信じて、待つ

 子どもが育つ“父親術”

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信じて、待つ

子どもの成長は速い」という話、よく聞きますよね。

我が子の1年前を思い出すと、本当にその通りだなぁと思います。

ただ一方で、現在進行中の場面ではそう思えないことも、ありますよね。

「何度も言っているのに、いまだにちゃんとできない!」

とやきもきしたことは、皆さんにもあるのではないでしょうか。



今週は、子どもの「できるようになる」ことについてお話します。

なお、ここで「できる」と言っているのは、
『ひとりで歯を磨く』
『自分で麦茶を注ぐ』

などの技能的な成長だけに限ってはいません。

例えば
『「ごめん」「貸して」と言える』
などの情緒的・精神的な成長も含めて考えています。


さて、子どもが、何かを“できるようになる”ことを、
少し理屈っぽく分解すると、次のようになります。


<プロセス1:見る・聞く>

親から教わったり、他の子を見たりして、
新しいことに気がついたり興味を持ったりします。

このプロセスを経験すると、『知った』『わかった』の状態になります。


<プロセス2:咀嚼・消化する>

新たに知ったこと・わかったことを、自分の中に吸収します。

この後の実践に移るには、ひとりひとり異なる“適切な時期”が来る
必要があるので、場合によっては「寝かせる」に近いこともあるでしょう。

このプロセスを経てようやく『腑に落ちた』『腹に落ちた』となります。


<プロセス3:真似する・試行錯誤する>

ひとの真似をしてみたり、自分なりにあれこれ試したりして、経験を積みます。

ひと通りやりきって本人が納得した状態のことを、
他者から見て『習得した』と呼ばれるのでしょう。



こうして日々成長する子どもの親として、
心得ておくべき大切なことが2つあります。

ひとつは、
「子どもはすべてのプロセスを自分でやりきることで、
 文字通り『身に付ける』ことができる」

ということ。

もうひとつは、
「各プロセスは子どもひとりひとり独自のやり方で、
 毎回異なるペースで進む」

ということです。


親としては、できるだけ途中でやり方に口を挟んだり急かしたりはせずに
ただ見守ってあげるのが、ほとんどの場合で望ましいスタンスです。


その一方で、難しいハードルも、2ヶ所ほどあります。

『ただ見守る』ことを確実に実践するためにも、
これらのハードルのことは承知しておいた方が良いかも知れません。


1つめのハードルは、プロセス2「咀嚼・消化する」が、外から見えないこと。

子どもがこのプロセスに時間をかけている場合、周囲の大人は
「言われたことがわかっていない(=プロセス1ができていない)」と
誤解してしまう
ことがあります。

心配になった大人は、ついつい口を出したり手を出したりしがち。

すると子どもは「わかっているよぅ!」と腹を立たり拗ねたりしてしまい、
しばらくの間は素直な気持ちで咀嚼・消化をしにくくなってしまいます。

「良かれ」と思っての働きかけが、実際には子どもの習得プロセスを
邪魔してしまうのは、何とももったいないことです。

できることなら、(どんなに長くかかっていても!)子どもなりに
じっくり咀嚼・消化していることを信じて待っていてあげたいです。


仮に大人にも役目があるとしたら、子どもを急かすことではなく、
逆に周囲の“急かしたがりの大人”から、子どもを守ることかも知れません。

「幼稚園ではいろいろ言われちゃうだろうけど、
 パパは全然心配してないよ。
 タッちゃんがやりたくなった時に、
 自分のやり方でやって良いからね」
と。


また、プロセス3「真似する・試行錯誤する」でも、
口出し・手出しの誘惑に駆られることがあるでしょう。

歯ブラシの柄のほうで歯を磨いてみたり、
ポットの注ぎ口を閉めたまま麦茶を注ごうとしてみたり、
友だちのオモチャを奪ってから「かして」と言ってみたり。


ここに2つめのハードルがあります。

見ていて「あちゃ~」と思ってしまいますが、
子どもはそれを経験(実験?)したくてやっています。
そのまま見守ってあげましょうね。

正しいやり方なんて、一番はじめに説明されていますし、
他人がやっているのも何度も見ているので、子どもは重々承知です。

承知のうえで、あえて“変形版”を試しているということを、
親としては理解してあげたいところです。


ここでも基本は、子どもを信じて待つ。

何か手助けをするとしたら、子どもの行為の結果のうち
本人が気づいていない部分を伝えてあげることくらいでしょうか。

「テーブルに麦茶がこぼれているみたいだよ」
「オモチャがなくなって、リョウちゃん悲しいみたい」



子どもは、実験の結果からもちゃーんと学んで、
「麦茶を注ぐ」
「『かして』と言う」
以上のことを身につけるに違いありません。

そして1年後には、私たちはしみじみと
「子どもの成長って速いよね~」と語っているのでしょうね。



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