何でも買ってくれる人~好ましくないモノ(3)~

 子どもが育つ“父親術”

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何でも買ってくれる人~好ましくないモノ(3)~

今日も引き続き、子どもにとって好ましくないモノへの対処についてお伝えします。

今日は、子どもに何かと買い与えすぎる人への対処方法について。


まずおさらいですが、好ましくないモノへの対処の方向性は、大きく分けて次の2つ。

(A)親が対処し、子どもに触れさせない方向

 …避ける、問題を子どもから離す、排除する、など。

(B)子どもに触れさせて、子ども自身で対処させる方向

 …子ども自身が対処できるスキル・能力を身につけられるよう、経験を与える方法。



<例3> 買い与えすぎる人

(以下の文中では例として、祖父を想定した内容でお届けします)

基本的な対応は「(A)親が対処し、子どもに触れさせない」です。

この問題自体が、「過剰に買い与えようとする祖父」の、
子どもへの働きかけから発生していることを思い出してください。

片方で「買ってあげるよ、選びなさい」と言われている子どもに、
別方面から「自分で断りなさい」と促された(睨まれた?)のでは、
子ども本人はアクセルとブレーキを同時に踏まれた状況になり、
さすがにかわいそうです。

確かにいつかは自分で対処できるようになれれば良いのですが、
それだって「買ってくれると言うのを断る技術を身に付ける」というよりは、
純粋に「物を大切にする心を持って、必要以上に欲しがらないという
感覚を身に付ける」という話のはずです。


具体的な「買い与えすぎる人」への対象方法は、大人同士のコミュニケーションの
範疇ではありますが、せっかくなのでひとつの例をお伝えしますね。


(1)相手の真意を理解

相手も善意(親切心や孫への愛情など)で買ってあげようとしていることを、
先にしっかり理解してあげましょう。

いきなり「買い与えるのを止めて欲しい」「買いすぎるのは問題だ」などと
否定的な話から始めてしまうと、相手は自分の善意まで否定された気が
してしまうもの。

かえって意固地になったり、あなたとの関係が悪くなったりしてしまいます。

それでは、お互いに『子どものため』と思っているのに、
何とももったいなさすぎます。


(2)良い面への感謝を伝える

子どもにモノを買い与えることは、全面的に“悪”ではないはず。

先に良い面を挙げて、感謝の気持ちを伝えましょう。
「いつもオモチャを買ってあげてくれてありがとうございます。
 普段は手に入らないものが買ってもらえるので、だいぶ喜んでいますよ」



(3)悪い面について伝える

買い与えすぎることの悪い面について伝える時のコツは、話の切り口です。

「悪い」「おかしい」「間違っている」は、
話をこじらせる魔法のキーワード


共感を得られる切り口は、
「心配だ」
「残念だ」
「困っている」

です。

「新しいオモチャを手に入れても、すぐに飽きて別の物を欲しがるように
 なってきていて心配なんです」

「最近は自分の手で遊び道具を作らなくなってしまって、すごく残念です」

「モノを大切にする気持ちがうまく伝わらなくて、困っています」



(4)“禁止する”ではなく“限度を決める”で

仮に話が理想的に進んで、100%分かってもらえたとしても、その瞬間から
「買ってあげたい」気持ちがなくなるわけではありません。

まして、こちらの思いが相手に伝わって染み込むには時間がかかって当たり前。

いきなり“禁止”にしてしまうことは、あなたは満足できたとしても、
祖父の方にとっては決してハッピーではないはず。

それよりは、“限度”だけを決めて、その範囲で自由に孫と関わってもらう、
というのが双方にとって一番ハッピーな解決策であることが多いでしょう。



<補足>

前半部分で、「物を大切にする心を持って、必要以上に欲しがらないという
感覚を身に付ける」と書いたので、こちらに関係するお話も少し。

まず、大人の感覚で言う“物を大切にする心”という概念自体、低年齢の
子どもには通じないということを心得ておいてください。

こういった抽象的・観念的なことを伝えるのは、早くても5~6歳くらいから。

小学校に入ってから、程度で考えておいて良いくらいです。

また、伝える方法も直接「大切にする気持ちを持とうね」では効果はありません。

いくつか方法はあるかと思いますが、
我が家では「捨てる時に、そのモノとの付き合いを省みる」ことをしています。

(1)子どもの持ち物をしまう場所を決めておく

(2)モノが増えたり、収納場所の中が散らかって出し入れに不自由しはじめたら、
   「持ち物整理」を行う(←最初からそういう約束をしてある)

(3)すべての持ち物について、“要るもの”“要らないもの”に仕分けする

(4)“要るもの”だけを、再度整理しながら収納する

(5)“要らないもの”について、すこし親子でおしゃべりする
   「これ、じいじに買ってもらったんだよね」
   「ちょっとしか遊ばなかったから、ずーっとタンスの奥に詰め込んだまま
    だったね」
   「せっかくうちに来てくれたのに、なんだか申し訳なかったね」


子どもは、何かを買ってもらう時・欲しいと思う時は、本気で心の底から欲しいと
感じています。
決して「いい加減な気持ちで選んだからすぐ使わなくなる」わけではないと、
信じることにしてあげてください。

ここから先は子ども自身の領域です。

「あんなに欲しくて買ってもらったものを、
 半年後に自分で“要らないもの”と判断した」
という経験から、本人が何か感じたり気付いたりするかは、
子どもに(その内容もペースも)任せてあげましょう。

--

このご時世なのであまり多くはないかも知れませんが、祖父母に何か買って
もらうこと自体は、子どもにとってちょっと特別でうれしい体験のはず。

欲しがっていたモノを祖父母に買ってもらえれば、こちらの家計も
助かります(笑)

みんなが楽しく、機嫌よく過ごせる方法を、いつでも見つけられるといいですね!




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