また、ケンカ…!

 子どもが育つ“父親術”

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また、ケンカ…!

どこで講演しても「子どものケンカ」についての話は、
いつも強い関心があること、感じています。

講演中に触れれば「そうそう」と強く頷きながら聞く方が大勢、
触れなければ最後の質疑応答で必ずご質問いただきます。

日々、相当にお困りのようです(泣)

おそらく、多くのママ・パパにとって関心がある内容と思います。
今日は、普段講演でお話ししている内容をもとに兄弟ゲンカへの対処法などを
お伝えします。

~~~~~~~~

ご質問やご相談いただく中で多いのが、

─どうしたらケンカを止められる?

─自分たちで話し合ってほしい

─何かにつけてすぐケンカ。こんなことで大丈夫?


などのコメント。

とは言え、皆さん頭では分かっていらっしゃいます。
「子どもはケンカするもの」
「言葉で説明・解決しろと言っても、実際は難しい」
「ある程度のケンカは、あって当たり前」


分かっていても、ケンカの頻度や程度がひどいような気がしたり、
いつまでたっても言葉で解決する気配がなかったりして、
心配されているケースがほとんどです。


そんなママ・パパの皆さんに向けて、ケンカに対する考え方・接し方をお伝えしますね。


(1)ケンカは止めない

すでに発生したケンカは、止めません。
と言うか、たぶん止まりません。

相当に厳しく言って止めさせたとしても、それは
『止まった』のではなく、
『子どもの内側に押し込められてくすぶる形に姿を変えた』

だけ。

特効薬のようなお話ができず申し訳ないのですが、ここは子育ての王道の
精神で臨むべきところです。

「いつか自分で解決できるように育つことを目指して、立ち会う・寄り添う」
を基本方針にしましょう。


(2)ケンカを理解する

そもそも、子どもは何のためにケンカをすると思いますか?

─欲しいおもちゃを手に入れるため
─気に入らないことを主張するため
 ・
 ・
 ・
ひとつひとつのケンカを見れば、確かにその通り。


では、何のために「毎日ケンカばっかりする」のでしょうか?


それは、ケンカが子どもにとって、必要な経験だから。

ケンカは、ある種のコミュニケーションの練習だと気付いてあげましょう。

ただ、子どもたちが日々“練習”しているコミュニケーションは、
 「いい天気ですね」
 「ええ、そうですね」

のような、簡単なものではありません。

・利害が相反する状況に対応する
(おもちゃは1つ、使いたい子は2人!)

・人間関係のトラブルを解決する
(使っていた物を、勝手に取られた!)

・損なわれた信頼関係を修復する
(あの子はいつも意地悪ばかりする!)


などの練習、です。

このようなコミュニケーションは、大人でもかなり難しいもの。
まして子どもがすぐに習得できるはずもなく、たくさんの練習量が必要になります。

また、こういったコミュニケーションは、子どもが将来世の中で生き抜くうえで、
とても大切なスキル。
他のことに優先して取り組む必要があります。

「たくさんの練習が必要」で、
「他のことに優先して取り組む必要がある」から、
子どもは『しょっちゅうケンカばかり』している。

つまり、ケンカが絶えない状況は、子どもの成長の観点から見れば
“正しい”状態だということ、理解しておいてあげてくださいね。


(3)制止する

さて、ケンカは止めず、
それが必要なものだと理解たとしても、

やっぱり、親としては気になるものですよね。
それに、いつでも完全放置が良いかというと、そうでもありませんし。

明らかに危険な時は、はっきりと制止するべき場面。
「棒で叩いてはいけません!」
強く、厳しく、シンプルに言って子どもを静止してから、
なぜいけないかを教えてあげましょう。

それ以外にも、度を越した行動で親の方が困ってしまう時など、
制止してよい場面も時には訪れます。

そんな時は、あくまで『その場に居合わせた一個人の意見』を述べる形
制止できればベストです。

―乱暴な言葉を控えてほしいなら
…「ひどい言葉を使っているのを聞くと、『私が』悲しい」

─うるさすぎるなら
…「あまりに声が大きくて、『私の』耳が/頭が痛い」


(4)改善する

ここまでの対応を取っても、どうしても「何かにつけてすぐケンカ」
の悩み自体は解消されません。

子どもが自身のペースで学んで行っても大丈夫なことですが、
「何でもかんでもケンカに持ち込んでしまう」という行動パターン
について、改善をサポートすることも可能です。

ただ、最初にもお伝えした通り、起きてしまった「ケンカ」に
対応するわけではありません。

言ってみれば、「安易に『ケンカ』という方法に流れてしまう
“子どもの状況”をケアする」
ことにより、ケンカ以外の方法を
子どもが学べるようサポートする
方法です。


具体的には2点。

1つは、よく話を聞いてあげること

話を聞いてあげることによって、子どもは「自分の気持ちを聞いて
もらえた」「主張を受け止めてもらえた」との実感が持てて、
ちょっと落ち着いたり、気持ちに余裕が生まれます。

それによってケンカに突入する前に一呼吸置いたり、ケンカ以外の方法を
考えたり、試したりする余力を持たせてあげる、という意図です。


もう1つは、他の方法を少しずつ教えてあげること

ここで気を付けたいのは、『言って教える』ではない、という点です。

例えば、「ちゃんと『貸して』って言いなさい!!!」と親が言った場合、
子どもは決して「話して頼んでみる」ことを学びません。

親を見習って「キツい言い方で、命令する」ことを習得するばかりなのです。

教えてあげたいことは、いつでも『行動して見せてあげる』で伝えましょう。

「そうかぁ。ケントもプラレールやりたかったんだね」

「じゃあ、ムリヤリ取り上げる代わりに、どんなやり方ができそうかな?」

「ユウタに声をかけて相談するとか、できると良いかもね」


こんな具合に声をかけてあげれば、
子どもは「相手の気持ちにも理解を示す」「穏やかに話して、相談・提案する」
ことを習うことができるものです。

~~~~~~~~

「ケンカ撲滅」を目指すのではなく、
あくまで「子どもの成長を信じて寄り添う」スタンスを忘れずに、
必要な場面で今回のお話をご活用いただけたら、うれしいです!


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最近私たちの間でくろさわさんの話題が上がることがあるのですが、ママ友の疑問を代表して言いますのでひとつ突っ込んだ筆問させてください。(決して批判でも、いやみでもないです)
ブログや講演会などでお話しされる内容は非常にわかりやすいアドバイスであったりするのですが、くろさわさんは子だくさんのパパでもなければ、子供相手のサッカー指導も経験年数は浅いですよね?一流企業で初の男性育児休暇はすごいと思いますが、それまでは仕事人間だった、とおっしゃいましたよね?
私たち未就学児(もしくは低学年)の保護者からすると、あの自信たっぷりな態度はどこからくるの?と思ってしまいます。
身近な人で子育てに説得力ある人を挙げると、何十年と園児に関わった幼稚園の園長先生や、50年もボーイスカウトの指導者をしている町内会長さん、あと友人の家庭ではこれまでたくさんの里子を預かり育てた経験のある夫婦・・・などです。
くろさわさんの子育てに対する自信の源を教えてください。
講演会を聞いたママ友の反応は「謙虚さがない」とのことでした。
島田さん、コメントありがとうございます!
6/23の講演の件ですよね。

島田さんのママ友さんに「謙虚さがない」と感じさせてしまった原因、2つほど思い当ります。

(1)1つは、通常の90~120分の講演であれば最初にお伝えしていること(下記)を、省略してしまったこと。
「これまで個別相談・カウンセリングを通じて多くの(とは言っても200件程度)親子に関わってきてはいますが、私自身は2人の子供を育てただけ、しかもその子供もまだ小学生です。なので“権威ある先生”などではありません。
基本的には皆さんと同じ、子どもを持つ親仲間と思ってください。
ただ、自分なりに広く学び、多くの時間を子どもと過ごし、親がどう接すると子供がどう動くかについてはじっくり観察してきてはいます。
そんな経験からお役にたてそうと思えることを、今日はお伝えしたいと思います。
それぞれ家庭の事情、親のキャラクター、子どもの性格などあるので、お伝えすることすべてが必ず役に立つとはお約束できませんが、何か1つか2つでも、実際に役立てていただけるヒントを持って帰っていただけたらうれしいです」

(2)もう1つは、口調の問題です。
お話しする内容が明確に伝わるよう、意図的に語尾を濁さずハッキリと言い切るようにお話ししています。

事前の断りなく(1)、明確に言い切る形で話した(2)ことが複合して、謙虚さのない断定調に聞こえたとしても仕方ありませんよね。
島田さんからコメントいただけたお蔭で「短い時間に、少しでも多くのヒントを」と欲張りすぎたことに気づくことができました。ありがとうございます!


ちなみに、私は“子育てについて自信満々”なわけではありませんよ。
ただ単に、講演では『比較的自信を持ってお伝えできること』を選んで話を構成しているだけ。
(なので、講演だけでお会いした方には“自信満々”と見えてしまうのかも)

実際に、私の経験のない分野の話は講演には入れませんし、質疑応答でお尋ねいただいても素直に「わかりません」とお答えすることもあります。
(最近では双子育児のコツを尋ねられた時がそうでした)

コメントへのお返事は以上ですが、いずれにしても、講演の時間中に「自分に活かせるヒントを見つけて持ち帰る」ことに集中できない状況を作ってしまったことは、申し訳なく思っています。
ご意見は、今後の参考にさせていただきますね!
ありがとうございました。
このコメントをコピーしてママ友(19人)にグループ送信しました。
またご縁がありましたら私たちの園へおいで頂き再び講演してくださる事を切望いたします。
> お返事ありがとうございました!
> もしよろしければ、小規模の集まりでも声をおかけいただけたら嬉しいです。
> 読者さんからママ友のお茶会・ランチ会などにお呼びいただいて一緒におしゃべりする、なんてこともたまにやっていますので。











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パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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