子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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「あぶない」を知らない子どもたち

あなたのお子さんは、「危ない」という言葉の意味を知っていますか?


いきなり変な質問ですみません。
でも、中には「危ない」あるいは「熱い」などの意味を知らないような子ども
(そして、そのような子どもに育てる親)が存在することも事実なのです。

まだ理解しにくいでしょうか。次の例はどうでしょう。


(1)扇風機に指を突っ込む。

「あっ、危ないっ!」と駆け寄って手を引き抜く親。


(2)家の中で長い棒を振り回す。

「いけません。危ないでしょう」と棒を取り上げる親。


(3)子どもがストーブに手を伸ばす。

「熱いですよ!」と言って子どもを引き離す親。


こういった育て方をしている場合、親が有能であればあるほど子どもは
「危ない」「熱い」をまったく体験できずに大きくなってしまいます。



私の考えでは、子育てにおいては

「子ども自身が『熱い』『危ない』とはどういうことか、体で知っている」

「子ども自身が身のまわりの熱いもの、危ないもが何か知っている」

「子どもが自分で熱いもの、危ないものから身を守ることができる」


ことを目指すべきだと思っています。

そのためには、子ども本人が「熱い」や「危ない」について、
体験を通じて学ぶ
必要があるとも考えています。


例えば前述の例の場合であれば、私はこんなふうに対処します。


(1)扇風機に指を突っ込む。

→そのままやらせておく。

回転する羽根に当たれば、大きな音と指先の衝撃で子どもはかなり驚きます。
その体験が何よりの学習です。
※扇風機の後面から指を入れている場合は、羽根が巻き込む向きに
 回っているので注意が必要です。


(2)家の中で長い棒を振り回す。

→しばらくはそのままやらせておく。

子ども自身に当たれば、よい学習になる。
子どもに当たる気配がなければ、わざと棒が当たる所に私が歩いていって、
「わ。いったーい」と痛がる。


(3)子どもがストーブに手を伸ばす。

→(「熱い」は体験させたいが、ストーブじゃあ大火傷が心配だな…)

子どもより先にストーブに触るふりをして、
「うわぁ、あち、あち!」と熱がる。


大切なのは、子ども自身が感じたり見たりして、注意すべきことを
学ぶプロセスを提供することです。

なので、親の方で熱いふり、痛いふり(時には本当に痛いこともありますが)
をする時にお説教調にならないことが大切です。

何か言うとしても、
「わぁ、ストーブって触ると熱いんだなぁ。」
「長いモノは、ぶつかりやすくて怖いなぁ。」
くらいに留めておく必要があります。


もともと生き物としての危機回避能力は誰でも持っているので、
こうした体験はとても早く吸収されていきます。
何度か試してみるだけで、子どもの変化がわかると思いますよ。

子どもの学習・成長を妨げるのではなく、「助ける」スタンスを、
ぜひ実践してあげてください。


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パパ、見て~

「パパ、見て~」
と子どもが言ってきた時、皆さんはどう答えていますか?


「お、すごいね~」
あるいは
「上手に描けてるね!」
など、前向きな返事をしている方が多いのではないでしょうか。


ところがこの答え方、
子どもの自立心や個性・感性を伸ばすうえでは適切ではありません

では、どう答えるのが良いか分かりますか???




子どもが伸びるために最適な答え方は、

「うん、見たよ」

なのです。


不可解に思われるでしょうか。。。
しかしそれは、私たち大人がすでに多様な先入観を持ってしまっているから。

頭を白紙にしてもう一度子どもの言葉を聞いてみてください。

子どもは、「見てー」と言っています。
そうです、「見て」ほしいのです。

ですから、最適な返答は「見たよ」なのです。
ただし、言う時は自分の手を止め、まっすぐ子どもの方を見て言ってあげてください



では、なぜ褒めてはいけないのでしょうか?

親に褒めてもらえれば、子どもとしても嬉しいことは間違いありません。
親の愛情も感じられるでしょう。

しかし、子どもは「見て!」と言う時、
自分の内から湧き出る興味・関心・好奇心で自発的に活動し、
すでに自分の感性で楽しんでいます


親が「褒める」ことを繰り返すと、
子どもはいつしか親に褒めてもらうことに意識が向いてしまい、
自分の感性で感じ、楽しむことを忘れてしまいます


褒め言葉は、使い方を間違えると麻薬のように依存心を生み出すのです。


そして、何かにつけて

『ねえ、すごい?』

『パパ、上手でしょ?』


と確認したがる子どもに育ち、
やがて他人に評価してもらえないと不安な大人になっていきます。


実際に「うん、見たよ」と声に出して言ってみると、
慣れるまではとても不自然に感じると思います。

子どもも最初は不思議な顔をするかも知れません。

でも、慣れてくれば非常にすんなり行くようになります。

親に「見て」もらった子どもは、また自分の好奇心と集中力を育む活動に戻っていきます。
慣れるまでのしばらくの間、意識してやってみてください。


なお、既に子どもが褒められることに慣れている場合は、
子どもの方から「すごい?」と確認してくる可能性もあります。

仮にそうなっても、安易に「すごいね」とは答えずにすむ方法も、頭の片隅に入れておきましょう。

「リョウがすごく得意な気持ちなのがわかるよ」

「レイナが楽しそうにしているのは、パパも嬉しいよ」


などと応じてあげて、自分の感性で楽しむことを支えてあげてくださいね!


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ガミガミを反省

―子どもにガミガミ言ってしまうことがある

─口うるさくするつもりではないのに、
 日常生活の中ではついアレコレ指摘してしまう


今号では、子どもを穏やかに見守る姿勢に切り替えるために
役立つ方法をお伝えします。


非常に効果的でインパクトのあるやり方は、リストアップする方法です。

1週間の間、子どもに
「~しなさい」「~はまだ?」「早く~しなきゃね」「~しちゃだめだよ」
などと言った内容(子どもに何かさせる/止めさせる/行動を改めさせる・変えさせる)
を記録して、紙の左半分にリスト化します。

「早くハミガキしなさーい」

「ご飯なんだから、片付けなさいって言ってるでしょう」

「そんな持ち方したらこぼすぞー」


1週間が長すぎるなら、子どもと一緒に過ごす一日だけでもOKです。


次に、リストを見ながら各項目について

「これを言うということは、何を子どもに期待/要求していることになるのか?」

を右半分に書き足していきます。


「早くハミガキ」
 →「食事が済んだら、忘れずすぐに歯を磨く」
  「その習慣が身についている」


「ご飯だから片付け」
 →「食事の時間になったら、どんなに集中している
   ことでも打ち切って片付ける」


「そんな持ち方」
 →「こぼすという経験を充分に積むことなく、
   安定する持ち方を習得している」



そのうえで、紙の右半分に並んだ“要求事項”のリストを改めて読み返します。

そして自身に問いかけてください。

「この内容すべてを、今x歳のこの子に、自分は要求するのか?」

と。


中には子どもに求めて良いと思える内容も、当然あるでしょう。
でもリストの半分以上は、今、子どもに求めるものではないと気付くことと思います。

もし仮にリストのほとんど全部が“過度の要求”だったとしても、
落ち込むことはありません!

思い出してください、この方法は子どもを穏やかに見守る姿勢を
取り戻すためのもの。

気付けたことを喜んで、新しい子どもへの接し方を手に入れられればOK。


なかなかリストを作ることに着手できない時は、
子どもに何か言った時に1回ずつ思い出して頭の中で考えるだけでも
効果がありますよ。

皆さんが、子どもと一緒に穏やかな時間を過ごしていただけたら、
うれしいです。


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「ありがとう」が言えるように

ブログをお読みになった方や、メルマガ読者の方から、コメントやメールをいただくことがあります。

ご質問・ご相談以外にも、メルマガへの感想、わが子の近況など内容は様々。

どんな内容も私にとって良いヒントになりますし、何より励みになるので、
メールをいただけるのはとても嬉しく、いつもじっくり読ませていただいています。
(メールくださった皆様、ありがとうございます!)


さて、そのメールですが、ここ最近類似する内容のご相談が続いたので、
今日はそのご相談に答える内容でお届けしますね。


テーマは「『ありがとう』が言えるようになってほしい」です。


人に親切にしてもらった時には、きちんと、快く『ありがとう』と言えるように
なってほしい・・・これは子どもを持つ方すべてに共通する願いだと思います。


ですが、中には子どもが順調に「ありがとう」を身につけているように思えず、
悩みに感じている方がいるのも、これまた事実でしょう。

実際に、ご相談をいただいた中で、

─子どもがなかなか「ありがとう」を言わないだけでなく、逆に人に対して
 「ありがとうは?」と要求するようになってしまった


とのケースもありました。

このケースに触れながら、子どもが「『ありがとう』が言えるようになる」
ためにできることについてお話します。


(1)親から学ぶ・・・でも!

子どもが親から多くのことを学ぶというのは、事実です。
ですが、もう少し詳しく知っておく必要があります。

子どもが、
「親から言われたこと」から学ぶことは実は少なく

多くは
「親がやっていること」から学ぶことの方がずっと多いということを。

前述のケースでは、(純粋に親心から)子どもに

「親切にしてもらったら『ありがとう』って言うんだよ」

「『ありがとう』は?」


と言っているうちに、そこから子どもは

“人に親切にしたら、『ありがとう』を言うように指導する”

という行動を身につけたのでしょう。


では、『ありがとう』を言うことを教えてはいけないとすれば、
どうすれば良いのでしょうか。

もうお分かりだと思いますが、

子どもが
“人に親切にしてもらったら、『ありがとう』を言う”
という行動を身につけるために一番効果的なのは、

親自身が
“人に親切にしてもらったら、『ありがとう』を言う”
を実践すること。


―子どもが物を取ってくれた時、

―ジャマな場所から動いてくれた時、

―電話中に静かにしてくれた時、

気持ちを込めて『ありがとう』と言えば、それで充分。

また、親が子ども以外の人に『ありがとう』と言っている姿を見ることも、
子どもが『ありがとう』を身につけるうえでとても良い経験です。


(2)さらに工夫するなら

それ以上に工夫して効果的なコミュニケーションを取りたいと思う方には、
2点ほどヒントをご提供しますね。


■どんな場面が『ありがとう』にふさわしいか、一緒に伝える

単なる『ありがとう』に加えていくつか言葉を添えることで、どのような時に
『ありがとう』を言えばよいのかの理解を助けることも可能です。

「お箸に手が届かなくて困っていたんだ。取ってくれて、パパ、助かったよ。
 ありがとう」

「ソファを半分空けてくれたから、パパもゆったり座れて気持ちいいな。
 ありがとね」



■『ありがとう』を言われる側の気持ちも伝える

『ありがとう』を言ってもらえることで、相手方もうれしいということを
言葉に出して伝えるのも良いでしょう。

「お、『ありがとう』って言ってもらえると、気分がいいなぁ」

「『ありがとう』って言われると、手伝ってあげて良かったなぁ、って思うよ」



(3)焦らないで!

実際にご家庭で取り組まれる前に、肝に銘じておいていただきたいことがあります。

「他者が、自分に配慮してくれたことに感謝する」というのは、かなり高度な概念です。

このことが本当にわかるためには、自分とは別の他人を認識して、
しかもその他人の立場を考えられることが必要で、小さい子には到底ムリな部分もあります。

“ちゃんと意味が分かって『ありがとう』を言う”なんてことは、
相当に時間がかかるものと理解して、決して焦らないようにしてくださいね。

最初は意味も分からずに言う『ありがと』でも充分すぎるくらい。

「お礼を言う」という“形”にこだわりすぎず、
「親切をしてあげたら、相手が喜んだ」という体験がいっぱいできるよう
接してあげてくださいね!



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どうする?習い事

子どもがある程度大きくなってくると、習い事・・・なんて話も
出てくることがあるでしょう。

─友だちは××を始めたらしい。

─△△をやるなら、□歳くらいから始めた方が良いんじゃないか。

─この子には○○の才能がありそうだから、やらせてみよう。

─自分が☆☆ができず、本当に悔やんでいる。この子にまで
 そんな思いをさせたら可哀想なので、習わせてあげようと思う。


人によっては、内外から相当のノイズに悩まされているかも知れませんね。

もちろん、価値観・考え方は人それぞれではありますが、
その判断は確実に子どもの人生に影響を及ぼします。

今号では「子どもが、自分自身の伸びる力で、自身に一番合った伸び方をする」
ことを目指した“くろさわ流・習い事の考え方”をご紹介します。



(1)原則

まず大原則。
『子ども本人の興味・意欲で決める』
当たり前のようですが、意外と難しいポイントです。

決して、『親がやりたいこと』『やらせたいこと』を持ち出してしまわないように!


この点は非常に繊細な注意が必要です。

子どもは、わずかでも親の意向を感じてしまうと、
その意向に沿うように合わせようとしてしまう
(そして、そのために自分自身の興味関心を犠牲にしてしまう)
ことがあります。


「パパは○○をやって欲しいけど、やりたくなかったらやらなくてもいいよ」

という程度でも、充分にNGです。

ちなみに冒頭に挙げた4つの例は、いずれも『子ども本人の興味・意欲』
ではないこと、お気づきでしたか?

頭では分かっていても、日常の中では“ノイズ(周囲から、場合によっては
自分の中から聞こえてくる雑音)”に惑わされてしまいがちなもの。

気を付けましょうね。



(2)制約

家庭の事情による制約は、そのまま制約として課してしまってOKです。
費用面だけでなく、時間的な制約や送迎のマンパワーなども制約があって当然。

ヘンに無理をせず、

「このスクールはお金がかかりすぎるから、うちにはムリだな~」

「5歳児クラスは夜7時しかないのか!それじゃあ家に帰って
 お風呂入ったら寝るのが10時近くなっちゃうな。こりゃダメだ」

「ここはちょうど良さそうだけど、ちょっと遠いな。毎週2回も
 平日に送ったりお迎えしたりは、パパとママにはできそうもないよ」


と伝えてあげましょう。

限られた資源(ヒト・カネ・時間)でいかにやりたいことを実現するか
という課題は、社会では当たり前のこと。

子どもに対して隠したり避けたりするべき理由はありません。



(3)機会提供

このお話をすると必ず受ける質問があります。

「子どもに興味があるかどうかは、どうすればわかるのですか?」

「一度やらせてみないと、興味があるかどうか分からないのでは?」


これに対する私の答えは、
「まずは幅広く、いろいろなモノを見せて・触れさせてあげましょう」
です。

ただしそれは、各種スクールなどの見学や体験レッスンではいけません。

スクールなどの中には、子どもの興味を惹いたり意欲を引き出す
優れた技術を持っている先生がいることがあります。

それ自体は大変素晴らしく、ありがたいことなのですが、
子どもの興味・適性を見たい時には判断を難しくしてしまいます。

仮に子どもが興味を示したとしても、それが子ども自身の適性からなのか、
先生の技術によるものなのかは、区別がつかないからです。

(見学・体験は、やりたいことが決まった後、どのスクール・教室が
 合いそうかを確かめる段階で活用しましょう)

くろさわ流としては、子どもに「興味を持たせよう」との意図を持たずに、
ただ見て・触れる機会を持たせてあげたいと考えます。

一番良い方法は『子どもが見ているところで、親が楽しむ』です。

例えばピアノなら、子どもには特に何も言わないで、親自身がピアノで遊ぶだけ。

上手に弾けるかどうかは関係ありません。
ネコふんじゃったでも、ドレミファソラシドでも、鳴らして遊べばOK。

ほとんどの子は、これを見れば自分も触りに来るはずです。
好きなように(壊さない範囲で…)触らせてあげましょう。

こういった機会を何度か作ってみて、その時の子どもの様子
─集中度合い、すぐ飽きるかどうか、など─を見ながら、
子どもの興味の対象とその強さを感じてあげてくださいね。


気をつけていただきたいのは、あくまでも『子どもが自分で見て、触れる』
の範囲に留めておくこと。

親が『やらせる』『教える』『指導する』ことのないよう、
肝に銘じておいてくださいね。



(4)非一貫・非継続

子どもの興味がずーっと続くことはなく、むしろコロコロと
興味の対象は変わるものだ、それが子どもの自然な姿なのだと、
あらかじめ覚悟しておきましょう。

「やってみたいなら、始めてみよう」という気楽さで習い事を始めても良いので、
「興味がなくなったなら、辞めてもいいよ」との穏やかさを持ちましょうね。

親だけがヘンに執着して、楽しくもない習い事を続けさせて親子ともに
不幸になっているケースは、残念ですが少なくありません。

(1)でも述べたように、親の意思を押し付けることは厳禁ですし、
親の意思をチラつかせてプレッシャーをかけることも、やはり厳禁です。

やって良いのは、情報提供まで。

「ピアノって、ずっと続けて上手になってくると、思い通りに弾けて面白くなるらしいよ」

「スイミングを続けておくと、体が丈夫になって長い時間サッカーできる
 ようになるって聞いたことがあるよ」


情報提供を受けたうえでも子どもが続ける意欲を持たないなら、
潔く辞めさせてあげたいものです。

「またやりたくなったら、やればいいしね!」と。

参考→「子どもは首尾“不”一貫?」

その覚悟を持ちながら見守り、万が一、長く続けることができたなら、
それはひとつの奇跡。

どれも続かなかったら、それも「いろいろなことを体験できた」という奇跡。

心の中で喜びながら見守り続ける度量が持てれば、理想的です。



(5)学びの対象

形のあるもの、答えのあるものばかりに目を向けてしまわないよう、
気に留めておきたいです。

スクール・教室で習えるもの─スポーツ関連、外国語、お勉強、芸術関連etc...
─は、すべて形・答えのあるものです。

これらが無意味なものとは思いませんが、幼い子どもが「学ぶ」べき
最も大切なことは、別の場所にあると、私は考えています。

その「別の場所」とは、「日常の遊び」

しかも、「外遊び」は、子どもにとって最高の学びの場・成長の場です。

同様に、「家庭の日常生活」にも、学び・成長のレッスンがいっぱい詰まっています。

習い事をテーマにしながら、ミもフタもない結論になりますが、

─普通に暮らし、
 天気の良い日にはなるべく外に出て、
 日頃から子どもの「やりたい」「やってみたい」を見守ってあげる


だけで、本来は充分なのだと思います。


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沈黙の瞬間

今日のテーマは、子どもとの会話の中に訪れる、ちょっとした『沈黙の瞬間』です。

沈黙している時間を意識したことがある方は、あまりいないかも知れません。

また、後述のように沈黙の時間が発生しないような行動パターンを取っている方も、
多いのではと思います。


結論を先に言ってしまうと、会話の中に沈黙の時間は
「あって良い」
です。

話の途中で子どもが黙るときは、話の内容を理解・吸収したり、
自分なりに考えたり感じたりしている時間。

幼いうちは本を黙読できず音読してしまうことの反対で、
口に出さず黙って考えることができるようになったのは、
ある種の成長の証でもあります。

だから、「沈黙の時間はあって良い」という訳です。


こんな簡単な話ではありますが、意外と子どもはゆっくりと“沈黙”させて
もらえないことが多いのも事実です。

よくあるのが、
『子どもが黙ってしまうと、より分かりやすく話そうと思って
 “追加の説明”をしてしまう』

パターン。

せっかく子どもが頭の中で言葉を噛み砕いて消化しようとしているところに、
さらに多くの言葉を投げかけてしまっては、ちょっとかわいそう。

自分が外国で道を尋ねている時のことを想像して、
子どもの状況を理解してあげましょう。

相手の話を理解しようと頭の中で和訳している時に、
さらにベラベラベラッとしゃべられてしまったら、とっても大変でしょ(笑)

ただ、そばにいて次に何か話し始めるのを待っていてあげてくださいね。


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創作物語



以前に書いたブログ「読み聞かせに代えて」の中で、
お話を読んであげる代わりに“その子自身の物語”を語ってあげることを
お勧めしました。

→参考:読み聞かせに代えて→参考:続・読み聞かせに代えて


今日お届けするのは、その発展版。
子どもの“未来の物語”です。


子どもが好きなモノ・コトに絡めた内容で話を創作してあげれば、
夢中になって聞き入ること間違いなしです。

我が家では、息子がすごいサッカー選手になって活躍する話と、
娘が世界的なバレリーナになって観客を魅了する話が子どもたちのお気に入り。


先日、その2つを交差させたお話

~息子の所属するチームがケガ人続出で大ピンチ、急遽妹を助っ人に呼んで試合に出場、
 身軽さと柔軟な動きでチームを救う~


また別の日に

~娘のバレエ団に兄が友情出演、バレエはできないけどボレーならと技を披露する~

を話した時は、いつも以上に好評でした(笑)


子どもに「夢は大きく持て」と説くよりも、ずっと楽しく、はるかにワクワクしながら、
大きな夢を持つことの素晴らしさを伝えられるのでは。

あまり特定の未来像ばかりを話して子どもの将来イメージを固定することが
心配であれば、何種類もの未来を語ってあげれば良いこと。

子どもの可能性を幅広く見つけないと話のネタに困るので、親にとっても
良い経験かも知れませんね。

それに何より、子どもたちは毎日いろんな話が聞けて、きっと大喜びですよ!

ぜひ、試してみてくださいね。


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祝!ご入園・ご入学

入園・入学の季節ですね。

皆さんの中にも、お子さんが入園・入学を迎えた方がいらっしゃると思います。
ご入園、ご入学、おめでとうございます!

今日は、この4月に入園・入学した子どもについてのお話です。


新しく幼稚園・保育園に入ったり、別な園に転園したり、小学校に入学したり、
環境が大きく変わった子どもというのは、相反する2つの気持ちを感じています。

―うれしい気持ち、張り切っている気分。

―不安な気持ち、気を遣っていて緊張している状態、何となく疲れた気分。


どんなに元気いっぱい・楽しさ満開に見えても、必ず両方を感じているもの。

また、その影響で家にいる時・親と過ごす時の様子が変化することも、よくあります。

―ワガママを言い出す

―聞きわけがなくなる

―怒りっぽくなる

―些細なことで泣きだす

―ダラダラする


…いろいろありますが、一言で言えば「ダメな子になった」ような状態ですね。


こんな時、つい『しっかりして欲しい』と思ってしまうのは仕方のないことです。

「そんなこと言ってないで、早く準備しなさい」

「こんなことで泣いてどうするんだ。大したことないだろう」


…ですが、子どもの言動を正すような接し方は、実は適切ではありません。


この場面での適切な接し方は、敢えて「許す」「そのまま認める」こと。

「明日の準備が面倒なんだね。そうかそうか。無理してやらなくてもいいと思うよ」

「おおそうか、そんなことがあって嫌だったんだね」


なぜなら、上記のような子どもの様子の変化は、新しい環境に移ったことによる、
心と体の疲れの表れだからです。

もちろん、“ダメな子”状態をいつまでも続けることが良いわけではありません。

ですが、その状態からの回復は、あくまでも子ども本人の力で進むべきもの。

親の叱咤激励(≒強制力)で正そうとしても、結果的に効果はありませんし、
子ども自身の力で進むことを妨げてしまう弊害さえあります。


こういった時期は、子どもを“安心させる”ことに重点を置くべき、
と肝に銘じておいてください。

親が子どもを許す・認めることで子どもは安心でき、新しい環境に対応する力を得ます。
そうして新しい環境に対応できるようになるに従って、“しっかりした自分”を取り戻し、
さらに成長できるものなのです。

そう考えると、疲れのサインは出ている方が望ましいくらいとも言えます。

逆に、こうした変化が全く出てこない子は、もしかすると『しっかりしなきゃ』と
“頑張りすぎ”ているかも、と心配してあげたいところ。

その時は、子どもが気を緩められるよう、ちょっと呼び水を差してあげても良いでしょう。

「よく頑張っているね。」

「でも、時々は大変に思ったり、嫌なことがあったりもするよね。」

「パパもね、1年生の頃、毎日『忘れ物をしないように!』って準備するのが
 とても大変だなぁって思っていたんだ。」

「それに、クラスに意地悪な子がいて、なんとなく学校に行くのが気が重い日もあったなぁ。」

「ケイスケも、何か困ったことがあったら、いつでも言っていいからね。」


--

我が家でも、昨年、下の娘が小学校に入学した時に似たような状況がありました。

入学式の翌日、今年度最初のバレエ教室があったのですが、午後になると
布団部屋でゴロゴロ・ウダウダしながら半ベソ状態で訴えてきたのです。
「バレエ辞めたい」と。

それまで娘はバレエをとても楽しんでいて、レッスンのない日も家の鏡の前で
踊ったりしていたので、正直これは私にも意外でした。
私の頭の中は大慌てで「甘い物食べすぎたかな?」「寝不足だったっけ?」など
グルグル考えましたが、すぐに「これは入学疲れだな!」と気付いたので、

「おお、そうか、辞めたいんだね。いいよ。」

「また気が向いたら、その時やればいいさ。」


と返してあげました。

バレエ教室には「気疲れして休みたがっているので、しばらくお休みします」と
こっそり連絡しました。
(結局、このまま辞めることになりました。少し残念な気持ちもありますが、
 まあ彼女の人生なので、それはそれで良いと思っています)

幸い、学校には元気に通っていました。

時には嫌なこと(クラスメートが他の子に意地悪するのを目撃する、など)もあったようですが、
そのことを家でダラダラ話してくれていたので、きっと大丈夫。

きっとあの時は、学校に慣れることに全パワーを向けているのだな、と理解しています。

--

子どもが大変な思いをしているときこそ、家が、親が、安心できる場所となって
子どもを支えてあげたい。

皆さんにも共感いただけたらうれしいです。


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入学式~お祝いの言葉

今日、小学校の入学式に参列して、PTA会長としてお祝いの言葉を述べてきました。
喉の調子が悪く、ひどい声でしたが、何とか最後までお話しすることができました。

その内容(概要)をご紹介します。

----

<新入生の皆さんへ>
・ご入学、入学おめでとうございます。

・きっとたくさんの人から「おめでとう」「がんばってね」と言われるだろうけれど、
 なんで「おめでとう」なのかよく分からなかったり、
 何を「頑張れ」ばいいのかわからない人も多いはず。

・皆さんは『1年生になる』ことが初めてなので、それが普通。それで良い。

・学校では、初めてのことがたくさん。全部、うまく行かなくて当たり前。

・大変なことも多いけど、楽しいこともあるので、楽しみに!


<保護者の方々へ>
・お子様の入学おめでとうございます。

・子どもにとって、初めての事だらけの生活が始まる…

 ・学校という場のルールを理解して

 ・新しい友達と人間関係を築いて

 ・45分間じっと座っている、という過酷な試練も

 ・子どもは、これらすべてに取り組む
  どの子も一生懸命に頑張り、とても消耗する

 ・家では、思い切り甘えさえて、休ませてあげて

・声をかけてあげる時は、
 「がんばれ」「しっかりしなさい」ではなく、
 「頑張っているね」「よくやっているね」と言ってあげて。


<6年生へ>
・温かいお出迎え、ありがとう。

・慣れない場所で、知らない大人に囲まれて、初めての小学校生活を始める
 1年生にとって、皆さんが側にいてくれてとても心強いはず。

・皆が1年生の時を思い出して!上級生に話しかけるのは難しかったはず。

・1年生が困っている様子を見かけたら、ぜひ「どうしたの?」と声を掛けてあげて。


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ケガを防ぐ

先日、息子とクラスメートたちと公園で遊んでいる時のことでした。

1人の子が「ケガしちゃった」と言いに来ました。

見れば、手のひらに3~4mmほどの小さなキズが。

恐らく、転んだ拍子に手をついた場所に、運悪く小石でも転がっていたのでしょう。



私はいつもの調子で言いました。

「おぉそうか、ケガしたか。絆創膏なら持っているから、
 欲しかったら言っても良いよ」


こう言っておけば、水道でジャーっと洗って絆創膏をもらいに来るだろうと予想しながら。


ところがその子は、しばらく呆然とケガを見つめてから
「お母さんに見てもらう」と帰ってしまったのです。


一瞬驚きましたが、すぐに分かりました。
「あの子は、ケガをすることになれていないんだな」と。

--

今号でお伝えしたいのは、ケガを恐れすぎない・防ぎすぎない、ということ。

小さなケガの経験は、子どもにとって自然なことですし、必要なことでもあります。

“危ない”の意味を体で理解して、大きなケガを防げるようになるための、
必要なステップ。

その経験を守るためにも
「『ちょっと危ない遊び』を止めない・禁じない」
ことを意識したいものです。

□木登り、塀・石垣のぼり(高い所が好きな子は多い)

□土手・斜面を滑り降りる、転がる(危ないうえに、汚れることも大好き)

□デコボコの場所・障害物の多い場所を走り回る(平地よりずっと楽しそう)

□高い所から飛び降りる(自分の限界に挑戦!)


誤解のないように補足しますが、あくまでも「止めない・禁じない」ですよ。
「勧める・促す・無理やりやらせる」ではありませんからね(笑)


もちろん、車通りのある場所で走り回るなどの『すごく危ないこと』は止めるべきではあります。

問題は『ちょっと危ない』と『すごく危ない』の境界線の置き所。

子どもの発達度合いとその日のコンディション(体調だけでなく、興奮気味かどうかなども)、
周辺環境などを見ながら判断する―難しいけれど、これこそ大人の能力の発揮どころです。

子どもには、ケガをする・ケガから学ぶ権利と、大きなケガを防ぐ技術を身につける
能力があることを肝に銘じ、

大人には、ケガを止める・子どもの学びを妨げる権利はなく、

子どもを見守る・子ども自身が育つことをサポート役割が担えること
を、

心に留めておきましょう。


なお、自分がケガをすることとは別に
「他人にケガをさせる恐れ(例えば、他の子がいる場所で長い物を振り回す、物を投げるなど)」
については、やや厳しめに見ても良いかも知れません。

本当は「ケガをさせる」ことも重要な経験なのですけどね。

「子どものケガはお互いさま」と認め合える仲間に恵まれた状況に限って、
多少は危ないことをやらせて(そしてドキッとしたり、ヒヤリとしたり、
痛い思いをしたり、いろいろ経験させて)あげられるといいですね。


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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