どうだった?(074号)

 子どもが育つ“父親術”

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どうだった?(074号)

―夜、仕事から帰宅して「今日はどうしてた?」

―祖母に子どもを預かってもらった日に
 「おばあちゃんちではどんなふうに過ごしてたの?」

―映画を観に行ったわが子に「ポニョ、どうだった?」


こういった質問に対して、どんどん答を返せる子どもは、意外と少数です。

単に「いろいろ」「面白かった」だけの返事だったり、
「ん~、わかんない」「えー、別にぃ」などのつれない返事だったり
することが、実際には多いようです。

こうなってしまうのは、子どもが今日のできごとを覚えていないからでは
ありません。また、就学前の年代であれば「答えたくない」ということも
(たぶん)ないはず。

会話が盛り上がらない理由は、ほとんどの場合、次の2つのようです。

(1)日常のできごとや、自分の考えを語るということに慣れていない

(2)子どもにとっては、漠然とした質問、特に開かれた質問(※)には
   答えるのが難しい

  (※)開かれた質問…WhatやHowなどを尋ねる質問で、
    何を答えるか回答者が考える必要がある質問のこと。
    その反対の閉じた質問は「お腹すいた?」のようにYes/Noで答えられたり、
    「何歳?」のようにアレコレ考えずに簡単に答えられる質問のこと。


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逆に言うと、この2点を解消してあげれば子どもは(本来話を聞いてもらいたい
生き物なので)どんどん話し出す、ということでもあります。

では、どのように解消してあげられるかの具体的な方法です;


(1)慣れ

これは文字通り、慣れるしかありません…と言ってしまっては
身もフタもありませんね。

できることとしては、親自身が日常のできごとや自分の考えを子どもに
語るのが良いでしょう。

「今日会社でね、コンタクトレンズを落としちゃった人がいて、
 みんなで大騒ぎして探したんだよ」

「パパ、この音楽大好きなんだ~。広い原っぱに独りぽつんと立っている
 みたいな気分がして、心にしみてくるよ」


(2)質問方法

まず一歩目は、質問の形式を変えること。
開かれた質問は答えるのが難しいですが、閉じた質問にしてあげるだけで
格段に返事がしやすくなります。

冒頭の例を閉じた質問に置き換えると、例えばこうなります。

「今日はどうしてた?」
 ↓
「今日は砂場で遊んだのかな?

「おばあちゃんちでは何して遊んだの?」
 ↓
「おばあちゃんちでは、ビデオ見せてもらったのかな?」

こう訊けば、少なくとも「ん~、わかんない」にはならないはず。
でも、まだまだ会話は盛り上がらないかも知れません。

そんな時にぴったりの、効果的な方法があります。こんなふうに言ってみてください。

「公園に行ったんだ!でもコースケはブランコが怖いから、全然乗らなかったんでしょ!」

「おばあちゃんちでは『つまんなーい』って言って、ずっと泣いていたんだろうなぁ」


あえて間違った内容で決め付けるように話を振ることが、絶好のキッカケに
なるのです。子どもの“話したいキモチ”にパッと火がついて、一気に
話し始めますよ!

「ちがうよっ、ブランコ大好きだから、100回乗ったよ!
 それでね、ブーンブーンってこんなに大きく漕いだんだよ!
 ぜーんぜん怖くなかった!!気持ちよかったよ~」

「そうじゃない、泣いてなんかいないよ。トトロ観て、お散歩行って、
 あとお庭の草取りもしたよ!お庭にバッタがいたよ!
 コースケ4匹も捕まえちゃったんだよ」


念のため説明しますと、私は「何が何でも会話を盛り上げなければいけない」
と言いたいわけではありません。

子どもには、もともと『話を聞いてもらいたい』気持ちがあります。
この気持ちが満たされるためには「自分が話したいことを話せる」ことと
「その話を聞いてもらえる」ことの両方が必要。

私が『会話を盛り上げる』方法をお伝えしているのは、この「自分が話したい
ことを話せる」ようになるための練習の機会を子どもに持たせてあげることが
一番の目的なのです。

子どもが何歳くらいから自分の思いを話したくなり、かつ話せるだけの
語彙を身につけるかは、個人差が非常に大きいので目安はありません。

ただ、上記のように話を振ってみてイキイキと話しだすようであれば、
間違いなくその子は準備OKです。いっぱい機会を作って、話を促し、
じっくり聞いてあげましょう!

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パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
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