子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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サッカー勉強会

私がコーチをしているA. C. Fonteサッカースクールで、勉強会を開催しました。

受講生は1・2年生。いつも私が指導している子どもたちです。


教えた内容はいくつかありますが、主なテーマは2つ。

ひとつは『夢をかなえる』こと、
もうひとつは『チャレンジする』こと。


『夢をかなえる』については、冒頭でスクール代表者に体験談を伝えてもらって、
それをベースにお話ししました。

―夢を持つことは大切。
 でも、夢を持つことと、叶えることは別。

―『夢(思い・気持ち)』に、『そのためにやること(行動)』を付け加えると、
 夢はぐんと叶いやすくなる!


というストーリーで。

「『そのためにやること(行動)』が思いついたけど、それがすぐにできないことだったら?」
についても補足して、15分程度にまとめました。

子どもたち、かなり真剣に聞いていてくれたので、きっと何か伝わっていると思います。



『チャレンジする』は、練習でもいつも言っていること。

それを改めて、

―なぜチャレンジすることが大切か

―「何にチャレンジするか」を選ぶ


などを整理して伝えました。


こちらのパートでは、意図的に子どもが多く発言できるように進めたのも正解でした。

ちょっと疲れてきても、考えたり発言したりすることで集中力が回復して、
普段練習中に言われていることと、今日の勉強会で聞いたことがしっかりつながっている様子。

~~~~~~

休憩を挟んで、後半はサッカーのお勉強
とは言っても半数は1年生なので、基礎の基礎に留めておきました。

足の部位の名称、サッカーのフィールド、プレー用語、ルール(ファウル、オフサイド)。

攻撃/守備の時の基本的な考え方・プレーの優先順位。

そしてFonteでは重要な戦術練習、2対1をベースに攻撃戦術と守備戦術について。



子どももさることながら、保護者の方々が熱心に話を聞いてメモを取られていたのが印象的でした。

「サッカーの話は、お母さま方は退屈かも…」と心配していたのですが、
むしろ逆で、
「普段、子どもがサッカーのことを話してくれても理解できず困っていたので、参考になった!」
とご好評をいただきました。


ちなみに、攻撃戦術と守備戦術については2年生までに教えたいことを
10ステップ以上計画しているのですが、現状はステップ4。

今後の練習の励みに、と思って
「今習っていることができるようになったら、先にはもっとすごいプレーが
 いっぱい待っているよ!」

と期待感をパンパンに膨らませておきました(笑)


休憩を挟んだとは言え、90分はこの年代にはかなり長い時間のはず。
ですが、けっこう集中して聞いてくれて、ばっちりノートまで取る子もいて、
改めて子どもたちの意識・意欲の高さに感心した勉強会でした。


これからも、子どもの意欲に充分に応えられる練習を用意するぞ!
と、私も気持ちが引き締まりました!


関連リンク→A. C. Fonteブログ(勉強会の開催報告)


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長所と短所

今日のテーマは、長所と短所。


まず最初にお伝えしたい、重要な原則は

子どもの“長所”や“短所”と思われるもののほとんどは、

『子どもの“性質”』と

『その時の“状況”』の

組み合わせの“結果”
に過ぎない


ということ。



例えば、我が家の娘を例に取って「長所と短所は?」を考えてみると、

<長所>1人でも・友だちと一緒でも、自宅でも・出先でも、
    退屈せずに楽しく過ごせる


<短所>何事も準備が遅い

なんて回答が頭に浮かびます。

(ここでは例示用に1個ずつですが、良かったら皆さんも5個ずつ
 くらい挙げてみてください)

一見、長所と短所のいずれも娘に備わったもののように思えますが、
実際に娘に備わっているのは、「発想が豊かに湧き出る」という
“性質”
だけ。

その“性質”が、

「オモチャや遊び相手があったりなかったりする」という“状況”
組み合わさった時には
「次々に楽しいことを思いつき、退屈せず楽しく過ごせる」との“長所”に思え、

その“性質”が、
「迅速に準備を進めたい」という“状況”
組み合わさった時には
「準備が完了する前に他の楽しいことを思いついてしまい、準備が進まない」
との“短所”に思える、

というのがコトの真相なのです。


子どもが持っているのは長所・短所ではなく、それぞれの“性質”だけ。

その性質が都合よく作用した時には長所と呼ばれ、
都合が悪い時には短所と呼ばれる。

皆さんが先ほど挙げた長所・短所を、この視点でもう一度見直してみてください。

別のものと思っていた“長所”と“短所”が、実は1つの“性質”が
違う状況で表れたものだということ、きっとご理解いただけると思いますよ。

見る側の都合やその場面の事情が入ってきやすい話題だということ、
心に留めておいてくださいね。



次にお伝えしたいのは、大人の側の接し方の心得。

子どもの性質が長所として表れる場面では、わりと簡単です。
子どもの思いと行動をただ認めて、一緒に喜ぶだけで充分。

上記の例で言えば、
「新幹線の中で静かにしていてくれると助かるなぁ。
 お、レイナはお祖母ちゃんにお手紙を書いているんだね!
 良いこと思いついたね~。お祖母ちゃん、お手紙をもらったら
 喜ぶだろうな~。
 かわいいお花の絵も並んでいるし・・・あっ!こんな所にさっき
 食べた駅弁の絵が描いてあるぞ!これを見たら、お祖母ちゃんも
 『駅弁食べたい』って言うかもしれないよ!」

と一緒にウキウキ・ワクワクする。


一方で、短所として現れる場面では、少し技量が問われます。

─まず、子どもが感じたこと・行動したことについては「自然なこと」
 と認めてあげたうえで、

─都合の悪い面について情報提供しつつ「都合が悪い面については、
 こういう方法もあるよ」と技術を教えてあげる、


との2段構えで接してあげられることが理想です。

同じく例に挙げたケースで言うと、
「お、髪ゴムを選んでいるんだね。
 そうだね、お出かけする時は『どのゴムにしようかなぁ♪』って
 選ぶの、楽しいよね!
 でもねレイナ、電車の時間が決まっているから、今日はあと20分で
 出発したいんだ。
 もし良かったら、歯磨きと着替えとトイレと髪ゴム選び、どの順番で
 進めると安心か、パパが紙に書いてあげることもできるよ。
 そのお手伝いが必要だったら、言ってね」

との接し方となります。

教えてあげた方法・技術が、その時すぐに身に付くことはないでしょう。

ですが、回数を重ねる中できっと習得できると信じて、
辛抱強く接してあげたいところです。

間違っても、
「いつもレイナのせいで出発が遅れる」と責めたり、
「どうせレイナは時間通りには準備が終わらない」と決め付けたり、
「レイナには無理だな」とレッテルを貼ったりは、
しないでくださいね。


ちなみに、子どもの“性質”は、決して不変のものではありません。

子どもの持つ性質そのものが変化するケースはそう多くありませんが、
これまで見えていた性質とは別の性質が、ある時点からより強く表れる
ということは、頻繁に起こります。

決め付けるような言葉を口に出さないだけでなく、
『子どもには無限の可能性があり、どんなふうにでもなれる』
という当たり前のことを信じて、子どもの毎日に寄り添い、
成長を観察していただけたら、私もうれしいです。


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残さず食べる

我が家の息子は、学校の給食が大好き。
早生まれで体格も小さい方ですが、よーく食べているようです。

毎月もらってくる献立表は、
おいしそうなメニューに印がつけられて壁に貼ってあります(笑)

学校から帰ってきての第一声は
「今日の給食、うまかったぁ」
「今日は5回お代わりした」

のことがほとんどです。

しかし、中には子どもの食が細くてお悩みの家庭もあることでしょう。

息子の学校では、給食を残すことに対して寛容なようですが、
私が子どもの頃に通った小学校では
「食事を残してはいけない、できるだけ食べきりましょう」
という方針でした。
(幸い私もよく食べる方だったので苦労はしませんでしたが、
 掃除時間・昼休みまで給食と格闘している子もいた記憶があります)

また、家でも「残しちゃいけないよ」との考え方で躾をしている
家庭もあることと思います。


今日は、この「残さず食べるべき」と子どもを躾けることについて、
お話しします。


「食べ物を大切にする、無駄にしてはいけない」
という考えについては、私も100%賛同します。

しかし一方で、「残さずに全部食べる」というルールについては、
現実的には無理があり、私は強く反対です。


その理由を説明する前にお伝えしたいことがあります。

(1)子どもの『食べられる適量』は個人ごとにも違い、
その時の体調・天候などによっても変わる
、という事実。

(2)子どもは、自分自身の『本日の適量』を前もって予測できない
という事実。
(大人だって予測を誤ること、よくありますよね~)

(1)+(2)=「子どもにピッタリ適量の食事を用意する」ことは不可能


ということが分かります。


さて、ピッタリ適量では用意できない中、「残さず食べる」ということは、
どこかで「満腹でも無理して食べる」ことを強要することになります。


しかし、私個人の考えではありますが、この『無理して食べる』というのは、
自分の身体を大切にしているとは言えない行為です。

そして同時に、決して食べ物を大切にしているとも思えないのです。

「身体に必要なものをいただく」とは言い難く、
感謝の気持ちも持ちにくいことを考えると、
残して捨ててしまうのと同じくらい無駄にしているとさえ思えます。

なので、「食べ物を大切にする」には賛同しつつ、
「残さず食べるべき」には反対しているわけです。


子どものその日の“適量”は、その子の身体だけが知っています。

その適量に達した時に初めて“満腹感”というサインで教えてもらえるもの。
(食べ物の内容・質が良くないと、このサインが適切に出てこない
 という問題もありますが、それはまた別の機会に)

子どもの『食』を育てる上で大切なのは、その満腹感をしっかり
受け止めて、「ごちそうさま!」と言えるようになることだと、
私は考えています。


大人の側が、現実的にできることは、

・子どもの食器にはあまりたくさん盛りすぎず、足りなければ
 お代わりさせる

・残っても大丈夫なメニューで用意して、無理して完食しようとせず、
 余りは保存する


くらいでしょう。

その上でまだ余裕があるなら、

・良い素材を使って体に良い食事を用意する

・よく噛んで、楽しく食べる


ことを意識できると良いでしょう。

--

少し話は逸れますが、子どもが大きくなったら、
「お腹さん」と「アタマちゃん」の区別を教えてあげることも、
お勧めです。

─お腹さんは、身体に本当に必要なモノ・量を知っていて、
 小さな声で教えてくれる。


─アタマちゃんは、おいしそうなモノを見たり、人の話を聞いたりすると、
 すぐに「いいなー、欲しいな~」と思ってしまう、欲張りな子。
 しかも、お腹さんよりも大きな声で「ねぇ、あれも食べようよ!」と、
 うるさく言ってくる。


ここでアタマちゃんの言いなりに食べてしまうと、お腹さんは
もう大変。

受け取りきれない量の食べ物を押し込まれて、弱ってしまいます。

そんなことを続けていると、お腹も壊してしまうし、病気にもなってしまう。

だから、アタマちゃんの話も聞いてあげながら、
お腹さんの声にも耳を澄ませて、
身体に良い食べ物を、身体にちょうど良い分だけ食べられたらいいね──と。


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子どものお金の管理

子どものお金の話です。


子どもと言えども、お年玉やお小遣いなどで、お金をもらうケースがあります。

また、小学生くらいになると、自分でお金を使うことも出始めてくるでしょう。


ひとつの方法として、

『子どものお金は全部貯めておく』

『使いたい時は、その都度小遣いをあげる』


というやり方もあるかと思います。


ですが、せっかく子どもがお金について学んだり経験したりする
チャンスですを活かさないのは、もったいない。

子どもにとっても、“自分のお金”だと自由に使えることの嬉しさも
大きいですし、どう使うかについてもより真剣に考えるもの。

とは言え、

『すべて子ども任せ』ではさすがに心配ですし、

『全部、親が管理』だと子どもの経験を奪ってしまうし、

『その都度、考える』では場当たり的な判断になってしまう恐れがあります。



そこでお勧めしたいのが、

『事前にルールを決めておき、そのルールに従って運用する』

という方法。


ルールの内容は、各家庭・各子どもごとに適切な方法を考える必要が
あるでしょう。

いろいろな管理方法を情報収集したうえで、子どもの年齢、
家庭(親)の考え方、現時点までに溜まっている金額などを考慮して、
最適と思うルールを決めて、しっかり説明してあげましょう。


具体例があった方が分かりやすいと思うので、我が家の例をご紹介します。

ただしこれは、あくまでも一例。私自身も、まだまだ工夫の余地が
あると感じているので、参考程度にお読みくださいね。


<我が家の現在のルール>…使途別支出比率を固定する

お金を使うに当たって、自分の好きなモノ・コトばかりには使わず、
他の大切な事にも使うことを決めました。

具体的には、お金を使う時は必ず
好きに使う:将来のために残す:寄付=1:1:0.5
の比率にすることにしました。


これは、私自身の支出比率目標(生活費30%、貯蓄(事業資金兼用)20%、
自己投資10%、寄付10%、好きに使う10%、予備10%…まだ完全には
実現できていませんが)を参考に、子ども版にアレンジしたもの。

「将来のため」は「自己投資」を子ども用に翻訳したものですが、
実際には子どもにはまだ使い道が思いつかず、理解が難しい
カテゴリです。

なので現在は、管理する封筒を分けて保管するのみ。
「いつか『こんなことを勉強したい!』とか
 『こういう経験をしてみたい!』と思った時に使えるように、
 取っておく分だよ」

と説明しています。


ちなみに、このルールを適用し始めた時点で、いくらかのお金が
溜まっていたので、すぐに全額を1:1:0.5に分けることはしませんでした。

その代わり、何かお金を使いたいことが出てきた時に、その額に合わせて、
貯めてあるところからお金を出す方法にしています。

つまり、シールが買いたい・縁日に行くなどの理由で1,000円を
「好きに使う」ことに決めたなら、同時に1,000円を「将来のため封筒」
にも入れ、500円を寄付する──といった運用です。

----

『事前に決めたルールに従って運用する』という方法を採用する時に、
とても重要なのが、
「ルールは変わることがある」
とハッキリと伝えておくこと。

親の考え方が変化・進化した時や、子どもからの意見・要望などが
出た時など、柔軟に変更されうるものだということも、しっかり
理解させてあげておきたいです。

「とにかく、そう決められたから」ではなく、

「親の説明を聞いて、自分も納得して合意したから、今はこのやり方で」
「新しい考えが出てきたら、いつでも相談してよい」
「自分の意見も、ちゃんと尊重・考慮される」


とのスタンスを子どもが持てるよう、寄り添ってあげてくださいね。

----

お年玉のシーズンを意識した内容ですが、敢えて早めにお届けしました。
その理由は、2つあります。

1つ目の理由は、ルールは「お年玉のシーズン」ではなく「事前に」
決めておいた方が良いから。

手元にお金があると、どうしても大切にしたい気持ちが強くなってしまいます。

お年玉を胸に抱えた状態の子どもに、「好きに使う」以外の話を
理解・納得してもらうのは至難の業(苦笑)

その季節が来る前に、一般論として、ルールの必要性とその内容に
ついて話をしておいてくださいね。


もう1つの理由は、本文内で触れた“ルール変更”が我が家で発生したから。

上の息子(4年生)から、
「寄付の比率が高いから、下げたい」
「『将来のため』が、やっぱりよく分からない」
との意見が出てきました。

『将来のため』については、彼の好きなサッカーを題材にして、
改めて説明。
「テクニックのDVDが欲しくなった時に使ったり、
 スペインにサッカー留学したくなった時に使うためのもの」
との話で、分かってもらえたようでした。

配分比率については、相談のうえ変更することにしました。
新しい比率は、好きに使う:将来のため:寄付=6:3:1。

こんな風に対応しながら、『ルールは縛られるものではなく、
目的のために使いこなすものだ』との感覚が子どもに伝われば
いいなぁ、と思っています。


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失敗ばかり

子どもって、本当によく失敗します。

─お茶を注げば、こぼす。

─折り紙を折れば、ぐちゃぐちゃに。

─靴を自分で履くと、左右反対。

─部屋を片付けたのに、靴下が落ちている。

─料理を手伝うと、親の手間がかえって増える。


列挙すれば7ページ分くらい、すぐに書けそうです(苦笑)


親としては、できるだけ無用な失敗はさせたくないですし、
そのために「上手にやる方法」を教えたり、難しそうなことは
子どもにはやらせず、親が手を貸したりします。

・・・ですが、ちょっと待ってください!

今号では、こうした「子どもの失敗」について、
大人の側の意識の持ち方を変えることをご提案します。


お茶を注ぐのも、靴を履くのも、子どもにとっては『人生初』か、
それに近いことばかり。

経験が全くない/非常に少ないことが、いきなり上手にできる
わけはありませんよね。

ただ歩くだけだって、ただスプーンで食べ物を口に運ぶだけだって、
あれだけ失敗して身につけたことを考えれば、
むしろ失敗の方が当たり前なくらい。

改めて言われれば当然のことと感じるかも知れませんが

「この感覚を、普段子どもと接している時にこそ、意識して
 持ち続けていただきたい」


というのが一番の趣旨です。


あるシリコンバレーのベンチャーキャピタリストも、こう言った
そうです。

「一度も挫折したことのない人を見ると、経験から何かを
 学べたのだろうかと不思議に思う」


大人も子どもも一緒で、『新しいことを学んだ・身につけた』
という結果の向こうには、何回ものチャレンジと失敗が、
必ずあるもの。

子どもが失敗を避けるようになってしまうと、新しいことへの
チャレンジ全体が失われてしまいます


子どもには、『失敗は悪いもの』『できるだけ失敗しない方が良い』
と思わせてしまうことのないよう、接し方に気をつけたいところです。

子どもが何か失敗した時、それを

「何か新しいこと、まだできないことに、興味と勇気を持ってチャレンジした」

と理解して、むしろ喜んであげたいですね。



一例ですが、サッカーチームの指導で新しいテクニックの
練習をする時、私はいつもこう言っています;

「このテクニックは、最初の30回は必ず失敗します。
 30回の失敗を済ませると、時々成功するようになってきます。
 その“時々の成功”を30回くらいすると、試合でも使える
 ようになりまーす。
 なので、今日の練習のうちに、最初の30回の失敗を済ませて
 しまいましょう!」


そして、チャレンジして失敗した子には
「お、順調に最初の30回が進んでるね。いいぞ!」
と声をかけることも忘れません。



日常の子育ての現場で、親として“子どもの失敗”に対して
できることは、ただ見守ること、そして次のチャレンジへの
勇気を与えてあげること。

子どもが自分の失敗に心が折れそうになった時──いじける、
落ち込む、ふて腐れる、などの態度を取ります──には、
励ましたり、休ませてあげたりして、次のチャレンジに進む
ことができるよう、支えてあげてくださいね。



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マナーを教えるなら…

我が家では最近、テーブルマナーを少しずつ教え始めています。
まずは「食べる時に音を立てない」から、ちょっとずつ。

実は、こういった“マナー”関連の教育はこれまでずっと
先延ばしし続けていました。
上の子が4年生になった頃から、ちょっと遅いのを承知で、
ようやく教え始めたという経緯です。

なぜかと言うと、マナーというものは基本的に他者への配慮が
“型”になっているものと思いますが、すべて『この場面では、
こうする』という答えが決まっている点が気懸かりだったから。

答えが決まっていない配慮──その場その場で相手と状況を見て、
コミュニケーションを取って、どうしたら良いかを見つけるスキル
──の方を、優先して伸ばしてあげたいと考えていたからでもあります。

裏を返せば、本当の『配慮』を身につける前にマナーを教えてしまうと、
「コレさえ守っていればOK」と周囲への気配りを忘れるようになることを
心配していた、ということです。



さて、遅いか早いかは別として、いつかは教える各種のマナー。

今日は、マナー関連のことを子どもに教えるに当たって、
気をつけたいポイント3点について、お届けします。


(1)先に結論を、簡潔に説明する

マナーに限らず、大人がゴチャゴチャ・アレコレ長くしゃべる話は、
子どもの頭には何も残しません。

まずは要点をスパッと言いましょう。

「食事の時は、音を立てないようにするんだよ」

「道路を歩く時は、端に寄って歩くものなんだ」

「玄関で靴を脱いだら、必ず揃えておこうね」




(2)次に理由を、丁寧に解説する

ここが肝心なところです。

場合によっては、子どもの方から「なんでー?」と訊いてくる
こともあるでしょう。

間違っても、

「とにかくそう決まっているんだよっ」

「つべこべ言わず、やりゃいーの」


なんて言わないでくださいね(笑)

必ず「そうすることで、誰が、どのように嬉しいか」の文脈で
説明してあげましょう。

「レストランとかでは、他のお客さんもお料理を楽しんで
 いることが多いだろう?皆が、周りの音に驚かされずに、
 ゆっくりじっくり味わえるようにしてあげたいからだよ」

「道路はいろんな人が通る所だ。前から歩いてくる人がいたり、
 後ろから自転車で来る人もいたりする。歩く人が端っこに
 寄っていてくれると、ぶつかる心配なく、安心してすれ違ったり
 追い越したりできて、助かるんだ」

「揃えておいた方が場所をとらないから、次に来た人が靴を脱ぎ
 やすいだろう?それに、誰かが靴を履く時も、自分の靴が見つけ
 やすいしね。
 あと、その玄関をキレイに掃除してくれていた人が見たら、
 ゴチャゴチャになっているより、きちんと整っていた方が
 『私がお掃除した玄関が、まだキレイなままで良かった♪』って
 感じると思うんだよなぁ」



(3)そして何度でも、同じ姿勢で教え続ける

とは言え子どもは、頭で分かっていてもすぐ行動に反映できない
ことも多いイキモノ。

場合によっては、教えた直後にスッポリ丸ごと忘れたりもします(苦笑)

そんな時は、イラッときたりカッとなったりしそうなところを
ぐっと抑えて、同じ調子で前述の(1)(2)を繰り返して
あげましょう。


なお、場合によっては、実践できていなくても子どもが
「その話は聞いた」ことだけ覚えていることがあり、
「知ってるよぅ!!」と反発してくることもあるかも知れません。

その時に返してあげるべき言葉は・・・

「知ってるなら、ちゃんとやりなさい!」

ではありません。
(そう言いたくなる気持ちもわかりますが…)


こういった場面向けの魔法の一言『知ってると思うけど』を
最初に付けて、声を掛けてあげましょうね。

知ってると思うけど、道路は端に寄って歩くといいんだ。
 後ろから自転車が来たりするしね」


と。


不要なストレスを抱え込むことなく、子どもに必要なことを教えて
あげるために、3つのポイントを役立てていただけたら嬉しいです!


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子どもに対してキレてしまう…

このブログは、“父親術”と名乗ってはいますが、
読者の半数以上は女性のようです。

また、中には学生さんなど、パパ・ママ・保育士さんなど以外の
読者さんもいらっしゃる模様。

そんな、まだ子どもを持っていない読者の方にお伝えしたいことのひとつが、

「子育ては、楽しいことばかりじゃない」ということ。

時には、子どもを憎らしく思うこともあるものです。



実際には、それでも充分にお釣りが来るくらい
楽しい時間と素敵な経験が得られるのですけどね。

それでも、このことを頭の片隅に入れておいてくださいね。

子育ての楽しさ・素晴らしさばかり聞かされていると、
いざ自分が子どもを憎らしいと思ってしまった時が心配です。

本来、自然で普通なことなのに、自分がものすごくダメな親に思えたり、
人間失格な気分になってしまい、自分を責めてしまう恐れがありますので。

--

さて、「時に憎らしく思う」ことが『自然で普通なこと』であるとは言え、
中には「子どもに対して、ブチ切れてしまう」というような状況も、
起きてしまうことがあります。

読者の方の中にも、このことを気にしている方は多く、
メールいただく話題のトップ3に入るのでは、思うほど。

「ついカッとなってキレてしまい、後になって後悔する、の繰り返し」

「今日こそは穏やかに優しく、と思っていても、結局イラついて怒鳴ってしまう」


など、お悩みの声をよくお聞きします。


その時はその時で、後で冷静になってから
「ちょっと怒りすぎちゃった、ごめんね」
と言えば良いのですが、できる範囲で防いだり減らしたりすることは、
心がけても良いでしょう。


子どもに対してキレてしまう時に共通する条件が、

(A) 親の側に余裕がない

(B) 何度言っても、言うことを聞かない


の2つ。

これらを詳しく解きほぐしながら、どうすればキレずに済むかの
ヒントをお届けしますね。



(A) 親の側に余裕がない

親の方に余裕がない時には、余裕を回復するのが一番です。
この点については正攻法がおススメです。

体力的に余裕がないなら、休息しましょう。

時間的に余裕がないなら、一定の時間内にやろうと思っている
「やるべきこと」「最低限やっておきたいこと」を、思い切って
大幅に削減しましょう。

気分的に余裕がないなら、
「こうでなければイケナイ」という思いや、
どこかで言われたこと・読んだことを忘れて、

『自分と子どもが居心地良いか』
の原点に立ち返ってみましょう。


・・・でも、それができないから、余裕を失っているのですよね。

ここで強くお勧めしたいのが、人の手を借りること。

じじ・ばばに預ける、近所の子育て仲間にしばらく子どもを見ていてもらう、
保育サービスを利用する、というのが代表的な「人の手を借りる」作戦です。


他にも、子連れで行ける遊び場・サークルなどを見つけておく、
個人的な仲間以外にも相談できる機関・相手を知っておく、
なども役に立つでしょう。

ですが、「人の手を借りる」ことは、往々にしてとても難しく、
勇気を必要とします。

この点については機会を改めて書こうと思いますが、余裕があるうちに
「頼り頼られることができる仲間」を意識的に増やしておくことは、
今の時代の子育ての重要項目です。



(B) 何度言っても、言うことを聞かない

これは、(A)が親の側の問題であることとの対比で言えば、
子どもの側の問題ですね。

ですが、案外とそうとも言いきれない面もあるのですよ。


(B-1) 言っている内容──「本当に言うべき内容か?」

まずは、子どもに言っている内容=子どもにやらせようとしていることを、
再チェックしてみましょう。

─それは本当に、子どもがその子らしく育つために、必要なことでしょうか?

─それは絶対に、今日、いま、やらせるべきことでしょうか?


「食事中にトイレに立ってはいけない」

…ごもっとも。でも、そうしたマナーを習得すべき時期は、本当に今でしょうか?
 むしろ、食べ始めて胃腸の動きが活発になり、トイレに行くというのは、
 子どもにはよくある“自然なこと”では。


「洋服ダンスの中がぐちゃぐちゃ」
「オモチャ箱に何でも闇雲に放り込む」


…なるほど。この子はきっと将来、整頓されていない収納で苦労して、
 キレイに片付けることを学ぶのでしょうね。でもその“将来”が
 いつなのかは、子ども本人が決めること。

今は(メチャクチャでも)タンス・箱に片付けたことを認めてあげてください。

すでに自分の中で『当たり前』と思って子どもに言っていることでも、
改めて見直してみると『絶対に必要というほどではない』だったり、
『全くこだわる必要がない』だったり、気付くものも多いはずです。


(B-2) 使っている表現──「子どもに理解できる言い方か?」

典型的な悪い例は、「ちゃんと」「とにかく」
これが口癖の方は、要注意ですよ!

『ちゃんと』の意味は
「私から見て、充分に許容できる方法・品質であること」

その方法と品質については、実は何も説明していません。

この言い方で子どもが『ちゃんと』できる可能性は、
限りなくゼロに近いということ、心得ておきましょう。

なので、「ちゃんと仕舞いなさい」はNG。

本当はイチイチここまで言わなくて良いのですが、
対比のために言い換える例を挙げるなら、

「1枚1枚、どのシャツか分かるように入れておくと、着替える時に
 見つけやすくて便利だよね」

「大きいおもちゃは大きい箱に、小さいおもちゃはこっちの引き出しに
 入れておくと、使いたい時にすぐに見つかるよ」


と、説明してあげる、ということになります。


『とにかく』の意味は
「あなたには理解する必要も納得する必要もない。ただ命令に従え」

しかし、目の前にいる“子ども”というイキモノは、
理解できて納得した時に、大きな行動力を発揮する性質を持っています。

「とにかく片付けて!」ではなく、

「床におもちゃが転がっていると、パパ、踏んづけたら痛そうで
 心配だなぁ。おもちゃを壊してしまっても申し訳ないし。
 このおもちゃたちみんなを、自分の箱や引き出しに戻してあげられたら、
 次に使いたい時もすぐに見つかりそうで安心だなぁ」


と言うと、おもちゃたちは足が生えたように、みんな自分の居場所に
戻っていきますよ。


(B-3) 言っている場面──「子どもが受け取れる状況か?」

どんなに適切な内容を、分かりやすい表現で言ったとしても、子どもの
コンディションが悪ければ、言う通りには動けなくて当然です。

分かりやすいのは、空腹・眠気・疲労。こんな時の子どもにとっては、
片付けよりも、食事・睡眠・休息の方が圧倒的絶対的に重要なはず。

前述の「食事中にトイレに立ってはいけない」を、子どもが食事中に
立ち上がってから言うのは、この点からも不適切ですね。
だって、もう差し迫ってますから(苦笑)

言うのであれば食事の前に。

「ご飯の途中にトイレに行くよりは、先に行っておいたほうが
 ゆっくり食べられるね。それに手を洗うのも1回で済むし。
 さ、今のうちトイレ行っておこうか」


--

さて、皆さんに身近な状況・環境で、上記の「キレてしまう状況」に
陥りやすい要素がいっぱいのものがあります。お分かりでしょうか?



答えは、「親子2人きり、家の中」

・ずっと子どもと一緒で、距離が近い
→細かいことに気が付きやすく、気になりやすい

・子どもの世話も、家事も
→余裕を失いやすい

・自宅の中
→他人が交じって来れず、自分ひとりに全ての負荷がかかる。
 息抜きのタイミングがなく、
 「ま、そこまで言わなくてもいいか」
 「そんなにこだわらなくてもいいか」
 といった気分転換が難しい



この“要注意”環境に浸りすぎず、同時に仲間を作るためにも、
可能な限り外に遊びに行ったり、お友だちを招いたり、
お友だちの家に遊びに行ったりして過ごせるといいですね。

読者の皆さんと、子どもたちが、お互いに機嫌よく楽しい時間を
過ごせるよう、応援しています!


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病気の子に語る物語

一昨日の予告通り、我が家で話した“物語”をご紹介します。

1年生の娘がおたふく風邪になった最初の晩、
こんな物語を即興でお話しました。

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むかーしむかし、ある所に、オタフキンといういたずら小僧がいました。

ある日、オタフキンが散歩していると、赤いランドセルを背負った
かわいい女の子を見つけました。

『お、これはちょうどいい。ひとつ意地悪してやるか』

オタフキンはそう言うと、女の子の鼻の穴に飛び込んで、
体の中に入って行きました。


するとどうでしょう。体の中には、オタフキンのようないたずら小僧が、
もう何人も居るではありませんか。

仲間を見つけたオタフキンは、それはもう上機嫌。
いい考えが浮かび、みんなに提案します。

『なあなあ、せっかくだから、みんなで集まってひと暴れしようぜ!
 今日の真夜中に、アゴの下のあたりに集合だ!』




夜中に集まったオタフキンたちは、一斉に暴れだします。
ところ構わず暴れるので、女の子のアゴはプクーっと膨らんで
しまいました。

しかし次の朝、オタフキンたちは見回りに来たパトロール隊に
見つかってしまいます。

『構うもんか。暴れろ、暴れろ!』



やがてすぐに、大勢のパトロール隊員がやって来ました。

『なんだよ、ジャマするなよ!』

オタフキンはパトロール隊員を蹴っ飛ばします。
しかし、隊員も負けていません。オタフキンのほっぺをつねったり、
お尻を突っついたり、コチョコチョしたり。

あっという間に辺りは、いたずら小僧たちとパトロール隊員たちの
大ゲンカになりました。

ケンカをしているうちに、だんだん周りが暑くなってきました。

オタフキンたちは暑いのが大の苦手。少しずつ、元気がなくなってきます。

一方、パトロール隊員たちは暑くなるほど調子が出るらしく、
動きが良くなっていきます。

そうしているうちに、パトロール隊の1人が叫びました。

「みんな!こいつらは“お尻コチョコチョ”に弱いぞ!お尻を狙え~」


いたずら小僧はお尻をコチョコチョされると、どうにも力が抜けてしまいます。
力が抜けてしまうと、すぐさまパトロール隊員が体の外に放り出します。

1人ずつ体の外に放り出されていく度に、ふくらんだアゴもだんだん
小さくなっていきます。

結局、3日間の大ゲンカの末に、いたずら小僧は1人残らず女の子の
体から追い出されてしまいました。


オタフキンは、逃げ出しながら言いました。

『今日のところは、これくらいで勘弁しやるぜ。
 でも、きっとまた来るぜ!覚悟して待ってろよ』



すると、パトロール隊員が応えます。

「おう、いつでも来ていいぞ。お前たちはお尻コチョコチョが弱点
 だって分かったから、次からはすぐお尻コチョコチョしてやるさ」


『うむ~、くやしい!
 仕方ない、この女の子にはもう意地悪できないな…』


オタフキンは悔しそうにそう言うと、とぼとぼと歩いていったとさ。

めでたしめでたし。


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そういえば、何年か前の水疱瘡の時はパトロール隊員を主人公にお話をした記憶が。

その時は
「身体のあちこちにできたプチプチを治して歩くのに、とても苦労した」
という内容にしていたと思います。

同じ内容である必要はありませんので、子どもの反応を見ながら、
楽しく聞けて、病気の数日間を前向きに過ごせるようなお話に、
トライしてみてくださいね!


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看病するとき

朝晩が冷え込んで、咳をしている子が増えていますね。

季節の変わり目は、どうしても体調を崩しやすいもの。
この時期、子どもの看病に当たっている方も多いのではないでしょうか。


そこで、今号では子どもを看病する時の工夫について、お届けします。


(1)状況理解を助ける

病気の時の子どもは、病気からくる苦痛・不快を感じるだけでなく、
自分の体に起きている異常事態に驚いたり、怯えたりすることがあります。

『今、自分の体で何が起きているのか』が理解できれば、
少なくとも「理解できないことによる恐れ」はなくなりますし、
苦痛・不快感に対しても納得して我慢しやすくなります。

完全に正確である必要はありませんので、子どもに理解できる描写で
状況を教えてあげましょう。

例えばおたふく風邪なら、

─ウイルスが体に入って、病気になる

─ウイルスがアゴの所で暴れるから、腫れて痛くなる

─体の中の防衛隊が駆けつけて、やっつけてくれる

─全部やっつけるのに、数日かかる

─一度やっつけると、相手の弱点を覚える

─同じウイルスが次回体に入ってきた時は、弱点を攻撃してすぐ
 追い払うことが可能なので、もう発病しない


などを教えてあげると良いでしょう。


(2)発熱の意味も教える

発熱も病気の症状のひとつですが、「熱が出ること」そのものの、
ポジティブな意味を教えてあげましょう。

熱はカラダ防衛隊が活動している証拠で、ウイルスを勢い良く退治しているほど、
熱は高くなると教えてあげてくださいね。

我が家でも、昨年おたふく風邪で熱が高くなった娘に、こんな話をしました。

─パパ、暑い~。起きるとクラクラするし。。。

「どれどれ・・・38.5度か。しっかり熱が出ているね。
 今、レイの体の中で、防衛隊がオタフクカゼをやっつけてくれているよ。
 これだけ熱が出ているから、ものすごい勢いで退治してくれていると思うぞ。
 きっと2~3日でやっつけてくれるんじゃないかな。
 いや~、レイの体の防衛隊さんたちは、本当によく働いてくれるね!」



そんな話を横で聞いていたせいか、次に息子が発病した時は、
自分からこんなことを言ってきましたよ。

─パパ、今すっごく熱いよ。触ってごらん!
 お、38.7度だ!これならレイより早く治るんじゃない?
 やっぱりな~。オレ体力あるからなぁ。



(3)読み聞かせに代えて

過去のメルマガで、就寝前の読み聞かせの代わりに、口述の“物語”を
聞かせてあげることを紹介しました。

→参考「読み聞かせに代えて」

その応用で、病気の時は上記の(1)(2)を盛り込んだ“物語”を
お話してあげること、とってもお勧めです。

即興の口述に慣れた方であれば、ウイルスやカラダ防衛隊員の
一人称で語ってみましょう。きっと面白さ倍増です。

参考に、私が娘に語った物語をお届けしたいのですが、
長くなってしまうので、後日改めてご紹介しますね。


(4)食事

個別には医師などの指示に従う必要がありますが、一般的な傾向としては

「食べたがる時に、食べたがる物を、食べたがる量だけ与える」

という方法がベストです。

言い換えれば「食べたがらないなら、食べさせなくて良い」ということ。

食事は、摂取・消化・吸収にも体力を消耗します。

身体は、病気退治にパワーを向けている時、
往々にして食事の消化吸収にパワーを割かれないように、
『食べたくない』状態を作ることがあります。

そんな時に無理矢理食べさせるのは逆効果。
1~2日は食べなくても大丈夫なことが多いので、
ある程度は『体調次第』の食事で大丈夫。

ただし、水分は不足しないように気をつけましょう。
熱が出ている時は、思いのほか水分を失いやすいもの。
下痢をしていればなおさらです。

塩分・電解質も補いたいので、水ばかりではなく味噌汁・番茶・麦茶などを
用意して、時折「ちょっと何か飲む?」と声をかけてあげると良いでしょう。
(市販のスポーツ飲料は、電解質補給にはなりますが、糖分が多く、
 身体が冷えやすいことがやや不向きです)


病気の時は子どももしんどいですし、大人も仕事を休まざるを得なくなるし、
家事だって思い通りに進まなくなるもの。

大変だなぁと思ってしまうのは自然なことです。

ですが、子どもと1日中一緒にゴロゴロして過ごすのは、
赤ちゃんの時か、病気の時だけの貴重な時間でもあります。

自身の休息も兼ねて、ゆったり穏やかに過ごしていただけたら、
私もうれしいです!


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『褒める』と『認める』

以前に新聞で、
「親に言われてうれしかった言葉」
というアンケート記事を見かけたことがありました。

小5~中3の調査ですが、上位にランクインしたのは、
1位「よくがんばったね」
2位「すごいね」


「よくがんばったね」は、子どもががんばったことを『認める』言葉。

「すごいね」は、子どもの成し遂げたことを『褒める』言葉。

この2つは、どちらも前向きのコミュニケーションですが、
意味はだいぶ違う、別のものです。

そして、私としては『褒める』ことはお勧めせず、
『認める』ことを強くお勧めしています。


『褒める』ことのデメリットについて、記事には
「成果を評価(成果承認型)すると、結果を出さなければダメとの負の働きも」
とあります。

記事にはそれしか書かれていませんが、実は努力承認型でも、
意欲承認型でも、どんな対象を褒めても、そのデメリットは同じ。

「・・・でないと、自分には価値がない」

との思いを生む恐れがあります。


誰だって「がんばれない時、がんばろうという気になれない時」
というのは必ずあるもの。

そう考えると、対象は何であれ『褒める』ことのデメリットはとても心配です。


なお、『褒める』のに適した場面のほとんどは「パパはうれしい」
という文脈への言い換えが可能です。
褒めようと思ったときは、言い換えをお勧めします。

→参考『褒めるコツ』



一方で『認める』言葉をかける時も、
気に留めておいていただきたいことがあります。


それは、良い所だけでなく、何でも全部認めてあげる、ということ。

―がんばっている時は「がんばってるね」

―サボりたいと言い出したら「のんびりしたい時もあるよね」

―うれしい話には「そうかー、それがうれしかったのか!」

―不平不満が出たら「おやおや、そんなことがあってイヤだったんだね」


良い時だけ認めて、良くない時に認めないのでは、結局のところ
「うまくできている時だけ、自分は存在価値があるんだ」との思いへ
追いやってしまう可能性を作ってしまいます。


また、良くない状態でも子どもの思いを認めてあげた際に、つい
「もっとこうすれば良いのに」
「そんな時は、こうしたら?」
とアドバイスしたくなってしまうことも、よくありますよね。

ですが、これはぐっと堪えて控えましょう。

子どもは、親の期待に応えたいという思いが非常に強いもの。

親が「単なるアドバイス」と思って口にしたことでも、
子どもには過度のプレッシャーになる可能性が高いからです。
(第三者から言われるなら大丈夫ですが)

親がやって良いのは、自ら見本を示すことまで。
その時「これが見本だからな」なんて言ってはいけませんよ。
それでは言葉でプレッシャーをかけているのと一緒です。

せいぜい、ちょっと大きめの声で独り言を発するに留めておきましょう。
「あー、何だか今日はかったるいなぁ。お仕事、休みたくなってきた。
 でもまあ、お客さんも待ってくれているし、どうしても今日
 やらなきゃいけないことくらいはやっておくか。
 案外、動き出すとやる気が戻ってきて調子よくなることもあるしな」



見本を見せたからと言って、子どもの今日の態度が変わることは、
残念ながらありません。

でも、この姿勢を持ち続ければ、子どもの振る舞いは確実に変わってくる
ことも事実です。

長期的には子どもを信じる姿勢を持ち続け、子どもと過ごす一瞬一瞬は、
ただ認めて受け止めてあげていただければ、私もうれしいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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