お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから

 子どもが育つ“父親術”

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お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから

兄・弟、姉・妹は平等に接した方がいいのか?
それとも、ある程度は区別するべきなのか?


子どもが複数いる家庭では共通する悩みですね。
定期的にご相談のメールをいただきます。
以前には、保育園の保護者向けの講演で直接ご質問いただいたことも。


今日は、この点についてお答え&ご説明します。


(1)基本姿勢

まず最初に、基本的な考え方から。

揚げ足を取るようで申し訳ないのですが、「平等」「区別」という表現を使って
お悩みの時点で、ちょっと望ましくありません。

それは、複数の子どもを「兄弟」「姉妹」という枠=セットで考える姿勢だから。

基本のスタンスは、
「それぞれ、ひとりひとりを、1人の人間として大切に」

この姿勢を徹底すること、最優先に意識したいです。



(2)個別対応

その上で、子どもひとりひとりに対応します。

その際、それぞれの個性に応じて、対応は違ってきて当然。

『お兄ちゃんだから』『お姉ちゃんだから』というのは、
子ども本人には関係ないレッテル。
そのレッテルでの区別は不適切だということ、肝に銘じておきましょう。

ですが、子ども個人の考え方・感じ方・表現の仕方、あるいは年齢・成長度合いに
合わせた対応を取ることは、とても適切なこと。まったく問題ありません。

言葉で説明してあげるのが適切と思う子には、
子どもに分かりやすい&子どもが納得できる説明を。

言葉よりも、気持ちを体で受け止めてあげることが大切と思う子なら、
まずはしっかり抱きしめて、「パパ、リコの気持ちがよくわかるよ。」と。



(3)複数同時対応

ちょっと厄介なのは、複数の子どもがそれぞれの言い分を『同時に』
訴えてくる場面。

決して珍しいことではありませんよね。
「むしろ、その方が多い」
「と言うか、毎日そうだ」

などの声も聞こえてきそうです(苦笑)

対応する親の方までイラついてしまって、
「お前らはいつもケンカばかりして!」
「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい!」

など、残念な対応をしてしまいがちな瞬間でもあります。


こんな時も、基本は原則通り。1人ずつ受け止めることを意識しましょう。

「お姉ちゃんがぶった~」
→そうか、ぶたれてイヤだったんだね。
 ぶたれたら痛いし、イヤよね。
 リコの気持ち、よく分かるよ。
 ぶたないで何が悪いのか言ってもらえれば、リコだって直せるのに、
 って思うよね。


「だって、勝手に私のモノ取るんだもん」
→そうか。勝手に取られて腹が立ったんだね。
 尋ねもしないで手を出されると、腹が立つよね。
 ちゃんと声を掛けて、相談してくれれば貸してあげられるモノだって、
 黙って取られたらダメ!って思っちゃうよね。


※共感100%のフリして、こっそり、後半にアドバイスを混ぜてます。
 慣れてきたら、こんな風に声をかけてあげられても良いですね。



(4)無理しないで!

・・・と、理想的な対応方法をご紹介しましたが、
現実にはなかなか難しいものですよね。

親の方だって、子どもの対応以外にやることがあるし、
体調・気分だっていつも万全とはいきません。


複数の子どもへの対応が難しかったら、率直にそう言ってしまえばOKです。

「パパ、サヤの話も聞きたいし、リコの話も聞きたいから、
 必ず2人とも話をちゃんと聞くね」

「でも、残念ながら体は1つしかないんだ」

「一度に話を聞けるのは1人だけだから、2人の話をまとめて聞くことは大変だな」



最初に「必ず話を聞いてあげる」と明確に宣言してあげると、
子どもの側の焦り(一刻も早く、相手よりも大きな声で、
自分の思いをアピールしなきゃ!)を解消してあげることができます。

焦りから解放された子どもは、意外なほど『待つ』ことができるようになりますよ。


(5)受け止めた後は…

こうして、落ち着いて子どもたちの言い分を受け止めた後は…
 ・
 ・
 ・
特に何もしなくてOK。


自分の訴えをしっかり聞いてもらえたことで、欲求の半分は充足。

兄弟姉妹が話している順番に横で聞いたことで、相手の気持ちにも一定の理解。

ここまで来て、親が解決案を出すのは逆効果でしかありません。

「みんなの気持ち、しっかり聞けて良かったよ。
 話してくれてありがとうね。
 もし、どうしても困ったことがあったらパパに相談してもいいからね」


とだけ伝えて、また温かく見守ってあげましょう。

親が解決案を出さないので、必然的に
「サヤはお姉ちゃんなんだから・・・」
「リコはまだ小さいんだから・・・」

という文脈自体が不要に
なります。


―子どもの話を聞いてあげる必要はあるけれど、
―子どもの問題を代わりに解決してあげる必要はないこと、


この2点を心に留めて子どもに接していただけたら、
私もうれしいです!


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