子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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ネガティブ体験談

今年の夏、ちょっと忙しくなってしまっていた頃、
子どもの話をしっかり聞いてあげられていない時期がありました。

あるタイミングで気付くことができたので、ひとしきり反省して
また『子どもの話を聞く』ことを心掛けるようにしました。

自分自身を忙しくしてしまうと、
・子どもの話をゆっくり聞く時間がなくなる
・夜に、歯みがき・入浴・就寝を促す声掛けが多くなる

のが私のクセ。

当時、直近の数週間を振り返って「マズイ!」と感じたので、
あわてて修正したのを覚えています。


私が娘の話を聞くことにしたタイミングは、
(1)学校から帰ってきた時 と
(2)寝る前 です。

どちらのタイミングも、傍に静かに座っていれば、
こちらから何か尋ねなくても娘の方からいろいろ話し始めてくれます。

学校での面白かったこと、放課後に友だちと遊んでいた時のこと、
飼育中の青虫の様子などをイキイキと話す姿を見ると、
やはり大切な時間なのだなぁと実感します。

ですが、娘の口から出てくるのは、楽しかった話ばかりではありません。
時には
イヤだったこと、
腹が立ったこと、
面倒くさかったこと、
ヘンだと思ったことなど、
「ネガティブな感情」に類する話
も出てきます。


皆さんは、子どもがこうしたネガティブな感情について話してきた時、
どのような返事をしていますか?

ちょっと思い出してみてくださいね。



思い出せたら、続きをどうぞ。



こういった場合も、私がお勧めする原則は
「ただ、話を聞いてあげる」です。

子どもの話だけに集中して、(スマホいじってちゃダメですよ)
目の高さを合わせて、(しゃがむなり、座るなりしましょう)
相槌を入れてあげながら、(うんうん、そうなんだ、それで?)
じっくりと聞いてあげましょう。


実際のところは、多くの方が
「そんな時は・・・するといいんだよ」といったアドバイスをしたり、
励ましの言葉をかけたり、
あるいは
「△△したら?」「○○してあげようか?」といった提案などをしているのでは。

それらが悪いものだとは言いませんが、
基本的に、子どもの課題は子ども自身が乗り越えていくべきもの

あれこれ返事をして親の考えを伝えることより、
ひたすら聞きに徹することをお勧めします。

『ひたすら聞きに徹すること』は、
言い換えれば子どもの気持ちの整理に寄り添うこと、
子どもが次に進む元気を取り戻すプロセスを支えること


子どもから意見や助けを求められるまでは、聞くことに専念したいところです。

~~~~~~

なお、大人は5~10分程度で「この話ばっかり続けている」と思ってしまうことが
ありますが、実際のところ同じ話が40分も50分も続くことは、まずありません。

親のペースではなくて、子どものペースで話をさせてあげてくださいね。


また、実際に子どもの話を聞いていると、不安になってくる場合もあるかもしれません。
「こんな話ばかりさせていては、かえってネガティブな思いが増幅してしまうのでは?」と。

気持ちはわかりますが、心配は無用です。

たくさん話すのは、
「その体験を自分なりに消化したり受け流したりするために、
 まずはたっぷり気持ちを受け止めてもらう必要がある」から。

時には、話をしながら感情が揺れ動いたり、泣き出したりすることも
あるかも知れません。

それでも大丈夫。

それは、「リアルタイムでは出せなかった感情を、話を聞いてもらう
中で解放する」という、子どもにとって大切なプロセスの一部です。

静かに寄り添って(小さい子なら抱きかかえてあげて)、
「そう、そんなにイヤだったんだね」
「すごく怖かったんだね」
「ものすごーく、悔しかったんだ…」

と、気持ちを受け止めてあげてください。

~~~~~~

今日お伝えしたことに関連して、もう1つ注意すべき点があります。

それは、
「こういったネガティブな話をする時以外も、
 子どもの話をよく聞いてあげる」
こと。

親が他の話の時はぞんざいに聞き流しておいて、
イヤだったことを話している時だけ熱心に聞いてしまうと、
 ↓
子どもには
 イヤだった時の話をすれば、パパ/ママは気持ちを受け止めてくれる
 ≒イヤだった時の話の時しか、気持ちを受け止めてくれない

との経験を与えてしまいます。
 ↓
そして、その影響として
 何事にもネガティブな受け止め方を選ぶ性質を身に付ける
なんてことになってしまっては、残念ですよね。


いつでも、子どもの話はできるだけよく聞いてあげる。
それがちょっと心配になる・気になる・一言言いたくなる内容でも、
まずはじっくり聞いてあげる。

そのことを胸に、子どもに接していただけたら、私も嬉しいです。


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ママの孤立を防ぐ

以前に見かけた、小さい子どもをもつ母親へのアンケート調査。

「育児でイライラすることががある」という人が、なんと9割以上だそうです。

でも、さほど驚きませんよね。
子どもを育てていれば、時にはイライラすることがあって当然です。

ただ、ちょっと気になる部分もあります。

イライラする原因が、
・子どもが言うことを聞かない
・時間に追われている
・自分の体調がすぐれない
・自分の時間や睡眠時間がない
・夫など周囲の協力がない

となっていました。

最初の「子どもが言うことを聞かない」というのは、ある意味で普通のこと。
たぶん、毎回毎回イライラしているわけではないでしょう。


残りの項目を見ると、こんな“育児環境”が浮かび上がってきます。

―子どもの世話と家事に追われて、
 自分の時間・睡眠時間を削って頑張る毎日。
 夫の協力がないので、すべて1人でやらざるを得ない。
 体調が悪くても休むわけにもいかず、無理を重ねることに。
 そんな中で、子どもが言うことを聞いてくれないと、
 ついイライラが頂点に達してしまう―


なんだか気の毒です。
でも、どの家庭にも起こりうることだとも感じます。

だから、ありきたりですが、パパの育児・家事協力が大切なのですね。

仕事もあって大変!ということであれば、できる時にできることを
スポットでやるだけでもOK
ママがほっと一息つけることが大事です。


そしてもう1つ、パパの大切な役割が「ママの相談相手」です。
アンケートでも『悩みの相談相手』のトップは「夫」でした。

専業主婦の2割以上が「育児で孤独を感じる」というデータも出ていました。

育児が大変なのは、パパの支えがあれば頑張れる。
でも、孤独に陥ってしまうと、どんどん追いつめられてしまう。


パパの皆さん、ぜひママの話を聞いてあげて(あと、できれば育児・家事も協力して)、
ママを支えてあげてくださいね。


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褒められたこと

以前、日経新聞に『最近、親に褒められたこと』という
ランキング記事が載っていました。

アンケート調査対象が小5~中3とちょっと大きい子たちではありますが、
興味深い&気になる点がある記事なので、ご紹介しますね。


結果は1位から10位まで載っていますが、ここではトップ3を
取り上げます。


■第3位「最近は親に褒められていない」…32人

いきなりガックリさせてしまったでしょうか。
回答者200人のうち32人がこの回答。ちょっと寂しいですよね。

褒めるためには、褒めるポイントを見つける必要があります。
見つけるためには、子どもを観察したり話を聞くことが必要です。
子どもを観察したり話を聞くには、一定の時間が必要。
忙しい毎日の中で一定の時間を割くには、相当の意思が必要になります。

中には「うちは絶対に褒めない方針」という家庭もあるかもしれません。

でも32人の家庭の大多数は、きっと『相当の意思』を持ちきれず、
日々の忙しい暮らしの中でゆっくり子どもと向き合う機会を作れなかった
のだと思います。

人間の自然な性質として、遠くの大きな目標よりも目の前のことに意識が
向いてしまいやすい
という傾向があるのは事実です。

それでも、長い目で見た時の影響の大きさを考えれば、
もっと子どもに意識と時間を割いてあげたいところ。

『1日1個、子どもの良かったことを日記に書く/ツイッターでつぶやく』
などの習慣を自分に課すことが役に立つのであれば、それも良いでしょう。

ぜひ、心に留めて、子どもと一緒に過ごせる限られた時間を
大切にしたいですね。


■第2位「家の手伝いをした」…53人

これは「なるほど」ですね。

子どもが家の手伝いをしてくれるのは、家族も助かりますし、
子ども自身の生活スキル習得にも役立ちます。

ただ、欲を言うと、家の手伝いをした子どもにはちょっと違ったアプローチも
意識してみてほしいところ。

“褒める”…「えらいね」「上手にできた」ではなく、

“感謝する”…「ありがとう」「手伝ってもらって良かった」

“喜ぶ”…「わぁ、助かったな~」
     「コウイチと一緒に食事の支度ができて、楽しいな♪」


などの表現をしてあげられたら、かなり理想的。

~~~~~~

慣れていない方は、まず「助かった」というフレーズが口癖になるよう
意識してみてください。

子どもに対して「助かったよ」でも使えますし、独り言(子どもに聞こえる
ように大きめの声で言うのですが)でも「助かったなぁ」と使えますよ。


~~~~~~

親に褒められなくても、子ども自身は一定の『達成感』『充実感』を
感じているものです。

親の“感謝”や“喜び”の表現は、その『達成感』『充実感』を
より深めてあげることができます。

一方で、“親に褒められる”には『達成感』『充実感』とは別の嬉しさ
子どもにもたらします。

それはそれで悪いものではないので「褒めてはいけない!」とは言いません。

ですが、子どもの中に『達成感』『充実感』が持てているタイミングに
わざわざ被せていく必要もありません

このタイミングでは、できることなら『達成感』『充実感』の方を大切に
してあげること、意識してあげましょう。


そして、
■第3位「最近は親に褒められていない」…32人
■第2位「家の手伝いをした」…53人
を上回る、堂々トップは・・・


■第1位「テストの点数が良かった」…75人

皆さんの予想は当たりましたか?


私はこの結果を見て、しばらく前に見た別のランキング記事を思い出しました。

その内容は、『怖い人ランキング』
小学生・中学生200人への調査で、1位&2位が3位以下を大幅に
引き離した結果が出ていました。

■第1位「お母さん」…68人
■第2位「お父さん」…67人

■第3位「特になし」…38人


この2つの結果を重ねると、
・お母さんは、怖い!
・お父さんも、怖い!
・でもテストの点数が良いと、褒められる!

との状況が見えてきます。

この状況に置かれた子どもは
「もしテストの点数が悪かったら、安心できる場所はない!」
と感じてしまうのでは、とかなり心配です。

それこそ、自己肯定感の危機。


簡単ではないかもしれませんが、親としては、
テストの点数が良くても悪くても、子どもを認めてあげることを
忘れずにいたいもの。

褒めるのであれば、テストの結果ではなく、努力のプロセスを。
「よく頑張っているね」
「毎日必ず勉強時間を取ることにしたんだね」
「今日はすごく集中していたね」


テストの点数が良かったら、
褒める(「えらいね」「よくやった!」)ではなく、
本人が喜んでいる気持ちを認めてあげる声掛けを。
「100点、嬉しいんだね」
「誇らしく感じているのが、よくわかるよ」


点数が悪かったら、
叱る・ダメ出し(「ダメじゃないか」「こんなケアレスミスして」)ではなく、
励ますような声掛けを。
「なんで間違えたかわかる?
 そう、もう気が付いたなら、次は大丈夫だね!」


こんな風に接してあげたいですよね。


学業はもちろん大切ですが、それは飽くまでも「読み書き」「計算」
といったスキルの1つとしてのもの。

テストの点数が良かったことは、
「料理がおいしく作れた」
「電話で遊びの約束をうまくまとめることができた」
「洗濯物がキレイに畳めた」
「自転車のチェーンが外れた時に自分で直せた」
などと同列に扱うくらいの感覚で!──とのアドバイスに共感していただけたら、
嬉しいです。


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プレパパの心得

いつもは子どもへの接し方についてお伝えしていますが、
今日は趣向を変えてプレパパ(子どもが生まれパパになる予定の方)向けに、
プレママへのサポートについてお届けします。


まず最初に、プレママの体と心の状態について理解しておきましょう。
完全に理解することは不可能ですが、どのようにサポートすればよいか
判断できる程度には、わかっておきたいもの。

プレママの体は、見ての通り、とても不自由です。
お腹が大きくなると単純に「動きにくい」というのもありますが、
「安全のため動かない」という面もあります。
また、少し動くとお腹が張ったり、やたらと眠い時期があったり、
人によっていろいろな変化が起きてきます。

変化の表れ方は人によって異なりますが「これまでできていた活動が、
急に難しくなる」
ということは、しっかり理解しておきましょう。


また、気持ちの面では、大きな期待と不安を抱えて、
とても不安定な状態になります。

「自分のお腹に赤ちゃんがいて、徐々に大きくなって、やがて出産
する」ということ、よく考えると想像を絶する未体験ゾーンにあること、
わかりますよね。
2人目以降で出産の経験があったとしても、命を懸けて出産に向かって
いることは変わりません。

加えて、妊娠中は(産後もですが)ホルモンバランスが変動することもあり、
男性の理解を超えて不安定になりうる、ということは肝に銘じておきましょう。


そんなプレママには次の3つのサポートがお勧めです。


(1)無理をさせない

普段から「無理しなくていい」と声をかけて、頑張りすぎて体に負荷が
かかることを防いであげましょう。

この時のポイントは『何が“無理”かは、本人が決める』というところ。

一方的な思い込みで
「さすがにコレくらいはできるだろう」
「え、こんなこともできないの?」

などと考えることは禁物です。
(思い出してください、妊娠・出産は男性の想像の域を大きく
 超えた体験だということを)

家事ができないことだけでなく、話し相手になってくれない、
やたらと寝てる、なんて表れ方をすることもあります。

安易に不満を見せず、安心して「無理しなくていいんだ」と思えるよう
接してあげたいです。


(2)家事を代わる

基本的には、頼まれたことをやればOK。
その上で、次の3つを意識していれば、なお良いでしょう。

・買い物
…自転車に乗れなくなります。重い荷物を持つのは大変です。
 しかもお腹が大きくなってくると、歩くことも大変になります。
 スーパーマーケットの店内は足元が冷える(扉のない冷蔵庫だらけですよね)
 ことも、代わってあげたい理由です。


・高所・低所の作業
…高い場所の作業は、単純に転落の恐れが危ないことに加えて、
 腕を上にあげていることがしんどいことがあるので、代わって
 あげるべき作業のひとつです。
 また、忘れられがちですが、低所の作業もプレママには避けさせ
 たいものの1つ。大きなお腹で屈むのは、けっこう苦しいです。


・風呂掃除
…屈む必要がある、足元が冷える、滑る危険がある、との3拍子が
 揃っている風呂掃除は、プレパパの独壇場にすべき作業です。



(3)話を聞く

前述のとおり、プレママは人生初のすごい体験の真っ最中です。
話を聞いて、共感を示すことが大きな支えになります
(子どもも同じですよね)

環境によっては“体験を共有できる仲間(=プレママ友達)”が
いない/少ない場合もあるので、パートナーの役割はとても重要です。

普段から頻繁に話す機会・時間を意識的に作って、「独りじゃない」
という安心感を感じられるよう、寄り添ってあげましょうね。

~~~~~~

読者の方々の中にまだ子どもが生まれていないプレパパさんが
何人いらっしゃるかはわかりませんが、2人目以降の妊娠時の
参考にもしていただければうれしいです!


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話し合いで解決

昨日、祖父から息子&娘あてに荷物が届きました。
中身は、イギリス旅行のお土産です。

マンチェスターユナイテッドのユニフォーム上下×2着
(ホーム/香川、アウェイ/ルーニー)
それと数点のマンUグッズです。
香川シャツ
(おじいちゃん、素敵なお土産ありがとう!!)

これには息子も娘も大興奮大喜び

ですが、すぐに大きな困難に出くわします。


これらを、どのように分けるか。


幸か不幸か小6息子と小3娘は体格がほぼ同じなので、
「サイズの合う人がもらう」という決め方はできません。

サッカー少年の息子としては
「ユニフォームは絶対欲しい、他のグッズもものすごく欲しい」

おしゃれ大好きの娘としては
「ユニフォームはどちらかは必ず欲しい、グッズも譲れない」


普段、ビスケットを分ける時のように簡単に話はまとまりません。


いつもだと、こんな風に話がまとまらず交渉が長引いてくると、
兄はイラつき、妹は面倒になって投げやりになりがち。

ですが、この日は違いました。

―粘り強く、辛抱強く、妹の気持ちにまでケアして優しい話し方で、
 次々に提案を持ちかける兄。


―すぐに怒りだしたりせず、兄の提案に返事をしたり、
 絶対譲れないラインを説明する妹。



きっと、どちらにとっても、本当に大切な、絶対に欲しいものだったから、
何とかして話をまとめようと思う気持ちが強かったのでしょうね。

かれこれ30分ほど相談・交渉して、ようやく話はまとまった模様。

内容としては
 シャツ2枚は息子、
 それ以外は交互に1点ずつ欲しいものを取っていく、
 その際は娘から先に選ぶ、

で話が付いたようです。

あと、同梱のチョコレートは
「お父さんとお母さんに。もし分けてくれるならうれしいけど」
だそうです(笑)

~~~~~~

この交渉中、私はずっと隣室で聞き耳を立てていました。
私が姿を見せてしまうと、頼りたい気持ちが出てしまうかも、と思ったからです。

普段はついつい「じゃあこうすれば」と言ってしまいがちの妻も、
聞いていないふりしてお洗濯(←グッド!)

その甲斐あって、2人は話し合いでこの困難を解決して、
それぞれ欲しいものをゲットして、本当に満足そうでした。

思ったより交渉が長引いて、私の朝の準備は遅れてしまいましたが(笑)

でも、子どもたちの成長が見られて、本当に良い時間を過ごせたなぁと思っています。


今回特に印象的だったのは、

<息子>
・相手が自分の提案を受け入れなくても、すぐにイラつかなかった
・相手の希望を丁寧にヒアリングして、自分の希望と折り合いの付く方法を粘り強く探していた
・相手が自分と性格が違うことを配慮して、話し方・話すスピード・言葉使いまで工夫していた


<娘>
・面倒になって「もういいやっ」と投げ出さず、根気よく話し合いができた
・「絶対譲れない希望」と「できれば叶えたい希望」を分けて説明していた
・複雑な内容の提案を受けたとき、言われた内容を絵に描いて自分の理解を助けていた


なんか、すごいでしょ。
本当に、すごかったんです。親バカ含みではありますが。


これまで、
―些細なことでケンカしたり、
―つまらないものの取り合いで言い合いしたり、
―しぶしぶ我慢して不満を残したり、
―強硬に言いすぎて話し合う雰囲気を壊してしまったり、

いろいろ経験してきた2人の子ども。

でも同時に、
―お父さんが間に入って話をまとめてくれる時のまとめ方を聞いたり、
―自分でも案を出して相手に投げかけたり、
―相手の言い分を聞いてみたり、

いろいろ成長してきていたんだね。


なんだか、そういった感慨が一気に押し寄せてくる瞬間でした。
この子たちの成長に立ち会えていること、本当に幸運に思います。

一緒に過ごす時間はこれからどんどん減っていくから、
これまで以上に大切に過ごしたい。
改めて思いました。


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告げ口

今日は、子どもが告げ口してきた時の対応について。

「おもちゃを貸してくれない」
「仲間に入れてもらえない」
「イヤなことを言われた」
「ぶたれた、ひっぱられた」


などなど、子どもは自分が『不当な扱いを受けた!』と感じた時、
大人にそれを言ってくる時があります。


そんな時、皆さんはどのように対応していますか?


「ちゃんと丁寧に『かして』って言ってごらん」
「自分でなんとかしなきゃ」
「それくらいのことで文句言ってどうするの」


などと返している方も、いるのでは。

場合によっては、子どもの訴えに信憑性がなく感じられて
「ウソは言わないの」と諭したり、
人によっては「やられたら、やり返せ!」なんて叱咤激励(?)
しているケースもあるかも知れませんね。


さて、ここで質問です。

個人差はありますが、子どもは「不当に扱われたと感じた場面」の
全てについて、大人に告げ口してくるわけではありません。

では「不当に扱われたと感じた」回数と、
そのうち「大人に告げ口する」回数の比率は、
どれくらいだと思いますか?



(ちょっと自分で考えてみてください)







ある研究では、以下のような調査結果(平均値)が出ているとのことです。

「不当に扱われたと感じた」体験回数:「大人に告げ口する」回数=15:1

つまり、告げ口してきた子どもは、その前に別の場面14回では
自分で対処していた(しようとしていた)、ということ。


では、
「14回は自力で頑張って、どうしても対応できなくなった
 15回目に大人に相談してきた子ども」
が、

「ちゃんと丁寧に『かして』って言ってごらん」
「自分でなんとかしなきゃ」
「それくらいのことで文句言ってどうするの」
「やられたら、やり返せ!」


と言われたら、子どもはどう感じるでしょうか。


子どもは子どもなりに、すでに
―自分で言ってみる
―自分で解決策を探る・試す
―時には我慢する
―不満を相手にぶつける

などを頑張ってみて、それでもダメだったから大人に相談している状況です。

「もう1回『かして』って言ってみよう!」
とは思いませんし、

「うん、自分でなんとかしよう!」
と意欲が湧いてくることもありません。

「そうだな、これくらいのことで文句言っちゃダメだよな」
と考えることも、

「よーし、今度はやり返すぞ!」
と奮起することも、ないでしょう。



子どもが感じるのは、
「困った時に相談したのに助けてくれない」
「言うだけムダ」
「相談すると逆に叱られるから、何も言わない方が得策」

などの失望感
だけ。


赤の他人ならともかく、自分の信じるパパ・ママや先生などに対して
こういった感覚を持たせてしまっているとしたら、それはとても悲しいことです。


子どもが告げ口のようなことを訴えてきたら
(いろいろと感じること・考えることはあると思いますが、それは一旦抑えて)、
まずは何でもよく聞いて、子どもの気持ちを受け止めてあげたいところです。


ただ、「何でもよく聞く」「子どもの気持ちを受け止める」と言っても、
それは「子どもの言いなりになる」「子どもの悩みを解決してあげる」では
ありません。

子どもの問題は、極力子ども自身が解決できるのが望ましい、は正論です。

だけど、その前に、自身で解決するための勇気・意欲・元気を取り戻せるように、
言いたいことを聞いてあげて、気持ちを受け止めてあげることが必要だということも、
心に留めておいてください。


ひとしきり言いたいことを言い終えて子どもが落ち着いたら、
「自分たちでの解決」に向けて、寄り添ってあげればOK。

具体的な方法はいろいろですが、ひとまずは子ども本人と相手の
子どもの両方に向かって「どうしたらいいだろうね?」と
問いかけてあげましょう。

~~~~~~

オマケですが、前述の研究では「大人に告げ口する」回数のうち
ウソを言っている回数も調査されています。

何回に1回くらい、ウソが混じっていると思いますか?

調査結果の平均値は、
「大人に告げ口した」回数:そのうちウソを言っている回数=10:1
とのこと。

また、子どもが明らかに事実と違う主張をしていても、
本人が認識できている範囲では100%本当のことを言っている、
ということも頻繁にあります。

中にはウソの訴えをすることで親の愛情を確認するとの歪んだ
成功体験に染まってしまった子もいますが、多くは「ウソ」をつく
意図はないと信じて接してあげたいところです。


上記と同様の対応をしていれば、本人が認識できていなかったことも
自然と分かってきますし、仮にウソをついていたとしても、
ウソを言うこと自体にメリットが生まれないので、
子どもに歪んだインセンティブを与える心配もありません。


『子どもの問題は子ども自身が解決することを目指すスタンス』
を持ちながら、

『子どもには問題を解決できる・解決できるようになる可能性が必ずある』
と信じて、

『いつでも子どもの話を真摯に聞き、気持ちを受け止める』
との姿勢で接してあげていただけたら、私もうれしいです。


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3ステップ片付け術

今日のテーマは、お片付け。
と言っても、収納術ではありません。

いかに子どもに片付けをさせるか――子どもとのコミュニケーション方法の
切り口です。


前提として理解しておいていただきたいのが、
『基本的に子どもは好奇心旺盛で、
 前に向かって進み続けるイキモノなので、
 後方への注意力はあまりない』

ということ。

子どもたちの通った後に、さっきまで遊んでいたオモチャ、
使い終わった道具類、脱ぎ捨てた服などが散乱してしまうのは、
仕方のないことなのです。

仕方がないとは言っても、見る見るうちに家の中が雑然としていく
ことは、大人にとってはストレスです。

ですが、ただ「片付けなさい」と言ったところで「ハイわかりました」
とすんなり行かないことは、皆さんも経験済みかと思います(笑)

かと言って、毎回毎回これらの物を親が片付けるのは大変ですし、
子どもも片付けることを覚えないので、適切な対処方法でもあり
ません。


子どもが散らかした物は、原則として子ども自身に片付けさせたいところ。
できることなら、後片付けを習慣にまでできれば理想的。

今号では、子どもが自分で片付けができるようになるための声の
掛け方「3ステップ片付け術」をご説明します。


(1)「落ちてるよ」

まず最初に、子どもに片付けを促す前の声掛けから。

冒頭でもお伝えした通り、子どもは溢れる好奇心と共に前に向かって
突き進んでいるので、散らかっていることに気付いていません。

なので、散らかっている状況をシンプルに伝えてあげましょう。

「クマちゃんが落ちてるよ」
「折り紙が残ってるね」
「テーブルにハサミが出てたよ」
「ソファーにリョウタの靴下があったよ」


重要なポイントは、ついついここで「だから、片付けなさい」
付け加えたくなるのを、ぐっと我慢する
こと。

子どもは(子どもに限らず誰でも、ですが)、本来とても主体的な存在です。
一方的に指示や命令をされると、素直に従いたくなくなったり、
反抗したくなってしまうのが自然な反応。

「片付けなさい」の一言は、片付けを遠のけてしまう
ことを肝に銘じておきましょう。


(2)「さ、片付けるよ」

散らかっている状況を伝えたら、片付けを促します。
前述の通り指示・命令はNGです。お勧めは、最もシンプルな言い方。

「片付けるよー」
「さ、片付けようか」
「じゃ、お片付けしよう」


こんな単純な言葉ですが、この言い方には大きなメリットが3つも
あります。

―子どもにとって『とやかく言われた』感がまったくなく、
 素直に動きやすいこと。

―「一緒にやろう」というニュアンスも感じられて、親と一緒に
 片付けるイメージが湧くので、1人で片付けさせられるイメージ
 よりも乗り気になりやすいこと。

―理屈・説得が一切ないので、「使ったら片づけるものだ」「脱いだ
 服は片付けるものだ」ということが“当たり前のこと”として
 受け入れられやすく、習慣化につながること。



念のため補足しますが、次の2点だけ気を付けておいてくださいね。

・声をかけるタイミング
子どもが何かに集中している時は、できるだけ邪魔せず集中させておいてあげたいです。
子どもが遊びを切り上げた時や、約束の時間になった時などの“切り替え時”を
狙いましょう。

・言う時の態度
言葉でシンプルに「片付けるよ」と言っていても、態度が違うと子どもは
態度の方が気になって混乱します。
頬をひきつらせながら、青筋立てながら、イライラMAXな気分では、
この言い方はうまく伝わりません(笑)
一息ついてから、シンプルな気分と態度で声を掛けましょう。


(3)「キレイになったね」

片付けが済んだらすかさず一声掛けることが、習慣化に向けた大切なポイントです。

「キレイになったね!」
「おー、すっかり片付いた」
「スッキリしたね♪」


『片付ける=うれしい・いい気分』という体験を積み重ねさせて
あげることで、徐々に習慣として身に付きます。

逆に言うと、そのプロセスでしか“自分から片付ける習慣”は身に付きません。

どんなに口を酸っぱくして「片付けなさい!」と言っても、
身に付くのは「うるさいから渋々片付ける」「文句を言われない
ように片付けたフリだけする」などの残念な習慣
ばかりです。
ご注意くださいね。

~~~~~~

なお、習慣として身に付いたとしても、子どもの特性――好奇心旺盛で
前に向かって進む――は変わりません。
なので、片付けを促すこと自体は、その後も必要になるケースがほとんどです。
毎日毎日続いたとしても、イラつかず穏やかに声を掛けてあげましょう。

もし子どもが(1)の「落ちてるよ」「残ってるよ」だけで片付け始めたら、
片付けが習慣として身に付いたサインです。

「自分で気が付いて片付けたんだね!」
(落ちていることは親が伝えましたが、それを片付ける必要が
 あることは自分で気が付いています!)

と、成長を認めるメッセージを伝えて、大絶賛してあげてくださいね。


習慣化できるまでには、長~い時間がかかります。
「小学校を卒業するまでに片付けの習慣を身につけられたらいいな」
くらいに気長に構えて、穏やかに声をかけ続けてあげていただけたら、
私もうれしいです!


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この子のお蔭で頑張れる!

毎日、頑張っているパパ・ママの皆さん、
こんなふうに思ったことはありませんか。

―子どもに会うのが楽しみで、早く帰りたい!

―子どもの笑顔を見ると元気が出る!

―すやすや眠る寝顔を見て、疲れが癒された~

―多少の辛いこと・大変なことも「この子のため」と
 思えば耐えられる・頑張れる



もし、こうした気持ちを持ったことがあるなら、ぜひそれを言葉にして
子どもに伝えましょう


「コウスケに会いたいから、いつもお仕事を急いで片づけて帰ってくるんだ」

「ニコニコしているエリを見ていたら、パパも元気になってきたよ」

「お仕事で夜遅くなった日も、ハルカの寝顔を見ると一日の疲れがなくなるんだ」

「パパが毎日頑張れるのは、ケイタのお蔭だよ」


そして一言、こう付け加えましょう。
「生まれてきてくれて、本当に良かった」と。


はじめは、子どももキョトン?としたり、照れたりするかもしれません。

慣れてきたら慣れてきたで「パパ、いつもそれ言ってる」と言うかもしれません。

でも、そう言いながらもちょっと嬉しそうな表情をすることに、
きっと気づいていただけると思いますよ。


同じように、

―子どもの写真を財布に入れて持ち歩いている

―子どもの写真を携帯の待ち受け画面にしている

―職場に子どもの写真を置いている

―携帯の待ち受け画面を職場のPCの壁紙にしている


なども、ぜひ子どもに伝えたいもの。
実物を見せたり、職場の物なら携帯で写真を撮ってきて見せたりしながら、

「タイチの写真を見て元気をもらいながら、毎日頑張っているんだ」

と話してあげましょう。

~~~~~~

こうすることの意味をあえて説明すれば、「存在承認」です。

自分の存在を認められる、
自分のことを価値ある存在だ、大切な人間だと思える、
自分は生きている価値がある、ただ存在するだけで誰かを
幸せにしていると感じられる。

こうした感覚は、別の言葉では『自己肯定感』などとも呼ばれます。


この感覚は、子どもが他者や社会に向き合う時の元気の源になり、
新しいことにチャレンジする時の最初の一歩を踏み出す勇気の源にも
なるもの。

良い意味で「他人は他人、自分は自分」と割り切って、
他人の評価に振り回されず自分を持ち続ける芯の強さを形作るものでもあります。


自己肯定感が欠けた時の問題については、いろいろなところで
書かれているので、ここでは触れません。


ただ、
「心では大切に思っているのに、それを伝えなかったために、
 子どもの自己肯定感が低いまま」
という状態は、あまりに惜しすぎます。

ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、
ぜひ、言葉に出して伝えましょうね。

子どもにも良い影響がありますが、言っている自分の方も素晴らしい
子供に恵まれた幸せを何度も噛みしめられる、という素敵なオマケも
ついてきますよ!


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「褒める」に潜む危険

“The BIG ISSUE Japan(ビッグイシュー日本版)”という雑誌、
ご存知でしょうか。

表紙に「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」と書かれている通り、
ホームレスの方たちが路上で販売している雑誌です。

販売の仕事を通じて販売者の自立を応援しながら、
購入者には社会的な問題に切り込んだ内容を発信する、
そんな事業です。

<参考:ビッグイシュー日本版ホームページ>

<参考:ビッグイシュー基金ホームページ>


ビッグイシュー基金の『巣立ち応援会員』としてサポートしている関係で、
私も毎号購読しているのですが、先月の198号に印象的な内容がありました。

それは、東田直樹さんという自閉症の方が毎号書いているコラム。

私の印象に残ったのは、

「毎日のようにみんなとの違いを指摘され続ける」

「たまに褒めらるのは、みんなと同じようにできたことを
 評価された結果であることがほとんど」


という部分。

こんな接し方を続けていれば、

―他の人と同じようにすることが大事

―自分らしくすることは認めてもらえない


とのメッセージになることは、明白です。

実際、東田さんも
「自分自身を認められている実感を持てない」
「自分を改造しなければならなくなる」

と書いています。


このことは、子育て全般でも共通して言えることです。

“褒めて育てる”との考え方は、だいぶ広く理解されるように
なってきていますが、褒め方・褒める内容によっては、かえって
悪影響になってしまう恐れがあること、気に留めておきたいものです。


「親の期待した通りにできた」
「先生の言う通りに動いた」
「決められた通りに行動した」


これらのことは、決して悪いことではありません。
ですが、こうした内容でばかり褒めることには、前述した危険が
多く潜んでいます。

こうした場面であれば、子どもを『褒める』というよりも、

『(お願いした通りにしてくれたから)親が助かった』

『(子どもの協力のお蔭で)先生がやりやすそうだったね』


との内容にした方が適切です。


本来褒めてあげるべきは、子ども自身を認め、自信につながるような内容です。

具体的には、その子自身の意思・意図で何かをがんばった場面がチャンスです。
そうしたシーンを見逃さずに、声をかけてあげましょう。

―大好きな電車図鑑を集中して見ていた

「ずっと集中して図鑑を見ていたね!
 コウタが電車が大好きだってこと、パパにも伝わってきたよ。
 いっぱい見て、どんどん詳しくなりそうだね」



―好きで描き始めた絵を、ついに描きあげた!

「おお!ついに描きあげたんだね!
 ユイが得意な気持ち、すごくよく分かるよ。
 パパも、この絵を見ているとワクワクしてくるなぁ!」



―自分で気付いて/思いついて、人に親切にしてあげた

「落し物に気が付いて、届けてあげたんだね。
 ユウセイのお蔭で、きっとすごく助かっていると思うよ。
 ユウセイが困っている人のことを考えてあげられていて、パパも誇らしい気分だな」



小学生になって、勉強していることを褒めるなら、
『言われたことをやった』『やることに決められているからやった』ではなく、

―自分で立てた目標を達成するために、勉強に取り組んだ

との内容で褒めてあげたいところです。

なお、ここでの“目標”ですが、ものすごく小さいものでOKです。

例えば
「夕飯までに、ドリル15番まで終わらせよう」
「土・日はいっぱい遊びたいから、宿題は今日のうちにやってしまおう」

などで充分。

実際に勉強していない場面でさえ、
「自分から宿題をやろうとしてノートを取り出した」
と褒めたって良いんですよ。

本人が「今、これをやる」という意思を持って、その通り実行したことを、
最大限の賛辞で褒めてあげましょうね。


子どもの自己肯定感を育み、自信を持てるように支えるために、
適切な褒め方を意識してあげていただけたら、私もうれしいです!


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ピグマリオン効果

『ピグマリオン効果』という言葉、お聞きになったことはありますか?

心理学に詳しい方ならご存知ですよね。
教育に関わる方も、一度は耳にしたことがあるのでは。

簡単に説明すると、こんな具合です;

(1)有名大学の教授からの依頼で、小学生に独自の知能テストを実施する
   →ただし、このテストは何の意味もないダミー。

(2)教授から担任の先生に、テストの分析結果として
   「今後、成績が大きく伸びる子どもたち」を知らせる
   →テストに意味はなく、当然ながら「分析結果」もウソ。
    ランダムに選んだ子どもの名前を挙げただけ。


(3)その後を追跡調査すると、名前を挙げられた子どもたちの
   成績が実際に伸びていた!


という実験結果を示すもの。

この実験をした学者は「担任が特別に期待して、子ども自身も期待を
感じるため、成績が伸びた」
と結論づけています。


いろいろな批判・議論はありますが、私はこの実験結果について
「あり得るだろうなぁ」と思います。

ただその解釈は、オリジナルの「特別な期待(←接し方)をしたから、
子どもが(本来の学力より)伸びた」とは異なります。


私は、

・どの子も大きな可能性・伸びる力を秘めている。

・それを信じ、適切に接していれば、自然と伸びるもの。

(信じずに接すれば、伸びるものも伸びない、ということも)


と解釈しています。

つまり「特別に伸ばすことができた」のではなく、
「もともと伸びるはずの子が自然と伸びた」だということ。

さらにつけ加えると、

・伸びる分野・伸びる方向・伸びる時期は、1人1人まちまち。

とも考えています。


実際に、前述の実験でも、名前の挙げられた子ども全員が成績向上した
わけではありません。

名前が挙がった中で向上しなかった子は、おそらく「学校の勉強」ではない
別の分野に可能性を持っていた子、あるいは実験の時期ではないタイミングで
伸びる可能性を持っていた子なのでしょう。

それでも、この実験が一定の効果を出したということは、子どもの可能性を
信じて成長を引き出してあげる余地がまだまだあることを示していると思います。


誰が、いつ、どのように伸びるのかが事前にわからないのは、
教える側・育てる側にとっては不便かもしれません。


ですが、それを嘆いていても仕方がありません。

大人として持つべきは、

―いつ、どこで、誰が、どんな風に伸びるのかはわからないけど、

―「すべての子は何か大きく伸びるものを必ず持っている」と信じ、

―日々、発芽のチャンスを提供する。


そして、

―いつ芽が出ても見逃すことがないよう丁寧に子どもを観察し、

―「これは芽かな?」と思うものがあれば、その成長を支えてあげる。


との姿勢だと思います。


また、

―自分の期待・予想にだけ焦点を絞らず、広く子どもの可能性を信じる

―(自分の子だけでなく)関わることのできるすべての子どもに対して
 この姿勢を持って接する


ことまでできたら、理想的です!


それは決して『効率的な育て方』ではありませんが、
育てる側も育つ本人も気づかなかった可能性が開花することを楽しみに、
この姿勢を貫いていただけたら、私もうれしいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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