子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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大声禁止


小学校の教室での、一場面。

クラスのわんぱく小僧たちが騒いでいると、まじめな子が注意します。
「静かにしてください!」

わんぱく小僧も負けずに言い返します。
「お前がいちばんうるさいじゃん~」

おそらく、皆さんの記憶にも似たような風景があるのでは(笑)

~~~~~~

子ども時代の教室のみならず、現在の皆さんの家庭でも
「うるさくしないで」「大声出さないで」と子どもに言いたい場面は、
頻繁に起きていることと思います。

子どもにとって、元気に動き回ったり、大きな声を出したりするのも
時には大切なこと。でも、それが家の中である必要はありませんよね。

なので『家の中では大声禁止』を子どもに求めることは、
問題ありません。


あるいは、

―相手の言い分を聞かずに、自分の主張ばかり大声で訴える

―声の大きさで相手を圧倒して、自分の言い分を通そうとする


などの行動が見られるなら、それを改めてほしいと思うことも理解できます。

そういう時に
『大きな声で自分の言いたいことばかり言うのはダメ、相手の話も聞いて』
と諭すこともあるでしょう。


ただし、1つだけ注意があります。


それは、
「子どもに求めるなら、親も守りましょう」
です。


いつもお伝えしていますが、子どもは「親が“言った”通り」には育ちません。
「親が“やった”通り」の行動を、見て学ぶのです。

大声を出す子どもに対して、
それ以上の大きな声で叱りつけて

「大きな声を出さないの!
 言いたいことはちゃんと静かに話しなさい!!」


と怒鳴っていては、子どもは
『相手より大きな声を出して、こちらの言い分を聞かせる』
という行動を身に付けるばかりです。

子どもに『静かに話して理解してもらう』『相手の言い分も聞く』ことを
身に付けさせてあげたいなら、まずは親がそう行動するのがいちばんの近道です。

「大きな声を出すと、パパは居心地が悪くて悲しいよ」
「言いたいことは静かにお話しできるといいなぁ、って思うよ」
「でも、つい大きな声で言いたくなっちゃう事情もあったんだよね。
 よかったら、パパに話してくれるかい?」


こんなふうに、伝えてあげたいところです。


とは言え、日々子育ての現場にいるママ・パパからは、
こんな声も聞こえてきそうです。

「そうは言っても、子どもが大声を出している以上、それ以上の
 大きな声を出さないと子どもに聞こえないのだから仕方ない」
と。

そんな時は、ちょっと工夫が必要です。
子どもたちの関心を一気に惹きつけて、静かに話せる状況を作り出しましょう。

例えば『てんとう虫発見作戦』。

子どもたちが大声を出して言い合いを始めたら、
短く一言「あっ、てんとう虫!」と言って、部屋の隅に駆け寄り
ます。そして、しゃがみこんで床の1点を凝視。

すると、子どもたちは「なに?」「どこ?」と寄ってきます(笑)
この瞬間に、静かに話して伝えるチャンスが生まれます。

「あー、てんとう虫かと思ったら、違ったみたい」
「ところでさぁ、・・・」



自分自身の振る舞い方が子どもの見本になっていること、
意識して過ごしていただけたら、私もうれしいです。


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【応援お願い】まぐまぐ大賞

私がメールマガジンを発行している「まぐまぐ」にて、
『まぐまぐ大賞2014』というイベントが始まりました。

実は、私がメルマガ「子どもが育つ“父親術”」を創刊した年に、このコンテストで新人賞3位を受賞しています♪
2008年を最後に開催されていなかったのですが、今年は6年ぶりに復活するとのこと。

今回も受賞できたらとてもうれしいです。
推薦受付期間は12/5(金)18:00まで。

応援していただける方は、下記フォームからご推薦をお願いします!

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※うまくリンクが開かない場合は、下記URLからアクセスください。
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応援、よろしくお願いいたします!
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解けない問題

今日のテーマは、子どもの勉強のサポート方法について。
自分で子どもに勉強を教えてあげる方に向けた内容です。

子どもが問題を解けない、解き方がわからなくて途方に暮れている時の
教え方についてお届けしますね。


普段、私は子どもの成長を引き出すために、子ども自身の
トライアル&エラー
の重要性をお伝えしています。

―自分で考えて、
―あれこれ試してみて、
―たくさんの失敗を繰り返す中で、
―徐々に成功体験が出てきて、
―やがて自信を持ってできるようになる。


このプロセスが順調に進むように、親は励ます、褒める、休ませてあげる、
などのサポートを…とお話ししています。

ですが、勉強だとこの方法がうまく機能しないことがあるのも事実です。

例えば、算数・数学、あるいは計算を伴う理科の問題を想定してください。

どこから手をつけて良いか分からずに困っている子どもに、
「自分で考えてやってごらん。
 失敗してもいいから、チャレンジしてみよう」

と言ったところで、

「何をやったらいいか分からないから、困ってるんだよぅ!」
となってしまいますよね。


そんな場面でお勧めなのが、最初は「100%サポートしてあげる」
から始めて、徐々に手助けを減らしていく、という方法です。

具体的には、こんな手順です。

(1)見本で解いてみせる

(2)1ステップずつ質問してあげて、子どもが解いてみる
   「★じゃあ、最初にこの三角形の面積を調べるよ。」
   「まず、ココの長さはいくつ?」
   「じゃ、こっちの長さは?」
   「そしたら、三角形の面積はわかるかな?」
   「★次は、こっちの四角形の面積を調べなきゃね。
    どことどこの長さがわかれば、面積はわかるかな?」
   「うん、じゃあココの長さは?」
    ・・・


(3)それができたら、親からは要点だけ(上記で言えば★の部分)
   だけの質問に減らして、あとは自分で考えて解いてみる

(4)全部子ども自身で考えて解いてみる


最初は全て親が道案内をして、
慣れるにしたがって親の案内を減らして、自分で道筋を思い出す部分を
増やしていく――そんなイメージです。

子どもの飲み込みの早さによって、(1)と(2)は省略しても良いでしょう。
1→3→4 と進めたり、
2→3→4 と進めたり、
あるいは 3→4 だけで大丈夫なら、それでもOKです。


この方法の良いところは、早い段階で一度ゴール(解答)に
たどり着く体験をしておけること。
そのため、
「どうせ、わからない」
「解けっこない」
「やるだけムダ」

という気持ちを払拭できるのです。
難問に遭遇した子はすぐに意欲を失いやすいので、このメリットは大きいです。

また、この方法だと同じ問題を何度か解くことになります。
自分の頭と手を使って解く経験を繰り返すことで、記憶への定着も良くなります。

さらに、自信につながるという利点もあります。
最初の(1)(2)あたりでは「親に教えられた」感が強いですが、
最終的には「自分でやりきった!」という印象が残るため、
子どもは大きな自信を得られます。


子どもの勉強を手伝うことがあったら、ぜひ試してみてくださいね!


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継続は力なり

先日11/8(土)のイベントには、熱心なパパさんたち&のびのび元気な
子どもたちが参加してくれました(^o^)

この日にお受けした相談の1つが、
「子どもは毎日ピアノの練習とひらがなドリルをやることにして
 いるのだけど、なかなか継続できない」

というもの。

今日は、この“継続”をテーマにお届けしますね。


この相談事例のように“継続”がうまくできなていない時、
多くの場合で2つの問題が同時に起きています。

1つは、『やるべきことの存在を忘れる』です。

子どもはもともと、忘れっぽい生き物。

でもそれは、
「いろんなことに興味を持てる」
「目の前のことにすぐに集中できる」

という子どもらしい長所の裏返し。
忘れっぽいことを嘆いたり、直そうとする必要はありません。

これについては、
『忘れないようにする』ではなく、
『忘れても、思い出せるようにしておく』との方向で対処しましょう。

具体的には、冷蔵庫に日課表を貼っておけばOK。

いちばん上には『たろうのやること』と書いて、子どもの顔写真を。
次に、『ピアノ』と書いて、ピアノのイラストを添える。
それから『ドリル』と、ドリル表紙の写真。

(同じ日課表に、宿題、時間割、歯みがき、お風呂などを一緒に
 盛り込んでも良いでしょう)

その日の分が終わったら、終わった項目のチェック欄に
お気に入りのマグネットを付ける。

子どもが忘れている様子だったら、
「今日の日課、あと何が残ってるかな?」と尋ねるだけ。

全項目が済んだら、
「おぉ~、もう全部終わってるのか!
 タロウは自分のやることをしっかりできているなぁ」

と、大きな声で感心してあげることも忘れずに。


口で「・・・して」と言うのは、子どもが忘れてしまって
親のストレスの元になりがち。

また、親から「・・・しなさい」と言われたことは、
子どもにとっては素直に従いにくく感じることもあります。

貼り紙方式ならいつでも見える状態ですし、
自分で見て自分で思い出せるため、子どもも動きやすいので、お勧めです!


それから、2つめの問題が『飽きて意欲が低下する』です。

子どもがやりたくて始めたこと、好きで始めたことでも、
時間とともに飽きてくることは、自然なこと。

特に『継続することが力になる』タイプの取り組みは、
逆に言えば『長い間継続しないと、力が付いたことが実感しにくい』ものでもあります。

努力したことに対する手応えが得られにくいので、そのままでは
「明日もやろう」「次もがんばろう」という意欲が引き出されないのです。

この傾向は大人でも同じですが、子どもは長い時間軸で物事を考えることが
苦手なため、特に顕著です。

「ずっと続けていれば、必ず上手になって、『やっててよかった』と思う日が来る」
という話は、子どもには実感しにくいものだと知っておきましょう。

この問題に対しては、
『長期的な意義を理解させる』が難しいので、
『短期的な目標で意欲を引き出す』方法がお勧めです。

専用のスタンプカードのようなものを作成して、
1日練習する度にスタンプ(もしくはシール)を。

10個たまったらこのご褒美、20個たまったらあのプレゼント…と設定して、
子どもの感覚でもつかめる範囲にゴールを置いてあげます。

この“ご褒美”“プレゼント”ですが、わざわざ高価なものを
買う必要はありません。

・夕食に希望のおかずを出してもらえる
・夕食にお刺身を追加してもらえる

などの食事系の優待でもいいですし、

・パパが跳び箱になってあげて、10回跳ばせてもらえる
・公園までの行き帰りを肩車で連れて行ってもらえる

などの遊び系の特典でもいいでしょう。

もちろん、
・好きなアイス1個買ってもらえる
・みんなでパンケーキを食べに行く

などのご褒美があってもOKです。

1つだけ気を付けたいのが、ご褒美のインパクトを強くしすぎないこと。

・ゲーム機を買ってもらえる
・新しい自転車を買ってもらえる
・遊園地に連れて行ってもらえる

などの強烈なプレゼントにしてしまうと、
子どもの関心がそこだけに釘付けになってしまうことが心配です。

もともと「ピアノが好き、楽しい」「字が書けるのが嬉しい」から始めた活動なのに、
本来の「たのしい」「うれしい」を忘れさせてしまっては、本末転倒です。

安易に大きなプレゼントを使っていると、あっという間に
『プレゼントのためだけに努力する(努力しているフリをする)』
になってしまいますよ。

小さなご褒美をあげる時も、
「スタンプ10個になったね!アイスを買いに行こうか。
 10回もがんばって練習したから、ドレミファソが簡単に弾けるようになったね♪」

と、本来の努力とその成果を、しっかり認めてあげましょうね。

~~~~~~

子どもの“継続”のためのサポート方法2種類、
役立ちそうな場面があったら、ぜひご活用くださいね!


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よその大人

娘の友達がうちに遊びに来た時、一緒にマフィンを作ったことがあります。

実はその友達、だいぶ前の“1/2成人式”で「パティシエになりたい」
夢を語っていた子。
そのことを覚えていたので、私から誘ってみたのです。

とても楽しそうに作って、できあがりを一緒に食べて、残りを持ち帰ってもらって…
すごく喜んでもらえたのを覚えています。

~~~~~~

こんなふうに、機会を見つけては息子・娘の友達と関わるようにしています。
ちょっとおしゃべりしたり、一緒に作業したり、遊んだり。

それ自体が楽しい時間だから、というのもありますが、
もうひとつ別の意図もあっての行動です。

その意図とは、「子どもたちが、親・先生以外の大人との接点を持てるように」

最近の子どもは、大人との接点が親・先生に偏っていて、
それ以外の大人との接点が非常に少ないような気がしています。

でも、親・先生以外の大人(「よその大人」と呼ぶことにします)
と関わることは、様々なメリットがある、貴重な機会。

―新しい活動・楽しさに出会うことができる

―今まで知らなかった自分の強みに気付いたり、
 短所だと思っていたところが長所でもあると気付いたりできる

―いろいろな大人がいることを知ることができる、
 世の中に対する多様な見方を見聞きできる

―大人の考え方・価値観には個人差がある/幅があることがわかる


など。

簡単に言うと、

「親にはダメだと言われたことが、よその大人には褒めてもらえることがある」

「学校では全く評価されない行動が、よその大人に喜ばれることがある」


その逆もしかりで、

「今まで誰にもとがめられなかった行動・言動を注意される」

なんて経験も、すごく重要です。


そうした経験を多く積むことの最大のメリットは、
自己肯定感の基盤が強くなること。

大人との接点が少ない子は、親にダメ出しされるとすぐに
自己肯定感が危機に陥ります。
「ママにダメって言われた…ボクはダメな子なんだ」と。

しかし、よその大人との接点の多い子は違います。
「ママはボクの△△をいつもダメって言うけど、逆に褒めてくれる
 オジサンもいるよなぁ…
 そうか、きっとママは△△のことが苦手なんだ!」

と受け止めることができるのです。


そんなふうに、子どもを支えられる役目を担えれば…と思って、
機会を見つけては子どもたちに声をかけているのです。

小学校高学年~中学生くらいになると、親が自分の友達に関わって
くることを嫌がるようになってくることが多いので、うちの場合は
今がラストチャンス。
(中学生の息子はもうハッキリと嫌がるし、小学5年生の娘も
 時間の問題でしょう)

娘が友達をお泊りに招いたり、
休日に遠足を企画したり、
ちょうど娘があれこれ予定を立てているので、
そういった機会を活かして、娘に嫌がられない程度に(笑)
友達とお話ししようと思っています。

~~~~~~

この“よその大人”の役割で、私が目標としている人がいます。

大阪のモアイさん
メルマガ【子供と共に育つ "共育!!"】



少年サッカーチームの指導・審判を続ける中で、
子どもたちの良いところを見つけては
「本人に言う」「チーム掲示板に書く」「保護者に伝える」
をしています。

そんな素敵な行動を続けているから、モアイさんの周りには、
仲間をの良さを認めてあげられる男前の子どもばかり。
そういえば、子どもたちがやっていることも、相手の良いところを
「本人に言う」「チーム掲示板に書く」文字色「保護者に伝える」です・・・
モアイさんの背中を見て育ったことがわかりますね(^_^)v

~~~~~~

皆さんも、

―よその子どもとの接点を持つこと

―わが子が、よその大人との接点が持てる機会を作ってあげること


この2つを意識してあげていただけたら、私もうれしいです!


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プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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