文句を言いたい子どもが2人…

 子どもが育つ“父親術”

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文句を言いたい子どもが2人…

一昨日、子どもが不満を言ってきた時の接し方についてお伝えしました。

<参考:文句が言いたい!(クリックでリンクが開きます)>


今日は、複数の子どもが同時に文句・不満を言ってきた場合の
接し方についてお伝えします。

想定しているのは、ケンカをしている子ども同士が、
それぞれの言い分を訴えてくる場面。

保育に関わる方や、2人以上の子どもを持つ親であれば、
何度でも目にしたことのある(笑)、あの光景です。


原則は、前回もお伝えした通りで
『言いたいことをしっかり聞いてあげる』です。


簡単におさらいすると、

(1)まずは聞く…最初は、子どもの思うがまま話させます。

(2)相槌…一言一言に「うん、うん」と相槌を。

(3)理解…要所要所でまとめて確認してあげる。

(4)共感…言葉に出して共感してあげる。

(5)望みを聞く…必要に応じて“望みを聞く”という
   働きかけをして、子どもが自分で対処する方向に
   進むきっかけを提供してあげる。


とのプロセスで接することになります。


この原則は変わらないのですが、相手が複数の場合は、
ずいぶんと勝手が違う部分も。

今日は特に注意を要するポイント2点を中心にお伝えします。


1つめのポイントは、『割り込み対策』です。

複数の子を相手にすると、まず(1)で大きなハードルに
ぶつかってしまうことが多々あります。

想像できると思いますが、片方の子の言い分を聞いている間に、
横から他方の子が反論して、こっちもまた言い返して・・・となりがち。

じっくり聞いてあげられる前に、ケンカが再発するだけの結果に
なりやすいのです。

前回の

> 「この不満を訴えたい!」との思いが強い時は、
> 言いたいことを一度言いきらないと、人の話を聞ける
> 状態にならない


とは矛盾しますが、1人目の言い分を聞いている間は、
何とかして他方の子には待っていてもらう必要があります。

これには奇策はありません。
正面から『どちらの子にも、しっかり向き合う』ことを宣言して、
納得して待ってもらうしか方法はありません。

横から割り込んできそうになったら、
「うん。わかった。ミカにも言いたいことがあるんだな。
 パパ、ミカの言いたいこと、必ず、ぜーんぶ聞くね。
 いっぺんに2人の話は聞けないから、タクの話を聞いたら
 ミカの話を聞かせてもらうね」

とハッキリと言い切ってあげましょう。

あるいは、最初に
「タクもミカも、言いたいことがいっぱいあるようだね。
 うん、わかった。パパはタクの言いたいことも全部聞くし、
 ミカの言いたいことも全部聞く。ただ、いっぺんに2人の
 話は聞けないから、まずタクの話を聞いて、それから
 ミカの話を聞かせてもらうことにする。
 ミカ、すこし待っててくれると助かるよ」

と言っても良いでしょう。

この時は、「人の話を聞ける状態でない」相手に言うわけ
ですから、いつも以上に強めに言うことがコツかも知れません。

※「強めに」といっても「大きい声で」や「きつい言い方で」
 などではありません。
 「本気100%で」「気迫を込めて」とのニュアンスです。
 (うまく表現できていないかも知れませんが、ご理解
  いただけたでしょうか?)


こうして双方の言い分を別々にじっくり聞いてあげることは、
■それぞれの気持ちが落ち着く
■言い分を聞いてもらえて満足する
■どうしたいかが整理されて前向きな気持ちになれる

といった効果のほかに、

■相手方の言い分も理解できる
という大きな効果があります。

面と向かってケンカして言い合う状況では理解できなかった
相手の考え・気持ちも、落ち着いて話しているのを横で聞いたり、
大人が要所要所でまとめてくれるのを耳にしたりすると、
だいぶ理解しやすいものです。


2つめのポイントは、『審判を下さない』こと。
“審判”というと大げさですが、ケンカの決着方法のこと。
「ミカがパズルにして、タクがプラレールで遊べばいいじゃないか」
などと言うことを指しています。

勘違いしやすいのですが、
「公平かどうか」「双方の訴えに沿うものかどうか」といった
“審判の内容”の問題ではないことに注意してください。

両成敗だろうが三方一両損だろうが、あるいはwin-winであったとしても、
大人が決着をつけること(決着案を提案するだけも含めて)お勧めしません。

子どもにとって大切なのは「自分(たち)で折り合いをつけたか」
それとも「他人に決められた決着か」の違い。

先週もお話したとおり、子どもの不満に対処するのは子ども自身。
子ども同士のケンカをどう決着させるかを考えて決めるのも、
子どもたち自身
です。


このことをよーく踏まえたうえであれば、大人から指摘したいことを
言っても問題ないし、子どもたちも受け入れられると思います。

指摘したい内容をできるだけ狭く、ピンポイントに絞って言いましょう。
「どんなに腹が立っても、棒で叩くのはいけないよ。
 大きなケガになることがあるからね」



一通り言いたいことを言って子どもたちが落ち着いたら、
あとは締めくくりにちょっと場の雰囲気を変えてあげれば出来上がりです。

「2人とも、言いたいことがよく分かったよ。話してくれてありがとうね。
 あとミカ、パパがタクの話を聞いている間待っていてくれて
 本当に助かったよ。
 さて、パパはお風呂の用意をしてくるね」

と言って立ち上がれば、きっと子どもたちもケロッとして遊びに
戻っていくと思いますよ。


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