弱気の虫

 子どもが育つ“父親術”

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弱気の虫

何かうまく行かないことや、困難な状況に出くわした時、
子どもが“弱気の虫”に取り付かれることがあります。

そうなると、子どもは「とにかく全部やだ」といった状態になったり、
あるいはひたすら泣きベソをかいたり、グズったり。


こんな時、最初に気をつけるべきことは、
「子どもが言っていることに、イチイチ返事をしない」こと。

この状態の子どもは、当然ながら頭の中が整理できていないもの。

「ただ闇雲に、不安に感じることを思いつくまま言っている」
に近い状態です。

ここで安易に「大丈夫だよ」「こうすればいいじゃない」などと答えてしまうと、
子どもを落ち着かせるどころか、むしろ逆効果。

「いや、大丈夫じゃない」「それじゃダメなんだよぅ」
と言いたくさせてしまいます。


訴えているひとつひとつの事象は、問題の本質とは関係ありません。

本当の問題は、簡単に言うと
「弱気の虫に取り付かれている」こと、それ自体。


“弱気の虫”をもう少し詳しく言うと、
「想定外の状況で、どうして良いかわからず困っている・焦っている」
状態です。


この状態を解決するために必要なのは、
「想定外」「想定できる」ようにして、
「どうして良いかわからない」「わかる」ようにしてあげること。

子ども自身が、納得感を持って「想定できる」「わかる」ことが大切です。


そのための最適なサポートの方法は、「聞いてあげる」

定番のメソッドですね。

ある程度の年齢になって自分の思いを「言いたい」「話したい」
欲求を持つようになった子どもには、実際、非常に効果的です。

─不安な気持ち、
─なぜ不安になるかの理由、
─心配していること・困っていることの背景、

などなど、どんどん話させてあげましょう。

そして、ある程度「不安・心配・懸念」の材料が出揃ったなと思ったら、
子どもの話をまとめて、返してあげます。

「・・・がこうなると、・・・だと言われそうで心配なんだね。
 それに、・・・もできなくなっちゃうこともイヤだし、
 ・・・になったら困るなぁと思っているんだね。」


こうすることで、子どもの「より詳しく・正確に説明したい」
「気になっていることを全部言いたい」気持ちを引き出すことが
できれば、問題の解決まであとわずかです。

このやり取りを何往復かしているうちに、自然と子どもは自分の
不安・心配・懸念について、ひとつ残らず「想定できている」
状態になります。

そして想定できてしまえば、どうすれば良いかはおのずと思いつくもの。
意外なほどあっさりと、“弱気の虫”退治は完了しますよ。


--

我が家で以前に1年生の娘に“弱気の虫”がやって来た時が典型的でした。

朝起きたら、喉が痛いとのこと。

学校を休んでも良いよと伝えた途端に、“弱気の虫”に取り付かれる娘。

半ベソ状態で、学校を休むとその後が困るからイヤだと訴えだしました。


ひたすら話を聞いてみると、どうやら事情はこんな具合。

・休んだ人は、次に登校した時に、遅れた分のひらがなプリントを配られる。
・遅れ分のプリントは、学校でやらなければいけない。
・授業中で終わらなければ「休み時間にやるように」と言われる。
・休み時間に校庭で遊べないのは、イヤだ。


これをそっくりそのまま、

「そうかぁ、学校を休むと、・・・・・で、校庭で遊べなくなるのが
 イヤなんだね」


とリピートすると、さらに追加の情報が出てくる、出てくる。

・ひらがなプリントは、表面が必須。
・表面が終わった段階で先生に提出し、丸なり花丸なりをもらう。
・早く終わった人は、裏面をやる。
・娘を含めてほとんど子は、いつも時間内に裏面まで全部できる。
・裏面は、表よりも書く文字数が多い。


このあたりで、ちょっと質問を入れてみました。
「じゃあ、もし学校休んだら、次の日にひらがなプリントが2枚
 渡されるってことだね。
 で、1枚の表が終わったら先生に出して、丸をもらうわけだ。
 その後、いつもだったら裏をやるけど、代わりに2枚目の表をやる
 ことになりそうなんだね。
 でも、2枚目の表は、たぶん1枚目の裏よりも書く文字が少ないから、
 いつもより早く終わっちゃう。
 そういうことかい???」



この瞬間から先、娘の口から出てくるのは
「休み時間にどんな風に遊んでいるか」
「最近覚えた鉄棒技」
などの楽しそうな話ばかり。

安心して学校を休むのかと思いきや、
「喉が痛いの、治ってきた。」と言って登校してしまいました。

出発前には、ちゃんと給食の献立までチェックして(笑)

--

余談ですがこの方法、喋り方を変えると大人にも手助けできたりします。
「どうしよう~」となっている友人や、同僚・部下(あるいは上司)にも、
機会があったらご活用くださいね。


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