質問に答える!

 子どもが育つ“父親術”

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質問に答える!

前号では、子どもの発するシンプルな質問~「これナニ?」「帽子どこ?」
についてお伝えしました。

ですが、時にはもっと複雑な質問も出てくることがあります。

そんな時に「自分で考えて」だけだと、子どもはどう考えれば
良いか分からず、途方に暮れてしまいますよね。

例えば、空きペットボトルに折り紙で作った目玉をでんぷん糊で
取り付けようとして(でも、でんぷん糊では付くはずもなく)
「パパー、どうすればくっつくの???」
と尋ねてきているような状況です。

ここで不適切な対応を選んでしまうと、
子どもは「もういいっ」と工作それ自体を投げ出してしまう恐れがあります。

「作り始めたら、何が何でも完成させるべし」とは言いませんが、
せっかく抱いた興味やモチベーションを無駄にしてしまうのは、やはり惜しいです。

また、『うまく行かない時は投げ出す』という行動パターンを選びやすくして
しまう影響も、少し心配。

かと言って、安易に答え・解決方法を教えてしまうのも、
子どもの貴重な経験・学びを奪ってしまうのでもったいない。


こういった場面での対応方法としては、
「どのように『自分で考える』かのヒント」
を提示してあげるのが良いでしょう。


課題の解決に取り組む子どもには、

(1)ゴール…最終的にどうなれば良いのか

(2)手段…そのためにどのような方法を選ぶのか

(3)問題点…どの部分がうまく行っていないのか


の3点を押えられるよう、導いてあげましょう。

これらを捉えれば、多くの場合、おのずと解決のための案は浮かんでくるものです。


「ほほう。目玉がうまくくっつかなくて、困っているんだね」
(まずは受容)

─うん。

「ヒロは、どんなものを作ろうとしているんだい?」
(ゴールを明らかに)

─宇宙人を作ってるの。

「なるほど宇宙人か。それで、宇宙人を作るために、何をしていたところ?」
(本人が選んでいた手段を認識させる)

─この辺に、目玉をくっつけようとしてたの。

「ふむふむ。で、うまく行かなくて困っているのは?」
(問題点を把握させる)

─目玉がペットボトルにちゃんと貼り付かないの。

「そうかそうか。宇宙人を作るために目玉を取り付けたい。
 でも、糊を使ってみたら、ペットボトルに貼り付かないで困っているのか」

(話を整理しつつ、こっそりと『糊』というキーワードを補って、
 状況を伝え返してあげると、より理解しやすい)


「で、今は、『どうしたらうまく目玉がくっついて、立派な宇宙人ができるか』
 を考えていたんだね」

(“うまくできない”“困っている”などの否定的な気分を解消し、
 “解決方法を考えている”という前向きな自己イメージを持たせてあげる)


うまく行く時は、この時点で
─あ、セロテープで貼ってみよう!
とアイデアが浮かんできます。

浮かんでこなければ、
「糊が付かないなら、何だと付くだろうねぇ」
と思考をガイドしてあげてもOK。

注意したいのは、ここで子どもがおかしなアイデア(例えば「糊をたくさんつける」など)
を出してきた時。

即座に「それはムリだよ」と、遮ってしまわないよう気を付けてください。
自分で試して、結果を経験させてあげましょう。

大人が口を挿むべきなのは、失敗した後に子どもを勇気付けるタイミング。

「そうか。糊を多くしても付かないんだね。だんだん工作のこと、詳しくなってきたなぁ。
 さて、次はどんな方法を試そうか!」



大人が知恵を出したり、手を貸したりすることが悪いわけではありません。

「困っている時に、手助けしてもらえた」という経験は、それはそれでとても大切です。

でも、そればかりにならないようには、気を付けて接してあげてくださいね。


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