子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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子どもに良い環境

先月下旬にブログ記事「園えらび」を掲載してから、具体的な幼稚園・保育園を想定した
ご相談をいただくようになりました。

結局は「園と子ども」「園と保護者」の相性の問題なので、一概に良い/悪いは
お答えしていません。

ただ、ご相談いただいた時、私はいつも1つのことを念頭に置いてご回答しています。

それは「子どもにとっての“良い環境”をどう考えるか」



まず最初に、謙虚に認識しておきたいのが、
─どんなに頑張っても親が思う「子どもにとって”良い”環境」は、
 「『子どもにとって良いはず』と親が考える環境」である

ということ。

特に、何らかの
「この園には○○がある」
「ここに入ると、子どもに△△を教えてくれる」

などの要因は、あくまで親の価値判断(もっとハッキリ言うと『親の嗜好』!
に過ぎないということは、心得ておきたいところです。

かと言って、子ども本人が選べばよいかと言うと、
そうでもありません。
子ども自身も「何が自分にとって良い」か、わからない場合がほとんどですから。


だから、「子どもにとって何が良いのか」を事前に知ることはできない──と、
謙虚に認識することが重要です。


その上で、私がお勧めしたいのが、次のような考え方。

(a)子どもには無限の可能性があることを知り、信じる
 ↓
(b)どの可能性が芽生えても、よく育ち花開くような場を用意して
あげることを考える
 ↓
(c)可能性を狭めない・制約の少ない場が、子どもにとって
“良い環境”と判断する



かなり砕けた例えで言えば、こんな具合です…

「両親ともに音痴だから、この子に音楽家の才能は無いな」

「赤ちゃんの時から動きがゆっくりのんびりだから、スポーツには向いていないかも」


など決めつけない。

逆に、

「私がサッカー選手、妻は陸上選手。この子はきっと良いアスリートになるぞ!」

「芸術系の素質があるようだから、その方面を伸ばしてくれる幼稚園に行かせよう」


との気負いも持ちすぎない。


だから、どんなに音楽の才能が無いと予想していたとしても、楽しそうに歌う
なら止めず、指導もせず、関わるなら一緒に楽しむ。

スポーツ選手になれば絶対に大成すると思っていても、本ばかり読む我が子を
叱ったり、無理に外に連れ出したりせず、その時は本を楽しませてあげる。

園選びでも、屋外活動が多い/創作活動が多いなどの特長を評価して
選ぶのは良いが、必ず
「その園の特長と違う分野で子どもが活動したがった時に、どれだけ自由にできるか?」
をしっかりチェックする。



もちろん、子どもがある程度大きくなってきたら(個人差が大きいですが
10歳くらいからでしょうか)、特定の可能性を伸ばす(=他の可能性を
伸ばす機会が狭まる)環境を選ぶことも、本人の納得の上ならば良いでしょう。

でも、それまでは原則として「子どもの可能性を狭めない、制約が少ない、
いろいろな活動が伸び伸びとできる場所」が子どもにとって“良い環境”と
判断することを、私はお勧めします。


今後、子どもにどんな環境を用意するか検討する時に、この内容を
思い出していただけたら嬉しいです!


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ダメ親のススメ

先日のブログ「ダメ親、OK!」

―いつでも“しっかりした親”“ちゃんとした親”である必要はない

―『いつでもちゃんと』なんて絶対に不可能

―“ダメ親”でOK


との内容を書いたら、大きな反響がありました。

さまざまなコメントをいただきましたが、
多くの方はもともと心の中で感じていたこととメルマガの内容が共鳴したようです。

改めてあるがままの自分を認めて、“良い親”を無理に演じようとせずに力を抜いて
いこうと思う・・・とのメッセージを数多くいただけて、本当に良かったです。


皆様からの声に気を良くして、今日も“ダメ親”ネタでお届けします。


子どもの成長を長い目で捉えると、“いつもちゃんとしている親”よりも
“ダメ親”の方が望ましい面もある、そんな内容です。


まず、前提として思い出していただきたいのが、
子どもの成長プロセスには必ず「反抗期」がある、ということ。

―いつ訪れるか、

―何回やってくるか、

―どのような形で表れるか、

(―反抗期をしっかり経験できるか)


などは個人差・環境差が大きいですが、
「反抗期がある」という点は全ての子どもに共通します。


さて、その反抗期。
読んで字のごとく、親の言うことに『抗』って(あらがって)、
『反』対のことをしたがる時期ですよね。

普段から“いつもちゃんとしている親”で、子どもにも正しいことばかり
言っている場合、子どもが反抗期を迎えると、どのような行動を取ることになるか、
想像してみてください。


親の言うこと・やることに抗って、反対のことをしたがるわけ
ですから、

―ちゃんとしない

―正しくない=悪いことをする


となりやすいこと、容易に想像できますよね。


しかも、その場合の親の対応としては、
(それまでの毎日の生きざまを延長すると、自然に)

―ちゃんとしていないことを指摘する

―子どもの行動を修正しようとする

―正しいことを重ねて言う


となってしまいがち。

そして反抗期の子どもは・・・(以下、繰り返す)


この時期にこういった経験をすること自体は、必ずしも悪いことではありません。
ですが、お互いにストレスはたっぷり溜まりそうですよね。



では逆に、普段から“ダメ親”で素直に自分の欠点を認めている場合は
どうでしょうか?

子どもが反抗期を迎えると、親の言うこと・やることに抗って、
反対のことをしたがるわけですから、

―しっかりしようとする

―自分の欠点は、素直に認めない


となるわけです。


そして、そんな子どもに対する親の方が、

―子どものしっかりしている点を認めて、感心する

―子どもが自分の欠点を素直に認めない点については(人のことを言えた立場ではないし、
 「いつでも絶対ちゃんとしてなきゃダメ!」との力みもないので)、受け流す


と反応することも容易です。

“いつでもちゃんとしている親”の家庭より、ずっと雰囲気が良さそうです(笑)


また、仮に子どもが悪いことをした場合(親がダメ親でも、家庭外の大人に
反抗して悪さをすることは良くあります)も、

“正しい親”諭す(説教する)、叱る(裁く)

“ダメ親”同じような経験をしてきた人生の先輩として接する(受容する、共感する)

ダメ親の方が、親子のコミュニケーションが断絶されることなく、
反抗期を一緒に経験して行けそうです。



いろいろ書きましたが、「全ての親が“ダメ親”を目指すべき!」と
言いたいわけではありませんよ(笑)

もともとしっかりしている人は、当然ですが、そのままでOKです。
一時的に反抗することはあっても、間違いなく子どもは
“人生の良き見本”として見て学んでいます。


今号でお伝えしたいのは、

―無理して“ちゃんとした親”であろうとする必要はない

―自分を認めて等身大の人間として子どもと接すれば良い

―“ダメ親”にも、意外と良い面がある


この温度感が、うまく伝わればうれしいです。

親子ともにストレス少なく、子どもの成長を一緒に経験していく
ために参考にしていただけたら、本当にうれしいです!


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続~旅は道連れ

先週のブログに、メールや「いいね!」をくださった皆さま、
ありがとうございました!


今日は、以前の旅行を振り返りながら、
「旅は道連れ」の楽しい雰囲気をお伝えしますね。


~~~~~~

出発の朝は、我が家に集合。

さすがに朝早いので、同行のクラスメートはママ同伴でやって来ました。

ここで「忘れ物は?」なんて訊きません。
荷物のリストは事前に渡してあるし、忘れ物もまた、子どもの経験です。

往路は車で約4時間。
長時間のドライブなので、途中に長めの休憩を挟む予定です。

車中で友だち同士楽しく過せたことは、私の期待通り。

兄と友人は、3列目の座席でサッカー関連しりとりなど。

娘と友人は、2列目でシール帳を見せ合って交換など。

時おり、2列目と3列目の垣根を越えて、なにやら声を掛け合ったりもしています。


ひとつ裏目に出てしまったのがシール交換。
下を向いてばかりなので、1人車酔いになってしまいました。

そのため、早めの休憩を・・・と思ったら、そこはちょうど海水浴場前。
迷わずビーチへ繰り出しました。

ただ、先の行程もあるので、
「本格的な海水浴は明日。今日は足もとチャプチャプだけね」

海に入るなり「気持ちいい~♪」と大喜びの子どもたち。
チャプチャプしながら、少しずつ、前進していきます。

もうちょとでズボンが濡れる!と思った時、私はハラを決めました。
子どもを止める代わりに、子どもを制止したい自分の方を止めることに

案の定、兄チームは肩まで海に浸かって、波が来るたびに頭までズブ濡れに。

その姿に見とれている間に、妹チームは波打ち際に座って、
腰まで濡らしながら砂(泥)遊び。


この時の子どもたちの表情の素晴らしかったこと!
キラキラして“楽しさ”いっぱいの様子でした♪

私は私で(服が濡れる心配をするのはとっくに止めていたので)、
そんな子どもたちの写真をいっぱい撮ることができました。


宿泊先に着いたら、泊まり慣れた娘が、友だちに中をご案内。

「ここがトイレで、お風呂がこっち。お風呂は広くて、水鉄砲もできるよ~」

「で、屋根裏にはこのハシゴで上るの。走ってベッドに飛び込むと
 すっごく楽しいんだよ!」


やがて聞こえる激しい足音とダイブ音。
オーナーに容認してもらっているので、ここは気づかぬフリです。
気にしだしたら、やはりどこかで止めさせたくなってしまいますから…


夜になると、自主的に花火を分け始める子どもたち。
兄たちが中心になって分け始めますが、すんなりとは話がまとまらない模様。

「え~、それじゃずるいよ」

「じゃあ、こうしよう」

「あれ、大人の分はどうするの?」

「あ、そうか!ねえ、大人たちは何本くらい花火欲しい?」

─線香花火3本は欲しいな。それ以外は少なくても平気。

「そうか、じゃあ・・・」

「うん、いいよー♪」


ヘタに口出し・手出しをしない方が、早く話がまとまることを再認識。
(まだ『子ども同士の話し合い』に慣れない頃はもっと時間が
 掛かっていましたが、それでもちゃーんと話はまとまっていました)


翌日は朝から、あいにくの雨。
楽しみにしていた公園と海水浴は中止して、屋内プールでの水遊びに変更です。

午後も降り続く雨。
でも、子どもたちは退屈知らずです。

お絵描きゲームや風船などで、室内で楽しく過ごしています。
もちろん、ダッシュ&ダイブもたっぷりと(汗)


3日目は朝の出発でした。
帰り道は順調で、予定より早く着きました。
解散の時に「楽しかった~」の声が聞けたので、一緒に行けて良かったな、
と一安心です。

「今度は海でもっと遊びたい」「公園も絶対行く」などの希望も出ているので、
また一緒に行けたらいいな…と考えています。


一方、今回の旅行の反省点は、

「やはり、子どもは楽しいことを“ほどほど”で止めることはできない」

「どうしても“目一杯”楽しんでしまうので、そのつもりで大人の
 側が備えるべき」


というところ。

具体的には、

「海水浴場に立ち寄るのなら、潔く行程を変更し、水着に着替えさせるべきだった」

という点です。


あともうひとつ、盲点だったのが、
「シール交換が始まると、車酔いするまで続ける」
という点(苦笑)

先に酔い止めを飲んでもらったほうが良かったと、後になって気づきました。

何度経験しても、こちらの学習を上回るスピードで子どもの行動範囲・
活動レベルが拡大するので、予想の範囲で収まることはありません(汗)

まあ、それが嬉しいのですが(笑)


冬休みは、スキーのできる地域に行く予定なので、
一緒に滑れる友だちを誘おうかな、と今から楽しみです!


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旅は道連れ

我が家は明後日から、3泊4日の旅行に出かけます。


さて今回の旅行、2人の友だちが一緒です。
6年生(息子のクラスメート)1名と、3年生(娘のクラスメート)が1名。


この“友達同行”は、息子が2年生の時に「だれか一緒に行くのがいい」
と言い出したのがきっかけで始まったもの。

まずは親子で話し合い・・・行き先・旅程を考えて、何人なら安全かつ
楽しく行けるか、を一緒に考えました。

 ↓
次は、子どもからのお誘い・・・「夏休みに××に家族で行くんだけど、
一緒に来ることに興味ある?」と尋ねたようです。

 ↓
最後は大人同士で最終確認・・・子ども同士で話がまとまった後、
本当に大丈夫かを確認。こちらからは大まかな旅程を説明し、
先方からは生活上の注意(食事や活動の制限、持病など)の有無を
聞きました。
掛かった費用の精算方法も事前に確認。



何度か経験するうちに、こんなフローが定着しています。


毎回、友だちのために“旅行のしおり(集合時間・場所や持ち物を
書いたもの。もちろんイラスト多数)”を手作りしますが、
これも大切な“旅の準備”のひとつ。
とても楽しいひとときです。


よそのお子さんを預かるので、当然ながら気を遣い疲れる部分もありますが、
その反面、ものすごーくラクになる面も、結構ありました。

ひとつは、子ども同士で遊んでくれるので、四六時中相手をしなくて済むこと。

特に、アスレチック、トランポリン、叫びながら斜面を走り降りる、などの遊びは、
大人が付き合うのは大変です。

友達が来てくれたことで、横で見守るだけになり、体力的に大いに助かる
ようになりました。

いっぱい暴れまわって夜にすんなり寝付いてくれる点も、
良かったと思ったことのひとつです。


もうひとつは、子どもの自立心・自律性が高まること。

うちの子は“招いた側の者”として、友だちをリードしようという
姿勢がとても良く表れていました。
「親に甘ったれるなんて、もってのほか!」との気概が体中にみなぎって
いるのが、手に取るようにわかるくらいでした!

友だちの方も、“お世話になる立場”という気分があるのか、
親元を離れていて甘えるわけにも行かないからか、淡々と自分のことを
自分で世話して、私の手を煩わすことの少なさに驚いたものです。


大人を含めた複数世帯での旅行も、それはそれで楽しい(我が家も
やったことがあります)ですが、子どもだけ預かって同行する旅行には、
また別の味わいがありますよ。

いつでも簡単にできることではありませんが、機会があれば、
ぜひトライしてみてくださいね!


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日めくり逆算カレンダー

夏になって、旅行やお出かけなど、楽しみな計画を立てている
ご家庭も多いことと思います。

今日は、そんな『楽しみなイベント』を彩る、ちょっとしたネタを
ご紹介します。


楽しみなことが控えていると、子どもは待ち遠しくて待ち遠しくて、
「ねぇ、旅行、まだ??」
「あと何回寝たら、お出かけ?」

毎日毎日、朝昼晩と尋ねてきます(笑)

そんな時にぜひお試しいただきたいのが『日めくり逆算カレンダー』です。

最初は「旅行まで、あと15日」→1枚めくると「あと14日」
こういうカレンダーを自作してみましょう!


細かいコツがいくつかあるので、伊豆旅行を例にして、具体的に説明しますね。


(1)用紙
旅行までの日数分だけ、紙を用意します。私の感覚では20枚を
超えると作るのが結構しんどくなりますが、そこは自由です。

基本的には全部同じ大きさの方が扱いやすいです。裏紙などでもOK!
(我が家では、仕事で不要になったA4用紙を4つに切って使う
 ことが多いです)


(2)作成の順番
旅行当日分→前日分→2日前→・・・の順序で作ります。

だいたい最初の方が気合の入った良いものができやすく、
徐々に疲れ・飽き・ネタ切れなどによりショボくなってくるもの。

なので、この順序で作っておくと「旅行の日が近づくにつれて
カレンダーも豪華になってきて、気分が盛り上がる」となる仕掛けです。


(3)内容
当日分は「ついに旅行に出発!いっぱい楽しもう」などのコメントと、
海水浴の絵を。

前日分は「いよいよ明日!荷物の準備は大丈夫?」+カバン、水着、
浮き輪、歯ブラシの絵。

2日前分は「あと2日!!!ん~、楽しみぃ♪」

この調子で続けて、ところどころに
「カゼをひかないよう、早寝早起きでいこう」
「虫歯になったら大変。歯みがきを忘れずに!」

などを挟み込みます。


(4)共同制作
親子・きょうだいで手分けして作るのが、特にお勧め。
文字の部分は親が書いて、絵の部分を子どもたちが描くでもいいですし、
手の空いた人から順番に次の1枚を書くでもOK。

自分が書いたものでも、数日経つと「どの日に」「どんな内容のモノを書いたか」
の組み合わせまでは覚えていないので、めくる時はとても新鮮な気持ちで
楽しめますよ。

まして、知らない間に他の人が書いたものにワクワクするのは
言うまでもありません!


(5)掲示
できあがったら順番に重ねて、上の方に画鋲をぶすっと刺して
見やすい場所に。

毎日、朝起きたら1枚めくるのは、もちろん子どもの仕事です。


このカレンダー、作るだけでも楽しいですし、
それ以外にも良いところがいっぱいあります。


─「あと何日?」攻撃がなくなって、答える手間が省ける

─健康管理が行き届く(親に言われるのではなく、カレンダーを
 見て自分で気づくと子どもは非常に積極的に行動できる)

─準備も捗る(同上)

─そして何より、楽しみな気分が、いい具合に盛り上がる!



ここでは旅行を例に挙げましたが、他にも「遠足」「誕生日」
「お友だちの家にお泊り」「特別な外食」「パパとプール」
「特別な買い物」
など、いろいろと活用できます。


子どもの「あと何日?」攻撃にお困りの方も、お困りでない方も、
ぜひ一度試してみてくださいね!


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子どもにとっての良い環境

今日のテーマは「子どもにとっての“良い環境”」について。


来春から子どもが幼稚園や保育園、小学校などに入る家庭では、
園選びなどが始まるころ、もしくは進行中のことと思います。

どの家庭でも、それぞれの条件・制約の中で、子どもにとって
ベストな環境をと思って選ぼうと考えていますよね。


今日は「子どもにとって“良い”環境」とはどんなものを指すのか、
お伝えします。


まず最初に、謙虚に認識しておきたいのが、

─どんなに頑張っても親が思う「子どもにとって”良い”環境」は、
 「『子どもにとって良いはず』と親が考える環境」である


ということ。


特に、何らかの

「この園には○○がある」

「ここに入ると、子どもに△△を教えてくれる」


などの要因は、あくまで親の価値判断(もっとハッキリ言うと『親の嗜好』!)
に過ぎないということ、心得ておきましょう。


かと言って、子ども本人が選べばよいかと言うと、そうでもありません。
子ども自身も「何が自分にとって良い」か、わからないもの。

だから、「子どもにとって何が良いのか」を事前に知ることは
できない──と、謙虚に認識することが重要です。


その上で、私がお勧めしたいのが、次のような考え方。

(a)子どもには無限の可能性があることを知り、信じる
 ↓
(b)どの可能性が芽生えても、よく育ち花開くような場を用意して
あげることを考える
 ↓
(c)可能性を狭めない・制約の少ない場が、子どもにとって
“良い環境”と判断する



かなり砕けた例えで言えば、こんな具合です…

「両親ともに音痴だから、この子に音楽家の才能は無いな」

「赤ちゃんの時から動きがゆっくりのんびりだから、スポーツには向いていないかも」


など決めつけない。


逆に、

「私がサッカー選手、妻は陸上選手。この子はきっと良いアスリートになるぞ!」

「芸術系の素質があるようだから、その方面を伸ばしてくれる幼稚園に行かせよう」


との気負いも持ちすぎない。


だから、どんなに音楽の才能が無いと予想していたとしても、
楽しそうに歌うなら止めず、指導もせず、関わるなら一緒に楽しむ。

スポーツ選手になれば絶対に大成すると思っていても、
本ばかり読む我が子を叱ったり、無理に外に連れ出したりせず、
その時は本を楽しませてあげる。

園選びでも、屋外活動が多い/創作活動が多いなどの特長を評価して
選ぶのは良いが、必ず「その園の特長と違う分野で子どもが活動したがった時に、
どれだけ自由にできるか?」
をしっかりチェックする。



もちろん、子どもがある程度大きくなってきたら(個人差が大きいですが
10歳くらいからでしょうか)、特定の可能性を伸ばす
(=他の可能性を伸ばす機会が狭まる)環境を選ぶことも、
本人の納得の上ならば良いでしょう。

でも、それまでは原則として

「子どもの可能性を狭めない、制約が少ない、いろいろな活動が伸び伸びとできる場所」

が子どもにとって“良い環境”と判断することを、私はお勧めします。


今後、子どもにどんな環境を用意するか検討する時に、この内容を
思い出していただけたら嬉しいです!


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ダメ親、OK!

子どもを育てる親は誰でも、良い親でありたいと思う気持ちを持っているもの。

しっかりしなきゃ、

ちゃんと面倒見なきゃ、

ガミガミ言いすぎないようにしよう、

もっと遊んであげなきゃ、
 ・
 ・
 ・



ただ、意志・気持ちはあっても、実際には完璧には程遠い…と感る時も、
ありますよね。


今日お伝えしたいことの1つは、
「いつでも“しっかりした親”“ちゃんとした親”である必要はない」
ということ。

もともと親だって1人の人間です。
自身の性質・経験・スキル・環境・制約があるのだから、
『いつでもちゃんと』なんて絶対に不可能。
無理をして頑張ったところで、長続きはしませんよね。


だから、“しっかりした親”“ちゃんとした親”でなくてもOK。

もっと言えば、“ダメ親”と思えるような状態でもOKです。

ただ、いつでも『誠実』であることだけ、忘れずにいれば。


―家事がちゃんと片付かない日がある。
 というか、片付く日の方が少ない。

―要領・段取りが悪いせいで、子どもとの約束が守れなくなって
 しまった。

―バタバタしていて、子どもの話に対して上の空。

―イライラして、感情的にわめいてしまった。



こういったことがあったとしても、大丈夫。

―自分の不完全さを認めること、
 「パパ、お仕事を片付けるのが遅くて、約束の時間に帰れなく
  なっちゃった」

 「ママ、やることがいっぱいで忙しくなると、ケイタの話を
  しっかり聞かなくなっちゃうね」


―子どもや他人に迷惑をかけたことを謝ること、
 「ごめんね。ユイは今日の映画、楽しみにしていたのにね」
 「ごめんなさい。話をちゃんと聞いてもらえないと、
  イヤな気分になっちゃうよね」


―自分の起こした事態の収拾をつけること。
 「来週の月曜日、お休みを取ることにしたよ。今度は絶対に
  映画を観に行けるように朝から1日お休みにしたんだ」

 「お洗濯だけ済ませちゃうからもう少し待ってて。
  その後、ゆっくりお話を聞かせてね。ママ、お買い物行くのは
  やめにするから、時間はいっぱいあるよ」


この3つを、心掛けましょう。

誠実にその後の対応をしていれば、どんなミス・失態があっても大丈夫です。




「完全であることが大事」と教えられると、子どもは苦しくなります。
(決して完全にはなれませんから…)


むしろ逆に、こうした“ダメ親”のもとで
「誰でも完全ではない」「完全でなくても良い」
「ただし、自分のもたらした結果には責任を取る」

ということを学べるとしたら、素晴らしい教育を親から得られたことになります。


もちろん、親としてよりスキルを高める(≒より良い親になろうとする)努力は、
とても有意義なことです。

ただ今日は、
「より良い親であろうとするよりも、今のままで良いから、
 誠実にふるまうことの方が大切」

ということをお伝えできれば、と思いました。


誠実であり続けることが簡単でない時もあるかも知れません。
今日の内容を頭の片隅において、少しでも励みにしていただけたら、
私もうれしいです!


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かき氷専門店!

かつて、我が家の近所に「まんぼう亭」というラーメン屋さんがありました。

ご主人急逝で廃業となって、その後どうなるのかな・・・と思っていたら。


なんとかき氷専門店がオープンしました!

「期間限定」とのことで、ずっと営業するわけではなさそう(夏を過ぎたら難しいですよね)ですが。

かき氷専門店

オープンしてからずっと気になっていたのですが、先日、娘の強いリクエストにより、ついに行ってみました。



店の内装は、ほぼ「まんぼう亭」の時のまま。

カウンター内に、大きな『氷けずり器』がどんと座っています。


けっこう山盛りであることは、外から覗いていて分かっていたので、娘と2人で1つ注文しようね、と。

ちょっと迷ったけれど、メニュートップにある自慢の品「いちごミルク」をオーダーしました。



氷(四角くてきれいなかたまり)を器械にセットして、ハンドルを回して、
シャリシャリシャリっと落ちてくるかき氷を器で受けます。

途中2回ほどいちごシロップと練乳(どちらも自家製)をかけて、
最後にもたっぷりかけてくれて、出来上がり!


食べてみたら、、、美味しい!

なんかこう、柔らかいんです。


氷もソフトにふわっとした感じだし、
自家製シロップも、市販の「砂糖水+着色料+香料」とは全くの別物。
素材の風味がしっかり広がる、上等な味わい。


予想通りの山盛りだったけど、奪い合うように2人で食べて、数分で食べ終えてしまいました。


ここのメニュー、600円とか700円とか高額な印象だったのですが、
この品であれば値段に見合った価値あり!と言えそうです。


この夏の間に、また来ようと思います。


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可視化効果

最近のサッカースクールでのお話を少し。

現在も低学年(1年生&2年生)を担当しています。

体の動きを発達させるエクササイズや、サッカーの基本技術を習得する
ための練習も行いますが、スクールの特徴として、低学年のうちから
戦術面のトレーニングも積極的に行っています。

ただ、この年代の子どもは、どうしてもボールばかりに目が行ってしまうもの。
時にはボールのない場所で、さまざまな準備や動きを要求される
戦術面のトレーニングは、低学年には難しい面があることは、事実です。

そこで、選手に覚えてほしい動き・プレーを、
1枚のシートにマッピングしたツール
を開発して、
1人1枚ずつ持たせることにしました。

選手の動きをよく見ておいて、毎回の練習後のミーティングの場で、
各選手の実践できたプレーの欄に『合格!』のハンコを捺してあげています。

このツールを導入してから、新しいことをやろうとする(=チャレンジする)
意欲が目に見えて高まり、今では子どもたちのプレーの幅がかなり広がりました。

時には、練習の合間の給水タイムに自分のシートを見て
「まだハンコがもらえていない所」をチェックする選手がいるほど。

彼らの向上心に火を点けることには、どうやら成功したようです。


そして最近、選手のうちひとりが全項目をクリアして・・・

私から「認定証」を授与されました。

練習後のミーティングで、選手と保護者が見ているところで認定証を
授与されたYくん、神妙な面持ちながら、どこか誇らしげでした。

それを見守る他の選手たちも、ちょっと目の色が変わった様子(笑)

これからの成長が、ますます楽しみになってきました。


~~~~~~


続けて、我が家での様子についても少し。

小学校が夏休みに入ったため、子どもは在宅・大人は不在、
という時間帯がよく発生します。

もう6年生&3年生なので、基本的には
『自分で考えて過ごしてね。困ったことがあったらいつでも携帯に電話していいよ』
としています。

ただ、時々『子どもにやっておいてほしいこと』を伝えておきたいことも、
あったりします。

―学校プールの後ヒマだったら、庭の草取りしておいて。

―今日は親が忙しいから、お風呂の用意を頼む!

―昨日のお出かけのバッグがそのまま置いてあるよ。今日中に片付けてね。


こういった用件、出かける直前に言い残しておいても、
なかなか子どもはやってくれないものですよね。

後で帰宅して、全くの手付かずの状態に「イラッ」と来たことのある方も
少なくないのでは(苦笑)

でもそれは、ある程度仕方のないこと。
子どもは瞬間ごとに、目の前のことにしっかり集中してしまいやすい性質
(←これ自体は非常に素晴らしいこと!)を持っています。

プールに行ったら、きっと100%の集中力で“泳ぐこと”を楽しんでいるはず。

それが終わって帰ってきた時点で、朝の親の一言を覚えていて欲しいという
要望の方が、酷なのかも知れません。


こういった用件も、メモに残しておくと、だいぶ結果が違ってきます。

紙のメモでもOKですし、伝言用ホワイトボードなどを使っているなら、
それでもOK。

目につきやすいところにあれば、帰宅後のふとした拍子に思い出して、
実践しやすくなりますよ。


~~~~~~


同様の工夫は、親が在宅していても使えます。

実際、我が家では子どもたちが保育園に通っていた頃、朝の準備を順調に
進めるために『イラストによるタスクリスト』を活用していました。

<参考:ブログ記事「筆談のススメ」>


~~~~~~


こうした『可視化』の工夫は、大人の仕事の世界では当たり前に取り入れられ、
活用されていますよね。

大人にとっても非常に効果的な方法ですが、
子どもにとっては、大人以上に効果のある方法です。

それなのに、活用していない家庭が意外と多く、本当にもったいない!
とも感じます。


まだ試していないなら、ぜひ取り入れてみてくださいね。

シンプルな導入方法の一例としては、こんな具合です;

■よく目に付く場所の中から定位置を決めて、
(テーブルの上、冷蔵庫、伝言板など)

■子どもの年齢に合わせた内容と表記方法で書いて、
(小さい子なら、絵で。大きい子なら文字情報だけでも大丈夫ですが、
 イラスト入りの方が遊び心がくすぐられて意欲が湧きやすいですよ)

■済んだもののチェック方法を決めておく。
(線で消す、ハンコを捺す、シールを付けるなど)

そしてしっかりやってくれた日には、大きい声の独り言で
「今日はアキラが△△してくれて、パパ助かったなぁ」
とつぶやくことも、忘れずに(笑)


とてもシンプルでベーシックな工夫ですが、
皆さんの生活が円滑になって、
子どもにも『役割を担う喜び・達成感』を味わうきっかけにして
いただけたら、私も嬉しいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

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