覚悟を決めて

 子どもが育つ“父親術”

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覚悟を決めて

以前の記事「弱気の虫」について、ご相談をいただきました。
参考→「弱気の虫」


相談の主旨は「子どもの訴えを聞いてみても、子どもがちゃんと
説明できないため、いつまでたっても解決に向かわない」とのこと。

腹が立ったり悔しかったり悲しかったりする状況で、思いを言葉で
表現できないこと自体は、仕方のないことです。
そんな時に、参考にしていただける記事もありますよ。
参考→「うまく言えないキモチ」


気をつけたいのは、
『大人の価値判断(→そんなことは大したことじゃない、など)』
『大人の都合・感情(→みっともない、早くして、など)』
『大人の解決策(→こうすればいいじゃないか、など)』

を決して持ち出さないこと。

自分の言いたいことよりも、子どもの思いに寄り添うことを優先する
強い覚悟は必要です。

モヤモヤしたものに言葉を与える(名前がつく)と、子ども自身で
その“思い”を扱い、対処することが、徐々に可能になってきますよ。



くりかえしますが、
「自分の言いたいことよりも、
 子どもの思いに寄り添うことを優先する、
 強い覚悟」

──これは本当に重要です。


場面と表現を変えれば、いろいろと言い換えることもできます。

─子どもの話に対して、自分の言いたい事を返事するのではなく、
 子どもが必要とする反応(傾聴や子どもが求めているアドバイス)
 をする覚悟。

─しつこいダダこねに腹を立てる/叱る/折れて言いなりになる
 のではなく、「なぜここまでひどくダダをこねるのか」
 「この子がこの状況を受け止め、乗り越えるためにはどんな
 サポートができるか」を考える覚悟。

─収拾のつかない事態に大泣きする子ども。「こっちだって
 泣きたいよ」「泣いても解決にならないだろう」ではなく、
 「よしよし。どうしようもなくなって、困ってしまったんだね」
 と抱き止める覚悟。


「うまく言えないキモチ」での例も同じです。

─泣きべそかいて、何が不満なのか・何を言っているのか
 はっきりしない子どもに、「そんな言い方じゃわからない
 じゃないか」ではなく、「言いたいことがあるのに、うまく
 説明できなくて困っているんだね」と声を掛けてあげる覚悟。



これらの例の中でも示していますが、“子どもの思い”と
“大人の思い”の区別については、改めてよく認識しておきたい
ところです。


「オモチャを取られて悔しい」は子どもの思い。

「オモチャの取り合いが始まって、イライラする」
「よその子に迷惑をかけてはいけない」
「オモチャくらい貸してあげればいいのに」
「貸してあげられるようになってほしい」
「いつもトラブルを起こしてしまうので、周囲の視線が…」
「ちゃんと躾けができていないといけない」


これらは全て、大人の思い。


「買って欲しいのに、買ってもらえなくて悲しい」は子どもの思い。

「お店の中で大声を出して欲しくない」
「いつもお菓子をねだるから、うんざり」
「『買いたい』って言わないと約束をしたのだから、言うべきでない」
「こんな所を知り合いに見られたら恥ずかしい」
「“ちゃんと躾けられていない子ども”“ちゃんと躾ができて
 いない親”のように見られそうだ」
「・・・って言うか、本当に腹が立ってきた!」


これらは全て、大人の思い。


『親としての覚悟』というのは、これら全ての“大人の思い”を
ぐっと抑えて、子どもの声を聞き、寄り添う覚悟です。

誰だって、はじめからできる訳はありません。
子どもを育てるようになってから、文字通り「覚悟を決めて」、
身に付けていくもの。

この意味を理解できた瞬間から、始めれば良いのだと思います。


もちろん、いつもいつもうまくできるとは限りません。
時には(はじめのうちは頻繁に)、厳しいことを言ってしまったり、
親の都合だけで不機嫌になってしまうこともあるでしょう。

それはそれでOK。慣れていないことがうまくできないのは、
自然なことです。

ただ、気がついた時点で、正しくその失敗と向き合えれば大丈夫。
向き合うことさえできれば、子どもに謝ることも、自然にできる
はずです。

「ミク、ゆうべは部屋の片付けのこと、厳しく言いすぎちゃって
 ごめんな。
 パパの言っていたことも正しかったとは思うけど、ミクが疲れてて
 少し休みたいってこと、ちゃんと聞いてあげられていなかったよね。
 今度からはミクの話も、しっかり聞くね!」



また、親だって、自分の思いを受け止めてもらうことで初めて
子どもの話を受け止める余裕ができるもの。

その部分は、夫婦間や親仲間、自分の親や兄弟など、あるいは
いろいろな相談サービスなどの支えを得られるよう、こちらも
努力が必要かも知れません。

「支えてもらう」ことを躊躇せず、積極的に周囲のサポートを
引き出して自分のコンディションを整えたうえで、子どもと向き合う
ことができれば理想的ですね。


メールをくださる読者さんの中にも、しっかりと覚悟を決めて、
子どもとの関わりを変えていって、素晴らしい親子関係を実現し
始めている方が何人もいらっしゃいます。

このママさんたちのように、子どもに関わるすべての大人が、
子どもに寄り添う姿勢を身に付けられたら・・・きっと
素晴らしい世界になると、本気で思います。

読者の皆さんにとって、このブログがお役に立てるのであれば、
本当に嬉しいです。


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