ルールを教える

 子どもが育つ“父親術”

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ルールを教える

今週のお話は、子どもに「ルールを教える」ことについて。
皆さんも、多かれ少なかれ、子どもにルールを教えていたり、
教えようとしていることと思います。

□外から帰ってきたら手洗い・うがいをする、食後には歯を磨くなど、
 自分の身の回りのこと

□朝は7:00に起きる、8:00までに着替えを済ませるなど、生活習慣に関すること

□自分の物は自分で片付ける、虫を飼うなら必ず自分で世話をするなど、
 子どもの管理領域のこと

□食事の時にお皿を並べる、玄関から新聞を取ってくるなど、家事の分担に関すること

□道路の横断のしかた、自転車のヘルメットなど、交通に関すること


などなど、多かれ少なかれ、家庭ごと・子どもごとの状況に応じて決まりを
作っていることでしょう。

変わりダネでは
「おかずの最後の一切れを取るときは、みんなに確認する」
なんてルールもあります。我が家で運用中のルールですが(笑)。


今号では、こうした「ルール」を子どもに教え始める時のコツをお伝えします。

小さい子どもにルールを教える時は
『少なく、シンプルに、必ず守る』が3原則
です。


(1)少なく

当然ながら、一時期に教えるルールの数は少なくしておくほうが、
子どもにとっては覚えやすいものです。

でも実際のところは、子どもと日々過ごしていればアレもコレも教えたくなる
ものでもあります。

しかしそれでも、子どものキャパシティを考えて少しずつ教えていく方が、
結果的には身につけられるペースが速いことも事実。

注意が必要なのは、日常の場面では「この1点だけ」言っているつもりでも、
1日・1週間を通してみるとアレコレ言い過ぎていた…というパターン。

「コレだけは毎回、根気よく伝えていくことにしよう」というものを
1~3つだけ決めて、それ以外はガミガミ言わないと割り切るくらいが
ちょうど良いでしょう。


(2)シンプルに

多少であれば複雑な内容であっても、子どもが理解・記憶できることもあるでしょう。
でも、実際に守れるかどうかはかなり厳しいはず。

やや極端な例ですが、
「青信号は渡っていいけど、点滅してたら急いで渡らなきゃダメ。
 ただし、点滅でも赤になりそうなときは渡らない」

と言うのはさすがに酷ですよね。

「青なら渡って良い。点滅・赤は渡らない」
「渡る時は走らずに」


の方が、ずっと守りやすいのは明快です。

子どもが守りやすいのは、やはりシンプルな内容のものです。
→参考「境界線の引きどころ」


(3)必ず守る

決めたルールは、必ず守ることが大切

守ったり守らなかったりだと、結局ルールの内容が複雑なのと同じ
(…の場合は守るが、…の時は守らない)ことになってしまいます。

いつでもルールを守ることは、子どもが納得して続ける上で重要です。

しかしその一方で、どんなルールでも『何が何でも絶対』にしてしまうと、
現実には窮屈で暮らしにくくなってしまう側面もあります。

あっちを立てればこっちが立たずの状況ですが、
『はじめのうちは例外が発生しにくいルールを選んで教える』
ことで解決が可能です。

▲クワガタの世話は自分でする
→やむを得ず親が世話をする状況が出てくる可能性が大きく、
 小さい子に教えるルールとしては適していない

○横断歩道は走らず渡る
→点滅なら渡らないと決めておけば(加えて、子どもと歩くときは
 1分1秒を争う状況にしないと大人が決めておけば)、例外なく守れる

状況による例外だけでなく、人による例外も極力なくしましょう。

そう。子どもに教えるからには、親も守る、ということです。

親が率先してルールを守ることは、例外を少なくする以外にも効果が大きく、
強くお奨めします。

親が手を洗うのを見て子どもがルールを思い出すと、子どもはすんなり
動くことができます(言葉で指摘されると素直に従いにくいことがあるのと対照的です)。

また、観たいテレビがあっても歯を磨きに行く親の姿は、
『決めたことはちゃんと守るんだよ』という言葉100回分より説得力があります。


補足ですが、子どもがよその家庭を引き合いにだしてきた時の対応についても少し。

「××ちゃんは自転車に乗る時にヘルメットしてないよぅ」と言ってきた時、
ムキになって反論するのはNGです。

かと言って、安易に折れる(≒じゃあ、今日はヘルメットなしでもいいよ)のも、
よろしくありません。

まずは子どもの思いを受け止めてあげて、受け止めたことを言葉にして伝えてあげましょう。
「そうか、××ちゃんは自転車に乗る時にヘルメットしてないんだね。
 だからコウイチもヘルメットしたくないって思ったんだね」


その上で、自分たちがこのルールを選んでいる意義を再確認すれば、
大抵の場合は納得するはずです。
「コウイチも分かっていると思うけど、自転車はどんなに注意して運転していても、
 事故になることがあるんだ。その時、頭が大きなケガをしやすいから、
 ヘルメットで守ることにしているんだよ」


--

お気づきでしょうか?
(もし気づかれた方がいたら、すごい洞察力です。ぜひ名乗り出てください!)

今号では『ルールを教える』と題しながら、実は『あまり教えようと頑張るな』
という内容でお届けしました。

3原則を乱暴に言い換えれば、
(1)アレコレ言うな
(2)ゴチャゴチャ言うな
(3)言うくらいなら自分が実践しろ

ですから(笑)

ルールはいっさい教えるなとは言いません。
ですが、『ルール』を教えようとするよりも、『なぜそのルールが大切なのか』を
説明して、親の見本を通じて理解させてあげる方が、ほとんどの場合において
望ましいという理念に、少しでも共感いただけたらうれしいです。



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