ちょっと待て その前提は 適切か

 子どもが育つ“父親術”

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ちょっと待て その前提は 適切か

帰宅した子どもに声をかけます。

「手洗い・うがいしなさい」
「遊びに行く前に宿題を済ませちゃいなよ」


ところが、子どもは親の言うことを聞かない、
あるいは親の言う通りに動かないことがあります。


親からすれば、こんな当たり前のことを、もう何百回も言っているのに、
やらない子どもにガッカリしたり、ストレスを感じたり、苛立ったり。

カッとなって叱ったところで、
子どもも素直に「すみません、すぐやります」などと言うはずもなし。
「だってぇ」と言い訳を始めたり、逆ギレしてわめきだしたり。

原因はほんの些細なことだったのに、
これほどに荒れた時間を過ごすハメに…




・・・上記はフィクションですが、これに近い経験をされた方も、少なくないのでは。

この不幸な時間を招いてしまった一番の問題は、どこにあるか、お分かりでしょうか。



手を洗わない子ども?

宿題をしない子ども?

何回も言われたことを覚えない子ども?



違います。



一番の問題は、親の頭の中にある、不適切な『前提』です。



「子どもは、親の言うことを聞くものだ」
という前提が頭の中に根付いているから、

「親が言ったのに、聞かない・その通りに動かない子ども」
に対して失望・ストレス・苛立ちが生まれまるのです。


でも、残念ながらこの「子どもは、親の言うことを聞くものだ」というのは、
子どもというイキモノを正しく理解していない、不適切な前提です。


この代わりに、正しい“子ども理解”に基づく適切な前提に置き換えて
接することこそ、真の解決方法と心得ましょう。


─子どもは、親の言う通りにはしないものだ。

─子どもは、正しくなくても、自分の考えで動きたがるものだ。



このような正しい“子ども理解”に基づく適切な前提を持っていれば、
ほとんどの場面で子どもの様子が「至ってフツウで健全な成長過程にあるなぁ」
との印象に変わるはず。

無用な失望・ストレス・苛立ちを生まなくてすむようになります。


親の側にも余裕が生まれるので、「どうしても困るところだけ話して聞かせる」
などの対応を取ることが、ずっとずっと容易になりますよ。



上記の例の他にも、間違った子ども理解に基づく『不適切な前提』は、
いろいろなところに潜んでいます。


□子どもが帰宅したら、まずは手洗い・うがいをするものだ
→子どもというのは、帰宅したら真っ先におやつを探すイキモノだ

□学校から帰ったら、まず宿題を片付けるものだ
→子どもというのは、一刻も早く遊びに行きたがるイキモノだ

□こぼしたら、拭くものだ
→子どもというのは、こぼしても気付かず平気で食事を続けるイキモノだ

□オモチャを出したら、片付けるものだ
→子どもというのは、オモチャを出したら、次々に別のオモチャを出すイキモノだ

いくらでも出てきそうです(苦笑)


こうしてみると、『不適切な前提』の多くが、
親の願望を映していることに気が付きます。


ですが、その願望に囚われて『不適切な前提』を持って過ごせば、
行き着く先は失望・ストレス・苛立ち(そして修羅場…(汗))だということ、
私たちはイヤと言うほど良く知っていますよね。


どうぞ、正しいコドモ理解で、ストレス少なく、
肯定的な気分で子どもと接してあげてくださいね。


「正しいコドモ理解が難しい」という方が、時々いらっしゃいます。
でも、本当は難しくはありません!

コツは、親の願望を脇に置くこと(←これがちょっと難しいかも?)

そのうえで「フツーの、元気・好奇心いっぱいの子どもだったら、
この場面でどうするかな?」と考えれば、すぐに分かりますよ!


----

実は今回のお話、ある学校の先生からのご相談メールが基になっています。

メールをお読みして、
「子どもは、先生の話を聞くものだ」
「朝礼・集会では静かにしているものだ」
「先生が厳しい口調で叱れば、子どもは反省して行動を改めるものだ」

との“前提”と、実際の子どもの態度とのギャップに悩まされている様子でした。

この問題、先生だけでなく子どもに接する全ての大人に共通するものだと思い、
取り上げさせていただきました。

ヒントをくださったT先生、ありがとうございました!
遠くからですが、応援しています。


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初めまして。ツイッタ―から来ました。一つお伺いしたいのですが。
「親の願望」というのは、子供の中にもいろいろな子がいて、親の願望をしっかり叶えちゃう子(姿勢がいい子、先生の話をよく聞いている子、帰ってきて宿題をとっとと片付けちゃう子・・・etc)などを見てしまうと、「ああ、うちの子もこうだったらいいのに」と思ってしまうような気がするのですが。
うちの子は(あの優等生の子とは違って)、「親の言うことは聞かない」(あの優等生とは違って)「守るべきことをやらない生き物だ」って、自分に言い聞かせるにはどうしたらいいでしょう?他人と比べることがよくないのは重々承知ですが、見てしまうと「あの子の爪の垢でも煎じて飲ませたい」とおもうことも。
また、兄弟、姉妹で、「足して2で割るとちょうどいいのに」なんて、口にはださなくてもおもう部分があるときもあり、もちろん姉妹で違うのは当然だと頭ではわかっていても、片方を見習ったほうがいいのに・・・という部分もあったりで困ります。もちろん、それぞれにいいところがあって、わるいところがあるのもわかっているつもりですが。。。。
ちゃいさま、

コメントいただき、ありがとうございました。
お返事はメールアドレスの方にお送りしましたが、送達エラーになったようです。。。

よろしければ、下記までメールいただけますでしょうか。
papacoach.kurosawa+b@gmail.com

お送りいただいたアドレス宛てに、再度お返事をお送りいたしますね。
くろさわ











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