長所と短所

 子どもが育つ“父親術”

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長所と短所

今日のテーマは、長所と短所。


まず最初にお伝えしたい、重要な原則は

子どもの“長所”や“短所”と思われるもののほとんどは、

『子どもの“性質”』と

『その時の“状況”』の

組み合わせの“結果”
に過ぎない


ということ。



例えば、我が家の娘を例に取って「長所と短所は?」を考えてみると、

<長所>1人でも・友だちと一緒でも、自宅でも・出先でも、
    退屈せずに楽しく過ごせる


<短所>何事も準備が遅い

なんて回答が頭に浮かびます。

(ここでは例示用に1個ずつですが、良かったら皆さんも5個ずつ
 くらい挙げてみてください)

一見、長所と短所のいずれも娘に備わったもののように思えますが、
実際に娘に備わっているのは、「発想が豊かに湧き出る」という
“性質”
だけ。

その“性質”が、

「オモチャや遊び相手があったりなかったりする」という“状況”
組み合わさった時には
「次々に楽しいことを思いつき、退屈せず楽しく過ごせる」との“長所”に思え、

その“性質”が、
「迅速に準備を進めたい」という“状況”
組み合わさった時には
「準備が完了する前に他の楽しいことを思いついてしまい、準備が進まない」
との“短所”に思える、

というのがコトの真相なのです。


子どもが持っているのは長所・短所ではなく、それぞれの“性質”だけ。

その性質が都合よく作用した時には長所と呼ばれ、
都合が悪い時には短所と呼ばれる。

皆さんが先ほど挙げた長所・短所を、この視点でもう一度見直してみてください。

別のものと思っていた“長所”と“短所”が、実は1つの“性質”が
違う状況で表れたものだということ、きっとご理解いただけると思いますよ。

見る側の都合やその場面の事情が入ってきやすい話題だということ、
心に留めておいてくださいね。



次にお伝えしたいのは、大人の側の接し方の心得。

子どもの性質が長所として表れる場面では、わりと簡単です。
子どもの思いと行動をただ認めて、一緒に喜ぶだけで充分。

上記の例で言えば、
「新幹線の中で静かにしていてくれると助かるなぁ。
 お、レイナはお祖母ちゃんにお手紙を書いているんだね!
 良いこと思いついたね~。お祖母ちゃん、お手紙をもらったら
 喜ぶだろうな~。
 かわいいお花の絵も並んでいるし・・・あっ!こんな所にさっき
 食べた駅弁の絵が描いてあるぞ!これを見たら、お祖母ちゃんも
 『駅弁食べたい』って言うかもしれないよ!」

と一緒にウキウキ・ワクワクする。


一方で、短所として現れる場面では、少し技量が問われます。

─まず、子どもが感じたこと・行動したことについては「自然なこと」
 と認めてあげたうえで、

─都合の悪い面について情報提供しつつ「都合が悪い面については、
 こういう方法もあるよ」と技術を教えてあげる、


との2段構えで接してあげられることが理想です。

同じく例に挙げたケースで言うと、
「お、髪ゴムを選んでいるんだね。
 そうだね、お出かけする時は『どのゴムにしようかなぁ♪』って
 選ぶの、楽しいよね!
 でもねレイナ、電車の時間が決まっているから、今日はあと20分で
 出発したいんだ。
 もし良かったら、歯磨きと着替えとトイレと髪ゴム選び、どの順番で
 進めると安心か、パパが紙に書いてあげることもできるよ。
 そのお手伝いが必要だったら、言ってね」

との接し方となります。

教えてあげた方法・技術が、その時すぐに身に付くことはないでしょう。

ですが、回数を重ねる中できっと習得できると信じて、
辛抱強く接してあげたいところです。

間違っても、
「いつもレイナのせいで出発が遅れる」と責めたり、
「どうせレイナは時間通りには準備が終わらない」と決め付けたり、
「レイナには無理だな」とレッテルを貼ったりは、
しないでくださいね。


ちなみに、子どもの“性質”は、決して不変のものではありません。

子どもの持つ性質そのものが変化するケースはそう多くありませんが、
これまで見えていた性質とは別の性質が、ある時点からより強く表れる
ということは、頻繁に起こります。

決め付けるような言葉を口に出さないだけでなく、
『子どもには無限の可能性があり、どんなふうにでもなれる』
という当たり前のことを信じて、子どもの毎日に寄り添い、
成長を観察していただけたら、私もうれしいです。


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