正論よりも、子どもに響く言い方を

 子どもが育つ“父親術”

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


正論よりも、子どもに響く言い方を

子どもに何かをさせたい時、あるいは
止めさせたい時に、

子どもが
「なんで?」
と尋ねてきたら、どう答えていますか?



「ご飯の後は歯みがきするものなの」

「家の中でサッカーしちゃダメに決まっているでしょ~」

「お着替えしなきゃ出発できないでしょ」



こんな答え方をするケースもあると思います。

これらは、ルール・決まり・常識などを根拠とした“正論”型の答え方。

確かに、ご飯の後には歯みがきをすることも、
室内でサッカーをすべきでないことも、
着替えなければ出発できないことも、
異の唱えようのない常識です。

ただ、
「子どもが歯みがきをする」
「子どもがサッカーを止める」
「子どもが着替える」

ということを目的とするのであれば、
正論型の言い方は、効果的でないというのも事実です。


誤解がないよう補足しますと、私は決して
『ルールを教える・守らせることが悪い』と言っている
わけではありません。

単に子どもという生き物の性質として
『正論とセットで出された指示に対しては、実行しにくい』
との事実をお伝えしたいだけ。


逆に、子どもにとって実行しやすい言い方は何かというと、

・“事実”型

・“パパの気持ち”型


の2つが特に効果的です。


(1)“事実”型

「ご飯の後に歯みがきをしないと、虫歯になりやすいんだ。
 虫歯になるとすごく痛いし、虫歯を治すのも痛いし、かなり大変なんだ。
 でも、歯みがきをしていると虫歯になりにいくい。
 パパもご飯の後には歯みがきをすることに決めているんだよ」

「家の中には、サッカーボールが当たると壊れやすいものがいっぱいあるんだ。
 特にガラスの物は壊れるとカケラでケガもしやすいし、
 片付けも大変なんだ」

「パジャマは夜に気持ちよく寝られるように作ってあるんだ。
 その代わり、外で遊ぶと破れたりひどく汚れたりしやすくて、
 向いていないんだよ。
 外で遊ぶのに向いている服は、一番下の引き出しに入っていると思うよ」


これらの言い方、ちょっと回りくどい・まどろっこしい印象を
受けるかもしれません。

でも、見方を変えれば、

「手短な“正論”で言うことを聞かせよう」という姿勢ではなく、

「じっくり説明すれば分かってもらえると親は信じており、
 その信頼をもって子どもの疑問『なんで?』に答える」


という姿勢を行動で示しているとも言えるのではないでしょうか。


それに、まどろっこしいと言っても実際の所要時間の差はせいぜい
5~10秒程度。
その後の歯みがき・着替えがスムースに行くことを考えれば、
正論を振りかざしてモメるより、よっぽどコトは早く進みますよ。


(2)“パパの気持ち”型

「ご飯の後に歯みがきしないと、虫歯になりやすいでしょう。
 虫歯はすっごく痛いから、ミユの歯が虫歯になったら
 かわいそうだなぁ、ってパパは心配なんだ」

「サッカーボールが家の中を飛んでいると、パパはとても怖いんだ。
 パパに当たっても痛いけど、それ以上にガラスが割れたら…
 と思うとすごく心配な気持ちになるんだよ」

「パパの会社にね、パパがお仕事してあげるのを待ってる
 人が今日も大勢いるんだ。パパ、時間通りに会社に行って
 皆を助けてあげたいんだ。コウスケが今から着替えをして
 一緒に出発できたら、パパ、嬉しいよ」



しかし時には、子どもには子どもの“重要な事情”があって、
親の要望に応えたくないこともあるでしょう。

そんな場面でも、親の言い方の差は重要な違いを生みだします。

正論型で言われた時の子どもは、
「異を唱えにくい“正論”」と
「どうしても譲れない自分の“思い”」の
板ばさみになります。
すると必然的に、子どもの取れる対応が限られてしまいます。

具体的には、大きい子であれば理屈をこねて反論する、あるいは
「やーだー」とひたすらゴネるといった反論の形になりやすく、
小さい子は心の余裕を失って「怒る」「泣く」などの反応に
なりやすいのです。


一方で、“事実”型で言われた時の子どもは
「どうしても譲れない自分の“思い”」と、
「それをそのまま実行していては都合が悪いという“事実”」
との視点を得ることができ、
自然と
「じゃあ、どうすれば良いかな?」
との方向に意識が向きやすくなります。

もちろん、親が事実型の言い方をしはじめた初日から、
子どもが見事な代案を考えついて課題を解決する、なんてことはありません。

ですが、親がこの姿勢をとり続けることが
「子どもが見事な代案を考えついて課題を解決する」
スキルを養う
ことは、確かです。



また、“パパの気持ち”型で言われた時の子どもが持つのは
「どうしても譲れない自分の“思い”」と、
「それをそのまま実行するとパパが困ることへの共感」です。

仮に自分の思いを一時的に我慢することになったとしても、
それはパパへの共感をきっかけに、自己の中から出てきた「自分の考え」です。

子どもは、親に強制される時とは比べ物にならないくらい、
スンナリ・スッキリと気持ちを切り替えることができるのです。


さらに、“事実”型・“パパの気持ち”型の両方に共通するのは、
“正論”型と違って気持ちが追い詰められていないので、
親と冷静に話ができる、ということ。

冷静に話ができれば、親のほうも子どもの
「どうしても譲れない自分の“思い”」を理解することができますし、
代案も考えやすくなります。

--

今号のテーマからは逸れますが、ひとつ余談を。

私自身がこの言い方を始めて一番大きな収穫だったのは、
(子どもが言うことを聞いてくれるようになったことではなく)
子どもの持つ「どうしても譲れない自分の“思い”」そのものを
聞けるようになったことでした。

「へぇ、この子はそういうことを大切にしているんだなぁ」
「そんなに強い関心を持っていたんだ!」
「この子は、本を読み始めると一気に集中するんだ~」

などなど、子どもひとりひとりへの理解がとても深まったことは、
私にとってとても充実感のある体験でした。

皆さんと子どもたちとの関係においても、理解が深まることに
(それと親の要望に応えてもらえることが多くなることにも!)
今日の内容がお役に立てば嬉しいです!



にほんブログ村 子育てブログ 子育てアドバイザーへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪


スポンサーサイト


にほんブログ村から来ました。
男性でもこんなに適切な育児が出来るなんて驚きです。

私の知る限り、そんな男性は見たことありませんでしたから(^_^)


子供もも幸せになれますね♪
コメントありがとうございます!

その気になれば、女性でも男性でも育児を楽しむことはできると信じてやっています♪
育児を通じて、自分の成長を実感することもしばしば。
子育ての機会に恵まれたことに、いつも感謝しています~。

良かったら、また来てくださいね!


> にほんブログ村から来ました。
> 男性でもこんなに適切な育児が出来るなんて驚きです。
>
> 私の知る限り、そんな男性は見たことありませんでしたから(^_^)
>
>
> 子供もも幸せになれますね♪











管理者宛の投稿

プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

■自己紹介はこちら■

著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

著者へ直接注文(特典あり)のご案内

Amazonでご購入は、こちら
 ↓ ↓ ↓

最新記事
最新コメント
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QRコード


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。