放っておいてほしい時

 子どもが育つ“父親術”

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放っておいてほしい時

子どもには、
「話を聞いてもらいたい!」があるのと同じように、
「放っておいてほしい…」という時もあります。

当たり前ですよね。
ですが、適切に応じてあげられていないケースがあることも、
いつも逆の対応をしてしまいがちな大人がいることも、
残念ながら事実です。


とても単純な話ですが、
話しかけてくる時は、聞いてほしい時。
何も言ってこない時は、放っておいてほしい時。

ということを、もう一度思い出しておいてくださいね。


せっかくなので、それぞれの場合の“適切な応じ方”についてもご説明します。


(1)聞いてほしい時

多くの場合、子どもは

─うれしい、誇らしい、おもしろい

─怒っている、不満がある


などの気持ちの時に「聞いてほしい」と感じることが多いようです。


(1-1)うれしい、誇らしい、おもしろい

安易に「すごいね!」「えらいね!」を連発しないように気をつけてください。

こんな時には、
「へえ、そうなんだ!」といった受容の言葉や、
「ユースケは、自分でできてうれしいんだね!」といった共感の
言葉を返してあげたいところ。

そのうえで、「パパもうれしい/おもしろいなぁ!」と対等の立場で
子どもの“楽しい気持ち”に参加してあげられたらベストです。


(1-2)怒っている、不満がある

この場面では、つい落とし穴にはまってしまいがちです。

子どものことを思えばこそ、
「怒って/不満を言ってばかりではいけない」
「とは言っても相手方にも事情がある」
「自分にも反省すべき点がある」
ということを教えてあげたくなるもの。

そこでつい、そのまま言ってしまうという失敗を犯します。
「だめじゃない」
「だって・・・でしょ」
「でもユースケだって」
・・・


言っていることは正しくても、いや、正しいからこそ、お説教にしかならず、
子どもをますます意固地にさせてしまいます。

この場面でも、適切な対応は“受容”と“共感”です。
「そうかー、ユースケは・・・がイヤだったんだね」
「それじゃあ腹も立つよね」


思い出してください、子どもは
「説教してほしい」のではなく、
「正しいことを教えてほしい」のでもなく、
ただ
「聞いてほしい」だけだということを。

こうして子どもの話をしっかり聞いて受け止めてあげることで、
子どもは時間をかけながら、
「怒って/不満を言ってばかりではいけない」
「とは言っても相手方にも事情がある」
「自分にも反省すべき点がある」

自分で気付くことができるようになるのです。



(2)放っておいてほしい時

子どもに多く見られるのは、

―戸惑っている

―恥ずかしい


の状況で、放っておいてほしいと感じる場面です。


(2-1)戸惑っている

対人関係(新しい集団に入ることになった、あるいは親しくない大人
(親の知人など)に声をかけられた、などの状況)や、予想外の
アクシデントに対して戸惑うことは、どの子にもあることです。

この時に注意したいのは、
「子どもにどう振舞わせたいかの“親の願望”を子どもに強要しない」
ということ。

具体的に言えば、
「ほら、ちゃんと『こんにちは』って言って」
「飲み物をこぼしたらすぐに拭かなきゃだめでしょ」

という強制は避けた方が良いでしょう。

子どもだって、そうした方が良いことは分かっています。

ただ、すぐには動けない何かを乗り越えるために、
いくらかの時間と親の見守りが必要なだけ。

見守りの代わりにプレッシャーを与えるのでは、かわいそうです。

ここで親が取るべき対応は、
「親個人として、なすべきことをする」です。

声をかけられたら、きちんと挨拶を返す。

飲み物がこぼれていることに気がついたら、すぐに雑巾を取ってきて拭く。

子どもは、その姿を見ることで学び、自分でも実践してみる勇気を
養うのだと思います。


(2-2)恥ずかしい

中には、恥ずかしい気持ちを笑い話にして「おもしろい」に変えてしまう
素晴らしい能力を、子どもが発揮できる場面もあるかも知れません。

その時はシンプルに「おもしろい」話として、たっぷり聞いて
一緒に楽しめば良いでしょう。


それ以外の場面では、余計な口出し・詮索・尋問はしないことが鉄則です。

あれこれ聞くことは、恥ずかしいことの自白を強要すること。
2重3重に恥をかかせる必要はありません。

この点で、非常に素晴らしい事例を聞いたことがあります。
今日の長文記事の最後に、そのエピソードをお届けします。

----

小学校に入ったばかりの1年生の子が、教室でおもらしをしてしまいました。

ですが子どもは、恥ずかしくて「おもらししちゃった」とは言えず、
「水をこぼしちゃった」と言ったそうです。
周囲に水がある状況ではないのですが、きっと苦し紛れでとっさに出た
ウソなのでしょう。

ところが先生は、そこで「ウソを言っちゃダメだよ」とは言いませんでした。
「ああホントだ。保健室行って着替えを借りておいで。
 先生もここを拭いたらあとで行くから」

と平然と答えたのでした。

あまりに当然のように対応する先生の様子に、クラスには
(まだ幼いこともあってか)「水がこぼれた」を疑う子はいなかったそうです。

帰宅後、子どもは黙って、学校ですすいでもらったズボンとパンツを
ビニール袋ごと洗濯籠へ。

連絡帳には先生からのメッセージでおもらしをしたこと、
クラスでは「水」ということになっていることなどが記されていましたが、
それを読んだ親も子どもには何も言わなかったそうです。

ただ翌日、
「ハイこれ、先生に渡しといて。昨日の連絡帳に『ズボンは洗濯して、
パンツは新品を返して』って書いてあったから」
とだけ言って子どもに袋を持たせたそうです。


----

皆さんも、子どもとの適切な距離感(←年齢とともに変わるので難しいですが)で、
温かく接してあげてくださいね!


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