子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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続・雨の休日

先日の『雨の休日』に続けて、今日も雨の休日の過ごし方についてお届けします。

件の新聞記事を探してみたら、前号で取り上げた
「テレビ」「ビデオ」「ゲーム」「マンガ」「読書」「寝る」以外にも、
「ショッピング」という回答がありました。

なので今号では、「ショッピング」をヒントに、楽しく雨の休日を
過ごすアイデアをお届けします。


■ショッピング

親子で相談しながらのお買い物も楽しいですが、時には「自作」を
遊びにしてしまうことも、お勧めです。

真っ先に思いつくのは、料理です。
刃物や熱を使うので危険も多い料理ですが、作業を細かく分けると、
子どもに任せられる部分もいっぱいあります。

通常の3~4倍の時間がかかることを覚悟した上で、
子どもの「やりたい!」をできるだけ多く任せてみましょう。

また、工作も雨天向きの楽しみですよね。
空き箱や空き容器などを切ったり貼ったり、
割り箸やボール紙で組み立てたり、
折り紙や色画用紙で飾りつけしたり。

私もよく娘と工作して、そのまま作品を使っておままごとへ…
なんて過ごし方をしました。
退屈な雨の日も、あっという間に半日くらい過ぎてしまいます。

さらに、衣類を作って遊ぶことも、可能です。

簡単なのは、タオル類を安全ピンで留める作り方。あっという間に
スカート・ドレス・マントのできあがりです。

うちの娘は、私の古くなった靴下を切ってレッグウォーマーにしたり、
母の古い服の袖を切って自分の腕にはめて自分のTシャツを重ねて着てみたり、
湧きあがる創造力をめいっぱい楽しんでいます。

先日には
「このバスタオルの端っこを折って、縫って、ゴムを通して、ワンピースにする!」
と言っていたので、今度の週末は針と糸に初チャレンジすることになりそうです。


~~~~~~


なお、前号の内容に、何人かの方から
「そうはいっても、ある程度運動しないと子どもが満足しない」
とのご質問をいただいております。

そんな「どうしても体を動かしたい!」というアクティブ派さんには、
風船を用意してあげましょう。

バレーボールでもサッカーでも、風船なら家財破損の心配はありません。
野球もできますよ。
ただ、バットが危ないので手で打ってもらうのが基本ですが、
団扇で打つのも楽しいですよ!

しりとりしながら、風船を落とさないように次の人に打ち返していく、
という遊び方もできますね。


雨が多くなるこれからの季節を、親子ともに楽しく過ごしていただけたら、
私もうれしいです!


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かわいい孫に会いたい

日々ご相談のメールをお受けしていると、似た内容のご相談を、
同じ時期に複数いただくことがよくあります。

最近では、孫をもつ祖父母の方からのご相談が相次ぎました。

孫はかわいい盛りだけれど、子ども夫婦との接し方・距離の取り方に
苦慮されている、との内容です。


今日は、同じお悩みをお持ちの方に向けてお届けします。

※内容が紛らわしくならないよう、以下本文中では
「祖父母」「父母」「孫」の表記で3世代を分けて表現します。



孫を持つ方のほとんどが、「かわいい孫を可愛がりたい」との思いを
お持ちですよね。

その気持ち、とてもよくわかります。

ただ、先にそれを求めすぎると、父母からは
「オイシイところだけ取って、大変なところは助けてくれない」
と見えてしまう恐れがあること、注意が必要です。


目指したいのは、父母(特にお母さん)が
「実家に行きたくなる」「祖父母を頼りたくなる」
との状態


そのためには、まずは「父母の負担を、一部受け持ってあげる」から
始めることがお勧めです。

受け持ってあげる“負担”は、子育てそのものでなくてもOKです。
(むしろ子どもが小さいうちはママ・パパでないとダメな部分が多いので、
 子育て以外のヘルプが良いでしょう)


具体的には、実家に来てもらって食事を出す、あたりが良いと思います。

父母にしてみれば、買い物・料理・後片付けの手間がなくなることは、
かなりありがたいこと。

場合によってはお母さんやお父さんが「私もやります」と手伝いを
申し出るかもしれませんが、

「こっちに来た時くらい、ゆっくりしていいよ」

「片づけはやっておくから、子どもを見ていてあげなよ」


と促してあげましょう。

ただ、人によっては全く手伝わないことに罪悪感や『申し訳ない』感を感じて、
逆に居心地が悪くなってしまうこともあります。
その時は罪悪感が薄れる程度にちょっとだけ手伝ってもらっても良いかも知れません。


さらに、子どもが複数いる家庭、特に下の子が乳児の頃は、ママはとっても大変です。

子どもが2人、どちらも大人が付いていなければならないけど、
生活リズムが全然違う…体が2つ欲しい!との状況
です。

もしその時期にあるようなら、主に上の子の世話(相手をする、公園に連れ出す、など)
を積極的に買って出てあげればOK。


この他にも、

─買い物に同行してあげる
(紙オムツのような大きいものや重い荷物がある時は、
 本当にありがたいものです)

─家に行って、家事を手伝ってあげる
(相手が遠慮なく頼める範囲限定で!)

─急な残業の時のお迎え、
 あるいは子どもが体調不良で早退する時のお迎え


─子どもの体調不良の時の相談に乗る、
 あるいは通院中にきょうだいを預かってあげる


などなど、それぞれの家庭環境と状況に応じて、
担ってあげられる役割は見つけられるはず。


こうして父母のサポートをしながら孫と触れ合う機会が増えれば、
やがてしばらくして、お孫さん自ら「お泊りに行っていい?」となったりするかも。

楽しい時間が急増すること、間違いありません(笑)



子ども用品を送ったり、経済的に支援したりなども、
父母にとっては非常にありがたいサポートです。

ですが、それだけではもったいない、とも思います。

せっかくかわいい孫が生まれてきてくれたのだから、
祖父母も素敵な時間を共有できたら
(そしてそれが父母の負担軽減につながるなら、なおさら!)
理想的ですよね。


楽しい孫育てライフの実現に参考にしていただけたら、私もうれしいです!


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雨の休日

夏とは違う風を感じるようになり、すっかり秋の雰囲気になりましたね。
雨の日も多くなってきました。

そこで、今日は雨の休日の過ごし方についてお届けします。

以前(たぶん梅雨のころだったと思います)に新聞で、小中学生対象の
アンケート結果が載っていました。

設問は「雨の休日の過ごし方」で、
回答上位には「テレビ」「ビデオ」「ゲーム」「マンガ」「読書」「寝る」
などがありました。

ある意味で凄い回答内容で、印象に残っています(笑)


さすがに雨であれば、公園でサッカーしたり氷オニしたり、は難しいとは思います。

でも、もう少し能動的に過ごせたらいいのに・・・というのが、私の正直な感想です。


回答に上がっていたものをネタに、能動的に過ごす方法を考えてみましょう!


■マンガ

読むばかりではなく、たまには描いてみるのも面白いかも。
難しい、複雑な絵を描く必要はありません。棒人間(丸と線だけで描いた人間)で充分。
親子で、あるいは友達と一緒に、1コマずつ順番に描いていくのも楽しそうです。


■読書

こちらも、書いてみる楽しみを試してみましょう。
普通に物語を書くのも(子どもが書きたいと思い、実際に書けるなら)OK。
何人かで順番に書いても良いですし、『あらすじゲーム』も愉快ですよ。

※あらすじゲーム…参加者が手分けして「いつ」「どこで」「誰が」「何のために」
 「何をした」の5つの部分を書いて、集めて読み上げる遊び。
 できあがる文が
 「クリスマスの夜に、ゲンタくんちのトイレの中で、校長先生が、
  世界一になるために、大声で吠えた」

 などのハチャメチャな内容になって、子どもには大ウケです!


■テレビ・ビデオ

子どもが小さいなら、おままごとですね。小さなドラマを演じましょう。

おままごとに興味を示さないなら、役割交換ドラマも面白いですよ。
親子が互いに相手の役をやったり、友達同士でAくん→Bくんの役、B→C、
C→Aのようにしてみたり。

「ある日のことです。ユミちゃんが幼稚園から帰ってくると、
  テーブルに大きな大きなリンゴが載っていました。
  それを見たユミちゃんが、パパに尋ねました。
 『パパ―、これ、どうしたの?』」


ユミ「えっとねー、このリンゴはね・・・もらったの。」

こんな具合に始めて、想像力を膨らませて(そして常識の枠を外して(笑))、
楽しんでみてくださいね。


■ゲーム

テレビゲームが絶対に悪いわけではありませんが、ソフトが用意した枠組み・
シナリオ・設定が決まっている点で、体験に広がりが少ないことも事実です。

将棋やトランプなどの方が、自分たちでルールを変えて遊びを変化させたり、
ハンデを付けて難易度や勝敗バランスを調節したり、さまざまな試行錯誤が
生まれる点で、子どもの過ごし方として優れている面があります。

我が家でも以前、トランプの『大富豪』が大流行した時期がありました。
下の娘がやり方をしっかり理解するまでは「娘はいつ何を出してもOKで、
そのカードを有効にしてそこから続ける」というルールを採用していました。
(思わぬ大ドンデン返しの連続に、非常に盛り上がりました!)

他にも、トップとビリの交換枚数をやたらと多くしてみたり、いろいろ
試して楽しんでいましたよ。


~~~~~~


子ども・親それぞれに好みがあるので、ここに挙げたものを全て試す必要は
ありませんが、「自分で遊びを創る」という発想だけは、しっかりと心に
留めておいてくださいね。

雨が多くなるこれからの季節を、親子ともに楽しく過ごしていただけたら、
私もうれしいです!


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科学実験!

以前に新聞で見かけた「科学実験」、娘に記事を見せたら「やってみたい!」と。

ようやく時間を確保して、一緒に楽しみました。



内容は、水性インクを水に溶かして色を拡散させる、というもの。


まずは、記事に書かれていた『黒インクの分解』にチャレンジです。

水が浸み込みやすい紙(記事中ではコーヒー用のペーパーフィルターが推奨されていましたが、我が家にはなかったのでキッチンペーペーで代用したら、うまくいきました)の端から数センチのところに水性ペンでマークして、端から水を吸わせてみると・・・

おお!

ペーパー中を浸み進む水にインクが溶けて、いい具合に拡散していきます!
そして広がるにつれて、色は黒ではなく、赤と青に分かれていきます!!

インク実験01黒インク分解
(写真は実験後、時間がたってから撮影したので、だいぶ色が薄くなってしまっております)


面白かったので、今度は別の色で!
赤と青でチャレンジです。

インク実験02赤・青インク分解

こちらは劇的には分解されませんでしたが、赤はだんだんオレンジ→黄色になって、炎みたいです。


ここでひらめく、天才親子。
「さっきの黒の分解で、赤と青が出てきたということは・・・

 赤+青は、黒になるはず!」

そしてその結果は。

インク実験03赤・青インク合成

なりました。
バッチリ、黒です。

この結果を受けて、
「もしかしたら、ペン工場では赤と青のインクしか作っていないのかも。
 黒ペンを作る時は、赤インクと青インクを混ぜて入れて売っているんだよ、きっと。」
との結論にたどり着きました。
(真偽のほどはわかりません)

~~~~~~~~

さて、次の実験。

紙にインクで点々とマークして、その中心に水を垂らします。

まずは父からトライ。

インク実験05インクの花2-1

こんな具合にマークして、真ん中に水を垂らすと・・・

良い具合に、滲んで広がっていきます!


その様子を見た娘が、隣にペンで点々とマークして、水を垂らして、


2輪のお花が咲きました

インク実験05インクの花2-6


この結果に気をよくした娘、丁寧に葉っぱも付けてくれました♪

インク実験05インクの花2-7葉っぱ付き


最近、娘が科学に興味を示していたので、とてもいい時間になったと思います。
ここには紹介していないけど、油性ペンで試してみたり、ラメ入りのペンを使ってみたり、やたらと水を多くしてみたり、自分の思いつきに従って、いろんなことを試していました。

子どもの興味・関心をうまく拾ってあげられてよかった


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すれ違いの日曜日

パパ・ママともにお勤めのご家庭からいただくご相談メールを読んでいると、
とても大変な状況の中で頑張っていらっしゃる様子が、よく伝わってきます。

しかしながら、とても残念な状況が生まれがちになってしまっていることも、
一面の事実。

象徴的なのは、私が『すれ違いの日曜日』と呼んでいる現象です。


―パパは仕事で疲れ&ストレスいっぱい。たまの休みくらい、
 ゆっくり過ごしたい。


―ママは仕事→お迎え→食事→入浴→寝かしつけと、一瞬も休みのない毎日。
 たまにパパが家にいる時くらい、家事や子どもの世話をしてもらいたい。


―ママの言うことももっともなので、パパ、子どもの相手をする。
 でも、すぐにケンカを始めたり、度を越して大騒ぎ・大暴れを始めたり。
 ついつい、怒鳴ってしまう。


―それを見たママ「たまにしか子どもと一緒に過ごせないのに、
 いつも怒鳴ってばかりでおかしい!」と立腹。



こんな状況になると、大抵の人は
「パパの『怒鳴ってしまう』が間違った行動で、ここを改めるべき」
と考えてしまいます。


実際、上の事例を読んでいて、皆さまもそう思われたのでは?


ですが、私の考えは違います。


日々の仕事の疲れ・ストレスを負った身で、子どものケンカ・
大騒ぎ・大暴れに直面したら、平穏でいられるわけがないのは
きわめて当然のこと。

さらに言えば、その状況で怒りが爆発してしまうことも、
一概に悪いこととは言いにくいです。

なぜなら、「怒りの爆発」は、見方によっては人間が本来持つ
「自分を守る安全弁=限度を超えて我慢して病気になってしまうのを防ぐ機能」
とも言えるから。


「怒ってしまうこと」だけを改めようとしても、効果はありません。

一時的には自分に無理を強いてガマンできるかもしれませんが、
それはより一層大きなストレスとなるだけ。

いずれ、子どもに対して爆発するか、あるいは別の形(職場で爆発するか、
病気になるか、どこに出てくるかはわかりませんが…)で返ってくる
ので、
お勧めしません。


かと言って、子どもたちがケンカをすること、暴れること、騒ぐことは、
健全な成長プロセスの一部。

こちらを抑え込もうとするのも、適切ではありません。


目を向けるべきは、
『パパとママに、余裕がなくなってしまっている現状』です。


―パパの仕事が大変で、疲れとストレスがたまる。

―休みも少ししか取れず、自分の疲れを取るだけで終わってしまう
 (元気になった体で子どもと過ごす時間が取れない)

―ママも毎日、仕事と家事と育児でいっぱいいっぱい。

―たまに人を頼ろうとするが、頼れる相手が『疲れ切った日曜日のパパ』だけ。


そして、この現状を招いている原因は、ママ・パパが
「家事・育児のすべてを」「しっかりと」「自分たちだけで」
やろうとしている
こと。

この“原因”の部分を変えていくこと、強くお勧めしたいです。


変えるためのアプローチ、いくつか例を挙げて具体的にお伝えしますね。


(1)「パパの仕事が大変で、疲れとストレスがたまる」を変える

もっともドラスティックな方法は育児休暇の取得ですよね。
私も取得しました(もう10年も前のことですが…)が、
ガラッと状況が変わりますよ!

それ以外にも、
・期間限定で仕事の負荷を減らしてもらう

それが無理な場合も、
・自分で勝手に
 「子どもが幼稚園に入るまでは休日出勤しない!」
 「毎週火・水・木はxx時に帰ります!」
 などと宣言する


だけでも、変化は始められます。

(実際にその時間には帰れない日が多くても、その時間に帰ろうという
 意識が働いたり、周囲が気遣ってくれたりするケースが出てきます)


(2)「ママも毎日、仕事と家事と育児でいっぱいいっぱい」を変える

じじ・ばばに頼ることが最初に頭に浮かびますが、それができないから
『いっぱいいっぱい』なのですよね。

なので、思い切って家事サポートを依頼してみることがお勧めです。

「将来、教育費がかかる時期に備えてお金を貯めないと」と言う方もいますが、
目の前の毎日を犠牲にしすぎては、その“将来”だって危うくなってしまいます。

勇気をもってお金を使って解決することも、検討の価値があると思います。


(3)「頼る相手が『疲れ切った日曜日のパパ』だけ」を変える

近くにいる、似たような境遇の家庭とお互いに支え合う、という手もあります。

2家族で一緒に休日を過ごすと、
・子どもの世話から解放されて、家事に専念できる人
・家事から解放されて、子どもと遊んで過ごす人

との役割分担が可能になります。

大人が3人以上いれば、さらに
・交代で休憩しながら
・一緒におしゃべりしてストレス解消しながら

なども可能に。

この方法を取り始めると、緊急時にも強くなります。
子どもがお互いの家庭に馴染めるので、急用の時に預けたり預かって
あげたりが容易になるからです。

本当は「似ていない境遇の家庭」と支え合うことも可能なのですが、
どうしても負荷が偏りがちで遠慮が生まれてしまいやすいので、
まずは似たような家庭同士でトライしてみてくださいね。

~~~~

今日ご紹介した3つの方法、すべて私も実践した内容です。

どの方法も、最初にトライする前には、ちょっと高いハードルがあります。

―職場での立場が悪くなるのではないか、という不安

―お金がかかる、しかも結構高額…という戸惑い

―誘って断られてもイヤだな、という躊躇


あるいは

―誘うことで相手に無理をさせてても悪いよな…という遠慮

ですが、試してみて分かったのは、どれもトライする価値があるということ。

最初の“ハードル”は、どれも自分の心の中にしかありません。
跳び越える!と決心した瞬間には、ハードル自体が消失します。

ぜひ、勇気をもって変化を起こしてみてくださいね。
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言うことを聞きなさい!

─子どもが、言うことを聞かなくて困っている。

─何度言っても、まったく聞く耳を持たない。

─最後には怒鳴って無理やり言うことを聞かせてしまう…

─どう言えば、どうすれば、聞くようになるのだろう?



こうしたお悩みをお持ちの方、少なくありません。
パパ・ママに加えて、小学校の先生などからご相談をいただくことも。

今日は、
「どうすれば、子どもがこちらの言うことをしっかり聞いてくれるか」
について、お伝えします。


子どもが、こちらの言うことをしっかり聞いてくれるように
なるために必要なことは、大きく分けて2つあります。


(1)言って聞かせる前に

逆説的ですが、子どもが話を聞けるようになるためには、
「話を聞いてもらう」ことが必要です。

子どもの話を聞いてあげると、子どもは大人の話を聞けるようになる、
ということ。

この時に気を付けるべきことは、
『先に』聞いてあげることと、
『こちらが言いたい量の3倍』聞いてあげること。


なぜ『先に』かの理由は単純です。
前述の通り、「大人が子どもの話を聞いてあげて、初めて、
子どもは大人の話を聞けるようになる」から。

では『こちらが言いたい量の3倍』の理由ですが、
これは子どもが生まれ持つ性質によるもの。

「親が言いたいことを言い、子どもがそれを聞く」というのは、
言い換えれば『教わって、言われた通り行動する』という枠組み。
この枠組みに馴染みやすいのは“指示待ち”の性質です。

しかしながら(喜ばしいことに!)子どもは生まれながら、
“指示待ち”の性質よりも“自主性・主体性”をずっとずっと強く持っているもの。

そんな“自主性・主体性”が馴染みやすいのは、
当然ながら、『自分で考え、行動する』という枠組み。

とは言え、子どもはまだまだ未熟ですから
「黙々と考え、淡々と行動する」とは行きません。

「いろいろ考えてみて、自分の考えを大人に話して聞いてもらう」
「自分なりに行動してみて、どんな結果だったか大人に話して聞いてもらう」

という経験を必要としています。

だから、
『こちらが言って聞かせたい量の3倍、子どもの話を聞いてあげる』ことが重要なのです。

※学校の先生の場合は、現実的にこの対応は不可能ですよね。
 伝えたいことの3倍×33人分の話を聞いていたら、
 授業時間の99%が必要になってしまいます。

 この点は、私は家庭の役割だと考えています。
 「家でたっぷり・じっくり話を聞いてもらって、
  学校ではしっかり集中して話を聞くことができる」
 という良い循環を作るためにも、しっかり子どもの話を聞いて
 あげたいところです。



(2)言って聞かせた後は

子どもの話をたっぷり聞いてあげて、
こちらの言いたいことを(簡潔に)言って、
子どもがそれを聞いていたら、
即座に、子どもが「聞いてよかった」感を味わえるよう、声をかけましょう。

こちらが言った通りに子どもが行動するのを待っていてはいけません。
(かなりの確率で、言った通りには行動しないので(苦笑))

話し終わった瞬間に、
「パパの話を聞いてもらえてよかった!」
「リョウがちゃんと聞いてくれて、ママ、ほっとした♪」

と付け加えることが大事です。

その後、子どもがどんな行動を取ったとしても、
「パパの言ったことも考えて動いてくれているみたいだ。助かるなぁ」
「ママの気持ちも気にしてくれて、うれしいな」
と添えられれば理想的です。

子どもの頭の中には、親から聞いた話が何かの形で残っているもの。

その状況の時にこう伝えることで、子どもは
・親の話も聞く
→その上で(親の話も考慮しつつ)自分で考えて判断・行動する
→パパ・ママも喜んだ!

という成功体験が得られます。

この体験を積み重ねることで「他者にも配慮しながら、主体的に動く」
という行動パターンを習得することができる
のです。

~~~~~~

主体性・自主性の芽を摘むことなく、こちらの話も聞いてもらう
──そんな接し方が、充分に実現可能だということ、ご理解いただけたでしょうか。


親子ともにこのコミュニケーションに慣れるまでは少し時間がかかるかも
しれませんが、時間をかけるだけの価値はあります。
根気よく取り組んでいただけたら、うれしいです。


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「正しいこと」と「楽しいこと」

この前の日曜日、我が家に娘のクラスメートが遊びに来ました。

兄と友人の6年生集団もいて騒がしい中、何をして遊ぶかの相談が始まります。

娘「何しよっかー」
友「何でもいいよー」
娘「何か作る?クッキーとか」
友「うん、作る!」

と言うわけで、3年生女子2名はクッキー作りを開始。

私に細々と質問したり確認したりしますが、娘がリードして、
どんどん進めていきます。


これまでは
 父:説明・補助
 娘:できることを作業

というコンビネーションだったのが、

その日は
 娘:説明・相談
 友:できること・やりたいことを作業/娘:残りの作業

との協力体制。

「コネない方がいいから、ヘラはこうやって使うんだよ」
なんて、一人前に説いています。

私は訊かれたことに答えながら、ちょっと感慨深く見守っていました。


成形する段になって、2人は素敵なことを思いついた様子。
どうやら、まん中を凹ませてジャムを載せて焼こうと考えたようです。

適量の生地を取って、
形をまとめて、
まん中を凹ませて、
凹ませすぎて形が崩れて、
もう一度形をまとめて・・・

2人とも、熱心にコネコネコネコネしています。

その様子を見ている私としては、思わずそこで
「ちょっと待って、あんまりコネない方がおいしく焼けるよ」
とアドバイスしたくなりましたが、
同時に
「好きなようにやらせてあげた方がいい」
との考えも、頭の中にありました。

結局、私は後者を選び、そのままコネコネを見守ることにしました。

理由は2つ。
せっかくここまで自分たちで作業してきたんだから、
最後まで自分たちの考えでやらせてあげよう
と思ったことと、
2人は既に「コネない方がいい」ことは知っているはずので、
重ねて言う必要はない
と判断したこと、
です。


やがて、(たっぷりコネられた)クッキーが焼き上がり、味見タイムに。

まだ粗熱の取れていないクッキーを頬張りながら、2人が発した第一声は・・・

「おいしーい☆」

でした。


そのまま
「ブルーベリージャムが良く合うね」
「梅ジャムもおいしいよ」
と嬉しそうに語り合いながら、あっという間に全部食べきってしまいました。

~~~~~~

「正しい方法を教えること」も大切ですが、状況によっては
「子どもが楽しめていること」を優先してあげたい場面も、数多くあります。

「ただしいこと」と「たのしいこと」、たった1字の違いですが、
子どもの時間の充実度は大きく異なります。


『正しいことを知っているはずなのに、
 楽しいことに夢中で忘れてしまっている』
そんな状況であれば、それほど夢中になれる“楽しいこと”を、
大切にしてあげたい
ところです。

ついついアドバイスをしてしまう傾向がある――との自覚がある方は、
ちょっと気に留めておいていただけたら、私もうれしいです!


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もう、怒らない!

まず最初に質問です。

─子どもに対して、本気で腹を立てたことがある。

─感情的に怒ってしまったことがある。


そんな経験、ありますか?



おそらく、子育てをしていて「そんな経験は1度もない」という方はいないはず。

どうしたって、怒りが爆発してしまうような場面、
時には(人によっては『頻繁に』かも知れませんが…)訪れてしまうものです。


今日は、そういった場面のうち、親の側の準備と意識で変えられる部分について、
ご説明します。



<秘訣1> 「コドモ」というイキモノの性質を知る

子どもという存在は、大人と変わらない側面もありますが、
大きく異なる側面もあります。

大人の側が腹を立ててしまう場面の多くは、元をたどると
『(大人とは異なる)子どもの性質を、大人が正しく理解できていなかった』
ことが発端になっています。

大人にとって当然のことでも、多くは子どもにとって知らないこと・理解できないもの。
子どもの側に、大人の感覚を分かれと言うのは酷でしょう。

大人の側が、子どもの性質を理解することを目指しましょう。

自分自身(=大人)の観点を離れて、子どもの視点で子どもの言葉や行動を
理解してあげると、怒りの多くは発生さえさせずに済ませることができますよ。

抽象的な話だけでは分かりにくいと思いますので、
具体的に『怒ってしまう状況』の例を4つほど挙げながら、
“子どもの性質”を解説しますね。


(1)危険なことをする

注意しているのに、危険なことをする子ども。
あまり度重なると、腹が立ってきてしまうこともありますよね。

でもその状況を“子どもの性質”の視点で見ると・・・

→【性質】体を動かしたい、能力の限界までやってみたい

だということ、理解してあげたいところです。


(2)お漏らしを隠す

「お漏らししちゃったら、すぐに教えてね」と言ってあるのに、
隠そうとして言ってこない。
時には、こちらから「お漏らししちゃった?」と尋ねてもウソを言う。

→【性質】世界で一番大切なママ/パパを悲しませたくない

これまでの経験で、お漏らしをすると親が悲しむ/怒る/嫌がることを、
子どもは敏感に察知しています。

本当に「すぐに教えて」欲しいのであれば、お漏らしに対して100%平然と
対処する必要があります。

「慣れないうちは仕方ないよね~。さ、洗うから脱いで~♪」

「すぐに教えてくれたから、お部屋が汚れなくて済んだ。助かったぁ☆」


くらい言ってあげたいですね。


(3)公共の場で騒ぐ

これも「何度も注意しているのに…」との声が多い悩み。

この状況を理解するには、子どもの性質を2段階で捉えてあげましょう。

→【性質1】自分の欲求を伝えたい

まず最初に、子どもには親に欲求を伝えたい!という強い気持ちがあることを
理解しましょう。

「伝えたい」という気持ちがあること自体は、子ども自身が“欲求”を持つことに
対する肯定的な感覚と、それを親に伝えようという意欲があることを示しており、
望ましいことです。


→【性質2】うまく行った方法を学習・習得する

子どもはあらゆる体験の中で「うまく行く方法」「うまく行かなかい方法」の
学習を重ねています。

そして、ここぞという時には、的確に学習の成果を発揮するものです。

おそらくその子は、
『公共の場で、ママ・パパにこちらを向いてもらう・話を聞いてもらう・
 理解してもらうには、“騒ぐ”が効果的である』
と学んだ成果を、的確に発揮していると思われます。

その場での即効性のある対応はありませんが、しばらくの期間『騒ぐ』以外の
働きかけ──例えば「ねぇねぇ」や「パパ、見てー」など──に積極的に応じて
話を聞いてあげていれば、自然と子どもの振る舞いも変わってくるはずです。


(4)反発反抗口答え

2~3歳でも生意気な言い方で反抗してきたり、小学生にもなれば、
一人前の口の利き方でカチン!とくるようなことを言ってきたり。

ストレートに立腹しても良いのですが・・・

→【性質】常に1歩背伸びして、自立したい・成長したい

子どもだって、日々の暮らしの全てを親に依存して生きていることくらい
承知しています。

それでも、次の成長への意欲(ほとんど本能に近いかもしれません)から、
反抗的な態度を取ることがあるものだ、ということ、知っておいてあげましょうね。


~~~~~~


<秘訣2> 早く、すぐに、その場で怒る

子どもにイラッと来ても、まずは辛抱。
重ねてムッとしても、感情的に怒ることは抑えて、抑えて。
そこに輪をかけて何かやらかしてくれて、ついに爆発・・・

これは、よくやってしまう失敗パターン。

溜めて、溜めて、溜めて、爆発はNGなのです。

なぜなら、怒りが徐々に溜まっている最中、子どもは「怒らせている」ことに
気づきません。

当然ですよね、「怒っている」ことを伝えず、むしろ隠しているのですから。

そしてある瞬間、「ママが突然キレた」「パパが急に怒りだした」としか
見えないのです。


お勧めは、その逆のスタイル。
1つ1つのタイミングで、冷静に気持ちを伝える方法です。

子どもにイラッと来たら、そう伝える。
「ママ、そんな風に言われたら悲しいな」

重ねてムッとしてら、そう伝える。
「パパが困っているのに、話を聞いてもらえないと腹が立ってくるなぁ」

早め早めであれば、小粒の怒りで済むことも、メリットです。

最終的には、
「次に言っても聞いてくれなかったら、たぶん物凄く怒ると思う」
なんて言い方になってくるかもしれませんが、ここまで至るケースは
激減させることができますよ。


~~~~~~


<秘訣3> あきらめも重要

そもそも親が子どもに感じる怒りの多くは、親が望む状態と、
実際の子どもの状態が違うことを原因としています。

もっとストレートに言ってしまえば、
「子どもが、親の理想通りに振る舞わない!」ことに腹を立てている
ということ。


子育ての原点に立ち返って、

・この子の人生はこの子のもの

・情報提供はした。失敗・後悔も含めて、後は好きにすれば良いさ


とのスタンス
を思い出すことも、とても重要です。

誤解のないように補足すると、この姿勢は諦観・放任ではありません。
子どもと言えども、1人の人格として尊重する姿勢です。


「なんだか最近、よく怒っているな~」と思うことがあったら、
今回の話を思い出していただけると嬉しいです。


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答えはキミの中に

私が指導するサッカースクール低学年クラス、順調に受講生が増えてきました。

この年代は、1人ずつ個別に声をかけて伸ばしたいので、
そろそろ限界かなと感じています。

これからは、飛び級で高学年クラスに移る子が出る度に、
若干名の募集をしていくことになりそうです。

毎回楽しみに通ってくれる子どもたち、そしてそれを支えてくれている
保護者の皆様に感謝です。



さて、そのサッカースクールですが、初めて参加する子には

「水分を取ったり(※)、
 トイレに行ったり、
 具合が悪いとかどこか痛いとかで休憩したり、
 自分のコンディションを整えることは、
 自分で考えて自分で動いてくださいね」


と伝えています。

(※…こちらから時間を区切って給水の指示は出しますが、
 それ以外のタイミングでの水分補給のことです)


ですが、大抵の子は、トイレに行きたくなると必ず尋ねてきます。
「コーチ、トイレ行っていい?」と。


周辺の少年団チームなどを見ていても、こういうスタンスの子は
本当に多いと実感します。

(試合と試合の合間に)
「あっちで練習していていいですか?」

(他の子がコーチに断わってトイレに行くのを見た直後に)
「トイレ行っていい?」

(練習時の紅白戦のチーム分けをしたら)
「自分たちでポジション決めていいですか?」


これはサッカーに限ったことではありません。

何かにつけて、「どうしたらいい?」と大人に答えを求める子どもが、
多すぎる気がしています。


大人の側としては、そうして尋ねられれば、そのまま答えを返すのが
“自然な会話の流れ”ですよね。

実際に、答えを返している大人がほとんどでしょう。

「トイレ行っていい?」
―いいよ。トイレはあっちね。

「どうしたらいい?」
―こうするといいよ。


ですが、このコミュニケーションを通じて子どもが得るのは、

・疑問が湧いたら、大人に尋ねる

・大人に言われたとおりに動けば良い


という行動パターン。


この行動パターン、選択肢の1つとして持っていて悪いものではありません。

ですが、習慣として定着してしまうと『指示待ち』『言いなり』という性質になります

できることなら、それとは違う性質――たとえば『自主性』『主体性』――を
伸ばしたいところです。


子どもが『指示待ち』『言いなり』になるか、
『自主的』『主体的』になるかの境界線は、
子どもが「どうしたらいい?」と尋ねてきた瞬間にあります。

安易に答えを与えるのではなく、自分で考えるよう促すことができれば、
その先には『自主性』『主体性』への道が開きます。

とは言え、単純に「自分で考えて」と返すだけでは、
うまく行かない場合が多いでしょう。
(それがわからないから、訊きに来ているわけですし)

上手なコミュニケーションで、子ども自身から答えを引き出すことを意識して、
接してあげる必要があります。

具体的には、

・子どもの疑問をしっかり受け止めてあげる

・子どもが既に知っているはずのことを尋ねてみる


ことから始めてみればOK。


<例1:サッカー練習中のトイレ>

「トイレ行っていい?」

―トイレに行きたくなったんだね。

―練習中にトイレに行きたい時はどうすれば良いか、
 何か説明を聞いたことはある?


「行きたくなったら行っていいって聞いた」

―じゃあ、コーチは何て答えると思う?

「いいって言うと思う」

―そうだね。これからは自分で決めて動いていいよ。
 ただし、練習から離れる時はコーチに一言声をかけて行ってね。




<例2:手紙の相手住所を書き間違えて>

「あ、間違えちゃった・・・どうしたらいい?」

―住所を書き間違えて、困っているんだね。

―そんな時にどんな解決方法があるか、案は思い浮かぶ?


「うーんと、ぐちゃぐちゃってして書き直す」

―うんうん、なるほど。他には?

「新しい封筒をもらってやり直す」

―なるほど~、その手もあったね!あとは?

「パパが使っている白いやつ(←修正テープのこと)を借りて消す」

「間違えたところに紙を貼って書き直す」


―おお!たくさん案が浮かんだね。思いつく中で一番いいと思う方法で
 解決できるといいね!




ただ、これらの例のように子どもから答えが出せない場合もあります。
その場合も、安易に『答えを与える』に流れずに対応しましょう。

そういった場面での返事のコツは、

・第三者(答えや許可を与える者としてではなく)として案を出す

・自身の体験談の形で話す


です。


先ほどの手紙の例で言えば、

「あ、間違えちゃった・・・どうしたらいい?」

―お手紙の住所を間違えて、困っているんだね。

―そんな時、どんな解決方法があるか、案は思い浮かぶ?


「えー、わかんない・・・」

―そうか、案が浮かばなくて困っているんだね。

―そうだなぁ、パパだったら、修正テープで直すとか、
 新しい封筒に書き直すとかを考えるかなぁ

―パパが小学生のころは、白い紙を上に貼って書き直したこともあったなぁ


「あ、じゃあ、修正テープで消す!修正テープ貸して!」


ここでの“修正テープを使う”という意思決定が、大人の指示ではなく、
子ども自身の意思で行われていることが、とてもとても大切です。

大人の側の「かなぁ」「あったなぁ」という呑気な語尾にも、重要な意味があるんですよ。
子どもが「パパに言われたからそうしよう」と思ってしまわないための、
大切な仕掛けなのです。


こうした接し方を続けていると、子どもは驚くほど早く『自分で考える』ことを
身に付けていきますよ。

慣れてくれば、大人の返事は「コウヘイはどうしたらいいと思う?」だけで大丈夫。


人生経験の浅い幼児期には難しくても、小学生になれば子どもに考えさせて良い
場面は飛躍的に多くなります。

ちなみに、自主性の育った子どもは
「どうしたらいい?」
「○○していい?」
と訊く代わりに、こんな言い方をするようになります。


「トイレ行ってくる~」

「やりたいポジションがあるから、自分たちでポジションを
 決めようと思います。問題ないですか?」

「ねぇ、ここ間違えちゃったところ、修正テープで直そうと思うんだけど、
 パパは他に案は思いつく?」



大人の側も、慣れるまでは“自然な会話の流れ”に逆らうことが難しいかもしれません。

しばらくの間、強く意識して、試してみていただけたらうれしいです!


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お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから

兄・弟、姉・妹は平等に接した方がいいのか?
それとも、ある程度は区別するべきなのか?


子どもが複数いる家庭では共通する悩みですね。
定期的にご相談のメールをいただきます。
以前には、保育園の保護者向けの講演で直接ご質問いただいたことも。


今日は、この点についてお答え&ご説明します。


(1)基本姿勢

まず最初に、基本的な考え方から。

揚げ足を取るようで申し訳ないのですが、「平等」「区別」という表現を使って
お悩みの時点で、ちょっと望ましくありません。

それは、複数の子どもを「兄弟」「姉妹」という枠=セットで考える姿勢だから。

基本のスタンスは、
「それぞれ、ひとりひとりを、1人の人間として大切に」

この姿勢を徹底すること、最優先に意識したいです。



(2)個別対応

その上で、子どもひとりひとりに対応します。

その際、それぞれの個性に応じて、対応は違ってきて当然。

『お兄ちゃんだから』『お姉ちゃんだから』というのは、
子ども本人には関係ないレッテル。
そのレッテルでの区別は不適切だということ、肝に銘じておきましょう。

ですが、子ども個人の考え方・感じ方・表現の仕方、あるいは年齢・成長度合いに
合わせた対応を取ることは、とても適切なこと。まったく問題ありません。

言葉で説明してあげるのが適切と思う子には、
子どもに分かりやすい&子どもが納得できる説明を。

言葉よりも、気持ちを体で受け止めてあげることが大切と思う子なら、
まずはしっかり抱きしめて、「パパ、リコの気持ちがよくわかるよ。」と。



(3)複数同時対応

ちょっと厄介なのは、複数の子どもがそれぞれの言い分を『同時に』
訴えてくる場面。

決して珍しいことではありませんよね。
「むしろ、その方が多い」
「と言うか、毎日そうだ」

などの声も聞こえてきそうです(苦笑)

対応する親の方までイラついてしまって、
「お前らはいつもケンカばかりして!」
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」

など、残念な対応をしてしまいがちな瞬間でもあります。


こんな時も、基本は原則通り。1人ずつ受け止めることを意識しましょう。

「お姉ちゃんがぶった~」
→そうか、ぶたれてイヤだったんだね。
 ぶたれたら痛いし、イヤよね。
 リコの気持ち、よく分かるよ。
 ぶたないで何が悪いのか言ってもらえれば、リコだって直せるのに、
 って思うよね。


「だって、勝手に私のモノ取るんだもん」
→そうか。勝手に取られて腹が立ったんだね。
 尋ねもしないで手を出されると、腹が立つよね。
 ちゃんと声を掛けて、相談してくれれば貸してあげられるモノだって、
 黙って取られたらダメ!って思っちゃうよね。


※共感100%のフリして、こっそり、後半にアドバイスを混ぜてます。
 慣れてきたら、こんな風に声をかけてあげられても良いですね。



(4)無理しないで!

・・・と、理想的な対応方法をご紹介しましたが、
現実にはなかなか難しいものですよね。

親の方だって、子どもの対応以外にやることがあるし、
体調・気分だっていつも万全とはいきません。


複数の子どもへの対応が難しかったら、率直にそう言ってしまえばOKです。

「パパ、サヤの話も聞きたいし、リコの話も聞きたいから、
 必ず2人とも話をちゃんと聞くね」

「でも、残念ながら体は1つしかないんだ」

「一度に話を聞けるのは1人だけだから、2人の話をまとめて聞くことは大変だな」



最初に「必ず話を聞いてあげる」と明確に宣言してあげると、
子どもの側の焦り(一刻も早く、相手よりも大きな声で、
自分の思いをアピールしなきゃ!)を解消してあげることができます。

焦りから解放された子どもは、意外なほど『待つ』ことができるようになりますよ。


(5)受け止めた後は…

こうして、落ち着いて子どもたちの言い分を受け止めた後は…
 ・
 ・
 ・
特に何もしなくてOK。


自分の訴えをしっかり聞いてもらえたことで、欲求の半分は充足。

兄弟姉妹が話している順番に横で聞いたことで、相手の気持ちにも一定の理解。

ここまで来て、親が解決案を出すのは逆効果でしかありません。

「みんなの気持ち、しっかり聞けて良かったよ。
 話してくれてありがとうね。
 もし、どうしても困ったことがあったらパパに相談してもいいからね」


とだけ伝えて、また温かく見守ってあげましょう。

親が解決案を出さないので、必然的に
「サヤはお姉ちゃんなんだから・・・」
「リコはまだ小さいんだから・・・」

という文脈自体が不要に
なります。


―子どもの話を聞いてあげる必要はあるけれど、
―子どもの問題を代わりに解決してあげる必要はないこと、


この2点を心に留めて子どもに接していただけたら、
私もうれしいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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