続・言葉を変えると

 子どもが育つ“父親術”

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続・言葉を変えると

前回のブログでは、人は自身の考え方を反映した言葉を使うということ(『考え方→言葉』という関係)と、
その逆(『言葉→考え方』という関係)もあり、使う言葉に応じて考え方が形づくられるということをお伝えしました。

そのことを意識して、子どもへの問いかけ方の工夫についてもお話ししましたね。

図式化して言えば、『親の問いかけ→子どもの答え(言葉)→子どもの考え方』との
影響の経路です。


今週はもう一歩、踏み込んだお話です。

親子の間には、実はこの他にも別の相互関係が大きく分けて2つあります。


(1)親の言葉→子の言葉→子の考え方

これは、子どもが言葉を親から習得する部分が大きいことを考えるとわかりやすいですよね。身近な例で言えば、親のよく使う言い回しや口癖を、いつのまにか子どもも口にしていることからもわかると思います。


(2)親の言葉→子の考え方

親子間には、このような直接のリンクもあるのです。
子どもは、自分が経験したこと・見たこと・聞いたことなどを表現する言葉を
まだ獲得していない場合、それに対して親が語る言葉を聞いて語彙
(言葉とその意味の組み合わせ)を増やすことが行われます。

例を挙げると、何もせずボーっとしている時に親が「やることがなくてつまらないねー」
と言うことで、子どもは「何もやることがない状態は“つまらない”って言うんだ。」
と覚えていく、ということです。

既にお気づきかと思いますが、ここで親として意識できる部分として、
何もやることがない状態を“つまらない”と語るか、“のんびりできる”と語るかの
選択
がひとつあります。

そしてもうひとつは、語る言葉の量の比率

─1日のうち、「腹が立つねぇ」「イヤだなぁ」を各10回ずつと、
 「うれしいねぇ」「楽しいなぁ」を各2回ずつ語るのか、


─その逆の数で語るのか、

の選択です。


より多く語られた言葉に対して、自然と子どもの言葉・考え方も発達し、
その感情を感じやすく(世界には良いことも悪いことも、良くも悪くも思えることも
無数にあるなかで、自分の得意な感じ方につながる事実と見方を選び取りやすく)
なるという影響が起こりえるのです。


もちろん、先週も言ったように「親が言葉を変えれば、子の考え方を自在に変えられる」
ということではありません。

せいぜい、「親の言葉を変えることで、新しい考え方を示し、伝えることができる」
くらいのもの、と思っておいたほうが良いでしょう。

それでも、より良い考え方(=子ども自身にとって、良い時間が過ごせるような考え方)
を伝えてあげられたら…との謙虚な思いで努力したい、と私は思っています。


さて、親自身が言葉を遣い替える具体的な例をいくつか記してみますね。

ここに挙げるのはあくまでも一例。
皆さんは皆さんの考えに従って、より良いと思える考え方と、その考え方を映し出す言葉を
選んで遣っていただけたらと思います。

<日常生活で>
「ありがとう」を多用する
「~じゃなきゃダメ」「~だから困る」 →「~だとうれしい」「~してくれて助かった」


<休日の前は>
「雨が降ったらイヤだね…」 →「雨だったら、何をしようかな♪」


<スーパーに行って>
・(発泡スチロールのトレーなどを)「捨てる」 →「返す」


<サッカーしながら>
「ちゃんとボールを止めなきゃダメだよ」 →「自分の近くにボールを止められると、次に好きなことができるよ」


ちょっと飛躍しますが、こうした言葉の遣い方の積み重ねが、
“文句を言う、嫌なことについて訴える、アイデアをつぶす、人の意見に反対する”メンタリティと、
“提案する、嬉しいことについて伝える、アイデアを出す、人の意見に自分の考えを足して膨らませる”
メンタリティの違いを生むのでは、とも私は考えています。


そしてもうひとつ、大切な点。
親の言葉を良い方向に変えていけば、自然と親自身の考え方も良い方向に変わるということも、
同じくらい大切です。

自分ひとりでは「わかっていてもできない」ことも、子どもを思う力を借りればできてしまう
──子どもがいてくれたお陰で子どもと一緒に育つことができる、素敵な体験
ですよね。


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