文句が言いたい!

 子どもが育つ“父親術”

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文句が言いたい!

子どもが、何か気にくわないモノ・コトに対して文句・不平・不満を
言ってきた時、皆さんはどうしていますか?

『じっくり聞いて、その上でどうしたら良いかアドバイスしてあげる』

という方が多いのではないでしょうか。


また、子どもが何かを一方的に悪く言うのを聞いて、
ついつい相手方を擁護するようなことを言ったり、

「それはカクカクシカジカの事情があるから仕方がないんだよ」

と子どもを諭そうとしてしまうことも、実際には少なくないと思います。


ただ、反論したり諭そうとしたところで、子どもが
「なるほど、そうなんだ」なんてスンナリ納得しないことも、
皆さんご経験済みですよね(笑)



今日は、子どもが不満を言ってきた時の接し方についてお届けします。



私がお勧めするのは、ひたすら『聞く』という接し方。

目指すのは、
『子どもが自分で自分の不満に対処できるようになる』
状態です。


まず気をつけたいのは、子どもの気分に任せて言いたい
放題にさせるのではない点。
(聞き方がまずいと、かえって不満を募らせてしまう恐れも。
 それでは子どもがかわいそうです)


適切な『聞く技術』『引き出す技術』をもって聞いてあげることで、
子どもの問題解決を手伝うというスタンスが重要です。
(不満に対処するのは子ども自身です。この点をお忘れなく!)


それでは、具体的な方法とコツについて、順を追ってご説明します。



(1)まずは聞く

最初は、子どもの思うがまま話させます。
「この不満を訴えたい!」との思いが強い時は、言いたいことを一度
言いきらないと、人の話を聞ける状態にならないからです。


(2)相槌

思うがままに話す子どもに対して、一言一言に「うん、うん」と相槌を
打ってあげましょう。

いっぱいいっぱいになってしまっている子どもの気持ちが、「うん」を
1回聞く毎に少しずつ落ち着いていきます。
(子どもによっては、変化が目に見えるほど効果があります)


(3)理解

子どもの訴えが、最初から筋道が立っていることはまずありません。
バラバラの断片が順不同で出てくることが多いので、
要所要所でまとめて確認してあげます。

「そうか。ケントがセロテープを取ろうとしたら、
 一緒にいろんなものが落ちてきちゃったんだね。
 それで、片付けなきゃいけなくて面倒でイヤだなぁ、
 ってケントは思っているんだね。」


こうやって大人が再確認するのを聞いて、子どもが
『やっぱりちょっと違う』と感じて主張を言い直すこともあります。

言い直しが始まったら、また(2)→(3)と付き合ってあげましょう。

時には2回・3回と言い直しになることもあるかも知れませんが、
状況が許す限り『10回だって20回だって聞いてあげるぞ!』くらいの
気持ちで接してあげたいところです。

また、子どもの話が支離滅裂で、まとめてあげることが不可能な場合も
あるでしょう。
その時は2択か3択の質問で確認してあげる方法が必要です。

「セロテープが取りにくくて困っているのか、セロテープと
 一緒に落ちてきたものが当たって痛かったのか、それとも
 片付けることが面倒でイヤなのか、どれがケントの
 気持ちにいちばん近いだろう?」


提示された選択肢の中に適当なものがあってもなくても、
この質問は子どもが自分の考えを捉えなおす取っ掛かりとして
役に立ちます。

子どもが何を訴えているのか全く見当がつかなければ、
あてずっぽうでも良いので問いを投げてあげましょう。


(4)共感

訴えの内容について自分がどのように感じようとも、
まずは一度、言葉に出して共感してあげてください。

「そうかぁ。ケントはセロテープの置き場所のことがイヤなんだね。
 取りにくいし、他のものが一緒に落ちてきて散らかりやすくて
 困っているんだ」


ここまで来ると、最初にぎゃーぎゃー言いだした時に比べて、
かなり子どもの気持ちが落ち着いてきます。

ここでつい“親からのアドバイス”“大人からのコメント”
を言いたくなる誘惑に駆られますが、それを抑えるのが大切なポイントです。


思い出してください、子どもの不満に対処するのは子ども自身。
どのように対処するかを考えて決めるのも、子ども自身です。


(5)望みを聞く

子ども自身に対処させるといっても、それができないからこそ、
親に向かって不満を言うという行動に出ているのも事実です。

子どもが自分で対処する方向に進めるようになるためには、
“子どもの望みを聞く”という働きかけが非常に効果的。

「じゃあ、ケントは、どんなふうになっていたらうれしい?」

「どういう具合だったらケントは楽しいか、パパに教えてくれる?」


この問いへの答えも、前述の(2)(3)(4)を実践して
聞いてあげてくださいね。

この会話をすることにより、2つの良い影響があります。

ひとつは「じゃあどうしようか」という前向きの発想が生まれてくること。

もうひとつは、うれしいこと・楽しいことを話すことで気分がよくなり、
気持ちに余裕が生まれること。

この2つの相乗効果で、子どもは一気に『自分の不満に自分で対処する』
方向へ、歩みを始められるようになるのです。



子どもの不満に対するこの対応方法は、子ども同士のケンカの
時にも威力を発揮します。

子どもたち自身がそれぞれの不満に対処できる方向に向かうので、
“仲裁”する必要さえなくなる素晴らしいスキルです。

ただし、同時に不満を抱える子ども複数に向き合わなければならないので、
別の技術も必要になり、難易度は上がります。

次回は、そのお話をお届けいたします。



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