言葉を教える(079号)

 子どもが育つ“父親術”

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言葉を教える(079号)

先日本屋さんに行った時に、奇妙な本を見つけました。

児童書コーナーで絵本が並ぶ中に、幼児向け日本語教材のような本が
あったのです。
各ページにイラストと名称(例えば、リンゴの絵と「りんご」の表記)が
書かれていました。

この本に私が違和感を抱いた理由は、
「本を見せながら『りんご』という言葉を教えるのだろうか?」
との疑問を感じたから。

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日本語を母語としない子どもに教えるための教材なのかなとも思いましたし、
実際にその用途で買われることもあるかも知れません。

ですが、本の構成や書店での陳列状況を見るに、日本語を母語とする
一般家庭向けの商品のようなのです。


私の考えでは、幼児が言葉を身につけるプロセスは生活の中にあると思っています。

例えば「りんご」という言葉であれば、

実物を見て「あかいりんごだね。」

手に持って「このりんご、おおきいね。」

食べてみて「りんごって、おいしいね。」

との会話の中で、自然と身に付けていくもののはず。


この考え方に対して、
『覚えられる言葉が、身のまわりのものに限られてしまう』
という意見(批判?)を聞いたこともありますが、全く気にする必要はないと考えます。

言葉を覚え始める年齢であれば、
「身のまわりのものから覚えていけば良い」
「まずは身のまわりのものを覚えれば充分」

と思いますので。

また、子どもの成長に伴って、その“身のまわり”の範囲は自然と拡大するもの
なので、余計な先回りは不要です。

それに、小さい子どもにとって「実物を知らないもの」や「抽象的なことば」の
理解・習得はかなり難しいもの。

余計な先回りをしたところで、望んだ成果は得られません。


では、子どもの言葉の習得について親にできることは何もないの?
と問われれば・・・基本的には「特にない」とお答えします。

さらに、
「そんなことを気にする余裕があるなら、子どもが外で遊ぶ時間を
 確保したり、子どもの話をじっくり聞いたり、子どもが危ないこと・
 汚れること・騒がしいことをしても止めずに見守ることができるよう
 自分の胆力を養ったりしていてください」

ともお願いしてしまうかも。

その上であえて挙げるとすると、以下の2点くらいです。

(1)ゆっくり・はっきり発音する

(2)間違いを正さない

 →子どもの言葉に不正確な部分があっても「指摘」はしない方が良いでしょう。
  子どもにとっては、指摘された部分を訂正して覚える効果よりも、
  「お話ししたら間違いを指摘されちゃった」との印象の方が強く残ることが
  心配です。
  子どもの話を受け取って「~~なんだね。」と繰り返す中で、こっそりと
  正しい言い方に直しておくだけで充分ですよ。



あれこれと書きましたが、一言でまとめると、子どもの“言葉の習得”に
神経質になる必要はありません。

どちらかと言えば、自分の言葉遣いに気をつける(→子どもは親の言葉を
真似して習得するもの。あまりひどい言葉遣いは避けたいという程度ですが)
くらいの考えでちょうど良いと思います。

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パパコーチ くろさわ

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