子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


続・ダメ親、OK!

先日のブログ「ダメ親、OK!」には、いろいろな反響をいただきました。


この記事の中で、いつでも「しっかり」「ちゃんと」できていなくてもいい、
できない時に誠実であればいい、と書きました。


そこでは触れていませんが、「いつもしっかりしているわけではない」
「ちゃんとできない時もある」ということには、もう1つ大切な側面があります。

それは、
『失敗したり、うまく行かなかったり、不調だったりすることを、隠さない』
という側面。


このことが大切である理由は2つ。


1つは、“失敗・ミス・不調”をどのように扱うかの問題。

隠したり、話題に触れないようにしたりすると、子どもは
「失敗・ミス・不調はあってはならないもの(話題にするのも憚られるほど!)」
とのメッセージを受け取ります。

このようなメッセージを受け取ると、子どもが自分自身の失敗・ミス・不調に
直面することになった時に「失敗を犯した自分は、ダメな人間だ」との思いを抱いて、
自己肯定感が大きく損なわれてしまう恐れがあるのです。

また、新しいこと・難しい課題に出遭った時に、失敗の危険を感じて
チャレンジせず逃げてしまう、という影響も発生します。

いずれも、子どもの幸福・成長には大きなマイナスになる、
あまりにもったいない状態です。

そんな状態に追い込んでしまうのではなく、子どもには
「失敗・ミス・不調は誰にでもあるもの」
という、ごく当たり前の事実を伝えたいところです。


もう1つの理由は、失敗・ミス・不調の“後の姿”も見せたいから。

失敗・ミス・不調は誰にでもあるもの、という事実を伝えたうえで、
実際に起きた時“次にどう振る舞うか”に集中する姿も、
子どもには見せてあげたいです。

現在の自分の姿を見せる機会がない、あるいは子どもに話して聞かせるには
内容が難しすぎる、などの場合は、親の過去の体験を語って聞かせるでもOKですよ。

私自身の体験――子どもの頃も一人旅の途中でお腹が痛くなって電車を下車、
駅のトイレに駆け込んで、そのせいで旅程が大きく乱れて慌てた!――
との体験談は、
読み聞かせ代わりの語り聞かせ物語にして、大好評でした。

ちなみにこの話のオチは、電車の中にもトイレがあった!(笑)

もちろん後日談として、その後も一人旅チャレンジは続けたこと、
急な旅程変更に備えて時刻表を持つようにしたこと、あと電車内にトイレがあるか
チェックするようになった(笑)ことも話しました。

こうした姿を見せることを通じて、
「ちゃんとできたか、うまく行ったかが大事」ではなく、
「ミスはある。その時にどうするかが大事」ということを、
伝えていけたらいい―そう思っています。


先を見通すことが難しい時代、
安易に“正解”を求めるだけでは通用せず、自ら試行錯誤しながら
道を切り開く力が必要な時代だからこそ、
「ちゃんとできる」ことよりも、
「うまく行かなくても、その状況を受け入れて、よく考えて、
 次の工夫にチャレンジする」という姿勢
を子どもたちに伝えて
いきたい――この想いに共感していただけたらうれしいです。



今年も1年間、ご愛読ありがとうございました!
良いお年をお迎えくださいね!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪


スポンサーサイト

ダメ親のススメ

先日の「ダメ親、OK!」

―いつでも“しっかりした親”“ちゃんとした親”である必要はない
―『いつでもちゃんと』なんて絶対に不可能
―“ダメ親”でOK


との内容に、いろいろなコメントをいただきました。

さまざまなコメントをいただきましたが、内容が、もともと心の中で
感じていたことと共鳴した様子のコメントを多くいただきました。。

改めてあるがままの自分を認めて、
“良い親”を無理に演じようとせずに
力を抜いていこうと思う

・・・とのメッセージを数多くいただけて、本当に良かったです。


皆様からの声に気を良くして、今日も“ダメ親”ネタでお届けします。

子どもの成長を長い目で捉えると、“いつもちゃんとしている親”よりも
“ダメ親”の方が望ましい面もある、そんな内容です。


まず、前提として思い出していただきたいのが、
子どもの成長プロセスには必ず「反抗期」がある、ということ。

―いつ訪れるか、
―何回やってくるか、
―どのような形で表れるか、
(―反抗期をしっかり経験できるか)

などは個人差・環境差が大きいですが、「反抗期がある」という点は
全ての子どもに共通します。


さて、その反抗期。

読んで字のごとく、親の言うことに『抗』って(あらがって)、
『反』対のことをしたがる時期ですよね。

普段から“いつもちゃんとしている親”で、
子どもにも正しいことばかり言っている場合、
子どもが反抗期を迎えると、どのような行動を取ることになるか、
想像してみてください。

親の言うこと・やることに抗って、反対のことをしたがるわけですから、

―ちゃんとしない
―正しくない=悪いことをする


となりやすいこと、容易に想像できますよね。

しかも、その場合の親の対応としては、
(それまでの毎日の生きざまを延長すると、自然に)

―ちゃんとしていないことを指摘する
―子どもの行動を修正しようとする
―正しいことを重ねて言う


となってしまいがち。

そして反抗期の子どもは・・・(以下、繰り返す)

この時期にこういった経験をすること自体は、必ずしも悪いことではありません。
ですが、お互いにストレスはたっぷり溜まりそうですよね。



では逆に、普段から“ダメ親”で素直に自分の欠点を認めている場合は
どうでしょうか?

子どもが反抗期を迎えると、親の言うこと・やることに抗って、
反対のことをしたがるわけですから、

―しっかりしようとする
―自分の欠点は、素直に認めない


となるわけです。


そして、そんな子どもに対する親の方が、

―子どものしっかりしている点を認めて、感心する
―子どもが自分の欠点を素直に認めない点については
 (人のことを言えた立場ではないし、「いつでも絶対ちゃんとしてなきゃダメ!」
  との力みもないので)、
 受け流す


と反応することも容易です。

“いつでもちゃんとしている親”の家庭より、ずっと雰囲気が良さそうです(笑)


また、仮に子どもが悪いことをした場合(親がダメ親でも、
家庭外の大人に反抗して悪さをすることは良くあります)も、

“正しい親”→諭す(説教する)、叱る(裁く)

“ダメ親”→同じような経験をしてきた人生の先輩として接する
     (受容する、共感する)


ダメ親の方が、親子のコミュニケーションが断絶されることなく、
反抗期を一緒に経験して行けそうです。



いろいろ書きましたが、「全ての親が“ダメ親”を目指すべき!」と
言いたいわけではありませんよ(笑)

もともとしっかりしている人は、当然ですが、そのままでOKです。
一時的に反抗することはあっても、間違いなく子どもは“人生の良き見本”
として見て学んでいます。


今日お伝えしたいのは、

―無理して“ちゃんとした親”であろうとする必要はない

―自分を認めて等身大の人間として子どもと接すれば良い

―“ダメ親”にも、意外と良い面がある


この温度感が、うまく伝わればうれしいです。


親子ともにストレス少なく、子どもの成長を一緒に経験していくために
参考にしていただけたら、本当にうれしいです!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



ダメ親OK!

読者の皆さんをはじめ、子どもを育てる親は誰でも、
良い親でありたいと思う気持ちを持っているもの。

しっかりしなきゃ、
ちゃんと面倒見なきゃ、
ガミガミ言いすぎないようにしよう、
もっと遊んであげなきゃ、
 ・
 ・
 ・


ただ、意志・気持ちはあっても、実際には完璧には程遠い…と感る時も、
ありますよね。


今日お伝えしたいことの1つは、
「いつでも“しっかりした親”“ちゃんとした親”である必要はない
ということ。

もともと親だって1人の人間です。
自身の性質・経験・スキル・環境・制約があるのだから
『いつでもちゃんと』なんて絶対に不可能。
無理をして頑張ったところで、長続きはしませんよね。


だから、“しっかりした親”“ちゃんとした親”でなくてもOK。
もっと言えば、“ダメ親”と思えるような状態でもOKです。
ただ、いつでも『誠実』であることだけ、忘れずにいれば。


―家事がちゃんと片付かない日がある。というか、片付く日の方が少ない。

―要領・段取りが悪いせいで、子どもとの約束が守れなくなってしまった。

―バタバタしていて、子どもの話に対して上の空。

―イライラして、感情的にわめいてしまった。



こういったことがあったとしても、大丈夫。

―自分の不完全さを認めること、
 「パパ、お仕事を片付けるのが遅くて、約束の時間に帰れなくなっちゃった」
 「ママ、やることがいっぱいで忙しくなると、
  ケイタの話をしっかり聞かなくなっちゃうね」

―子どもや他人に迷惑をかけたことを謝ること、
 「ごめんね。ユイは今日の映画、楽しみにしていたのにね」
 「ごめんなさい。話をちゃんと聞いてもらえないと、
  イヤな気分になっちゃうよね」

―自分の起こした事態の収拾をつけること。
 「来週の月曜日、お休みを取ることにしたよ。
  今度は絶対に映画を観に行けるように朝から1日お休みにしたんだ」
 「お洗濯だけ済ませちゃうからもう少し待ってて。
  その後、ゆっくりお話を聞かせてね。
  ママ、お買い物行くのはやめにするから、時間はいっぱいあるよ」


この3つを、心掛けましょう。
誠実にその後の対応をしていれば、どんなミス・失態があっても大丈夫です。




「完全であることが大事」と教えられると、子どもは苦しくなります。
(決して完全にはなれませんから…)


むしろ逆に、こうした“ダメ親”のもとで
「誰でも完全ではない」
「完全でなくても良い」
「ただし、自分のもたらした結果には責任を取る」
ということを学べるとしたら、素晴らしい教育を親から得られたことになります。


もちろん、親としてよりスキルを高める(≒より良い親になろうとする)努力は、
とても有意義なことです。

ただ今日は、
「より良い親であろうとするよりも、今のままで良いから、
 誠実にふるまうことの方が大切」

ということをお伝えできれば、と思いました。


誠実であり続けることが簡単でない時もあるかも知れません。
今日の内容を頭の片隅において、少しでも励みにしていただけたら、
私もうれしいです!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



ダメに決まってる

子どもが日々口にする「・・・やりたい!」「・・・した~い」の中には、
明らかに『ダメに決まってる』ものも出てきたりします。

―コーヒー飲んでみたい
―ママのネックレス着けてみたい
―川で泳ぎたい
―墨汁でお絵描きしてみたい


「何言ってんの、ダメに決まってるでしょ」
と片付けてしまっても良いのですが、
今日はちょっと違った接し方をご提案します。


まず最初は、どんなに訳のわからない内容だったとしても(笑)、
子どもの興味・意欲を受けとめ、認めてあげる返事を。
「うん、そうか!・・・してみたくなったんだね。」

通常であれば、この後で「でもダメだよね」と気づかせるための
会話・質問をするところですが、
時には敢えて「やらせてあげよう」という日があってもいい
――というのが、今日の提案です。

子どもだって、考えれば「ダメだろうなぁ」と分かります。
それにも関わらず、思わず口から「やってみたい」とこぼれてくるほど
興味・意欲が高まっているという状態だということ、気付いてあげましょう。

『一度許したら、その後もずっとやりたがるのでは?』という心配は
要りません。
「じゃあ、今日だけ特別ね」は、ちゃんと理解してもらえますよ。

―コーヒーを一口だけ舐めさせてあげる
―大人が手を添えて、ネックレスを首にかけてあげる
―大人が下流に立って安全確保のうえで、川で泳がせてあげる
―汚れて良い服に着替えて、屋外で、もしくは家の中に古新聞を
 敷き詰めて、水墨画タイムに


こんな風に、子どもの気持ちに応える接し方も、
時には取り入れてみること、お勧めしたいです。
興味・意欲の高まりを認めてもらえて、特別の機会を作ってもらえることは、
子どもの成長にも良い影響が期待できます。

・意欲が高いタイミングなので、体験から深い学びが得られる
・「何かに興味・意欲を持つ」こと自体が承認される経験になるので、
 意欲的で活発な資質が伸びる


そんな難しいことを言わなくても、その時に一番やりたいことができて、うれしい!
という時間を持たせてあげられること、素敵ですよね。

時には“特別”“今日だけね”もあっていい――ということ、
心の片隅に留めておいていただけたら、うれしいです。


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



ウソはいけない

いろいろな方の子育ての抱負・方針・考え方をお聞きする中で、
「私には真似できないな…」と思うものに出会うことが、時々あります。

具体的には、
・人に迷惑をかけない
・ウソをつかない
・一度決めたら最後までやり抜く

そんな子に育てたい、育ってほしいという目標です。

なぜ真似できないと思うかというと、たぶん生きていく中では、
人に迷惑をかける場面・ウソをつくシーン・決めたことを断念する経験が
必ず出てくると思うから。


今号では、その中でも「ウソの是非」についてお伝えしますね。

私自身は、子どもたちに「ウソはいけない」とは言っていません。

なぜなら、私が子どもにウソを要求する時があるからです。

これからの季節は特に多い時期。

親戚からプレゼントをもらったけれど、興味のない品物だった時、
子どもの正直な気持ちは「なにこれ、いらなーい」ですよね。
ですが、その場面で私は「ありがとう」と言うように伝えています。

同様に、実家などで用意してもらった食事が子どもの好みではなかった時も、
本音が「全然おいしくなかった」であったとしても、「ごちそうさま」と
言うように伝えています。

意図や意味合いの差はありますが、ウソかどうかで言えば、
これらは完全な『ウソ』。
それを促している私からは、「ウソはいけない」とは、言えません。


かと言って、ウソを推奨したり、どんどんウソついていいと言っている
わけでもありません。
私が子どもたちに伝えているのは、
「ウソを使うのは難しい、面倒だ」
という事実。

一度ウソをつくと、バレないように自分のウソを全て覚えておいて、
必要に応じてウソの上塗りすることが必要になってきます。

このことを教えて
「すごく大変で、決して居心地の良い生き方ではないと思うよ。」
「ウソはできる限り少ない方が、生きやすいと思うよ。」

と話しているのです。


でもそれは、あくまで我が家の考え方の話。

もし「ウソはいけない」と考えているのであれば、その考え方でも
もちろんOKです。

子どもに「ウソはいけない」と教え、
言いにくいことも、率直に言うという生き方を伝えていく。

私のスタイルとは違いますが、それはとても立派な考え方だと思います。

もちろん、正直を通すことで摩擦・トラブルが発生することもあるでしょう。
ですが、それらの出来事は経験を積んで対処を学んでいけば良いこと。


ポリシーを一貫させていれば、子どもは親のメッセージを理解できます。
そして、そのポリシーに応じた“学び”をしていくのだと思います。


読者の皆さんが、どんな考え方をお持ちか、とても興味があります。
「わが家では、こういう方針でやっている」
「こんな考え方で育てたいと思っているけど、実際には難しい」
などのコメント、お気軽にお寄せいただけたら、うれしいです!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



きっかけをつかむ

以前、7月の連休に、娘が温泉旅行に行ったことがありました。

私と息子はサッカー少年団の合宿なので、祖母を誘って娘・母との3人でのツアーです。

また、同じ時期に、娘が某・有名通信添削教材を始めることになりました。


それまでの娘は、「友だちと遊ぶ」「家でのんびりする」「本を読む」
ばかりの毎日を過ごしていました。

それが急に、スイッチが切り替わったように興味の対象が広がり、活発になったのです。



さて、皆さんも子どもに対して、
「いろいろなことに興味を持って、積極的に挑戦してほしい」
と思う気持ちをお持ちだと思います。


ですが、その一方で

―きっかけがなく、子どもが動かない

―(自分から動き出さないので)親の方からアレコレ投げかけてみるが、反応が悪い


などの感触を感じたことがある方も、少なくないのでは。



今号では、「子どもの興味→新しい挑戦」について、
2点ほどアドバイスをお届けします。


ひとつめは、子どもが「いつ」動き出すかについて、案じすぎないこと。

当然ながら、子どもは『常時、新しいことに挑戦しっぱなし』ではありません。


また、『新しいことへの興味→挑戦』の発生頻度には波があり、
子どもは階段状に活動領域を広げることがほとんど。

つまり、しばらくは変化が見られない時期が続き、ある時にポン!
とステップアップするものなのです。

そのステップアップのタイミングは、自然と子どもに訪れるもの。
親としては、注意深く子どもを観察しながら待つほかはないということ、
心得ておきましょう。


それからもうひとつは、子どもが何かのきっかけに反応してやる気を見せる
瞬間を見逃さない
こと。


子どもの意欲にスイッチが入っているのに、その内容が

・親から見て、価値がないと判断した

・親にとって興味がない

・親が子どもに期待するものと違う


などの理由で子どもの意欲を切り捨ててしまっていること、
残念ながら意外と多く起きています。


「自分はそんな“切り捨て”はしていない」とお思いの方も、念のため、
もう一度再確認してみてくださいね。

例えば、こんな時も
「お、何やら集中しているな。よしよし」
と思って見守ること、できているでしょうか。

―自分の鼻くそをまじまじと見つめている

―テーブル一帯を糊でベタベタにしながら、正体不明の物体を工作中

―虫の死骸を見つけて、興味津々

―自分の唾で泡を作ることに夢中

―犬の糞を分解している

―くるくるくるくる回っている


ここでは極端な例ばかり出していますが、
「子どもの興味の対象は、大人が予想する枠を大きくハミ出すことがある」
という覚悟は、いつでも持っていたいものです。

~~~~~~

冒頭に挙げた『温泉旅館』ですが、娘が行きたがるようになったきっかけは、
一冊の本でした。

学校の読書週間にいろいろ読む中で出会った「若おかみは小学生!」という
シリーズが大いに気に入って、ついには「“温泉旅館”に行ってみたい!」と
言い出すまでに。

<参考:「若おかみは小学生!」シリーズ>


「それだけの理由で、お金をかけて温泉旅行に行くのか?」との思いも
一瞬よぎりましたが、本人がすっかり夢中になっている気持ちを大切にしようと
考え、奮発した次第です。

せっかくなので、行く旅館もこだわって選びました。

『こだわる』と言っても、料理・温泉の泉質などではありません。

娘が期待する“温泉旅館”のイメージに近いものを!と考え、

・「ホテル」ではなく「旅館」と名のつくところ。

・建物が和風で、低層で、古いこと。

・“おかみ”と名乗る人がいること。


これらを必須条件にして、探したのです。


これらに加えて

・交通の便が良い(電車で行くため)

・子どもが楽しめる設備がある(プールがあるところを見つけた)


などを考慮して選んだ旅館への2泊3日の旅、
娘は大いに満喫してきたようです。

~~~~~~

もう1つの通信添削教材の方のきっかけはダイレクトメールです。

ありきたりの“きっかけ”ですが、これまでも何度もDMを
受け取っているのに、今回だけは娘の反応が大きく異なっていました。

個人的には、こういった教材を子どもに勧める気は、まったくありません。
(むしろ普段から「やめておけ」と言っているくらいです)

ですが、今回は、特に強い関心を見せる娘とじっくり話をして、

・「夏休みに、毎日少しずつ復習をする」ということに挑戦してみたい

・付録が魅力的なことも確か。もらったら、フル活用して楽しみたい

ハッキリと自分の意思を持っていた点が、意思決定のポイントでした。


―飽きたらすぐに正直に言って利用を止めることも同時に約束して、

―毎月の料金も(敢えて割高な)「毎月払い・コンビニ払い」にして、
 娘にお金を渡し、一緒にコンビニに行き、本人から支払うことにして、

寄り添って見守ることにしました。

~~~~~~

子どもの“興味”“意欲”“夢中”が、その後どのように実を結ぶのかは、
まったく分かりません。

おそらく『実を結ぶ』という形にはならないものがほとんどでしょう。

ですが、それらひとつひとつが子どもの成長にとって大切な糧になっていると
信じて、子どもの挑戦を支えてあげていただけたら、私もうれしいです!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



競争との付き合い方

他者と競い合って、勝ち負けを争う、競争

中には
『できるだけ子どもには競争させず、のびのび育てたい』
とお考えの方もいるかと思います。


ですが、多かれ少なかれ、競争しなければならない場面というのは、
必ず出てきます。

子ども同士の遊びの中の「こっちのチームが勝った」「ボクがいちばん」
は別にしても、
運動会は明確に“競争”ですし、テストの点数を競争と捉える人もいるでしょう。
各種コンクールも、他の参加者との競争の中で受賞する/しないが決められます。
また、子どものスポーツのほとんどは試合や競技を行うものですよね。
やがて大きくなれば、受験という競争に直面する時だって訪れます。

子ども自身が成長して自立していく中で、競争に臨む場面は必ず出てくるもの。
大人になってビジネスの世界に入ったなら、「競争に勝つために」が毎日の仕事に
なるケースも珍しくありません。

私としては、『なるべく子どもを競争させない』という育て方よりも、
『競争を成長の糧として利用する』という育て方を心掛けて、
そうした接し方を通じて『競争というモノとの付き合い方を教える』こともできれば、
と考えています。


まず最初に、子どもと接する前に肝に銘じておきたいこと。
それは親自身が、競争をどのようなものとして考える・扱うか。


『絶対に勝たねばならぬもの』と考えるのは、お勧めできません。

それくらいの気迫を持って頑張ってほしい、という気持ちは理解できますが、
親が子どもに接する態度としては不適切です。

なぜなら、親が勝利を重要視するメッセージを発すると、
勝てなかった時に子どもが必要以上に自信を失ってしまう恐れがあるから。
もっと言ってしまうと、
「パパの期待に応えられなかった」
「ママは試合に勝てる子が好き、でもボクは負けちゃった」
との思いから、
自己肯定感・自尊感情が大きく低下してしまうことが、非常に心配です。

また、「絶対に勝て」と言わなくても、競争を『他者と比較して優劣をつける場』
として見ることも、同じ理由でお勧めしません。


私がお勧めする視点は、
『勝つためにベストを尽くして、成長する場』
という捉え方。

―試合や競技・コンテストなどの競争の場が始まるまでは、
 勝つことを目標に、準備と努力を重ねる。

―試合などの競争の場では、これまでの努力で身に付けた力を100%出し切る。

―ひとたび終わったら、結果を受け止めて次の成長のきっかけを掴む。


このように考えて、競争に臨む子どもに接することができれば、
理想的と思います。

~~~~~~

ここまで読んで「なるほど」と思った方に、もう1つお伝えしたいことがあります。

頭でどう考えようとも、言葉の端々に本音は出てきてしまうもの。
子どもは、その本音を敏感に察知します。

まずは、自分自身がどのような言葉を使っているか点検して、
自身の本音を確認する作業から始めてみること、お勧めします!

(下記の例はいずれもサッカーを想定した内容ですが、ご自身の
 身近な分野で読み替えて参考にしてみてくださいね)


「ソウタは試合になると全然力が出せないよな、ダメだなぁ」

→試合で力が出せるかどうかで子どもがダメかどうか―つまり
 子どもが価値ある人間かどうか判断している、という意味ですよね。
 少なくとも、子どもはそういう印象を受け取ります。


★できることなら、
 「試合では誰でも緊張する」
 「緊張していても上手にできるようになれたらいいよね」
 「どうしたら試合でも活躍できるようになるだろう?そのためにどんな
  練習・準備ができるかな?」と、
  次の成長に向けた話をしてあげたいところ。



「いつも左足ミスしてばっかりだよね」

→左足が上手にできない子だと思っている、そして今日もその認識を再確認した、
 というメッセージです。
 親から『左足が苦手』という思い込みを押し付けて成長を妨げている、
 と認識しましょう。


★課題を見つけられることは、試合などの競争の場に立つことの
 メリットの1つです。
 「もし左足でうまくシュートが打てたら、あそこで1点取れたね。
  今度は決めたいね!
  今度の試合で左足シュートを決めるために、ソウタはどんな
  練習したらいいと思う?」
  と、次の成長のための具体的なプロセスへと気持ちを導いて
  あげたいです。



細かいことのように感じるかもしれませんが、どのような言葉で
語りかけるかは、非常に重要です。

一定の期間だけでも良いので、自分の言葉から子どもがどのような
メッセージを受け取って、どのような方向に気持ちが向くことに
なるのか、気に留めて過ごしてみること、お勧めします!

自分自身での点検が難しければ、「普段こんなふうに言うことが
多いんだけど」とメールやコメントで私にご質問いただいても結構ですよ。


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



パパは子どもと遊びたい!

ちょっと古い資料ですが、ベネッセ次世代育成研究所が2009年に
未就学児を持つ父親にアンケート調査したレポートがあります。
<乳幼児の父親についての調査>
(クリックでリンクが開きます)

この中で、育児・家事の様々な活動について
「現在かかわっている」「もっとかかわりたいと思っている」の2つの切り口で
意識調査がされています。


お父さんたちが「もっとかかわりたいと思っている」のトップは、
他を大幅に引き離して『子どもと一緒に外で遊ぶ(74.3%)』でした!

2位は『子どもと一緒に室内で遊ぶ(44.1%)』で、
3位が『子どもをお風呂に入れる(29.4%)』

お風呂の中でも遊ぶはずなので、お父さんたちの思いは1つ、
『もっともっと、子どもと遊びたい!』のようです(笑)

「外で」を希望するパパが圧倒的に多いことは(外遊びの重要性がよく理解
されているのか、ただ単にパパが外遊びしたいだけかはわかりませんが)
子どもにとっても良いことです。

子どもが父親と外遊びできることは、とても重要で大切なこと。

一般的な傾向として、
「安全に遊ばせよう」「子どもを守ろう」との思いが強い母親に比べて、
父親には「楽しく元気に遊ばせよう」「子どもを伸ばそう・鍛えよう」という
特徴があるので、子どもにとって『父親との外遊び』は成長の大きな源泉でも
あります。

また、父親が子どもを連れて外の遊びに行くことは、母親にとっても助かるもの。

その間にゆっくり家事もできますし、休憩も取れます。

子どもが複数いる家庭では、上の子だけでもパパが連れ出してくれると、
ママの負担は大きく減少します。
(年齢が異なりペースの違う子どもを同時に世話するのは本当に大変!なのです)

週1回でも、月1回でも、できる範囲から、
子どもと外に遊びに行くこと、実践していきましょうね。


なお、育児以外の家事についての意識は、だいぶマチマチな様子です。
「現在かかわっている」と「もっとかかわりたいと思っている」の数値を挙げてみると、

・買い物:12.4/9.0
・食事の支度:8.2/15.3
・食事の後片付け:33.1/6.4
・掃除:5.6/7.6
・ゴミ出し:74.3/1.9


これらについては、私としては「これで良い」と思っています。
何でも『全部やらなきゃ』ではなく、家庭の事情に合わせた分担ができていれば、
それでOK。
必要以上に気張ってしまっても、体が持ちません。


ただ一方で、ママから「パパは遊ぶこと、楽しいことしかしない!」
という不満の声があることも事実です。

ですが、この不満の意味するところは
「遊ぶことは充分に良くできている」
「より高いレベルでの家事・育児を求めたい」ですよね。
子どもとしっかり遊べていること、まずは喜んで良さそうです。


子どものことを考えると、「子ども自身が元気に遊ぶ」ことと
「ママが元気で機嫌が良い」ことが、一番大事。

そのためにも、まずは休日にしっかり遊んであげることは、
とても意義があることです。
子どもを連れて外に出かけること、実践してくださいね!


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



着替えサポート

今日は自分で着替えられるようになってきた年頃の子ども向けの
サポート方法についてお伝えします。

基本的には、自分でできるようになってきているので、極力手は出さずに
サポートすることを心掛けましょう。

『手を貸す』のではなく『横で一緒に着替えながら、見本を示す』のが理想です。

見本を示す際にも、
・子どもはまだ着替えに慣れていない
・よくミスしたり、うまく行かなかったりする
・試行錯誤しながらトライしている

という子どもの状況については、しっかり肝に銘じておいてくださいね。

全然進まなくてもイライラするのではなく、
子どもがゆっくりチャレンジできるように穏やかに声を掛けながら、
コツに気が付くように横でサポートする、
との意識を持っておきたいです。


具体的に服を着る方法・プロセスについてはいろいろな方法があるかと思いますが、
参考例として我が家の方法を挙げながら、
『隣で見本を示しながらヒントを与える』というサポート方法をご説明しますね。


■シャツ
我が家では、頭を最初に通す方法で教えました。

頭を通す時、顔の方から通そうとすると、なかなかシャツが通過せず
苦労してしまいます。
(この時の風景はとっても可愛いのですが(笑))

なので、ちょっとコツを伝授しながら見本を見せていきます。

隣でTシャツを持って、頭を通しながら
「えっと、顔から行くと引っかかっちゃうんだよな。
 頭の後ろの方からシャツに入れて、よいしょ…よし通った!」

と見本を見せてあげましょう。

なお、半袖Tシャツの上に長袖を着た時に、Tシャツの袖がよじれて
気持ち悪くなってしまうことがあります。

これは、自力で直すのは非常に難しい(たぶん不可能)です。
これについては大人の手で直してあげてくださいね。

うちでは子どもに「はい、ヒコーキブーンして」と言って両腕を真横にピン!と
伸ばしてもらって、長袖の裾(お腹)から手を入れて直してあげていました。


■ズボン
大人と子どもで、着用方法がだいぶ違う衣類ですよね。
もちろん見本は“子どもスタイル”で行います(笑)

子どもの隣で床に座って、まず片脚を入れます。

この時、大人だと足先が出てくるところまで引っ張れてしまうかも知れませんが、
それでは子供の見本になりません。

子どもの事情に合わせて7割程度入ったところで止めるのがミソ。
7割入ったら、反対の脚を入れてしまいましょう。

反対の足も7割程度入ったところで止めて、次のステップへ移ります。

背中を床につけるように後ろにゴロンと転がって、
両足を動かしつつ、ズボンをひっぱる!

「えっと、こっちの脚を入れて、
 次に反対の脚を入れて、
 で、ズボンを引っぱるぞ~
 よいしょ!」


(ゴロン!バタバタ!ぐいぐい!)

こんな具合に独り言でヒントを提供しながら、両脚をズボンに通し切ります(笑)
最後に立ち上がって、腰回りを整えて完了です。

「よし、できた~。
 あとはシャツをズボンに入れて、やったね!できあがり」


こんなドタバタした方法でなくても良いのですが、
私がこの方法を選んだ理由は、単純に子どもが成功しやすかったから。

おそらく、繊細な動きが要求されない点、意識を向ける場所が一度に1か所だけで
済む(最後に引っぱり上げる時、両足はやみくもにバタバタしているだけ、
引っぱる方だけ意識すれば良い)点が、小さな子どもが習得しやすかった理由では
と考えています。


■靴
面ファスナー(マジックテープ。我が家では「バリ」と呼んでいました)の靴を
利用している子どもが多いと思いますが、親の靴は違う場合がほとんどですよね。

かと言って、子どもの靴で見本を示すわけにもいきません。


私の場合は、こんな具合にサポートしました。

「さて、靴履こうか。
 まずはバリを外して…あ!パパの靴はバリがついてないっ(汗)
 仕方ない、代わりに紐を緩めるか。
 ヒロの靴はバリつきかぁ。履きやすそうでいいなぁ。
 バリは自分で外せる?」

「で、足を入れる、と。奥までしっかり入れるよ。よし、入った!」

「最後にバリをギュッと締めて…あぁバリがない(泣)
 紐だった、面倒だけど結ぶか。
 ヒロ、もしバリを付けるの、手伝ってほしかったら言ってもいいよ」

「さて、パパは靴が履けたよ。
 ヒロの靴も履かせてあげよう・・・え、もう履けてるの?
 おやビックリ。自分で履けたんだねぇ!
 これならすぐ出発できるね。じゃ、行こうか!」



念のためお伝えしておきますが、靴の左右が反対でも気にしなくていいですよ。
なんたって本人が気にしていませんから(笑)

長時間歩く時など、さすがに左右正しく履いた方が良い時は、
履き始める前に気付きを引き出してあげましょう。

「ヒロ、靴ってね、右と左があるんだよ。
 どっちの靴が、どっちの足でしょうか?」


(小さな声の独り言、でも子どもにはばっちり聞こえるくらいで)
「ふふーん♪パパ知ってるもん。バリがどっち向きについてるかでわかるんだよなぁ」

「え、知ってたの!そう、当たり!!
 ヒロは靴のことも詳しいんだなぁ~
 それだったら間違えずに履いて、いっぱい歩いたり走ったりできるね!」



いろいろなことが自分でできるようになることは、子どもにとって嬉しくて、
得意な気持ちになれるものです。

そういった気分を引き出しながら、スキルを身に付けられるようサポートして
あげていただけたら、私もうれしいです。


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪



プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

■自己紹介はこちら■

著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

著者へ直接注文(特典あり)のご案内

Amazonでご購入は、こちら
 ↓ ↓ ↓

最新記事
最新コメント
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QRコード


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。