未知なる領域への挑戦

 子どもが育つ“父親術”

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


未知なる領域への挑戦

すごい物々しい表題ですね。
でも、その表題に見合った大きな、重要なテーマでお届けします。

今週のお話は、新しいことへのチャレンジについて。

ただし、
「教わったことを、自分で挑戦する」
「連れて行ってもらったことがある場所に、自分だけで行ってみる」

などの
『見聞きしたことがあることを、初めて自力でやってみる』
種類のチャレンジではありません。

「教わっていないことに、手探りで挑戦する」
「行ったことのない場所に、自分でたどりつく」

などの、
『未知のことを、答えを見つけながら進んで行く』
タイプのチャレンジです。


これは、だいぶ質の違うチャレンジになります。
実際に試してみるとわかりますが、子どもの緊張感もかなり違うことが感じられます。


そしてこのチャレンジは、生きていく上で非常に重要な力を養う体験です。

ビジネスの世界風に言えば、
「ルールに従って、高いパフォーマンスを上げる」ではない、
「ルールのわからないゲームに参加して、ルールを探りながら結果を出す」
「ルールのないところから、ルールを作りながら目的を達成していく」

などを可能にする素養と言えるかも知れません。


ただしその分だけ難易度が高いことも事実。
一定の年齢(個人差が大きいのであくまで目安としてですが、おおむね7~8歳)以上の
子ども向きのチャレンジと言えるでしょう。


また、現代は、親の保護が行き届いた環境にいる子どもが多いこともあってか、
自分からこの新しいチャレンジを始める子は少ないようです。

そういった事情を補正するくらいの意味で、親が機会を作って促すことも
良いのではと思います。

ちょうど先日、私自身が子どもにチャレンジの機会を作ったので、
その事例をご紹介しますね。
(話の内容上、首都圏以外の方には分かりにくい部分がありますがご容赦ください)


息子とクラスメート2人の“3年生3人組”と私で、横浜みなとみらいの
展示会を観に行った日のことです。

始めは私が引率していましたが、井の頭線の渋谷駅で降りる時に、ふと思い立って、

「ここから先、展示会の会場まで、君たちに案内してもらうよ!
 おやじさんは後をついて行くね~」

と宣言したのです。
(今から思えば、渋谷駅、しかも井の頭線→東横線の乗り換えはかなりの難易度で、
 無茶だった気もしますが…)

さて、子どもがこの種のチャレンジに取り組むと、文字通り“手探り”な様子になります。
見ている大人は、ほぼ100%、やきもきしたり、イライラしたり、心配になってしまうもの。

ですが、一度やると決めたら、原則として口出し・手助けは禁物です。

安易な介入は、全神経を集中させて思考・手探りしている子どもに余計な
情報を与えて混乱させるだけでなく、「どうせ自力ではできないでしょ」という
メッセージにもなってしまい、逆効果です。

やるならば、1時間の行程を3時間掛けても良い!というくらいの覚悟を持って
見守ってあげたいもの。

仮に時間がかかりすぎて、当初の目的の用事ができなくなったとしても、
きっとその100倍も貴重で実り多い時間になるはずです。


どうしても行き詰まってしまい、助けが必要になった場合(←最初のうちはよくなります)も、
「答え」や「答えに関するヒント」は言ってはいけません

これを言ってしまうと、困った時にすぐ親のほうを向いてしまう習慣を
植え付けてしまう
からです。

それでは『自らで道を切り開く力』を養うためのチャレンジが、
本末転倒の結果になってしまいます。

言って良いのは、「答えの“見つけ方”に関するヒント」だけ。

先日の例でも、3人組は巨大で複雑な渋谷駅を右往左往した挙句に、
足が止まってしまった場面がありました。

その時に私が彼らに言ったのは、
「行ったことのない場所を見つけるには、君たちも知っているように、
 目で見て探すのが一番だ。でも、それ以外にも、耳で見つける方法もあるんだよ。
 ちょっと勇気が必要だけどね」
というヒントだけ。

最初はキョトン?としていましたが、数秒で意味に気がつき、
駅員さんの所にすっ飛んで行きました。

そこから先の、足取りの軽いこと。階段も1段飛ばしで昇っていました(笑)

その後も、切符の購入や駅の出口探し(複数の出口のどこから出れば?)でも
迷っていましたが、3人で知恵を出し合って困難を乗り越えていました。

目的地に着いたときは、1時間の行程に対してかかった時間は1時間半。
3時間を覚悟していたので、わずか半分で到着できた計算です。

余談ですが、大人が腹を据えて待つ覚悟をすると、逆にすんなり事は進む
という傾向も、ありますよね。

--

その日の夜、私の「おはなし(創作アドリブ物語)」はもちろん
“キー坊たちの大冒険”です。

息子は寝たフリをしていましたが、自分のがんばりをちゃんと見てもらえていたことと、
自分が成し遂げたことの大きさを再確認できたようで、それはもう満足気・
得意気な様子が全身から溢れ出ていました。

この“チャレンジ”の最大の障害は、実は、
『待てない大人』と、
『余裕のないスケジュール』です。

逆に言えば、時間に余裕があって、待ってあげられるときは、絶好のチャンス。
時機を見つつ、ちょっとずつ、トライしてみてくださいね。


にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
お陰さまでブログランキングはいつも上位。
今日もクリックお願いします♪


スポンサーサイト













管理者宛の投稿

プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

■自己紹介はこちら■

著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

著者へ直接注文(特典あり)のご案内

Amazonでご購入は、こちら
 ↓ ↓ ↓

最新記事
最新コメント
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QRコード


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。