子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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「ゲームに熱中させておく」という便利さ

ここ最近、子どもの携帯ゲーム機やスマホとの付き合い方を考えさせ
られるような場面に、立て続けに遭遇しました。


1つ目は、電車の中。

中学生くらいの男の子と、その母親らしき女性の2人組が座席に
座っていました。
子どもは携帯ゲーム機、母親はスマホをいじっています。

しばらくして、親がスマホをカバンにしまいました。
なにか話すのかな…と思ったら、そのまま眠ってしまいました。
子どもは、引き続きゲームをしていました。
私が電車を降りるまでの30分間、2人は一言も言葉を発することは
ありませんでした。



2つ目は、ショッピングモールの中のフードコートにて。

小学5年生くらいの男の子と、その母親らしき女性の2人組が、
私の隣の席につきました。
子どもはゲームに夢中です。

母「なに食べる?お母さんが選んじゃっていい?」
子「(ゲームを続けながら、数秒の間をおいて)・・・うん」



3つ目は、近所のスーパーにて。

私が買い物に立ち寄って自転車を停めていると、入口横(屋外)の
ベンチに3人の女の子が座っているのに気がつきました。
おそらく姉妹でしょう、4年生・2年生・年長くらいの年頃です。
そして3人とも、携帯ゲーム・スマホを1台ずつ手に持って、
夢中になっていました。



こうした機器は、確かに便利です。
子どもにとって退屈な“待ち時間”を楽しく過ごすことができて、
親も子も非常に助かることは事実です。

わが家でも、移動時間の長い外出・旅行には、息子がDSを持参
していた時期もありますし、最近ではスマホ持参です。
(娘はそういったものに興味がなく、いつも本を持ち歩きますが)


ただ、気を付けておきたいのが、
「便利に時間をつぶさせているうちに、大切な時間まで失ってしまう」
という危険。


最初の例で言えば、それは親子の会話のチャンスかもしれません。

中学生くらいの年頃は、男の子と母親がゆっくり話し合うことが
難しくなってくる時期。
移動中のちょっとした時間は、普段は聞くことのできない子どもの
声を聞く絶好のチャンスなのです。
電車だと横並びに座ることになりますが、向かい合わせではなく
同じ方向を向いて隣り合わせになっていることも、話しやすい状況です。


2番目の例では、もしかしたら、この子はまだお腹が空いて
いなかったのかもしれません。
もともと食べることに強い関心のないタイプだった可能性もあります。
ですが、『食べる』ことは、生きるための基本的な欲求のはず。
食事への意欲が失われていることは、注意すべきシグナルと捉えるべき。

子どもの『食べる』ことへの関心さえ、ゲームで塗りつぶされて
しまっているのでは…と怖くなったのが、正直な実感です。


最後の例については、親の気持ちもよくわかります。

小さい子どもを連れての買い物は、確かに面倒です。
勝手に商品に触ってしまったり、「買って~」攻撃が始まったり。
しかもそれが3人ですから、遠ざけておきたくなるのも仕方ありません。

ですがその一方で、その“面倒な時間”は、子どもが我慢することを
覚えたり、世の中のルールを身に付けたりする時間でもあるのです。
また、生鮮食品を見ながら季節感を養ったり、お金でモノを買うという
社会の仕組みを見て学ぶ経験でもあります。


~~~~~~


子育てには面倒なことが多いですよね。思い通りにならないことばかりです。
工夫してもすぐには成果が出ないことも多いうえに、
そもそも努力が報われるとも限りません。

だから、そういった苦労を避けたいと思うのは自然なこと。

子どもにゲーム機・スマホを触らせておけば、“待ち時間”だけでなく、
これらの面倒・苦労からも解放されることができます。


でも、それらの“面倒”なコミュニケーションのひとつひとつが、
子どもの成長を支える大切な経験になっている
――ということにも
気が付いておいてあげてください。

ゲーム機・スマホに子守をさせていては、そういった経験が
失われていく
――という危機感も、忘れないでください。


「ゲーム・スマホ禁止」
「いつも親が我慢して、苦労して、子どもに付き合う」
ではありません。

親の心身のコンディションを良く保つことは、子どものためにも最重要です。
決して無理はしないで。

可能な限り親の側に余裕が持てるように準備して、
子どもとの時間を過ごすことを意識して新しい年を迎えていただけたら、
私もとてもうれしいです。



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良い子にはプレゼントが

先日、サッカースクールの練習で体育館に行った時のこと。

入口で靴を脱いだらすぐ、奥に向かって駆け出していく
4~5歳くらいの子どもがいました。

続けて聞こえてきたのは、ママの声。

「ちょっと待ちなさい!
 ママの言うこと聞かないと、サンタさんに電話するよ!」



この季節ならではの表現ですね(苦笑)
案外、言ってしまいがちなフレーズかもしれません。

こういった言い方について、
単純に『プレゼントを人質に取って脅迫するのはいけない』という
観点もありますが、今日は少し違った観点でお届けします。

~~~~~~

このような言い方には、その前提として
「良い子にしていれば、プレゼントがもらえる」
という親子の共通理解があります。

ですが、そこに2つの疑問を感じるのです。


まず1つ目の疑問は、
“良い子”って、どんな子?――です。

体育館のこの場面では、非常に明確です。
「ママの言うことを聞いて止まるのが、良い子」
とのイメージがハッキリしていますよね。

このように、日常の暮らしの中では、
・ママの言うことを聞く(言いなりになる)
・勝手にママのそばから離れない

こういう状態でいてくれると、子どもの安全が確保しやすく、
親としては助かります。(端的に言うと、すごくラクです)

でもそれは、あくまで「安全が確保しやすい」だけの状態です。
その子が“良い子”かどうかには、本来関係はありません。

本当の意味での“良い子”とは、その子自身の個性を発揮して、
イキイキしている状態を指して言いたいところ。

体育館で会ったあの子は、たぶん「元気いっぱい、活発な子」で、
「ママから離れて1人で行動できる子」なのでしょう。

体育館に着いて、楽しみな気持ちがいっぱいで、館内のどこへ
行けば良いか自分で判断できて、どんどん進んでいける勇気が
持てているあの瞬間、あの子は紛れもなく“良い子”だったはず。

そんなところでサンタさんと共謀して水を差すのは、ちょっと残念ですよね。

本当に危険があると思うなら、
「あー、リョウタが先に行っちゃうと、ママ心配~」
と言えばいいですし、

大きな危険があるわけではないなら、そのまま行かせてあげる
勇気を親の方が持って、見守ってあげたいところです。


それから、もう1つの疑問。
プレゼントをもらえる条件って、そういうものなの?――です。

「良い子にしていれば」という条件には、どうしても子ども本人の
外にある基準を感じさせます。

その“良い子基準”を満たせば、プレゼントがもらえる。
満たさなければ、もらえない。
(しかも、満たしているかどうかは、ママが監視している)


――この構図に、私は強い違和感を感じます。


私は「良い子にしていれば」とは言いません。
代わりに、こう伝えています。

―プレゼントが来ると信じていれば、きっと届けてもらえるよ。

―プレゼントをもらうのにふさわしいのはどんな子かを考えて
 行動することだけ、意識していようね。


(どんな子が“ふさわしい”のかは一切言わず、子どもが自分で
 考えています)

~~~~~~

サンタさんは、子どもたちに夢と希望とプレゼントを届けてくれる人。
決して「子どもに手を焼く親たちの、便利な手下」ではありません(笑)

そのことを忘れずにこの季節を過ごしていただけたら、私もうれしいです!


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笑って受け止める

子育ての鉄則のように言われていて、よく聞くフレーズ・・・
「子どものありのままを認める」

良いところも、悪いところも、そのまま受け止めて認めてあげる
――というのが、理想ですよね。


でも実際の子育て生活の中では、そんなに簡単ではなかったりします(汗)

良いところを認めてあげるのは、比較的簡単です。

「よくできたね」

「しっかりがんばったね」

「うれしいね」

「得意な気持ちなんだね」


こんな具合に声をかけてあげられている方は多いことと思います。


ですが、子どもが悪いところを見せた時に、同じような穏やかさで
受け止めて認めてあげることは、なかなか難しいのが実情です。

本来なら、

「そう、失敗しちゃったんだ」

「怠けたい気分なんだね」

「そっかぁ、すごく悔しいんだね」

「テスト12点か。ヒロもビックリしだだろう」


と穏やかに声をかけてあげたいところで、
ついつい

「あ~、何やってるの、もう!」

「またダラダラして。宿題なんてやればすぐなんだから、
 パッパッと片付けちゃいなさい」

「文句言っても仕方ないだろ。自分の努力が足りなかったんだよ」

「なにこの点数!ヒロ、ぜんぜん準備しなかったんでしょ!」


と言ってしまいがちですよね。


それはそれで仕方のないことですが、そのままにしておくのは、
やはり心配です。

子どもから見ると、この状況は

・良いところを見せた時→受け止めて、認めてもらえる

・悪いところを見せた時→受け止めてもらえない、認めてもらえ
 ない、叱られる


となってしまい、まさに条件付きの承認・愛情(良くできている
時だけ認められる・愛される)』
の状態になってしまうのです。

これでは、「子どものありのままを認める」の理想の正反対。
何とか改めたいところです。


ここで1つ提案したいのが、「笑う」という受け止め方。

これは私が以前、増田修治先生(白梅学園大学准教授・元小学校
教諭)の講演をお聞きした時に教わったアイデアです。

増田先生の代表的な取り組み『ユーモア詩』は、子どもが日常で
感じたことを自由に書くというもの。
何でも自由に書いていい!と約束してあげることで、子どもたちは
自分や家族のおバカな行動や恥ずかしい体験なども含めて
伸び伸びと書くようになるとのこと。

<参考:増田修治先生ホームページ>
(文字をクリックでリンクが開きます)


この「何事も笑いで受け止める」とのエッセンスを活用して、
子どもが悪いところ・ダメな面を見せてきた時に、明るく笑って
受け止めてあげる、という方法もお勧めです。

「うわぁ!ハデに失敗したね~(笑)」

「すっかり怠けモードで、冬眠中の熊さんみたい(笑)」

「なんだか、すごい悔しそうな顔をしている子がいるぞー(笑)」

「え~!12点なんて初めて見た!これ、記念に取っておこうよ。
 なんなら額縁に入れて飾っておこうか(笑)」


子どもにかける言葉は、その状況に合わせて選べば何でもOK。
特にあれこれ言わず、ニッコリ笑って「そうだったかぁ」だけでも充分です。

こうして「笑って受け止める」ことで、親自身は「叱る」「イヤな顔をする」
「指示命令する」などの反応をしなくて済みます。

子どもにとっては、悪いところ・ダメな面を見せても否定されない、
明るく受け止めてもらえたとの実感が得られます。

親子ともに、穏やかな気持ちで事態を受け止められる、素敵な接し方ですよね。



こんな風に「笑って受け止める」というユーモアの感覚は、
「重圧・ストレスを受け流す“心のしなやかさ”」でもあると、
増田先生は話していました。

また、親が毎日笑う姿を見せることは、それだけで子どもには
「生きるって楽しい」というメッセージにもなる、とも。


何かイマイチな出来事に出遭った時、笑って受け止めることが
できれば、家庭の雰囲気はかなり違うはず。

意識しておいていただけたら、私もうれしいです!


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甘えの糸口をつくる

子どもは、外でいっぱいがんばっていろんな体験をしてきます。
だから家では、しっかり甘えて、たっぷり休ませてあげて、
また次の成長に備えて元気を回復させてあげる――

と思っていても、なかなかその通りに行かないことも多いですよね。

外でがんばろうとしない時があったり、
家で上手に甘えられなかったり。


今日は「上手に、充分に甘えられない子」への接し方についてお届けします。


“甘えられない子”にもいくつかのタイプがありますが、
中でも多いのが『責任感の強い、頑張り屋さん』タイプ。

「あんまり甘えてちゃダメだ」

「甘えてばかりいたら、ママに迷惑/負担になっちゃう」


などと考えて、自制してしまうパターンです。

その他にも、年齢が上がるにつれて『照れる』気持ちが出てきて、
素直に甘えにくくなる・・・なんてパターンもよくあります。


どんな時も絶対に甘えさせなければ、という話ではありません。

ですが、もし何かの理由で「甘えたいけど、甘えられない」状態になっていて、
子どもが充分に元気を回復できていないのであれば、
ちょっと助け船を出してあげた方が良いかもしれません。


お勧めの方法を2つ、ご紹介しますね。

(1)遊びに付き合う

子どもの好きな遊びに、とことん付き合ってあげる方法です。

子どもの好きな遊びに対して親が「まったく理解できない、
興味も関心も持てない」というケースは、実際のところはよくあります。

ママが、男の子が夢中になっていることに対して
「いったい何が面白いのか理解不能」と感じたり、

女の子の遊びに付き合うパパが、
「これ、本当に楽しいのか?いつまで続ける気なんだろう」と思ってしまったり。

それ自体は、自然なこと(年齢が違えば趣味も違って当然)ですし、
非常によくあることなので、「自分はダメな親だ」などと考える必要はありません。

ここでは「子どもの遊びには、大人にとっては面白くないものがある」ことを
認めたうえで、それでも時にはとことんまで付き合ってあげる、
という接し方をお勧めします。

―近頃、学校のことでグチが多いな…

―最近また「幼稚園行きたくない」病が出てきたな…


など、元気低下のシグナルが見えた時などに、腹を決めて数時間ほど、
まとめて付き合ってあげましょう。


(2)スキンシップ

子どもが小さいうちは、乳児はおっぱい、幼児は抱っこと、
自然とスキンシップの機会が豊富に発生して、たっぷり甘える
ことができます。

子どもが大きくなるにつれてその機会はどんどん減少していきますが、
単純に補おうとして「抱っこ」や「ハグ」をしようとしても、
素直に応じてくれない子もいます。

そういう場合は、『甘ったるさ』を排す工夫がお勧めです。

アプローチを変えるだけで、容易にスキンシップを取ることができますよ。

例えば、健康管理の一環として。

「風邪が流行ってきたから、寝る前に背中さするよ」

「今日試合で疲れてるだろうから、足のマッサージするね」

「ストレッチしよう。リオのことも押してあげるから、リオもパパを押して」



あるいは、遊びを兼ねた運動・練習として提案しても良いでしょう。

「体育で跳び箱やってる?じゃ練習しよう!パパがここで台に
 なるから、跳んでいいよ」

「背中合わせになって、腕を持って背中を伸ばす体操があるんだよ。
 やってみよう」

「雨かぁ。ヒマだから、みんなで相撲大会でもやるか!
 それとも、ドンけつ大会にする?」


こんな感じで投げかけてあげると、子どもは照れることなく
すんなり受け入れやすくなります。

そしてひと時、親と触れ合いながら過ごすことができれば、きっと
元気も回復するはず。

~~~~~~

子どもは大きくなるにつれて自立が進みますが、それ自体も
子どもにとっては「大きなチャレンジ」です。

自立に向かってがんばる時ほど、甘えて元気を取り戻す時間も
必要ということ、忘れずにおいてくださいね。


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

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