腹が立った!

 子どもが育つ“父親術”

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腹が立った!

子どもに対して、腹が立った!

いけないことを注意したり、叱るとかではありません。
ただもう、腹が立ってしまうこと。


おそらく、誰にでもあることだと思います。


―あれほど注意したのに、大切なものを壊された。

―ちゃんと理由も説明しているのに、言うことを聞かない。

―人の困ること・嫌がることばかり、わざとする。

―ことあるたびに、弟・妹をいじめる。


・・・挙げ始めればキリがないほどです(苦笑)



今日は、「子どもに対して腹が立つ」ことについてお話しします。



まず始めにお伝えしたいのが、腹が立ってもよい、ということ。

「子どもに対して感情的に怒ってはいけない」

「腹が立つのは、自分が間違っているから」


と考えている人は意外と多いようです。
必ずしも、特別にストイックな人や理想を強く追い求める人ばかり
ではありません。

むしろ、普通の親で、誠意をもって育児に取り組んでいる人に多い
ような気がします。

しかし、腹が立つのも人としての自然な感情のひとつ。
すでに発生している感情を押し殺すことは、親自身にはもちろん、
恐らく子どもにとっても、健全なことではないように思います。

また、子どもにとって、他人を怒らせてしまうことも大切な経験です。

まったく怒らない親や、一度も親を怒らせたことのない子ども
というのも(本当に実現すれば素晴らしいですが…)あんまり
自然な感じがしませんよね。

誰かに許可されるまでもなく、腹が立つときは腹を立てればよいのです。

とは言え、もし「腹を立ててばかりいる毎日を変えたい」と願い、
何か取り組みたいと思うのであれば、

『腹の立つ気持ちを押さえつける』のではなく、

『腹の立つ出来事が起きにくい生き方・考え方をする』

『起きたことに対して、“腹を立てる”以外の受け止め方・
 反応のしかたを選ぶ』


との方向で努力すればよい
のです。



さて、腹の立つことが自然なこととは言え、
“腹の立て方”やその“表現のしかた”はさまざまです。

やり方によっては、原因になっている問題が解決せず繰り返されたり、
時には子どもをひどく傷つけることさえあります。

できることなら、適切なやり方を選んで、後に悪い影響を残さずに
問題を解決しやすくなるよう、気に留めておきたいところです。


(1)腹の立て方

「腹の立て方」というのも変な感じですが、
ポイント2つを説明します。

■ポイント1:そもそもそれは問題か?

人が腹を立てる時の多くは、「こうあるべき・こうするべき」
との考えに相手が合わせてくれない時。
そして同時に、その考えに固執しなければ腹を立てる必要が
なくなるケースがほとんどです。

「いつも兄弟ゲンカばかりして!」と腹が立つのは、
『兄弟は仲良くすべき』との考えに固執しているから。

「子どもって、こうやって毎日コミュニケーションや
 問題解決の練習をしているんだなぁ。うちの子は兄弟が
 いて良かったな。大きなケガだけはしないように、
 陰からこっそり見守ろう」


と思えば、腹が立つ気持ちは起きようがありません。

自分が腹を立ててしまう背景にある“考え”に気がつけば、
腹が立ちそうな状況の多く―おそらく8割近く―は解消します。


■ポイント2:対象は『人』ではなく『問題』

「罪を憎んで人を憎まず」ではありませんが、子ども本人に対して
腹を立てることには、重大な悪影響の恐れがあります。

「いつも妹をいじめてばかりいる○○」に対して親が怒ってしまうと、
子どもは次のようなメッセージを受け取ることになります;

―いつも妹をいじめている、というレッテルを貼られた
→自分の思い・言い分はまとめて無視・否定されて、
 代わりに“悪い兄”との評価を塗りつけられた。


―パパは自分に対して怒っている
→自分という人間が否定されている。
 (「存在を無条件で認める」とは正反対!)


では、『行為』に対してなら良いかというと、それもまだ不充分です。

親とはいえ、その場の状況や子どもたちの言い分を常に・全て
把握できるものではありません。

本当は悪くない行為や、「おまえの言い分にも一理あるね」と思える
ような行為に対しても腹を立ててしまう恐れがあることに留意すべき
でしょう。

そう考えると、腹を立てるにしても、その対象はできるだけ
『問題点』そのものにすべきだとわかると思います。

「妹をいじめる○○」(人)ではなく、

「力ずくでおもちゃを取ったこと」(行為)でもなく、

「みんなで過ごす時間が、怒ったり泣いたりばかりになって
 しまっていること」(問題点)

に対して腹を立てるようにする、ということです。

こう書くとわかると思いますが、『問題点』を対象にすると、
最初から“怒り”を感じることが少なくなります。

代わりに“何とかしたいな”という思いや“残念だな”との
気持ちがはじめに起こり、それでも解決しない(子どもが
解決しようとしない)時にだけ、“怒り”を感じるようになるのです。


(ここまでの内容だけでも普段の“腹立ち”がずいぶん解消できるはず。
 ひとまず1週間、気に留めて過ごしてみるのもお勧めです!)



(2)表現のしかた

ポイントはひとつ、シンプルです。

■ポイント:「いきなり」ではなく「徐々に」

とても陥りやすいのが、

→親は、腹立ちを感じ始めても言わずに待ち、

→事態は改善せず怒りが募ってくるが、もう少しと思って待ち、

→ついに抑えきれなくなって、怒りを表す(どっか~ん)

というパターン。

すぐに口を挟まずに待つこと自体は、子どもたちが自ら解決する
練習の機会を奪わない、良い姿勢です。

しかしこの流れだと、親が怒りを表した時に子どもは
「いきなり怒りだした!」と感じるため、子どもが落ち着いて
対処することを難しくしてしまいます。

何が問題なのか、どうすれば解決できるかを考える余裕なく、
怒りに怒りで返したり、わめき散らす・泣き叫ぶなどの対処しか
できない状況へと、子どもは追い込まれてしまうわけです。

できる限り、次のような表現のしかたを意識して実践して
あげたいところです。

→まず待って様子を見守り、

→「問題が起きているようだよ」と伝え、

→「問題が起きていてパパは残念に思う」と伝え、

→「子どもが問題を放置していることに、パパは腹が立ちそうだ」と伝える

といった具合に、少しずつシグナルを出してあげることが望ましい方法です。

子どもは、どこかのタイミングで「マズイかな」と気づくことができます。

もし親の誤解だったとしても、落ち着いて子どもの言い分や状況を
説明できるチャンスがあります。

そうすれば、子どもは、どんなことをすると人を怒らせてしまうかを
学ぶ機会を得つつ、同時にどうすれば怒らせないで済むか、
問題を解決できるか、誤解を解消できるかなどを学ぶ機会を手に入れる
ことができるようになります。

親の方も、むやみに腹を立てずに済みますし、この方法を続けるうちに
だんだん腹を立てるような場面が少なくなってくることも実感できる
でしょう。

加えて、このような親の姿勢を見て育つことで、子どもは、
意に沿わないことに出会ったときに「突然キレる」以外の対処方法も
身につけられる
のではないでしょうか。


子どもと一緒の貴重な時間を心地よく過ごせるために、この内容が
少しでも役に立ったら嬉しいです!


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