ワガママな子!

 子どもが育つ“父親術”

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ワガママな子!

読者の方からのご相談メールやお会いした方とのお話の中で
『わが子について、ちょっと気になること』としてお聞きすることが多いのが、
「子どもがわがままで…」の心配・苦労話。

ですが、よくお話を聞いてみると、決して“困った子”なわけではないことがほとんど。

ある意味で、子どもがわがままなことは自然で当たり前のことですし、
その“わがまま”も、もっと細かく理解してみれば、むしろ喜ばしい要素ばかり
だったりもします。

今日は、最近お寄せいただいた具体的な“わがまま”事例を挙げて、
『もっと細かい理解』についてご説明しますね。


(1)大人の言うことを聞かない

これはもう、仕方がないことです。

なぜなら、子どもは『大人の話を聞く』ことよりも、
圧倒的に『大人に、自分の話を聞いてもらうこと』を必要としている
存在だから。

あれこれ言って聞かせようとする前に、じっくりと子どもの話を
聞いてあげることを、大人のほうが思い出してあげたいです。

→参考:「子どもの話を聞こう!」



(2)散らかす、片付けない

きっと、子どもの中には「キレイに片付いた部屋にしたい欲求」よりも、
「次々に湧き上がる好奇心」「目の前の遊びに取り組む集中力」の方が、
ずっとずっと大きいのでしょう。

そしてそのことは、とても普通で、健全なこと。
子どもの成長・発達のための本能みたいなものです。

大人にとっての“当たり前=使った物は元の場所に片付ける”を否定する
必要はありませんが、子どもにとっては別の“当たり前”が存在することも
理解してあげられたら良いですね。

そのうえで、子どもの性質に合った片付けの誘い方ができたら理想的です。


(3)食べない

食事の時間に、食事の用意をしたのに、遊びたがって食べようとしない。
場合によっては、テーブルに着かせたら食べ物で遊びだす、なんてケースも。

親としては「カチンときたり、「ブチッとキレてしまいそうになることも、
理解できます。

ですがこの状況、正しく細かく理解すると、
『食べる必要はない』と言っている“身体の声”が、
子どもにはしっかり聞こえているという状況です。

「空腹かどうかに関係なく、時間になれば/目の前に食事が出れば自動的に食べる」
ことに比べて、ずっと健康的だということ、お分かりいただけますでしょうか。


そうは言っても、生活のリズム・スケジュールもありますよね。

適切なタイミングで、しっかり(必ずしも「たくさん」ではない
ことに注意!)食べるようになる方法は、下記をご参照ください。

→参考:「食べてくれない子」


(4)友だちに貸さない

友だちにオモチャを貸さない、その時に使っている/いないに関わらず
絶対に貸さないとのお悩みの声もありました。

この状況は、むしろ「大切な物は貸したくない」と主張できるようになっていると
見てあげたいところ。
(主張ができず、貸して/取られてしまってからシクシク泣いてしまう子もいます)

「大切なものを貸したくないと主張できるスキル」と、
「借りたい子の気持ちを思いやるスキル」と、
「代わりの案を考えて、皆が楽しめるよう配慮するスキル」は、
それぞれ異なるタイミングで発達します。
(そしてその“タイミング”は、大抵の場合、親の期待通りではありません(笑))

貸せないことが原因でケンカになるなら、それも結構。
そのケンカから少しずつ、いろいろなことを学んでいくのだと思います。
時間をかけて成長する子どもを信じて、見守ってあげましょう。


(5)ダダこね・おねだり

自分の思いを言葉にすること、思いの強さを全身で表現することができる、
エネルギーと表現力を兼ね備えた子、でもあります。

「自分の思いを、言葉にして表現する」って、意外と高度なスキルです。

小さい子が、うまく気持ちを言葉にできず、すぐに叩いたり泣いたりしてしまう
ことを思い出せば、お分かりいただけるのでは。

さらに言うと、「これを買ってほしい」とか「今晩は絶対にスパゲッティがいい」
とかの願望を持つということは、

『これを買ってもらって、楽しく遊んでいるワタシ』

『スパゲッティを口いっぱいに頬張って、超シアワセなオレ』

などの“幸せな未来像”を思い描けるということ。

大げさに言えば、『希望を紡ぎ出す才能』があるということです!

すべての希望が当日中に叶えられるわけではないけれど(苦笑)
思いは思いとして受け止めてあげましょうね。


(6)集団に合わせない

考えてみればすぐに分かることですが、数人~数十人の子どもの
興味が、同時に同じものに向く方が稀なことです。

子どもに対して、興味のないものに興味を持たせようとしたり、
行動させようとしたりと、わがままなのは、ここでは大人の方。

大人の側にも事情がある(例えば、大人1~2名で30人の子どもの面倒を
見なければならない、など)ので、子どもに合わせてもらおうとすることの
全ては否定しません。

ですが、合わせてくれない子どもを『悪い子』『困った子』として扱うのは、
止めましょうね。



こうして各事例を細かく見ると、

“子どものわがまま”に見えること、その多くは

(1)大人が、大人の都合・事情で子どもに何かをさせたい
  ↓
(2)子どもは、子どもとして自然に生きている(大人の都合には
合わせようと意識しているわけではない)ので、大人の思い
通りに動かない
  ↓
(3)そんな子どもを見た大人が「この子はわがまま」と思う


とのメカニズムになっています。

一見「わがまま」に見える子のほとんどは、活発で、好奇心旺盛で、
自分の思いを表現できて、成長する力にあふれた子。


できることなら、大人の都合を押し付けることを極力減らして、
どうしても合わせてもらいたい時は、誠実に子どもの思いを
受け止めた上で、素直に「・・・してくれると、助かるんだ」と頼む。

それ以外の時は、一歩引いて子どもを見守り、子どもの話をじっくり
聞いてあげる──そんなスタンスで、子どもと接してあげて
いただければ、私もうれしいです。

きっと、お互いにストレスも少なく、素敵な時間を共有できると
思いますよ!



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