首尾一貫、言行一致!(064号)

 子どもが育つ“父親術”

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首尾一貫、言行一致!(064号)

子どもが友だちと揉めている時に、ひとまずわが子に我慢させて譲らせる…
そんな対応をしたことはありせんか?

『どんな場合でも、自分が折れる』
『とにかく一歩譲る』

というスタンス自体は、それはそれでひとつの人生哲学だと思います。

ただし、“人生哲学”と呼べるのは、そのスタンスで言行一致していて、
誰に対しても一貫して同じ姿勢の場合だけ。

つまり、子どもたちがブランコの順番で揉めている時に
「どんな時でも、自分が待って人に先を譲ると、うまく収まるんだよ」
と言って、わが子を待たせる。

そして、同じことを相手方の子にも言っている場合に限り
『この人は、そういう考え方の人なんだ』と一定の納得感をもって理解されるもの。


ですが、わが子に『譲りなさい』と言っている場面の多くは、
このような一貫した“哲学”による対応ではないのが実情でしょう。

「ケンタはもういっぱいやったんだから、そろそろ代わってあげなさい」

「リョウちゃんが先に乗っているんだから、ケンタはリョウちゃんの次に乗ればいいでしょう」


など、場面場面に合わせた『もっともらしい理由』で、結局のところ
いつもわが子に我慢をさせるだけのことが、実際には多そうです。

その一方で、友達に向かっては

「リョウちゃんはもう充分乗ったんだから、ケンタに代わってあげて」

とも言いませんし、

「ケンタが先に乗っているから、次の順番を待っていてね」

と言うことも、決してありません。


子どもは、親が『友達が来たら交代する』や『先に乗っている子がいたら、順番を待つ』
というルールを口先では使うものの、本心がそこにないことは、ちゃんと察知・理解します。


そして、こういった「もっともらしいことを言って、自分だけ我慢させられる」状態に
置かれることで、子どもは

・自分の思いを汲み取ってもらえない不満
・親の言うことと判断が一致・一貫していないことからくる混乱
・他の子ばかり優先して、自分が大事にされていないという不安


などの思いを感じ、そして

・利害の調整が必要な状況に対して
 『もっともらしい理屈をつけて、いちばん身近な人を犠牲にして済ませる』
 という解決スタイル


を学び取らされる
ことになります。


相手の子へのちょっとした気遣いのつもりだったはずが、
わが子に屈折した思いを抱かせてしまうのは、あまりに惜しいことです。


繰り返しますが、“譲る”というスタンスが悪いと言っているわけではありません。

“譲る”なら“譲る”で、自分の子にもよその子にも、一貫してそう言う。

“先客優先、順番を待つ”なら、自分の子にもよその子にも、一貫してそう言う。

首尾一貫、言行一致。


簡単そうで難しいですが、意識していたいものです。

(第064号 2008/07/18配信分)




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