遊びを見守る“覚悟”

 子どもが育つ“父親術”

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遊びを見守る“覚悟”

子どもが「自由に遊ぶ」時、大抵は大人の想像を超えて色々なことをするものです。
子どもと1日一緒に過ごした経験がある方なら、よくご存知ですよね。


そしてその「自由で」「色々な」遊び方は、往々にして大人にとって困ること・
不都合なこと・文句を言ったり口を挿みたくなったりすること
を、いっぱい含んでいます。

―壊しそうだったり、

―ケガしそうだったり、

―汚れそうだったり、

―うるさかったり、

―間違っていたり、下手だったり。



それらにいちいち口を挿み手を出していては、子どもは満足に遊べなくなってしまいますし、
大人の方も気が休まる間がなく大変です。

いつ手出し・口出しをすべきか、どのように介入するのが良いか、などの“大人の心得
(と、覚悟しておくべきこと)について、今日はお話しします。


(1)壊しそう

遊びの中で何かを壊しそうになった時の対応ですが、原則は「放っておく」です。

大切なオモチャが壊れてしまわないよう声を掛けてあげたくなるのは、優しい親心。

ですが、
「どんな時にモノは壊れ、壊れた時はどう困り、
どうすれば壊れずに済むか」を経験から学ぶ
場面を邪魔せずに見守ることは、
子どもの成長への理解を伴う“より大きな親心”と言えます。

壊れて本当に困る物は、子どもの遊び活動で手の届く所に置かないことが、
唯一かつ最善の処置です。
(子どもが手にしてから取り上げるのは、せっかく芽生えた好奇心を
 摘んでしまうことにもなり、惜しいです)

逆に言えば、子どもが遊びで触れる物は、すべて壊れる可能性がある、ということ。
この点、しっかり覚悟しておきましょうね。


(2)ケガしそう

この場合も、原則は「放っておく」です。

理屈は一緒。

ケガしないように先回りして制止することより、

「どんな時にケガをして、ケガした時はどう困り、どうすればケガをせずに済むか」
を経験から学ぶ
ことを大切にしてあげたいから。

例外として、大きなケガだけは防ぐために、次の2つに限り介入しても良いでしょう。

□遊びが激しくなってきたら、「大きなケガをすることが心配になってきた」と伝える。

□本当に危険な時に、すばやく・鋭く制止する。



(3)汚れそう

この場合も同じく、「放っておく」べきところと言えます。

そして残念なことに、子どもは何度汚す経験をしても、ほとんどの子は
「汚さないようにすること」は学びません。

なぜなら、子どもの年代では、汚れを『困る』という感覚が自然には発生しないから。

屋内であれば床・壁や家具が汚れることについて「パパは困っちゃうなぁ」
と言っても良いでしょう。

ですが、子どもの服や体については、ひたすら汚れることを覚悟するのみ、です。
間違っても、「服が汚れるとパパは困る」などのプレッシャーをかけないように
してくださいね。
→参考:どろんこ~服を汚すことについて


服の汚れを防ぐことは、遊びに集中する子どもには不可能です。
「汚さないで」は「遊ぶな」に等しいと知りましょう。

いっそのこと汚れを逆手にとって、一緒に楽しみながら洗濯したり入浴したりなど
“1粒で2度おいしい”にするくらいの意識でいられたら理想的です。


(4)うるさい

うるさくて困っているなら、放置はできませんよね。

この場合の基本的対処法は、「うるさくしても大丈夫な場所へ連れて行く」です。

うるさく騒ぐことは、活力・元気の証です。
「静かになる」ことを願うのは、「子どもが元気に活発に育ってほしい」と願うことと
相容れないこと
だと理解してあげてください。

事情があってどうしても家の中で遊ぶことになり、しかもうるさくしては困る
という時に限り、静かにしてもらうよう伝えることは悪いことではありません。

ただし、その場合も言い方には気をつけてあげたいところです。

「静かにしなさい」ではなく、

「今日は事情があって、パパはお家にいなきゃいけないんだ。
 だからコースケもお家で遊んでいてね。
 ただ、今は赤ちゃんが寝ているだろう?大きな声を出したり、
 大きな音を立てたりすると赤ちゃんがゆっくり寝られなくてかわいそうだ。
 今日だけはコースケが静かに遊んでいてくれたら、赤ちゃんもゆっくり休めるし、
 パパも心配しなくて済むし、本当に助かるよ!」


と丁寧に伝えてあげてくださいね。

普段たっぷり「うるさく」遊べる経験をしている子であれば、きっと応じてくれますよ。


(5)やり方がヘン・ヘタ

明らかに間違ったやり方・おかしな方法・要領の悪い手つきで遊ぶ姿も、
頻繁に目にすることでしょう。
電車のレールの上に家を走らせようとしてみたり、お人形にカバンを
着させようと奮闘してみたり。

こういった場面でも、原則は「放っておく」です。

これじゃおかしい、うまく行かない、面白くない、などに自分で気付くチャンスを
先回りして奪っては、子どもがかわいそうです。

それに、「やり方がおかしい」「うまく行っていない」「あれじゃ面白くない」と
思うのは大人の側の固定観念から来る思い込みでしかなく、実は子どもはすこぶる楽
しく過ごしているかも知れないですし。

さらに言えば、
「決められた遊び方で楽しむ(≒決められたルールの枠内で最大のパフォーマンスを上げる)」
というスキルを身につける機会は、今後、学校・社会などでいっぱいあるはず。

せっかく自由に遊んでいられるこの時期くらいは、
「何もないところから遊び方を作る」
「決まった遊び方を外れて、新たな楽しみ方を見つける」

などの経験を存分に積ませてあげたいと、私は考えています。


子どもがのびのびと遊んでいる時に、ふと口を挟みたくなった瞬間に、
今日の話を思い出していただけたら嬉しいです。


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