子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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自責の念

子育てで何かうまく行かないことがあると、
つい自責の念に駆られてしまうタイプの方がいらっしゃいます。

例えば、

―なかなかオムツが外れない

―他の子と遊べない

―言葉で言えず叩いてしまう

―指しゃぶりが直らない


などの場面で、「自分がうまく育てられていないせいだ」と感じたり、
もっと良い対処方法を知らない・思いつかないことに無力感焦り
感じたり。


同様に(特に問題が発生していなくても)自分の理想通りにできていない
点について、「全然ちゃんとできていない」と自責の念が湧き起こることも
あるようです。

―ゆっくり話を聞いてあげられていない

―外遊びに連れて行ってあげてられていない

―しっかりした手料理・充分に健康に配慮した食事を作っていない

―キャッチボール・サッカーの相手ができない

―片付け・掃除がしっかりできていない

―ついガミガミ言ってしまって、穏やかに接することができていない



これらを、自身の親としての未熟さ・能力不足のように受け取られたりしています。

私の知る範囲では、こうした自責の念に駆られる方は、お母さんに多いようです。

おそらく、子育て全般に対して、責任を多く担っているとの自覚・プレッシャーに
よるものでしょう。


こうした方からご相談のメールをいただくことも多いのですが、
皆さん一様に
「どうしたら、もっとちゃんとできるでしょうか?」
とのご質問をされます。

ですが、私からはその質問にはお答えせず、
その代わりに「あなたが、もっとちゃんとできる」こととは違う方向に
ゴールがあるのでは、とお返事しています。


ご相談者からお聞きした“現状”は、私から見れば

―既に充分よくやっている
 (現状で、充分に多くのことができている)

―その上で「さらにこれもできたらなお良い」
 「もっとこうしたら、もっと良い」とのアイデアまで持ち合わせている


との状況。

その印象を、率直にお伝えしています。


身も蓋もない話をしてしまいますが、このように自責の念を感じる
タイプの方は、サボったり怠けたりできない(その度胸がない)方たち。

ご自身の考える“完璧”には程遠いとしても、
それは自分自身の出来の良し悪しの問題ではありません。

「もっと頑張れば、あれも、これもできたはず」
と思うことがあっても、

その真相は
「一番大切な自分の心身のコンディション管理ができていて、
 無理をしないとの判断が適切にできていた」

と言うこと。


自責の念を感じ始めたら、ぜひ思い出してください。
あなたの現状を正しく表現すると、

「充分に良くやっている」
  +
「もし、さらにあと1つできたら、もっと素敵!」
(できなくても、充分に素敵!)


という状態にあるということを。


不必要な自責の念を手放し、子どもと過ごす快適で楽しい時間を
心からエンジョイしてもらえたら、私もうれしいです!


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イクメン・カジダン

「イクメン」という言葉、だいぶ普及してきましたね。
最近では「カジダン」なんて言葉も、頻繁に目にするようになってきました。

育児参加も、家事協力も、徐々に珍しいものではなくなりつつあるのでしょう。


ですが、敢えて言うと、私はこの「イクメン」「カジダン」には反対です。

もう少し詳しく言うと、「イクメン」「カジダン」という言葉が
流行している現状に、私は満足ではありません。


メルマガ・ブログ・ツイッターなどで私が書く文章の中で、
この言い方を一切使っていないこと、お気づきだった方もいるかも知れませんね。



反対の理由は、『青リンゴ』。


赤いリンゴを『赤リンゴ』とは呼びませんよね。
リンゴが赤いことは“普通”だから、ただの『リンゴ』です。

青いリンゴは、普通のリンゴと“違って珍しい”から、
『青リンゴ』と呼んで区別しています。


それと同じで、育児する父親を「イクメン」と呼び、
家事をする夫を「カジダン」と呼ぶのは、
「“普通”の父親・夫」と“違って珍しい”から。


この意識の中の「普通の父親・夫」は、
『育児しない父親』と『家事をしない夫』を指しています。

まだまだ、男は家事・育児をしないことが世の中の基準点になっていることが、
私が「満足ではない」と感じるところなのです。


時代が変わっていく過渡期に限り、一時的に「イクメン」「カジダン」
が流行することは、変化の兆しとして歓迎します。

ですが、本来は自分の子どもを育て、自分の暮らしを運営することは
至極当然のこと。

1日も早く、『育児する父親』と『家事をする夫』こそを世の中の
“基準点”にしたいと、私は強く望んでいます。


そんな時期が来れば、今度は『育児しない父親』『家事をしない夫』
の方が珍しくなって、ダメダン」「サボメンなどと呼ばれる
ようになるかもしれませんね(笑)

同じ理由で、「ワーキングマザー」にも違和感があり、早く使われ
なくなればいいぁな、と思っています。母は皆、ワーキングしていますから。

ノン・ワーキング・マザーなんていません。
人によって担当分野が違うだけ。



私からお伝えしたい“目指す姿”は、

―父・母ともに「いつでもベストを尽くして毎日の生活を送り、
 子どもを育てる」との意識を持っている。

―個人ごとに“得意”は違うことは冷静に認め、
 全ての仕事を半分ずつ担おうとはしない。

―「できることを、どんどん率先してやる」そして
 「できないこと・苦手なことも、必要な時はどんどん率先してやる」を
  双方が手を抜かずやりきる。


今はこのように考えています。

これができていれば、
「私ばっかり・俺ばかり」「こんなにやっているのに」
などの不満は、決して出てこないはずです。


こんな素敵なパートナーシップは、そのもとで育つ子どもにとっても
素晴らしい環境ですよね。

親の姿を見てそんな姿勢を学ぶことができることは、
子どもにも大きな財産となるでしょう。


ちょっと理屈っぽい話になりましたが、機会を作って
パートナーシップを見直してみたり、話し合ってみたりするきっかけに
していただけたら、うれしいです。


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<お知らせ>ホームスタートが分かる講演会があります

以前の記事でもご紹介した、ホームスタート小金井


この度、関心をお持ちいただいた方向けの講演会を開催するそうです。

日程は7月14日(土)、場所は東京都小金井市。JR中央線の武蔵小金井駅です。

詳しくは、ホームスタート小金井のホームページ(ブログ)にご案内が出ておりますので、良かったらご覧ください!



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上手な叱り方

また脱いだ服が置きっぱなし!
脱いだら洗面所に、っていつも言っているのに!!
まったく、本当にだらしないんだから。
早く片付けなさい!



子どもに対して、あまりに何度も同じことを言わなくてはならない
状況が繰り返すと、さすがに厳しく叱りつけたくなるもの。

でも、残念なことに、叱りつけて事態が好転することは、ほぼありません。

『叱ってもうまく行かない』と感じるポイントは、主に3つあります。

(a)改善しない

(b)口答えが返ってくる、ウソをついてごまかす

(c)逆ギレする


それぞれについて「なぜ、そうなるのか」を説明しつつ、
「どうすればそうならずに済むか」をお伝えしますね。


(a)改善しない

改善しない――より詳しく言えば、指摘した点について、
より良いやり方・より望ましい行動が起きない、ということ。

例えば、
「また散らかして!早く片付けなさい!!」と叱っているのに、
『片づける』という行動が起きない状況です。

でも、ちょっと想像すれば分かりますよね。
この言い方をされて、「片づけよう!」なんてやる気は起きません。
仮に片付けをしたとしても、それは「ウルサイから、しぶしぶ」です。


たぶん、ここで叱る時の大人には、
「どうしたら片付けられるかな?」
「なんて言ったら片付けようという気になるだろう?」

なんて意識はないでしょう。

「何度も同じことを言っているのに、全然子どもの行動が直らない」
のは、子どもがロクデナシだ少し大きい文字からではありません。

それは、他にもっと良い言い方が残っているから

「この子が進んで片づけ始めるとしたら、
 それはどんな言い方をした時だろう?」
との視点で、考えてあげてみてください。


(b)口答えが返ってくる、ウソをついてごまかす

メールでご相談をいただく方の中では、これでお悩みの方が多いようです。

子どもが口答えをする、あるいはウソをついてごまかすというのは、
子どもを“苦しい状況”に追い込んでしまっている証拠です。

“苦しい状況”というのは、単に『叱られることの怖さ』のこともありますが、
多くは『自分がダメな人間だと認めさせられることの辛さ』です。

子どもは、特に親に対しては、「自分のことを認めてもらいたい」との
思いを強くもっているもの。

「親にダメ出しされる」「親に対して、自分がダメな人間だと認める」ことは、
こちらの想像以上に苦しいこと
なのです。

『自分の悪い所・至らない点を素直に認めたがらない』という現象の裏側に、
こういった気持ちがあること、気付いてあげましょう。


なので、対策としては単純に「苦しい状況に追い込まない」。

具体的には
「怖くなるような叱り方(声・身振りなど)を避ける」
「子どもの悪い所を指摘する内容を話題にしない」

を気に留めておけば大丈夫です。

では代わりに何を指摘すれば良いかと言うと、
「今の(悪い)状況で、誰がどのように困っているか」
を伝える
内容がお勧めです。

子どもの年齢・成長度合いに応じて、
「どうなったらその問題が解消されそうか」
も言い添えてあげましょう。

つまり、
「だらしない!早く片付けなさい」ではなく、
「パパは歩きにくくて困っているんだ。トオルの服が、
 この部屋から別の場所に行ってくれると助かる」
と。


(c)逆ギレする

次の2つの原因が揃うと、子どもが逆ギレする可能性が出てきます。

1つは「逃げたりごまかしたりできないところまで、子どもを追い詰める」。
前項(b)の内容ですね。

そしてもう1つは「行き詰ったら、ブチ切れる」という行動パターン

この行動パターンは、もともと子ども本人が持っている場合もありますが、
親の行動を見て学び取っていることも多くあります。

この点で親としてできることは、自分自身が「行き詰ったら、ブチ切れる」
行動パターンを使わないことと、それ以外の建設的な行動パターンを意識的に
使うこと(←それにより、子どもが見て学び取れる可能性がある)。

『何度言っても散らかしっぱなし』という状況に面して
『怒鳴って叱る』というのは、完全に「行き詰ったら、ブチ切れる」
のパターンなので要注意ですよ!



叱りつけて何かをさせようとすることは、子どもの自己肯定感を
損なう恐れもありますし、何より「うまく行かない」ので、
私はお勧めしません。

むしろ、

―悪い状況が発生している

―そのことを子どもに伝えて改善策も教えているのに、子どもが動かない


ということに対して、率直に怒りを表現した方が良いとさえ思います。
(とは言え、怒り方にもコツがあるのですが)

『叱るのは良いが、怒るのは良くない』と聞くことが多いですが、
叱ってうまく行っていない方には、再度、発想を切り替えることをお勧めします!

もっと詳しく知りたい部分があれば、メールなどでお知らせくださいね。

皆さんの家庭での修羅場の時間を減らし、穏やかに過ごすために
役立てていただけたら、私もうれしいです!


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盛りだくさんの金曜日

先週の23日(金)は、盛りだくさんの一日でした。

朝に用事を1件済ませてから、台東区の石浜橋場こども園へ。
この日は保育参観&参加日で、保護者向けの講演にお招きいただきました。


園に到着すると、園内一帯が魅力的なこと!

工作コーナーには、作って遊べるモノがいろいろ。
作ったものですぐに遊べるスペースも確保されていて、大勢の親子が楽しんでいます。
どれも、家庭にある材料で作れるよう配慮されている点も見事!です。

到着するなりソワソワする私の様子に気づいて、園内をご案内くださった園長先生に感謝です。


講演には多くの保護者の方にご参加いただき、充実した時間にすることができました!
早口だった、後ろの席まで声が届かない部分があったなど反省点も多々ありますが、
(疑問点を残してしまった方、ご遠慮なくメールください!)
充実した時間を共有していただけた保護者の皆様に感謝です。



その後は、東小金井のフレンチレストラン「タブリエ」へ。
結婚記念日のランチです

オードブルに鮎、メインに真鯛と鴨をいただいて、
子どもたちもしっかり1人前食べて、
デザートの追加までして、
お腹いっぱいの幸せランチタイムでした。



レストランからの帰り道は、娘と一緒にサイクリング。
最近学校で習ったという地元の「はけ(国分寺崖線)」に沿って、
のんびり帰宅しました。
一緒に自転車をこぎながら、あれこれと自由にしゃべる娘の話を聞く、
こんな時間をとても大切にしています。



これで終わりではありません!

帰宅後、私は急ぎの用件に対応して、
その間に息子がおにぎりをつくって、
味の素スタジアムへJリーグ観戦に出発です。
知人から招待券をもらっていて、以前から決めていた予定。

スタジアムへの道中、初めて自転車で行くという中学生らしき2人組に
出会ったので、近道を案内しながら一緒に行きました。


試合の方は…われらがFC東京、強敵セレッソ大阪に2-0で快勝


帰り道、真っ暗な多磨霊園内を息子と2人、サイクリング

帰宅後に息子と知人に招待券のお礼のハガキを書いて、
盛りだくさんの1日、無事に終了しました。



この日は特に多くの体験が詰まった1日だったけど、
普段から、多くの人とのご縁に恵まれて、素敵な日々を送れていることを改めて実感しています。

出会えたすべての人に感謝です。


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サッカースクール受講生募集

4月に受講生募集のお知らせをアップしてから、1年生が数名
入会してくれました。

この年代は集団への声掛けの効果が薄く、1人ずつ個別に声を掛けて
指導してあげたいので、そろそろ人数が限界かな、と感じています。

もしレッスンを体験してみようかな…と思われているようでしたら、
お早めにご参加いただければと思います!

--------

私も指導者として参加している、サッカースクール「A. C. Fonte」にて、

低学年クラス(新小2・小1・年長)の受講生の追加募集を行っています。

低学年クラスは、私の担当クラス。

昨秋までは2年生4人、1年生4人、年長1人の計9名のクラスだったのですが、
予定よりも大幅に早く5人も卒業(高学年クラスに飛び級)してしまったため、
現在は人数に余裕が出ております。

いっぱい励まして、たくさんチャレンジを促して、次々に褒めて、
選手本人の意欲と成長を引き出す指導をしています。

また、子どもの意欲を引き出し、次の成長への道標となる「ちょっと特別なサービス」も、
くろさわコーチのクラス限定にて提供しています♪

ご関心のある方は、ぜひお問い合わせください!


参考:A. C. Fonte ブログ


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適応性

今号のテーマは、適応性について。

「子どもに対してどのように接するか」という話題から外れること、
あらかじめご了承くださいね。


人間の適応性──新しい状況に慣れて、すぐにそれを“普通”と感じる
ようになること──
について、先日のブログでも触れた
『長所と短所』のアプローチで考えてみようと思います。

→参考『長所と短所』



まず良い面から。

「新しい状況に慣れることが、都合が良い場面」に、
その性質を“長所”と呼ぶのですよね。

・子どもが、入学・入園などの新しい環境に馴染むことができる。
(数年程度の人生経験しか持たない子どもからすれば、
 それは凄まじい環境変化のはず!)

・大人も、就職・転職・離職、結婚・子どもの誕生、転居などの
 大きな変化にも、ほとんどの場合うまく(何とか、かもしれませんが)
 対応できる。


・もっと身近なところでは、携帯電話を機種変更してもすぐに慣れて
 使いこなせる、なども。


・身体面でも、季節の変化に伴って体の調節が進むなどの適応力が。
(明け方の最低気温が低くなっても、体が適応してくれています。
 夏のままの体だったら凍えてしまいそうですよね!)


この他にも、いろいろ挙げることができそうです。



次に、悪い面。

「新しい状況に慣れることが、都合が悪い場面」って、想像できますか?

答えはいくつかあると思います。



私が強く感じるのは『感謝を忘れる』こと。

初めは「うれしい出来事」「ありがたいこと」でも、同じ状況が続くと
“適応性”が働いて、それを「普通のこと」「当たり前のこと」
感じてしまう性質、誰しも持っています。

─例えば、いま、子どもに関わることができる、ということ。

─あるいは、サッカーを楽しめる場所があり、一緒に楽しむ
 仲間がいるということ。

─日々住む家があり、食べるものがあるということだって
 そうかもしれません。

─そして、子どもが生まれてきてくれたこと、パートナーと出会えたこと。



前述のブログでも書きましたが、人には「感謝を忘れがち」という
“短所”があるわけではありません


ただ単に、適応性が高いという“性質”が備わっているだけ。

その“性質”が都合良く作用する面は存分に活用しながら、
都合が悪く出てしまう面についてだけ適切に対応できれば、
それで良いのだと思います。


私としては、子どもに対して何かを伝えようとするのではなく、
自分自身が感謝を忘れずにいたい、感謝の気持ちを表現したい、と決めました


その結果として、子どもがそんな大人の姿を見ることでこの気持ちが
伝わったのなら、それはそれで素敵だな、と思います。


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弱虫・泣き虫・甘えん坊

―ちょっと嫌なこと・困ったことがあると、すぐに親にひっついて
 グズグズ言う

―些細なことを怖がって親から離れない

―悲しいことがあるとすぐに泣く



ある程度は仕方がないとはしても、あまり頻繁だったり、
小さなことに反応しすぎているように見えると、
心配になってきますよね。

一言で言えば
「こんな弱虫・泣き虫・甘えん坊で大丈夫だろうか?」
との状況。

人によっては「根性なし」なんて言うかもしれませんね(笑)


相談メールの中でも、この悩みはよく出てきます。

「些細なことは気にしない強さを育てたいのですが」

「どうしたら、自分で対処できるようになりますか?」

「甘やかしてしまったことがまずかったのでしょうか?」



接し方の1つとして、『突き放す』という選択肢があります。

厳しい状況に子どもが置かれた時、手助けせずに自分で対処させて、
慣れさせる・鍛えるとの考え方ですね。


ですが、私はこの接し方はお勧めしません。

親にくっついて泣いたりグズったりしている時、子どもは
『どうしていいかわからない』状態です。

この状態の時に突き放してみても、おそらく子どもはパニックに陥るだけ。

自分で対処できたという成功体験にはつながらず、
『慣れさせる・鍛える』との意図通りには進みません。


むしろ、こういった対応を続けると、子どもは似たような状況に
出会うだけで反射的にパニックのスイッチが入るようになって
しまう恐れもあり、できれば避けたい接し方です。


私がお勧めする接し方は、「受け止めてあげる」です。

抱っこして、
「そうかそうか」「嫌だったんだね」「怖かったね」「悲しいね」
と声をかける。

そして、子どもが落ち着くまで一緒にゆったり過ごしてあげる。

しっかりと受け止めてもらえることで、子どもは安心して気持ちが落ち着きます。


また、声をかけてもらうことで、嫌だ/怖い/悲しいなどの感情を、
比較的冷静に見つめる
ことができます。
(言ってみれば「あぁ、この気分が“悲しい”ってことなのか」と
 自覚できる―実際にはこんなに明確に子どもが認識するわけでは
 ありませんが―ようになる、ということです)


このような対応を続けることで、徐々にではありますが、
難しい状況・ネガティブな感情に、落ち着いて対処できる
たくましさが育つ、そう私は考えています。


もしかすると、

「しっかり受け止めてあげているが、いつまで経っても子どもが
 変わる気配がない」


との疑問が、既にしっかり受け止めてあげている方、あるいは
新たに受け止める接し方を始めた方から、出てくるかもしれません。


それは、変わっていないのではなく、変わるためにはそれだけ
多くの時間が必要だということ。


焦って結果を求めすぎないで、その時その時の子どもの感情を大切に、
受け止め続けてあげてくださいね。


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チャイルドラインを支援しよう!

以前にもご紹介した「チャイルドライン」関連のお知らせです。


チャイルドラインは、子ども支援のNPO団体。

子どもが自由に電話できて、話を聞いてもらえるところです。

昨日ご紹介したホームスタートと同様、ただ聞き、受け止めるという
形のサポートで、多くの子どもを支えてくれています。
(年間20~25万件の電話が架かってきているそうです!)


子どもたちには通話料のかからないフリーダイヤルなのですが、
この通話料など、継続的に資金が必要になることは容易に想像できます。

従来の会員制度とは別に、少額(1口3,000円/年)で活動を支える
『チャイルドラインサポーターズクラブ』という仕組みもあるそうです。
税制上の優遇(寄附金控除)もあるとのこと。

よかったら、下記リンクから詳細をご覧になってみてください!

<参考リンク:チャイルドライン支援センター>



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ホームスタート

私の地元に、「ホームスタート・小金井」という団体があります。

準備段階から私も賛助会員として応援・サポートしていた団体です。


ホームスタート』という活動、ご存知でしょうか?


小さな子どもを持つママのところに、先輩ママボランティアが訪問して
サポートする、という活動です。

『サポート』の具体的な内容は、
「気持ちに寄り添う」
「話を聞く」
「一緒に子どもの世話や家事やお出かけをする」

となっています。

ママの代わりに家事などをするヘルパーさんとは異なり、
ママの気持ちを支えることを主眼とした活動です。


ホームスタートを利用したママさんたちの感想を見ると、
話をじっくり聞いてもらえることで、気持ちに落ち着き・ゆとりを取り戻す
効果や、活動意欲を取り戻す・元気が出るなどの効果があることがわかります。


─ママの問題を代わりに解決してあげるのではなく、

─じっくり話を聞いて、共感してあげることで、

─ママ本人の中に、意欲・元気が湧いてくるようにサポートする



私がこれまでお伝えしてきた『子どもへの接し方』と全く同じ。

きっと、気持ちを受け止めてもらえることで前に進む力が出てくるのは、
大人も子どもも一緒なのですね。


ママに対するこのサポート、とても大切なことと思います。

ホームスタートが広く知られて、もっと普及することを願いながら、
今日は紹介させていただきました。

----

ただ1つ気になるのは、ホームスタートへのニーズがあるということが
『ママたちの身近にそういうサポートをしてくれる人が少ない』
という状況を表しているのでは、という点。


“父親術”をお読みいただいている父親の皆様、
ぜひ、ママの話をいっぱい聞いて、支えてあげてくださいね!

ママが元気で明るい気分でいることは、家族にとって何よりも大切ですよね!

それに、気持ちに余裕をもって子どもの話を聞き、思いを受け止め、
見守ってあげることもしやすくなるはずです。

アドバイス・解決策は要りません。批評や説教はもってのほか。
ただただ、心を込めてじっくり聞く。

この大切なことに、もっと意識と時間を割いていただけたら、
私もうれしいです。


<参考リンク:ホームスタート小金井>


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

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