子どもが育つ“父親術”

「パパ見てー」に「すごいね!」と答えたことは?実はこの返事、子どもの自立心や感性を伸ばすためには不適切。パパコーチくろさわが子どもゴコロを解説し、親子ともに機嫌よく過ごせるコツをお届けします。

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子育て情報 最終号

このブログの元になったメールマガジンの配信を始めてから、
早いもので8年以上が経ちます。

当時6歳・3歳だったうちの子たちは、今や14歳と12歳。
あと8か月で、中学校・小学校を卒業します。

2人とも、とても立派に成長しました。
自分のことを自分でやるのはもちろん、様々な意思決定も自分でできるようになっています。
(いつ遊んで・いつ勉強して・いつ休むか、
 友達との関わりでの悩みに対してどう行動するか、
 そして最近では志望校を決めたり、受験に向けての準備を考えたりも)


私が話を聞いたり、相談相手になることは多いですが、
小さい頃のように「いつもそばにいる」というステージは、もう過ぎたようです。


これ以降は、子どものそばに居すぎることで
―必要以上に干渉してしまう
―不要な依存心を呼び起こしてしまう

などの副作用の方が心配になってきます。

なので、今後は子育て中心の生活を離れ、
私自身が再び仕事でがんばるステージに移ることにしました。
子どもたちには、社会でがんばる私の背中を見せて、
これからの成長を応援したいと思います。


昨年から子離れを意識して、今年1月から週4日の勤めをしていました。

そしてこの度、素晴らしいご縁に恵まれて新しい仕事
(非常にチャレンジングでエキサイティングな仕事です!)
に就くことになり、来月から通常のフルタイム勤務になります。

新しい場所で100%仕事に集中して、大きな貢献をしたいと思っています。


このような個人的な環境変化を受けて、これまで継続してきた
『子育てアドバイザー』としての活動を終了することにいたしました。

急なご報告となってしまい、申し訳ありません。


未練がないと言えばウソになりますが、
今はこれまでに受けた数々のサポートに感謝の気持ちを持って、
前へ進んでいこうという意識です。

―メールマガジンや本の感想を聞かせてくださった方々には、
 いつも励ましていただきました。

―ご質問・ご相談をお寄せくださった方々には、精一杯お答えしてきました。
 少しでもお役に立てていることを祈るばかりです。

―そして、これまでメールマガジンを読んでくださっていた皆さま。
 予想を大幅に超えて8年以上も続けてこれたのは、間違いなく皆様のお蔭です。


深く、深くお礼申しあげます。


これからも、

大人たちが、不要なストレスなく子どもと楽しく過ごせるように、

子どもたちが、自分のペースで自分の成長の道を安心して進めるように、

心から願っています。


今までのご愛読、ありがとうございました!



----著書----

立派に育ったわが子を見て、改めて自信を持ってお薦めできる1冊です。

オマケ付き直接販売も、手元の在庫があるうちは継続します。
http://papakuro.blog56.fc2.com/blog-entry-530.html

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パパの自信

私がいつも注目している調査レポート、
ベネッセ教育総合研究所の父親の育児意識調査の結果が、先月発表されました。

2005年・2009年に続けての調査でしたが、
『家事や育児に関わりたい』と答えたパパの比率は
47.9% → 54.2% → 58.2%
と伸び続けています。

と同時に、『子どもとの接し方に自信が持てない』と答えるパパの率も、
36.5% → 40.0% → 44.3%
と増加しています。


関わりたいパパも、自信がないパパも、増えているのですね。


ここで声を大にして言いたいことがあります。
新しいことにチャレンジする子どもたちにも言っていることです。

それは、
「能力が身に付いたから、できる」
「自信が持てたから、やれる」
ではない!
ということ。

物事は、そういう順番では進みません。


実際には、こんな順序で進むもの。

(とりあえず)やってみる、
(やらざるを得なくなって)やる
 ↓
失敗する
 ↓
それでも何度もやっているうちにうまく行く時も出てくる
 ↓
何度かうまく行く・成功率が高くなってくる
 ↓
「能力が付いた」と言われる、
いつの間にか自信らしきものが持てている



サッカーの指導でも、繰り返し伝えています。

初めてのこと、まだできないことだから、失敗して当然。

たくさんやったことは、自然とうまくなるもの。
(お箸で食べるのは毎日やっているから簡単
 ⇔ナイフとフォークは慣れてないからまだヘタ)
(でも、アメリカでは逆だよね。どんなことでも、
 たくさんやったことが上達する!)

だから、新しいプレー、ワザ、動きを、どんどんやってみよう!



同じことを、パパたちにもお伝えしたいです。

―“父親”として活動した時間がまだ短いんだから、ヘタで当然!

―たくさんやれば、自然とうまくなる
(=たくさんやることが、うまくなる方法!)

―だから、とにかく、子どもと一緒に過ごしてみよう!



「子どもと一緒に過ごすほど、自信が持てる」ことは、調査結果にも表れていました。
平日の帰宅時間が遅いパパほど、子どもとの接し方に自信がない
という相関関係があったのです。

だから、とりあえず子どもと一緒に休日を過ごしてみて!とお伝えしたいです。

暑い日は、水遊びできる場所がお勧めですよ♪

持ち物・遊び方・1日の時間配分などいくつかコツはありますが、
敢えてお教えしません(^_^)
いっぱい経験して、上手になって、自信を持てるようになってくださいね☆


■参考:第3回 乳幼児の父親についての調査
   (ベネッセ教育総合研究所 次世代育成研究室)
 http://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=4646

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◇◆ 著書 ◆◇

第4章は外遊びがテーマ。
いくつか具体的なノウハウが書いてありますよ♪

―子どもと何をして過ごそうか迷ったら?
―子どもが服を汚したら?
―ケガを防ぐには?

パパならではの強みを発揮できる内容たっぷりの章です(^_^)v

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




夏休み計画

先日、なかなか興味深い調査レポートを見かけました。

放課後NPOアフタースクールという団体が発表した、
「小学生が夏休みにやりたいこと」調査です。

その中で、上位には屋外の活動がいっぱいランクインしていました。
子どもたちが外遊びを必要としていることが如実に表れていますね。

また、レポートではもう1つ重要な点に触れられています。
それは、『何を』したいかではなく、『誰と』したいか、というポイント。

「何をしたいか」を問うたにもかかわらず、
多くの回答には「友だちと」「みんなで」など、
『誰と』についての一言が含まれていたとのこと。

これもまた、子どもにとって必要なことがハッキリと表れていると言ってよいでしょう。


今日お伝えしたいのは、これから夏休みの計画を立てる際に、
このことを意識しましょう!ということ。

親が意識せずとも、子どもたちが自然に「友達と・仲間たちと一緒に」「外遊び」
をするのが理想ではありますが、今どきの社会では、
それが難しい一面があることも事実です。

なので、きっかけ作り・機会提供は、大人から働きかけてあげてもよい部分。


具体的には、家族旅行がいちばんのお勧めです。

友達を誘うことができれば、かなり大きな“お楽しみ”になりますし、
子どもたちの成長にもいい刺激にもなりますよ。
お金のかかるエンターテイメントに頼らなくても、旅先の自然や環境を
楽しむ活動で盛り上がるので、節約にもなって一石二鳥です(笑)


その他にも、『仲間と一緒に公園で遊ぶDAY』も素敵です。

―朝9時(あるいは10時)に集合して、みんなで公園で遊ぶ!
―持ち物は、おにぎり・水筒、あとは自由
―何をするかは、事前に決めない
―各自、遊びたいモノを持ってきてOK
―その場で相談して、自由に遊ぶ♪
―終了・解散時刻=未定(飽きるまで)


子どもの年齢によって、遊びの内容はかなり異なるかも知れません。
逆に言えば、遊びの内容は変われど、何歳になっても楽しめるということ。

就学前の幼児たちがワイワイと水遊びするのも楽しいし、
小学生がドッジボールに白熱するのもよし、
高学年の氷オニ・高オニ・隠れオニも高度な勝負が展開されて、非常に面白いです。
ちなみに中学生の本気のドロケイも、かなり盛り上がります(笑)

大人は、機会を作ったら、あとは現地で見守ってあげていればいいでしょう。
体力に自信があるなら、参加しても良いですが(^_^;)
午後、ちょっと疲れてきた頃に皆におやつを買ってあげたら、
一気に人気者になれます(笑)


遊びの自由度が大切なので、基本は『広い公園』が理想的。
ですが、他の場所でも大丈夫。

調査レポートにもあった通り、
大切なのは「どこで」「なにを」するかではなく、「だれと」するか。

プールでも、児童館でも、仲間と一緒に過ごせる時間が持てれば、
それは大きな価値を持ちます。


ぜひ、この夏の予定に『友達と遊ぶ日』を入れてあげてくださいね!


■参考:「夏休みにやりたいこと」調査レポート(クリックでpdfが開きます)

http://npoafterschool.org/wp-content/uploads/2015/07/518cd1d25415a7911a20478da73f5eea.pdf

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◇◆ 著書 ◆◇

「旅行に友だちを誘う」は、本の中でも詳しく書いています。

こうしたお楽しみの時につきものの「ねえ、あと何日?」攻撃を
スマートに受け止めるコツもご紹介していますよ♪

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




なぜ泣くの

子どもは、よく泣きます。

空腹、オムツが濡れている不快感、暑い・寒い、痛い・苦しい、
思い通りにならなくて悔しい、etc...

年齢にもよりますが、子どもは様々な理由で泣くものです。


その一方で、泣いてはいるけど原因不明・理由不明――という時も、ありますよね。

―寝起きで機嫌が悪い、など大した理由がなく泣いている

―最初は理由があったけど、泣いているうちに理由を忘れた/
 どうでもよくなったけど、泣き続けている

―最初から原因不明(・_・;)



子どもと付き合う中で、
このように『理由なく泣く』時もある、
そして、
当然のことながら理由・原因がない以上、解決のしようがない

――ということは、そのまま受け入れるしかないことの1つです。


残された選択は「そのうえで、どう対応するか」。


そのような時、泣いている本人も「なぜ泣いているかわからない」状態
だということを理解してあげましょう。

なぜ泣いているかわからなくて困っているかもしれないし、
あるいは、意地だけで泣き続けていることもあり得ます。

その場面で、
「どうしたの?」
「なんで泣いてるの?」
「どうしたいの?」

などの質問は、すべて無意味

「訊かれたって困る!」というのが、子どもの心境でしょう。

同様に、
「何か食べる?」
「公園行こうか」
「ビデオ観ようね」

なども、あまり良い対応とは言えません。

お腹が空いているわけでもないし、アンパンマンが観たくて泣いていたわけではありませんから。
目先を変えさせることには成功するかもしれませんが、子どもに『受け止めてもらえた感』はないでしょう。

つまり、理由なく泣いている時は、何を言っても、何をしても、あまり意味はないのです。


そんな時の対処法はただ1つ。

ただ抱っこしていてあげて、あるいはそばにいてあげて、
気が済むまで泣かせてあげる。
そして、
泣き止んだら、ひとこと「スッキリしたね」と声をかける。



この対応を子どもの側から見れば、

―理由なく泣いていても、そのままを受け止めてもらえる

―泣き止んだ時に、気持ちを切り替えるきっかけを与えてもらえる


という接し方。
子どもがありのままでいられる、安心感のある接し方です。

~~~~~~

理由が分からずに泣いている子に接するのは(慣れないうちは特に)親の方もつらいものです。
ですが、「そんな時もあるさ」という穏やかな態度が子どもを安心させることもあるということ、頭に置いておいてくださいね。

考えつくしても泣く理由がわからない時に思い出していただけたら、私もうれしいです!

──────────────────────────────
< 著 書 紹 介 >

泣き止むまで、ずっと抱っこ――と言っても、2時間も3時間も泣く子はまずいません。大抵は、10~15分以内で収まるもの。
「今はこの子に付き合う時間」と決めて接していれば、意外とすぐに泣き止みます。

一方で、最近の相談事例で気になるのが
『子どもと過ごす時間が取れない』
『時間がなくて子どもの話を聞いてあげていない』

方が多いこと。

そんな方に向けたコラム
<パパ・ママお悩み相談室:子どもと過ごす時間が取れない>
も、大切なメッセージです。

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




英才教育

最近気になった、1冊の本があります。

「スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?」




著者は、米国のスポーツ科学ジャーナリストのデイビッド・エプスタイン。

この人が『早くから特定の分野に集中して子どもを訓練・育成する』ことの
問題を語っている点に、強く共感します。

アメリカでは、一流のプレーヤーを育てるために早期からの英才教育が
効果的と思われいるのですが(日本でも同じですよね)、
この人は「12歳くらいまでは、様々なことを試す時期」と言っています。

実際に『早くに専門を絞りこんだことで、才能を伸ばせず失敗した例』が
アメリカでは多数報告されているとのこと。
特に女子では[早期に専門化→ほとんどの子が16歳までにその分野
から離れる]
となっているそうです。


親からすると、
子どもの才能を伸ばしてあげたい、
そのためにも早く才能に気付いてあげたい、

と思ってしまうのは自然なことです。

でも、早くから特定の分野・競技に集中させることで、
かえって子どもの道を狭めて可能性を閉ざしてしまうということは、
肝に銘じておきたいところ。

また、「向いているなら、すぐに上達するはず」という感覚も危険です。
この感覚は「目覚ましい進歩が見られないということは、この分野の
才能はない」
と安易に断定してしまうことにつながります。

そこには、いろいろなことを経験しながら、いつかどこかのタイミングで
開花するかもしれない可能性を摘んでしまう恐れがあります。

(そもそも、「子どもの才能を見つける」「伸ばす」「才能はないと判断する」
 「やめさせる」などは、どれも『子どもの人生を親がコントロールしすぎ』と
 言いたいですが…)

エプスタイン氏は、テニスのフェデラー選手の例を挙げています。
フェデラーは、テニスに絞ってトレーニングするようになる前に、
バドミントン、サッカー、バスケットボールなどいろいろなことに
取り組んでいたそうです。

他にも、いろいろなことを経験してから13歳でバスケを始め、
MVPを取るほどになったNBA選手の例も紹介しています。

わが子に英才教育を受けさせたくなった時は、エプスタイン氏の言葉
「10歳の一流選手を育てる必要はない。20歳で成功できることが大事」
を思い出せると良いかも知れませんね。


フェデラーやNBAとはだいぶ格が違いますが(笑)、
わが家でも同様の方針を貫いてきました。

『小さいうちは、友達と外で遊ぶのが一番大切』との信念のもと、

子どもたちにも
「小学生までは友達と外で遊ぶのが仕事!」
と言って、特定のスポーツや習い事に専念せず自由に遊ぶように
促してきました。

その成果かどうかは分かりませんが、息子はほぼ毎日外遊びして
いたように思います。
土曜日はサッカーチームの練習がありましたが、それ以外は
いつも友達と遊んでいた印象です。

放課後に校庭でサッカーをすることも多かったですが、公園で
ドロケイしたり、川遊びに明け暮れたり(8人がかりで鯉を浅瀬に
追い込んで捕まえた!と大興奮していたこともありました)、
公民館に卓球をしに行ったり、いろいろ楽しんでいました。

小学校高学年になって平日もサッカースクールに通い始め、
中学生になってからはサッカー1本に集中して、現在も楽しみ
ながら活躍しています。


娘も、気の合う友だちとよく外で遊んでいました。
女の子で一緒に外遊びできる子が見当たらない時期もありましたが、
そんな時は男の子に声をかけて元気に毎日“忍者ごっこ”などを
していたようです。
短期間ではありますが、バレエを習ったりサッカーチームに入った
経験も。
今も、学校の休み時間には男女混合でボール遊びをしたりしている
ようです。

現在小学校6年生ですが、昨年から始めた陸上競技で(早くから
競技に取り組んでいるライバルたちの中で)全国大会を狙えるほど
の成長ぶりを見せています。

2人とも
「サッカー/陸上に集中するのが遅かった」
「もっと早くから専念しておけば良かった」

なんて思いは、一切持っていません
よ。

~~~~~~

誤解のないようにお伝えすると、『優秀な選手を育てる』ことを
目指すべき、と言っているわけではありません。

どの分野で活躍するかは、子どもの人生の選択。子ども本人が
決めること
です。

ですが、仮にスポーツの分野で活躍する可能性があるとしたら、
早期英才教育を施すよりも幅広い体験・遊びで身体を動かす毎日の
方がその可能性は開花しやすい、ということを知っておきましょう
――とお伝えしたいだけ。

わが子に才能・センスを感じた瞬間に、今日の話を思い出して
いただけたらうれしいです。

――――

当たり前のことですが、外で身体を動かすと、服が汚れます。

公園ドロケイですべり台を全速滑走するとズボンが擦り切れます。
川に入ると、靴はドロドロのグチョグチョです。
忍者の修業は厳しいようで(笑)、シャツの背中に穴が開くほど。

こういった時の親の反応次第で、子どもの成長を引き出せるか・
抑えこんでしまうかが決まるということも詳しく説明しています!

「自分で考えて行動できる子」に育てる本




プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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