社会見学

 子どもが育つ“父親術”

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社会見学

今週のテーマは、社会見学。

今どきの子どもたちの世界は狭く、特定の範囲に限定されがちです。

─いつもの幼稚園・保育園

─いつもの遊び場

─いつものお友だち

─いつもの・・・




そのこと自体は、安全面の配慮などから考えて仕方のないことでもあります。

ただ、子どもはいつか自分で世の中に出て行くものです。

安全な世界の中で子どもを守ることも大切ですが、守ることだけでなく、
子ども自身が自ら世の中で生きる力・自らの身を守る能力などを身につける
機会を提供することも、重要な親の役目。

大人の目を離れて子どもたちだけで遊ぶ機会が少ない現代だからこそ、
普段見ることのない世界や知らない大人たちに触れる機会を敢えて作ってあげる、
というのも良いのではと思うのです。

子どもの年齢・成長ペースに合わせて、まずは手始めに、次の3つあたりから
取り組んでみてはいかがでしょうか。


(1)銭湯

スーパー銭湯のような所も良いですが、昔ながらの町の銭湯も「普段と違う世界・大人と接する」
うえでは、なかなかお奨めできる場所です。

子どもたちは銭湯で、シミだらけ・シワだらけのお年寄りや、手術痕・傷痕など、
様々な身体を見ることもあるでしょう。
そういった経験が「大切だ」とは言いませんが、全く見たことが無いという不自然な状態よりは、
健全な気がします。

また、熱すぎてお湯に入れないで困っている傍らで、平然と高温のお湯に入って行く人を
見て驚くのも、それはそれで面白い体験です。


(2)飲み屋

近頃は昔に比べて、子連れで居酒屋などに入る方も多くなっているようですね。
お店の方でも、子連れでも気兼ねなく過ごせるように工夫してくれている所が増えてきました。

お酒を飲むお店に子どもを連れて行くことの意義(と言うと大げさすぎる気がしますが)は、
大人たちの普段と異なる一面を見られること。

いつもとはちょっと違った雰囲気で、大きな声で楽しそうにおしゃべりする大人たち。
時には、泣き上戸・怒り上戸の人を目撃したり。

ちょっと飛躍があるかも知れませんが、
「自分の感情に正直に、自由にふるまっても良いんだ」
と感じられる要素が、そこにはあるかも知れません。

いつも“ちゃんと”しようとがんばりすぎる子などは、一度連れて行ってあげてみたいですね。

また、普段の食事とは違う料理が食べられることも、子どもによっては大きな楽しみです。
私自身、父にくっついて近所の焼き鳥屋さんに行って手羽先を食べるのが、
ものすごくうれしかった記憶があります(笑)


ただし、子どもを飲み屋さんに連れて行く時には次の2点は必ず注意してください。

ひとつは、子どもの生活のリズムを崩しすぎないこと。
あんまり頻繁に連れて行ったり、夜遅くまで付き合わせるのはNGです。

もうひとつは、タバコの煙
大人は「居酒屋なんだからこんなものだ」と思えても、子どもの体にはしっかり影響します。
早めの空いている時間帯に行くとか、煙が流れてこない席を選ぶとか、
可能なら近くの席のお客さんに声をかけて喫煙を控えてもらうとかの配慮をお忘れなく。
いずれも不可能なら諦めて帰る決断も必要です。


(3)仕事

親の仕事に同行するのは、何よりの社会見学です。

仕事内容や勤め先によっては難しいケースも多いとは思いますが、
それとて工夫次第で何とかなる可能性があります。
(オフィスワークで普段の子連れ出勤が無理なら、たまった事務を片付けるための
 休日出勤の時に連れて行く、など。)

私自身、会社勤めの時にも子どもを連れて行ったことがあります。
(いずれもイベントの準備やたまった伝票の整理などの休日出勤でした)

自営業になってからは、協力会社さんとの打ち合わせにも同行したことがありますし、
融資を受けている銀行にも連れて行ったことがあります。
子どもは子どもなりに緊張して気を遣っているのか、ちょっと離れたところで
(時折こちらを覗き見ながら)持ってきた塗り絵をしたり、静かに待ってくれていました。

親が働く姿を見せることは、きっと意義のあることと思います。

オフィスで働く人の比率が高くなって以来、子どもが「働く」ということを具体的に
想像しにくくなっているという話は、皆さんも耳にしたことがあるのでは。

PCに向かい、手足を動かし、人と会って話をしながら仕事を進める様子を見て、
社内の仲間や社外の協力者たちと、力を合わせて仕事に取り組んでいることを感じるのは、
子どもにとって貴重な体験になるはずです。


(4)その他

もっと身近な所で「よのなか」を感じられる場面もあります。

例えば、交番に落し物を届けに行く時。歩きながら、遺失物取り扱いの仕組みを
説明してあげましょう。

「落し物を拾ったら、交番のお巡りさんの所へ持って行くと良いんだ。
 お巡りさんたちは、大きな“落し物預り所”を持っていて、届けてもらった物は
 そこに集めておくんだよ。
 逆に、大切なものを落としてしまった人は、交番に電話するんだ。
 『落し物預り所に、私のカバンは届いていませんか。赤くて、プーさんが描いてあるやつです』
 って言うと、探してくれるんだよ。で、見つかったら返してもらえるんだ!」


選挙に行く時もちょうど良い機会の1つです。

「この町に住んでいる人は、みんな稼いだお金のうち幾らかを市役所に預けているんだ。
 そのお金で図書館の本を買ったり、幼稚園の修理をしたり、公園にブランコを
 置いたりしてるんだよ。
 “みんなから預かったお金で、次に何をしたら一番良いかを考える係”を、
 誰にやってもらいたいか、決めているんだ」



これらの“社会見学”が、どれほど「子ども自身が自ら世の中で生きる力」や
「自らの身を守る能力」などにつながるかをハッキリと示すことはできません。

ですが、少なくとも「世の中のいろいろな事象に触れること」「知らない場所・人を
観察すること」に対する抵抗感は薄まり、適応力が身に付くことは確実なはず。

無理のない範囲で、子どもの“世界”を拡げてあげていただけたら、うれしいです!


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