子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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そういうことは早く言って!

親としては、
「こんなことがあったら、すぐに言ってほしい」
と思うこと、いろいろあります。

―体の具合が悪い
―お漏らしした
―物を壊した・失くした
―友達に意地悪された
―友達にケガをさせてしまった


などなど、主に「困ったこと」「トラブル関連」を中心に、
いろいろありますよね。

親としては、まず何より子どものことが心配ですし、早めの処置・対応が
必要な可能性もあります。
ですから当然『そういうことがあったら、早く知らせてほしい』と思います。

ところが、子どもの性格によっては(あるいは場合によっては)、
すぐに言ってくれないことがあります。

時間が経ってから言い出したり、
言い出せないまま親が気付いたり、
他の人から聞いてビックリさせられたり。

そんなことがあれば「今度からは、すぐに言ってね」と釘を刺したくなるのは
自然の成り行き。

度重なって同じようなことが繰り返されるとだんだんイライラしてきてしまうのも、
仕方のないことですよね。

「すぐに言って、ってお願いしてあるでしょ!」
「なんで早く言わないの!」
「言ってくれなきゃ困るじゃない!」



ですが、この状況、子どもからは違った風景に見えています。

もともとすぐに言い出せないタイプということは、

―これを言ったら親に心配かけちゃうかな…

―でも、早く言ってほしいとも思っているんだよな…

―だけど、こういうできごとがあると、ママ/パパは喜ばないよなぁ…


といった思慮を深く巡らせることができるタイプということ。

どうすればママ/パパを悲しませないで済むか、喜ばせることができるか、
さんざん考えに考え抜いたうえで、ついに決心して伝えることに決めました。

「ママ、あのね・・・」

すると結果はどうでしょう。

見る間にママの表情が変わり、険しくなっていきます。

「今ごろそんなこと言われても遅いのよ!」

「なんで早く言わないの!」

「すぐに言って、ってお願いしてあるでしょ!」

「言ってくれなきゃ困るじゃない!」


一生懸命考えた結果、ママに伝えることにしたのですが、結局怒らせてしまいました。


・・・これが、子どもから見える風景です。

どうでしょうか。

この体験を積み重ねることで、同じようなことが起きた時、
この子は早く伝えるようになるでしょうか。

むしろ、ますます迷って言い出しにくくなるということ、
お分かりいただけると思います。


もし本当に「そういうことは早く言ってほしい」と思うなら、
子どもが『早く言いやすくなる』ように、『早く言いたくなる』ように、
接してあげましょうね。

「よく言えたね。」

「教えてくれて助かったよ!」

「次は、もっと早く教えてくれたら、ママはもっと助かると思う」


こんな風に言ってあげれば、子どもは次から言いやすくなりますよね。

子どものことを心配に思う気持ちは自然なものですし、
問題が起きたら早めに対処したいというのも適切な考えです。

そういった“親の思い”に加えて、“子どもがどう感じるか”への
配慮
を持ってあげれば、親子のコミュニケーションはとっても
居心地の良いものになりますよ。

ぜひ、心の片隅に覚えておいてくださいね。


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☆★祝 メルマガ300号★☆

2007年5月にメールマガジンを書き始めて、まもなく6年。
ほぼ毎週書き続けて、今週でついに300号になります!


私自身もがんばって続けてきていますが、ここまで続けてこられたのは、
読者の皆さんの存在がとても大きいです。

ちょっとした感想を送ってくださることが、大きな励みになり、

ご質問いただくことで、モチベーションがぐんと高まり、

実践報告をお読みして、メルマガを書き続ける意義が再確認できたり、



300本もの記事を書き続けてこれたのは、こうした双方向のやり取りがあったおかげだなぁ、
と改めて感じています。

でも、本音を言うと、もっともっと皆さんの声がお聞きしたいです。

講演は顔を見ながらお話しできますし、ご質問などもたくさんいただけるので、その点が嬉しいです。
ブログやメルマガでも気軽にメール・コメントいただけたら、とっても嬉しいです。

これからも、よろしくお願いいたします!


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価値観を尊重する

今日のテーマは、「相手の価値観を尊重する」ということについて。

それだけ聞けば、確かに大事なことだよね、と感じます。

ですが、日々の子育ての中で、具体的にどのような場面でどのような
判断・行動をすれば「相手の価値観を尊重する」ことになるのか
は、
意外と見えづらいものでもあります。


私の体験談を例に、詳しくお伝えしますね。

~~~~~~

わが家では先週、大事な用事ができて4人で出かける必要が生じました。

その日程を検討していて、妻も私も都合がつく木曜の夕方にしよう、
となりました。

念のため子どもたちにも伝えます。
「用事で出かけるのは木曜日、学校が終わった後にしようと思う。
 空けといてね」


すると、娘が「えーっ…ちょっとその日はやりたいことがある」
返してきました。

そうでした。木曜日はバレンタインデー。
娘は友達にチョコレートを届ける計画を立てていたのでした。

その瞬間、私が反射的に思ったのは、
「でも、それは今回の用事に比べれば、どうでもいいことだよね?
 そんなことで用事を先送りにするの、おかしくないか?」
という反論でした。

でも、すぐに気が付きました。
娘にとっては、いま一番大切なことなんだろうな、と。

結局、用事で出かけるのは延期することに。

娘は、木曜の放課後、張り切ってチョコレートを届けに出かけました。
帰宅後にイキイキと話をしてくれる娘の様子を見て、この判断で良かったのかな、
と今は思っています。

~~~~~~

物事の重要度・大切さの尺度は人によって異なります。

―子どもにとっての「大切なこと」は、子ども自身の尺度で決まる

―子育てで「相手の価値観を尊重する」ということは、
 子どもの「大切」を、大人の「大切」と同じように尊重すること

これらは当たり前のことではありますが、実際には忘れがちですよね。


私が「家族の用事の方がずっと重要だろ!」と思ったのは、
娘の計画を『私の尺度で』見てしまっていたから。

でも、娘の計画を『娘の尺度で』見れば、いま一番重要なイベント!
なのですよね。

相手の尺度での「大切」なことを、自分の「大切」と同じように
扱ってあげるということ、意識していたいものです。


他の例で言えば、

―電車がよく見えるスポットへ
→そろそろ帰ろうか
→あと15分待てば、特急が来る!
→でもそろそろ帰らないと、ご飯の支度が…


時間通りにご飯の支度をしたい、ということも大切。
でもそれと同じように、この機会に特急列車を見たい、ということも
大切なこととして扱ってあげたいです。

この場面であれば、今しかできないこと=特急を見てから帰ることを
優先してあげてもいいのかな、と思います。


―夜、夢中になって本を読む子ども
→もう寝る時間だよ
→もうちょっとでこの本読み終わるから、最後まで読んでしまいたい
→明日の朝起きられなくなったら困るでしょ!


規則正しい生活・充分な睡眠は、間違いなく大切です。
でも、読書に夢中になること、残り4ページだけだから読み切って
しまいたいという思いも、同じように大切なこととして理解してあげたい。

この場面も、柔軟に対応して、本を読み終わったら就寝、としてあげても
良いと思います。
その結果翌朝に苦労したら、それはそれで良い経験ですし。


なお、子どもの「大切」を尊重すると言っても、全て言いなりになる・
要望に応えるという意味ではありません。

検討・相談の結果、子どもの「大切」をあきらめてもらう場面が出てくることも、
当然あるでしょう。

その時に、子どもの「大切」を大人の「大切」と同等に扱って検討・
相談の対象にすることが、尊重しているということになるのです。

そして、子どもの「大切」をあきらめてもらう時には、それに相応しい
態度・言い方で伝えることも忘れずにおきたいところ。


普段から子どもの「大切」を尊重してあげていると、子どもの方も
大人の「大切」を尊重してくれるようになり、相談もしやすくなりますよ。

子どもの価値観を尊重すること、ぜひ気に留めて過ごしてみてくださいね。


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美術展

学校からお手紙が来て、息子の図工作品が「東京都公立学校美術展覧会」に
出展されることになったとのお知らせを受けました。

絵が得意な娘の作品が市の展示会に出ることはよくありますが、
息子の作品が!
しかも市を通り越していきなり都!

とビックリ。

これは絶対に観に行かねば、と思い行ってきました。上野公園・東京都美術館。
東京都美術館

けっこう広いスペースを使って、都内各区・市の作品が展示されていました。
美術展看板


いろんな作品があるな~と眺めながら進むと、ありました小金井市の展示ゾーン。
展示ゾーン2
(写っているのは私です(笑))


今回の作品は、息子がスピード重視で仕上げたものに対して、図工の先生が
「もっとこうしたらよくなる」
「この部分が寂しいよね?」

と上手にアドバイスしてくれて、完成度を高められたようです。
そんな働きかけで、息子の能力を引き出してくれた先生に感謝!です。


一番上に展示されているのが、息子の作品。ネタはやっぱりサッカーです(笑)
作品「オモイデ(サッカー)」

しかーし。
よく観ると、遠近法の使い方がヘン?
というか、上下逆さまでは?
との疑問が。。。


息子に訊くと、やはりこれは上下逆さとのこと(*_*)
台紙に貼って作品札を付けたのは先生とのことなので、先生の勘違い(^_^;)

そんなご愛嬌もありましたが、息子にまた1つ、自信が育まれてよかったなぁ。というのが本日の感想です。
忙しい中でしたが、都合をつけて観に行けてよかったです♪


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2/24(土) 講演を行います

2月24日(土)に、埼玉県で講演を行います。

普段の講演は、特定の幼稚園などの企画のものが多く、外部の方は参加できませんが、
今回は市役所の主催企画で、市内・市外を問わずどなたでも受講可能(しかも無料!)です。

普段ブログを読んでくださっている方とお会いする機会が少ないので、
講演でお会いできたら、とてもうれしいです!

■テーマ:パパが教えるパパのためのパパレッスン

■日時:2月24日(日)14:00~16:00 (開場13:30)

■会場:ふじみ野交流センター 集会室
 (埼玉県富士見市ふじみ野東3-7-1)
 (東武東上線「ふじみ野」駅より徒歩10分)

■申込方法:電話またはFAXにて申込み

■託児:あり(概ね1歳~未就学児。要予約・先着順)

■駐車場:あり(ただし台数に限りあり)

■申込先:富士見市役所 人権・市民相談課
    TEL:049-251-2711 FAX:049-254-2000


※お申し込み時に「くろさわのブログでイベントのお知らせを見た」と一言添えて
 お伝えください。

用意したお話を語るばかりでなく、会場のパパたちの疑問に答えながら
お話ししたいと思っています。
また、講演後も状況が許す限りご来場くださった方とおしゃべりしたいと
思っています。ご来場の際は、ぜひ、講演終了後に「ブログ読んでるよ!」と
声をかけてくださいね!


■参考URL:
□埼玉県富士見市HP/男性の育児に関するセミナー開催のお知らせ
http://www.city.fujimi.saitama.jp/40shisei/danjyokyoudou/2013-0128-0951-12.html

□セミナー案内リーフレット(pdfファイル)
http://www.city.fujimi.saitama.jp/40shisei/danjyokyoudou/files/H24seminar.kurosawa.pdf

□会場案内(地図あり)
http://www.city.fujimi.saitama.jp/30shisetsu/02shisetsu/syougaku/fujiminokoryu-center.html


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ケンカ適齢期

講演などで、よく
「子どものケンカは、ある種のコミュニケーションの練習でもあるんですよ」
とお伝えしています。

ただ、簡単な状況ではなく、お互いに反発しあう状況でのコミュニケーションなので、
難易度はかなり高めです。
子どもは何度も失敗を繰り返しながら、何度も練習を繰り返します。

時には「もうケンタなんかキライ!」となってしまったり、
叩いたり叩かれたりしてしまうことも出てきてしまうでしょう。


ですが、立ち直りが早く、気持ちをすぐに切り替えられるのも、
子どもの特徴です。

さっきまでケンカしていた相手と、10分後には楽しそうに遊んで
いる――なんてことも、しばしばありますよね。


さて、ケンカの経験を通したコミュニケーションの練習という面を見ると、
ちょうど良い年頃――言うなれば“ケンカ適齢期”――というものがあります。


2~3歳くらいまでの子ども同士でも、モノの取り合いなどは発生します。
ですが、相手の言い分をふまえて自分の主張をするような“コミュニケーション”には、
まだなりにくい年代です。

この時期は、叩く・噛みつくが始まってしまう前に介入して、
「『貸して』って言おうね」
と優しく声をかけてあげるようにしましょう。
(ただし、ご注意ください!この年頃は、何度言っても子どもが自分から
 『貸して』と言えるようにはならないものだ、と覚悟しておく必要があります。
 同じ場面が繰り返されますが、イラつかず毎回穏やかに声をかけてあげましょうね)



一方で、7~9歳を過ぎてくると、だんだんとやり取りが複雑になってきます。

「・・・って言ったんだから、・・・でなきゃおかしい」

「だったら今は・・・でいいけど、今度からは絶対・・・だからな」


など、複数の要因を結びつけた主張が出てきます。

時には、やや陰湿な意地悪が発生する可能性も出てくる時期でもあります。

また、記憶が蓄積されるようになってくるため、毎回毎回その場限りの話で
終わらず発言に時間的な厚みが出てくるのも、この年頃以降の特徴です。

「あの時ユウキが・・・って言ったから・・・した。
 その次の時は・・・だった。だから今回は・・・でなきゃズルい」


…こんな複雑なことも、4年生~6年生くらいになると言うようになります。

これらの複雑なコミュニケーションが、往々にして大人の目の届かないところで
発生するのが、この年代の特徴です。


幼少の頃のケンカに親が介入しすぎ・保護しすぎてしまうと、
子どもは経験不足・練習不足の状態でこの複雑なコミュニケーションの中に
放り込まれてしまう
ことになってしまい、それはそれで子どもが可哀想です。


なので、3~7歳くらいの間に、単純で後腐れのないケンカを経験させておいて
あげることが、とても重要になのです。

親としては、
子ども同士で遊ぶ機会を作ってあげることと、
多少のケンカは止めずに見守ること
この2点を意識しておきたいところです。


子ども同士のケンカに立ち会っていると、時には「いつもケンカばかりで…」
と思ってしまうこともあるでしょう。

そんな時、こういった『コミュニケーションの練習』という側面があることを
頭の隅におきつつ見守ってあげていただけたら、私もうれしいです。


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意味不明の悪事

子どもが、突然、意味不明のイタズラをした!
…ということが、まれにあります。

私の見聞きした範囲に限って言えば、男児に多い出来事
(9割くらいが男の子の印象です)です。
かと言って、男の子がみんなやるわけでもないのですが。

なので今日のお話は、一部のピンとくる方限定のテーマになること、
予めご了承くださいね。


さて、「意味不明のイタズラ」と言ってもわかりにくいですよね。

具体的には、

―突然何かを壊してみたり、

―わざとこぼしてみたり、


そんな状況として表れることが多いです。


もう、即刻叱りつけたくなるような状況です(笑)
ですが、頭ごなしに叱るのは、ちょっと待ってあげてください。


大人には理解も想像もできないようなことを、子どもは「試しに
やってみる」ということがあります。

―機器類の開くはずのない場所を開けようとしてみる

―両手の小指だけでコップを持って運んでみる

(いずれも、私が子どものころにやったことです(苦笑))

大人にとっては、なぜそんなことをするのか、完全に意味不明。
それに、子どもにだって、そんなことをしたら壊れる・こぼれることは
わかりきっているはずだ、とも感じます。

それでも、子どもは溢れる好奇心ゆえに、やってみたくなってしまうことが
あるということも、理解しておいてあげてください。

理解しようとしても『理解に苦しむ』だけなので、ここは
『子どもは、とりあえず、いろいろなことをするものだ』
大きく捉えておいてあげられればOKです。

そして、実際にその場面に直面したら、
(いきなり叱りつけるのではなく)

「どうしてみたかったの?」
「どうして、そうやってみたの?」
「本当はどうしたかったの?」

と、優しく尋ねてみてあげてもいいでしょう。
(あえて尋ねない、というのも良いと思います)

もし子どもが、自分なりの考え(←大人には理解不能な内容です。念のため)
を話してくれたら、穏やかに相槌を打ってあげましょうね。

「ふーん。そうだったんだ」
「へぇ~。そんなことを試していたんだね」
「なるほど、そのアイデアを実験してみたんだね」


それ以上、結果についてあれこれ言う必要はありません。
目の前の惨状を見て、子どもは充分に実感していますから。

「じゃ、片付けようか」と淡々と声をかけてあげて、一緒に
片付けを始めてあげてくださいね。


やっていることは意味不明ですが、
「きっとこの子なりに、何かを学んでいるんだろうな」
と思って寄り添ってあげていただけたら、私もうれしいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

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