子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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意思決定スキルを育てる

私が時々見るウェブサイトの1つ「ベネッセ教育研究開発センター」
に、新しい調査レポートが掲載されていました。


今回私が見たレポートは、大学生の調査。目を通していて驚いたのが、

「保護者のアドバイスや意見に従うことが多い」

「なにごとも自分で決めることが多い」
のどちらに近いか、という設問。

なんと、49.5%の学生が、「保護者のアドバイスや意見に従うことが多い」
の方に近いと回答しているのです(@_@;)


「親から情報提供を受ける」「親に社会のことを教わる」
「親の意見を聞いて参考にする」
などは理解できますが、
「親の意見に従う」は、18歳を過ぎた大学生として、
おかしいと私は思います。

本来、その年齢であれば
「親をはじめとして幅広く情報収集して、自分で考えて、
必要に応じて他人に相談しながら、自分で決める」

との行動が身に付いていてほしいもの。


49.5%の親は、子どもから意見を求められたのかもしれませんが、
そこで簡単に“親の意見”を言ってしまうという接し方にも問題があります。

安易に答えを与えず、自分で決めるものだとの認識を先に返し、
その上で参考情報として伝えられることを伝える、そんな姿勢で接すること、
できることなら意識したいです。


とは言っても、子どもが大学生になってから/成人してから急に自立を
求めても、それは酷というもの。

子どもは自分で考えて決めた経験が乏しく自信が持てないのですから、
親を頼ってくるのは自然なことです。

仮に突き放して子どもに任せたとしても、経験不足が一気に解消して、
急にスキルがつくわけではありません。


できることなら、大学に入って、就職活動をして、社会人になって…
といった時期を迎える前に、子どもには多くの経験を積ませてあげて、
スキルを身に付けられるようサポートしてあげたいです。


なお、ここで注意が必要なのは、何かを『実行』するスキルと、
何かを『意思決定』するスキルは、別のものだということ。

何かを『実行』する経験を積ませるのと同様に、
『意思決定(調べて、考えて、決める)』の経験もできるよう、
気に留めておいてあげましょう。

意思決定スキルの具体的な中身としては、まずは以下の3点を少し
ずつ伝えていってあげればOKです。


(1)選択肢を書きだす

(2)調べる

(3)一覧表で比較する



最初の
(1)選択肢を書きだす
ですが、意外と子どもは持てる選択肢の全体像が見えていないがために、
いつまでも決めきれずにウジウジしていることが多いものです。

「有効な選択肢はこれだけ。この中からどれを選ぶか!」
とハッキリした状況になると、意思決定は格段に簡単になります。

例えば、休日に誰を遊びに誘えばよいか決めきれていない子どもに、
誘う相手をリストアップする方法を伝えます。

「そうか、誰を誘いたいのか、決められないで困っているんだね」

「パパだったら、そんな時はクラスの名簿を持ってくるかな。
 で、端から名前を見て『今日この人と遊べたら楽しいかもな』
 って思う人を、ぜーんぶ別のメモに書き出すんだ」

「それで、そのメモに書いた人に、片っ端から電話していくと思う。
 今日遊べるか聞いてみて、最初に『遊べる』って返事が来た
 相手と遊ぶかな。
 1人見つかった後も電話を続けて仲間を増やしてもいいしね」



次の、
(2)調べる
は、選択肢の中身についてハッキリわからないがゆえに、いつまで
たっても決められない状況をサポートします。

例えば、動物園と水族館のどちらがいいか訊いてもハッキリ返事が
できない時などは、このサポートが有効かもしれません。

一緒にウェブサイトを見て、
動物園に行けばこんな動物たちに会える、
水族館に行くとこんなショーもある、
と詳しく調べてみる――という接し方が可能です。

その際、
「写真を見ると、どんな場所かイメージしやすいね。」
と、調べることのメリットを、こっそり言い添えてもOKです(笑)


最後の
(3)一覧表で比較する
については、子どもだけで取り組むのは難しいかも。
当面は大人が一覧表を作ってあげるでOKです。

2×4くらいの表を描いて、2列に分けた方に、評価対象の
「動物園」「水族館」を書き入れます。

反対の4行の評価軸の方には、
「どんなところ」「ちかい?とおい?」「ねだん」「そのた」
書きます。

そして、
―動物に会える。ゾウさんもいる。モルモットをだっこできる
―お魚がたくさん。イルカのショーも見られる

―自転車で20分くらい
―電車に乗って40分くらい

―みんなで1,000円くらい
―みんなで6,000円くらい

などと書き込んでいきます。
それぞれの記入部分に、色の違うペンで◎/○/△/×を書き込む
のも良いですね。

~~~~~~

子どもに伝えたいのは、あくまでも
「こうすると見やすくなる」
「考えがまとめやすくなる工夫」
「こうやれば決めやすくなる」

との“方法”の部分。

「これが良いと思うよ」
「お前にはコレは無理だな」

などの“意見”“判断”については、子ども自身が考える時間と
余地を残しておいてあげたいものです。

子どもの判断を待って、子どもの判断を尊重してたために、
結果として1日を無駄にしてしまったり、判断を後悔することも
出てくるでしょう。
ですがそれこそが、子どもにスキルを身に付けさせてくれる貴重な
経験です。
そんな1日になったこと、大いに喜んでいいですよ!


「その日、その日を最適に過ごす」ことばかりに意識を向けていると、
子どもの経験を奪う接し方になりがちです。
そしてゆくゆくは、就活で「親の意見に従う」子どもに育ってしまう
恐れがあります。

ぜひ、このことを忘れずに、意識の片隅に置いておいてくださいね!


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いろいろ試したい

息子がテニスに興味がありそうな雰囲気が感じられたので、
兄のところからお下がりラケットを2つ、もらってきました。

それを見せたら、案の定テンション上昇する息子。


さっそく、休日に近所の公園でテニス体験することにしました(笑)


私と2人、離れて打ち合ったり、

私がトスしたボールを息子が打ったり、

息子ひとり、サーブの練習をしてみたり。

サッカー少年、テニスに挑戦3

サッカー少年、テニスに挑戦2

サーブは、なかなかうまく行きませんでした(苦笑)


気を取り直して、ストロークの練習!

公園のネットに、ターゲット目印代わりに自分のバッグをくくりつけ、妹にボールをトスしてもらって、打つべし!打つべし!打つべし!




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こちらは、やればやるだけ手応えがあったようで、充実感漂う表情を見せていました。


1時間ちょっとのことでしたが、息子の興味にタイムリーに対応してあげられて、私も楽しい時間を過ごすことができました(^_^)v


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叱り方講座

先日の新聞で、「部下の叱り方を教える講座が紹介されていました。

記事によると、パワーハラスメントにならない叱り方のコツは、
「叱る目的を意識すること」

逆に、やってはいけないのは、
「感情的になること」と、
「逃げ道を与えず追い詰めること」とのこと。

「わかってはいるけど、実践は難しい」と反省する受講者の声も
紹介されていました。


“叱り方”が難しいのは、子育てでも一緒ですよね。
ご質問・ご相談いただくことも多いテーマです。


私が考える“子どもの叱り方”には、
記事で紹介されている“部下の叱り方”と共通する部分が2つ、
そして異なる部分も2つあります。


共通するのは、
「目的を意識すること」
「逃げ道を与えず追い詰めてはいけない」こと。

毎日一緒に過ごす親子の間では、『いつもの習慣で』『惰性で』叱ってしまう
場面も出てきてしまいがちでは。

改めて「目的を意識すること」、振り返ってみる価値があります。


また、「逃げ道を与えず追い詰めてはいけない」は、
上司部下の関係よりも親子関係においての方が、より重い意味があります。

親子の関係で『追い詰める』ことは、子どもにとっては人生そのものが
追い詰められるくらいの気分になってしまう体験です。

この点も、改めて意識しておけると良いでしょう。



一方で、異なる部分の1つは「感情的になってはいけない」点。

子どもに言うことを聞かせようとして、あるいは子どもが言う通りにしなかったから、
などの理由で感情的に怒鳴るのは、もちろん論外です。

ですが、生身の人間同士が一緒に暮らしていて、“怒る”という感情を
全く見せないのが正しいかというと、それも異常な感じがします。

堪えて、抑えて、我慢して、ドッカーン(@_@)ではない、
より適切な「怒り方」について、過去にブログでご紹介していますので、
良かったらご覧ください。

→ブログ「子どもが育つ“父親術”」~腹の立て方


もう1つの異なる点は、“叱る目的”の中身。

仕事の場では「改善を促す」ことが主な目的になりますが、
子育ての場では「成長を引き出す」ことが、最大の目的。

職場の部下が、
―知っていて当然のことが、わかっていない
―やるべきことを、やっていない

そんな場面で、的確に“叱る”ことで「改善を促す」のは、
上司としての大切な役目ですよね。


一方で、子育ての現場では相手が子ども。
いろいろなことを学び、身に付けている最中の子どもには
「知っていて当然のこと」なんて1つもありません。

また、様々な経験を通じて学びと成長につながるこの時期には
「やるべきこと」を先に決めてしまうより、
「いろんなことに挑戦してみる」ことを促してあげたいもの。

そんな“子どもの状態”と“成長を引き出すという目標”を考えれば考えるほど、
『叱る』という方法が馴染みにくいこと、わかると思います。

おそらく、多くの状況では、『見守る』『認める』『励ます』ことの方が
より良い接し方だと理解できるのでは。


とは言え、子どもを相手に「改善を促す」場面も、もちろんあります。

片付けなどの基本的な生活ルール(その年齢でできて当然のもの)については、
『やるべきことを、やっていない』ということも起こり得るでしょう。



「片付けしなかったら、叱ってもいいんですね!」

と思った方!ちょっと待ってください。


叱る時のポイントは、「目的を意識する」こと。
ここでの目的は、子どもが「自分から片付けをすること」そして
「片付けの習慣が身に付くこと」ですよね。

確かに、叱りつければ、片付けはするかもしれません。
ですが、それがベストの方法でしょうか?


私がお勧めしたいのは、叱るよりもゲーム感覚にして片付けを促す方法。

「自分から」片付ける、片付けの「習慣が身に付く」の両方の目的において、
より効果的
です。

子どもと話し合って「片付けのきまり」を設定して、
それを守れなかったら、1回毎に1ポイント。

親は、そのポイント分だけお手伝いを命令できる。
1ポイントで、玄関掃除。
2ポイントで、風呂洗い。
3ポイントで、皿洗い。
10ポイントたまったら、洗車!

子どもが片付けを忘れている時には、
「今日は玄関が砂っぽいなぁ」
「そろそろ車が汚くなってきたなぁ(笑)」

と、ニヤニヤしながら独り言をつぶやくだけ。

「片付けなさい!」と叱りつけるより、ずっとずっと効果がありますよ。

あなたも、家庭の環境と子どもの年齢に合わせた『わが家のきまり』を
考えてみてくださいね!

『子どもの成長と自立』という目的を忘れずに、
適切な接し方を意識していただけたら、私もうれしいです!


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早寝を促す

今日のテーマは、子どもに早寝を促す場面での接し方です。


こんな場面、経験されたことはあるでしょうか・・・

「もう9時だよ、そろそろ寝なきゃね」
  ↓
結局、寝たのは10時過ぎ
  ↓
翌朝起きられず、グズったり、親に八つ当たりしたり



予定の時間に起きられなかったのは、自業自得とも言えます。
ヒヤッとしたり困った経験をしたりして、学んでくれればよい――と
考えることもできます。

ですが、そういう時って、必ず親も巻き込まれて面倒な思いをしたり、
慌ただしくなったりしてしまうもの。

いい加減、改善してくれ!と言いたくなるのも、自然なことです。


そう訴えたくなるタイミングは、何と言っても朝ですよね。

寝坊してグズグズしてたり、ぶーぶー文句言ったり、挙句の果てに
「今日休みたい」と言い出したりしている場面では、
こちらだって冷静でいるのは難しいもの。

「だから言ったじゃない!」
「10時過ぎまで起きてるから、こうなるんだよっ」

言いたくなりますよね。


何度もそういう失敗をしていると、夜の時点でも言いたくなってきます。

10時になっても起きているところを見かけて、
「9時に寝るって言ったよね?!」
「また明日起きられなくても知らないよっ」



これらはいずれも、親の心情が正直に表れている発言。
その気持ちを否定するつもりはありません。

子どもが規則正しい生活を身に付けられるように、と真摯に願う親だから
こそ持ち得る気持ちです。


ですが一方で、これらはすべて『親が言いたくなるタイミング』
『親が言いたい言い方』であることも、冷静に理解しておきたいところ。

それが子どもにとって『行動を改めやすいタイミング・言い方
どうかは、再確認しておいた方が良いでしょう。


(1)朝起きられず問題が起きているタイミング

このタイミングで何を言われても、改善するには手遅れです。
今から前の晩に戻ることはできません。

また、その日の夜の改善を期待するにも、朝イチのタイミングは不適切。
相手は、これから園や学校で目の前のことに100%集中しながら、
充実の1日を過ごす人。
このタイミングで言って、12時間以上覚えておけというのは酷という
ものでしょう。


(2)「だから言ったじゃない!」
   「10時過ぎまで起きてるから、こうなるんだよっ」
   などの言い方


いずれも、おっしゃる通り。子ども自身も、痛いほどよくわかっています。

ですが、そんな状況で傷に塩を塗りこんだり、追い打ちを掛けたり、
とどめを刺すような声をかけることは、子どもが行動を改めるための
励みには、絶対にならないことも事実です。


(3)10時になっても寝ていないところを見かけたタイミング

やはり改善するには手遅れ。

しかも失敗の現場を捕えて叱責することになるので、子どもを
言い訳・逆切れ・人のせいへと追いやる危険性が非常に高いです。

それに、この時点から修羅場を始めたら、寝る時間はもっと遅く
なりますよね(爆)


(4)「9時に寝るって言ったよね?!」
   「また明日起きられなくても知らないよっ」
   などの言い方


「9時に寝るって言ったよね」は、言い訳・人のせいを引き起こす
魔のフレーズです。
“言い訳の多い子”は、“言い訳”が多い子ではありません。
“言い訳せざるを得ない状況に追い込まれてしまった経験”が多い子

なんですよ。

子どもは、基本的に言葉を言葉通りに受け取るイキモノ。
「また明日起きられなくても知らないよ」と言われたら、文字通り
見放されたと感じてしまいます。
見放されたと感じさせることは、早寝の習慣を身に付けるうえで
何の役にも立たないどころか、弊害ばかり。


本当に子どもが生活リズムを改善できることを願うなら、
『子どもが行動を改めやすいタイミング』
『子どもが行動を改めやすい言い方』
そ考えて、
接してあげることが大切です。

ではその、
『子どもが行動を改めやすいタイミング』
『子どもが行動を改めやすい言い方』

とは、具体的にどんなものだと思いますか?


正解は1つではありません。

それぞれの家庭で、それぞれの子どもが実際に自分の生活リズムを
適切に管理できるようになれる方法を見つけていくこと、
目指してくださいね。


参考に、私がうちの子に言うとしたら…の例をご紹介します。


<タイミング>
夜7時、夕食が済んだ頃。

(理由)
学校の宿題・翌日の持ち物の準備は済んでいて、あとやることと
言えばお風呂、読書、父とじゃれて遊ぶ、くらい。

このタイミングなら「やりたいこと」と「実際に今日やること」
との整理ができて、就寝時刻を自分でコントロールできます。


<言い方>
「今朝、ゆうちゃん6時半に起きられなくて困っていたね」
「ゆうちゃんが機嫌悪くて、パパも悲しかったな」
「今夜はどうするか、自分で考えてみてもいいよ」

(理由)
最初の2行は、厳しい事実に触れてはいますが、あくまでも淡々と事実を
述べているだけ。
ああしろ、こうしろという命令や干渉が含まれていないので、
子どもの反発を引き起こす心配がありません。

最後の一言の真の意図は、「今のうちに、自分で考えてみる」という選択肢を
思い出させること。

もちろん、実際に子ども自身に考えさせ、その結論が何であれ、
そのまま実践して翌朝結果が出るところまで見守る覚悟もした上で
任せていますが。

※「自分で考えてみてもいいよ」は、ある程度大きい子ども向けの言い方です。
 1年生かそれ以下くらいの年頃なら、代わりに「今夜はどうするか、
 一緒に考えてみる?」と言うと思います。

そして、8時50分頃に「そろそろ寝るから付き合ってー」と言ってきたら、
自分の他の用事は全部後回しにして、一緒にゴロゴロしてあげます。

「自分で考えて、9時前にお布団に入れたね」と努力を認めてあげて、
あとは子どもの気が済むまで話を聞いてあげる、

そして翌朝は、起きてきてすぐに
「おはよう!昨日は自分で考えて早く寝たから、
 今日は6時半にバッチリ起きられたね!」

と声をかけてあげる――そんな接し方です。


これはあくまで1つの例なので、そのままの応用は難しいかもしれません。

ですが、皆さんの接し方のヒントにしていただけたら、私もうれしいです!


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風が強い!

ここ数日、風の強い日が続きましたね。

先日、外を歩いていたら、父&子の2人連れとすれ違いました。

すれ違いざまに、ベビーカーに座る子ども(3歳くらいでしょうか)に向かって、
パパが声をかけているのが聞こえてきました。

「こんな風だったら、おとなしく家にいれば良かったね」


私の勝手な推測ですが、

子:外で遊びたい~

父:今日は風が強くて大変だよ、お家にいた方が良いよ

子:えーおうちやだ~、公園行きたいよぅ

父:しょうがないなぁ、じゃあちょっと出かけるか
   ↓
外に出るも、風が強く、子どもも楽しく遊べない
すぐに帰ることに

   ↓
帰り道も強風に吹き付けられて、険しい顔の2人
   ↓
父:(だから言ったじゃないか!やっぱり出てこなきゃ良かった)


あの2人には、こんなストーリーがあったのでは…と空想してしまいました。


風と言えば、以前にサッカーの練習日に
「こんな風じゃ、まともな練習はできないなぁ」
という声を耳にしたこともあります。


確かに、風が強い中で子どもたちと充実した楽しい時間を過ごすのは、
簡単なことではありません。

でも、最初からあきらめるのではなく、『強風を活かして活動する
強風を楽しむ』ということ、少しは考えてみても良いのでは。

~~~~~~

例えば、子どもと公園で遊ぶのであれば・・・

・バドミントン用具を持って行く!
ラリーを続けるのは不可能なので、順番にシャトル飛ばし競争!
“どこまで遠くに飛ばせるか大会”を開く。
第1ラウンドは、順風で。第2ラウンドは逆風で!

・軽めのゴムボールを持って行く!
普通にキャッチボールをしてもボールが変化して面白い!
真上に投げあげて、子どもに「キャッチできるかな?」というのも◎

・紙飛行機
飛距離の新記録に挑戦!
風が強く吹く一瞬前に飛ばすのが秘訣!(かな?)

・シャボン玉
自分で息を吹かなくても、風でどんどんシャボン玉ができる!
液に洗濯糊を少し混ぜると、割れにくいシャボン玉になりますよ。

・フリスビー
風で軌道が変化することも計算に入れて、投げる!
失敗すると、自分の方に戻ってくる(笑)

~~~~~~

あるいは、サッカーの練習であれば・・・

・短距離走のタイム計測
追い風と、向かい風の両方を体験。走った時の感覚と、
タイムの違いを見てみよう

・ロングキック・パントキック
風上側と風下側に分かれて立って、ボールを飛ばす!
何回かやったら、風上⇔風下を交代して同じように。
蹴る時も、受け取る時も、風の影響を体で実感してみよう

・カーブ
風に向かって、あるいは風を横から受ける向きで、
カーブするボールを蹴ってみる!
いつもと曲がり方が違うことを体感できる

~~~~~~

きっと他にもたくさん、風を活かした過ごし方はあると思います。

(余談ですが、こうした経験を自分の体で積むことは、将来の学力にも
 生活力にも良い影響があるはず、と思っています)

子どもの健康管理(汗をかくと体を冷やしやすい、など)・
安全管理(歩いていても自転車に乗っていても転びやすい、飛来物の危険、など)
には充分に気を配ったうえで、子どもと『こんな日にしかできない!』との
時間を過ごすこと、考えてみてくださいね。


今回は風について触れましたが、風に限らず雨・雪・高温/低温などの
時も同じです。

一概に「天気が悪い」「外は無理」と決めつけてしまうのは、
ちょっともったいないかも。

厳しいことは厳しいですが、天候条件で全ての活動が不可能になるわけではない、
というのも事実です。


不都合な側面はありますが、好都合な面を探してみること、試してみて
いただければうれしいです!


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窓に落書き

3月に引っ越してきた新居。
寝室の窓に、ガラス飛散防止フィルムを貼りました。

娘と一緒の共同作業。
「そっち持っててねー」
「ゴミついてるよ?」
「霧吹きシュッシュして!」
「空気抜くぞ!」


もともと私と娘がセットになると騒がしいのですが、この時も賑やかに楽しく作業しました。


一通り貼り終わった時、私の頭に素敵なアイデアが!


さっそく油性ペンを持ってきて、説明抜きで実践します(^o^)
「見て!ガラスが濡れてるよ(笑)」

窓の落書き1


それを見た娘、もちろん即座にペンを手に取ります。
私の描いた水滴から着想を得たのかな?
素敵な絵柄を描いてくれました。
窓の落書き2


雲、雨・・・次は私の番。
この落書き、かなり気に入っています(笑)
窓の落書き3



すると今度は娘が、ペンを持って玄関の方へスタスタ・・・
「ここも描いて大丈夫でしょ?」

そうでした。
玄関わきの小窓にもシートを貼ってあったのでした。
こちらは目隠し用の白いシール。

娘は、いきなり中央に、山を描きます。

頂上には、看板らしきものが。
娘が保育所時代に毎日散歩に出かけた、くじら山です。
くじら山


「お父さんも描いていい?」

私も参加して・・・



素敵な作品ができました!

玄関の小窓
(犬と花の大きさのバランスがおかしい、とか細かいことは言わない(笑))


フィルムが貼ってあるとわかっていても、窓に絵を描くのはちょっとドキドキ。

日々の暮らしの中でも、絵が目に留まると自然とニッコリします


簡単で手頃な楽しみ。
小さい子でも大きい子でも楽しめるので、よかったら試してみてくださいね。


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続・友達作り

先日のブログで、新しい環境に入っていく子どもの友達作りをサポートする方法
をご紹介したところ、いろいろとメッセージをいただきました。


メールくださった皆様、ありがとうございました!

「すぐにやってみようと思います!」

といったメッセージも多数いただきましたが、
同じくらい多かったのが

「そうは言っても、なかなかできない」

とのお悩みの声。


―仕事で子どもと一緒に遊ぶ時間が取りづらい

―ちょうどいい公園が近くにない

―他の子が集まって遊ぶ場所が分からない

―親自身が新しい人間関係の中に飛び込んでいくことが不得意で躊躇してしまう


など、それぞれの事情で私の提案した方法を実践するのが難しいとの
メールをいただいています。


そこで今日では、別の“友達作りサポート法”についてお伝えします。

一言で言えば(子どもたちの中に直接入っていくのではなく)、
わが子が友達と打ち解けやすくなるような環境・状況を意図的に作る
という方法です。


まず先に概念的な話を少し。

子どもが友達と『直接向き合う』形は、友達作りには難易度が高い状況設定。
あまりお勧めできません。

よほど友達作りが得意な子でない限り、そんな風に「さあ、お友達になって」
という状況に置かれたら、緊張してますます打ち解けにくくなってしまいます。

それよりも『一緒に肩を並べて、他の対象に向き合う』形の方が、
圧倒的に早く打ち解けやすいもの。

そういった状況を作る方向でのサポートがお勧めです。


それではその
“『一緒に肩を並べて、他の対象に向き合う』ような状況”
の具体的な作り方を、いくつかご紹介しますね。


(1)ワークショップを開催する

ワークショップというと大げさですが、友達を一緒の作業に誘う方法です。

小学生であれば、「こんどの日曜日、うちで一緒に○○しましょ」という
お誘いをするようなイメージですね。

内容は、なんでもOK。

自分が付き合ってあげられるものの中から、子どもとお友達が
興味を持ちそうなものを見つけてあげれば大丈夫です。

私がやったことがあるもの・我が家の子どもたちが誘ってもらったことが
あるものから例を挙げると、こんな具合です。

―料理(一緒にサンドイッチを作ってお昼に食べる、みんなで
 クッキーを作る、ベーグルを作ってみよう)

―制作もの(折り紙、編み物、刺繍、アイロンビーズなど)

―遊び(人生ゲームなどのボードゲーム、お絵描きしりとりなど)

―勉強(一緒に計算ドリルを片付けちゃおう)


友達を誘う時に、子ども自身が「学校で声をかけて、
お誘いの内容を説明して、相手の都合を確認して…」との段取りを
進めることはかなり難しいです。

なので、親子で一緒に考えながらお誘いレターを書きましょう。
このレター書きだけで、半日はつぶせる楽しい共同作業になります(笑)

同じ内容で5通くらい作って、
「こんどうちで、みんなで○○しようと思うんだけど、良かったら来て。
 詳しいことはこのお手紙を見て、おうちの人と相談してみてね」

と渡せばOKです。


(2)課題を与える ~クイズ編~

ワークショップ開催が難しい時は、休み時間や放課後にクラスメートと
一緒に取り組める課題を持たせる方法があります。

簡単なのはクイズ。

子どもに問題を書いたメモを持たせて、学校で友達と考えてみてごらん、と。
普通のクイズでも良いですし、学校で習っていることに絡めた内容にしても
いいでしょう。

私が子どもに出題したことがあるのは、

<北緯南緯・東経西経を習った子に>
地球上のある地点から、南に10メートル、次に東に10メートル、
最後に北に10メートル進んだら、元の出発点に戻ってしまった。
どうしてそんなことになるのでしょうか?

<円周の計算を習った時期の子に>
地球の赤道の長さは4万キロ。
では、赤道上に高さ1メートルの杭をずらーっと並べて立てて
(海の上も立てられると考えて)、その杭のてっぺんをロープで
結んで地球を1周させた時、そのロープの長さは?

<電卓が使えるなら>
「1÷9」「2÷9」「3÷9」をやってごらん
「11÷99」「22÷99」「33÷99」は?
じゃあ「111÷999」はどうなると思う?
答えが0.123123123・・・になるのは、どんな割り算だ?

<どんな学年でも>
・「こう」と読む漢字を、できるだけたくさん出せ!
・漢字2文字の熟語で、2つの文字の画数が同じものをできるだけ
 たくさん出せ!


これらの問題は、ちょっと大きい子向けかも知れません。

お子さんの教科書やノートをめくってみて、適当なネタが考え付くようであれば、
それを出題してあげてくださいね。

良い問題が思いつかなければ、市販の本やネットで子ども向けの
なぞなぞを探す、でもまったく問題ありません。

「なんとか学校の勉強がらみで気の利いた問題を作らなきゃ」と
苦労する必要はありませんので、気楽に出題してあげましょうね。


(3)課題を与える ~手作業編~

“問題”ではなく、“作業”に一緒に取り組む状況を作る方法です。

─折り紙の作り方(本や、ウェブサイトを印刷したもの)を持たせて、
 友達と一緒に作る

─あやとりのやり方を持って行って、友達と楽しむ

─知恵の輪を2~3個持たせて、チャレンジさせる


などなど、休み時間に友だちとチャレンジできる作業課題を持たせます。

場合によっては、こちらから声を掛けなくても、
興味を持った子が寄ってきて声をかけてきてくれるかもしれない、
というメリットもあります。


今日ご紹介した方法も、ご家庭ごとに取り組みやすいもの・取り組みにくい
ものがあると思います。

「これならできるかも」と思う方法だけで良いので、実践してみていただけたら
嬉しいです。


皆さんから、

─こんなワークショップをやってみた

─こんな問題を出してみた

─こんな作業を提案した


などのメッセージをいただけること、楽しみにお待ちしています!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

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