牛乳→豆乳

サワークリーム→バター+豆乳(全然代用になってないけど…)

と読み替えて。

10~15分程度で生地ができて、焼き時間は40分。
ふっくらサックリ美味しくできました~♪


いつものように、完成すると食べることに夢中で写真撮影を忘れ、娘の食べかけを撮影。
アイリッシュブレッド


みんなで、バターをのせてみたり、ブルーベリージャムをつけたり、そのままかじったり、思い思いに楽しみながら食べました!


好評だったし、作るの簡単だったので、また作ろう~♪




にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪




ハクビシン、遭遇!

先日、ムスコ&ムスメとお友だちの家に遊びに行った日のこと。

家の前で、それぞれ思い思いに遊んでいました。
小4女子、小4男子、私はバドミントン。
小2女子がJボード乗って、小1女子、未就学男児が走って追いかけたり。

で、バドミントンの羽根がお向かいの家の生垣に引っかかってしまったのを取ろうとしていたら、

ムスメ「あ~~~っ!!!タヌキだぁ!」
ハクビシン遭遇!3


見ると、向こうの家の屋根から木へ、木から電線へと乗り移る、イキモノの姿が。
チラッと見えたお顔には、縦に白い線がくっきりと。

たまに目撃情報が聞かれる、ハクビシンでした。



タヌキ(現場ではみんなでタヌキと呼んでいたので、あえてタヌキ表記)は、
器用に電線の上をスルスルと走っていきます。
ハクビシン遭遇!5

で、電信柱のところに来ると、一瞬考えて次の行き先を決めて進みます。
ハクビシン遭遇!2


子どもたち(大人1名を含む)は、もう夢中で追いかける、追いかける。
「お~い、タヌキぃ、待ってぇ~」
「わぁ、速い!」
「すごーい」
「タヌキ、タヌキ」


そんな中、冷静に指示を飛ばすムスコ。
「おとうさん、写真、写真!」
「おう、任せとけ!タヌキ、見える所に居てくれよ~」


けっこう長い間(2分くらいかな?)、タヌキは電線を走り、
子どもたちはその後を追っていました。


やがて、どこからかカラスが飛んできました。
ハクビシン遭遇!4

カラスは、どうやらタヌキが電線に乗っていることが著しく気にくわない様子。
激しい勢いでガァガァわめきながら、タヌキに攻撃します。
ハクビシン遭遇!1

我らがタヌキくんは、カラスの攻撃をものともせず、
ペースを変えずにスルスルと走り続けます。

やがて、民家の屋根に乗り移り、ブロック塀の上をスタスタと、
走り去っていきました。




一応東京都とは言え、さすが郊外・小金井市。

普段から鳥が多いなぁとは思っていましたが、
真昼間からタヌキ(ハクビシン)に会えるなんて、素敵な体験でした。

またいつか、どこかで会えるといいな。



にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪






子どもの話に関心が持てない

今日は『子どもの話に関心が持てない』ことについてお伝えします。

前回のブログで、子どもの話をしっかり聞いてあげられない大きな原因のひとつとして
挙げたテーマです。

また、関心が持てないことは、遊びに付き合うのが苦痛だったり、
「見てー」「来てー」を面倒に感じてしまうなどの原因にもなります。

こうした悩みをお持ちの方には、「関心のメカニズムに対する理解を見直すこと」を
お奨めします。

ややこしい表現をしましたが、簡単に言うと
「どうして人は、あることに関心を持ったり、持たなかったりするんだろうか?」
についてもう一度とらえ直してみましょう、ということです。


「子どもの話に関心を持てない」と感じる方は、おそらく下記のような理解の
仕方をしているはず。

■考え方・その1

(1)人それぞれ、関心のある対象を持っている。私の場合は、コンピュータ、
   プロ野球、車いじり、料理など。

(2)この対象リストに載っているものは関心があり、載っていないものには関心がない。

(3)子どもが話しかけてきた。内容はポケモン。

(4)私のリストにポケモンは載っていない。なので関心はない。



一般的に、子どもの話す内容が大人の持つ「関心対象リスト」の内容と一致することは、
あまり多くありません。

そして、
(a)子どもの話に関心が持てず、しっかり聞いてあげられない
(b)関心のないことを、辛抱して聞かなければならない

の悲しい2択を迫られることになります。


一方、私が提案したいのは、以下のような考え方。

■考え方・その2

(1)人それぞれ、関心を持つきっかけになりやすい“フック”がある。
   私の場合は、機械・メカっぽい感じ、スピード感のある動き、相手の出方を
   読み合う真剣勝負、切ったり貼ったり&バラしたり組み立てたり、など。

(2)出会ったモノ・話の中に、これらのフックのいずれかに引っかかる部分が
   見つかると、関心が出てくる。見つからないままだと、関心が湧いてこない。

(3)子どもが話しかけてきた。内容はポケモン。

(4)私のフックに引っかかる部分を探しながら聞いてみよう。



この中で、(1)を分析することはあまり重要ではありません。

言葉で表現しにくい場合も多いですし、そもそも自分で自覚していない“フック”が
いくつも隠れている可能性があるので、ここのリスト作成は不要です。

それよりも、重要なのは(4)の部分。
漫然と聞いていると、フックに引っかかる部分を見つけにくい上に、
探すこと自体もすぐに飽きてしまいます。

「絶対に接点はある、見つかるはず」との信念を、忘れずに心に持つようにしてください。
そうすれば、ほとんどの話には接点が見つかるもの。

そして、子どもの話を関心を持ってじっくり聞いてあげることが、ストレスなく
できるようになりますよ。

なお、大人の関心の持ち方は、子どもと違っていても全く問題ありません。
「同じモノに対して、いろいろな楽しみ方があることを伝えられる」くらいに
思っておいてOKです。


大切な軸は2つ。

─自分の関心を特定の「対象物」に固定しない。

─どんな話にも自分の好きそうな「雰囲気」は必ず見つかると信じて、聞いてみる。


子どもの話を聞く時、これらを思い出せれば、きっとうまく行きますよ!

--

極論してしまえば、「話の内容」に関心を持たなくても、「子ども」そのもの、
あるいは「子どもが自分の好きなものについて一生懸命に話している」ことには
関心が持てるという発想の転換も、可能と言えば可能です。

ですが、子どもは大人から話の内容についての反応が得られた方が喜びますし、
伝えたいことを伝えることができたという手応えも感じられるので、
やはり話の内容にも関心を持てることは大切でしょう。

余談ですが、関心の持ち方を変えると(子どもの話だけでなく)日々の全ての
出来事が面白くなるんですよ。
大げさに言えば「人生が、俄然面白くなる」
ぜひ一度、取り組んでみてくださいね。


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
お陰さまでブログランキングはいつも上位。
今日もクリックお願いします♪




話は最後まで。

子どもの話を、最後の最後までしっかり聞いてあげましょう、
というのが今日のテーマです。


・・・何を今さら、とお感じでしょうか?

でも、子どもの話に対して、本当に最後の最後まで、口を挿まず先回りもせず、
しっかり聞いて
あげられているでしょうか?


子どもの話を最後までしっかり聞いてあげられないケースには、
大きく分けて3つの理由があります。
※「時間がなくて聞いていられない≒子どもの話をゆっくり聞く時間を作っていない」は、
 今回は含めません。


(1)子どもの話に関心がもてない

(2)途中で結論がわかってしまう

(3)話が分かりにくい



(1)については、別の機会にゆっくりお伝えします。
今日は、(2)と(3)についてご説明しますね。


(2)途中で結論がわかってしまう

話の途中(場合によっては、冒頭部分だけ)でも、子どもが何を言おうとしているのか
分かってしまい、「ああ分かった分かった」と最後まで聞いてあげていないケースが
あります。

しかし、どんなに「もう分かった」と思ったとしても、話の途中で割り込んだり
遮ったりすることは、子どもが育つうえでは、不適切な『聞き方』です。

まず、強くお伝えしたいのが『読みは外れる』ということ。

これは、推理する側の大人の能力の問題ではありません。

話をする子どもの方の特徴として、
─言いたいことを正確に表現する技術が、まだ習得途上
─“言いたいこと”そのものが、話しているうちに変化することが多い

といった要素があるからなのです。


百歩譲って大人の推測が必ず当たるとしても、話を最後まで聞いてあげないのは、
やっぱり不適切。

子どもが何かを話すことには、複数の意味があることを見落としてはいけません。

親に何かの結論を伝えるだけなら『分かった』時点で話を終了しても充分でしょう。

ですが、
─伝えたいことを、言葉で表現する練習
─話を聞いてもらえる・受け取ってもらえることの充実感・安心感

などを考えると、やはり最後まで聞いてあげたいものです。


(3)話が分かりにくい

説明や表現が未熟だったり話の順序が整理されていなかったりなどの理由で
話が分かりづらく、最後まで聞かずに大人の側が想像で補って済ませてしまう
ケースもあります。
これもまた、言葉を習得中の子どもに対しては不適切な『聞き方』です。

自分で説明する練習・経験(この言い方だとうまく伝わらなかった。
あの言い方だと分かってもらえた!)はできるだけ奪わないようにしたいもの。

また、想像で補った部分が子どもの言いたかったことと違った場合に、
かなり面倒なことになります。

子どもは「その想像は、ボクが言いたかったことと違う」ということを説明するのと、
「ボクが本当に言いたかったことは、こういうことだ」と説明するのと、
二重の苦労を負うことになります。

ただでさえ言葉を習得中の身で、こんな苦労を負わされてしまったら、
うまく処理できるはずはありませんよね。

いっぱいいっぱいになって、怒り出したり泣き出したりしてしまうのがオチでしょう。

「話は最後まで聞いてあげるべき」と理解すること「聞いてあげよう」と思うことと、
口を挿みそうになった瞬間にそれを思い出し、自分をぐっと抑えることとは、
違う種類の難しさがあり、違う種類の胆力が必要です。

後者の方がだいぶ難しいですが、子どもと接する機会が得られた幸運を活かして、
取り組んでみてくださいね!


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
お陰さまでブログランキングはいつも上位。
今日もクリックお願いします♪



未知なる領域への挑戦

すごい物々しい表題ですね。
でも、その表題に見合った大きな、重要なテーマでお届けします。

今週のお話は、新しいことへのチャレンジについて。

ただし、
「教わったことを、自分で挑戦する」
「連れて行ってもらったことがある場所に、自分だけで行ってみる」

などの
『見聞きしたことがあることを、初めて自力でやってみる』
種類のチャレンジではありません。

「教わっていないことに、手探りで挑戦する」
「行ったことのない場所に、自分でたどりつく」

などの、
『未知のことを、答えを見つけながら進んで行く』
タイプのチャレンジです。


これは、だいぶ質の違うチャレンジになります。
実際に試してみるとわかりますが、子どもの緊張感もかなり違うことが感じられます。


そしてこのチャレンジは、生きていく上で非常に重要な力を養う体験です。

ビジネスの世界風に言えば、
「ルールに従って、高いパフォーマンスを上げる」ではない、
「ルールのわからないゲームに参加して、ルールを探りながら結果を出す」
「ルールのないところから、ルールを作りながら目的を達成していく」

などを可能にする素養と言えるかも知れません。


ただしその分だけ難易度が高いことも事実。
一定の年齢(個人差が大きいのであくまで目安としてですが、おおむね7~8歳)以上の
子ども向きのチャレンジと言えるでしょう。


また、現代は、親の保護が行き届いた環境にいる子どもが多いこともあってか、
自分からこの新しいチャレンジを始める子は少ないようです。

そういった事情を補正するくらいの意味で、親が機会を作って促すことも
良いのではと思います。

ちょうど先日、私自身が子どもにチャレンジの機会を作ったので、
その事例をご紹介しますね。
(話の内容上、首都圏以外の方には分かりにくい部分がありますがご容赦ください)


息子とクラスメート2人の“3年生3人組”と私で、横浜みなとみらいの
展示会を観に行った日のことです。

始めは私が引率していましたが、井の頭線の渋谷駅で降りる時に、ふと思い立って、

「ここから先、展示会の会場まで、君たちに案内してもらうよ!
 おやじさんは後をついて行くね~」

と宣言したのです。
(今から思えば、渋谷駅、しかも井の頭線→東横線の乗り換えはかなりの難易度で、
 無茶だった気もしますが…)

さて、子どもがこの種のチャレンジに取り組むと、文字通り“手探り”な様子になります。
見ている大人は、ほぼ100%、やきもきしたり、イライラしたり、心配になってしまうもの。

ですが、一度やると決めたら、原則として口出し・手助けは禁物です。

安易な介入は、全神経を集中させて思考・手探りしている子どもに余計な
情報を与えて混乱させるだけでなく、「どうせ自力ではできないでしょ」という
メッセージにもなってしまい、逆効果です。

やるならば、1時間の行程を3時間掛けても良い!というくらいの覚悟を持って
見守ってあげたいもの。

仮に時間がかかりすぎて、当初の目的の用事ができなくなったとしても、
きっとその100倍も貴重で実り多い時間になるはずです。


どうしても行き詰まってしまい、助けが必要になった場合(←最初のうちはよくなります)も、
「答え」や「答えに関するヒント」は言ってはいけません

これを言ってしまうと、困った時にすぐ親のほうを向いてしまう習慣を
植え付けてしまう
からです。

それでは『自らで道を切り開く力』を養うためのチャレンジが、
本末転倒の結果になってしまいます。

言って良いのは、「答えの“見つけ方”に関するヒント」だけ。

先日の例でも、3人組は巨大で複雑な渋谷駅を右往左往した挙句に、
足が止まってしまった場面がありました。

その時に私が彼らに言ったのは、
「行ったことのない場所を見つけるには、君たちも知っているように、
 目で見て探すのが一番だ。でも、それ以外にも、耳で見つける方法もあるんだよ。
 ちょっと勇気が必要だけどね」
というヒントだけ。

最初はキョトン?としていましたが、数秒で意味に気がつき、
駅員さんの所にすっ飛んで行きました。

そこから先の、足取りの軽いこと。階段も1段飛ばしで昇っていました(笑)

その後も、切符の購入や駅の出口探し(複数の出口のどこから出れば?)でも
迷っていましたが、3人で知恵を出し合って困難を乗り越えていました。

目的地に着いたときは、1時間の行程に対してかかった時間は1時間半。
3時間を覚悟していたので、わずか半分で到着できた計算です。

余談ですが、大人が腹を据えて待つ覚悟をすると、逆にすんなり事は進む
という傾向も、ありますよね。

--

その日の夜、私の「おはなし(創作アドリブ物語)」はもちろん
“キー坊たちの大冒険”です。

息子は寝たフリをしていましたが、自分のがんばりをちゃんと見てもらえていたことと、
自分が成し遂げたことの大きさを再確認できたようで、それはもう満足気・
得意気な様子が全身から溢れ出ていました。

この“チャレンジ”の最大の障害は、実は、
『待てない大人』と、
『余裕のないスケジュール』です。

逆に言えば、時間に余裕があって、待ってあげられるときは、絶好のチャンス。
時機を見つつ、ちょっとずつ、トライしてみてくださいね。


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
お陰さまでブログランキングはいつも上位。
今日もクリックお願いします♪



プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

■自己紹介はこちら■

著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

著者へ直接注文(特典あり)のご案内

Amazonでご購入は、こちら
 ↓ ↓ ↓

最新記事
最新コメント
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QRコード


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。