すれ違いの日曜日

 子どもが育つ“父親術”

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すれ違いの日曜日

パパ・ママともにお勤めのご家庭からいただくご相談メールを読んでいると、
とても大変な状況の中で頑張っていらっしゃる様子が、よく伝わってきます。

しかしながら、とても残念な状況が生まれがちになってしまっていることも、
一面の事実。

象徴的なのは、私が『すれ違いの日曜日』と呼んでいる現象です。


―パパは仕事で疲れ&ストレスいっぱい。たまの休みくらい、
 ゆっくり過ごしたい。


―ママは仕事→お迎え→食事→入浴→寝かしつけと、一瞬も休みのない毎日。
 たまにパパが家にいる時くらい、家事や子どもの世話をしてもらいたい。


―ママの言うことももっともなので、パパ、子どもの相手をする。
 でも、すぐにケンカを始めたり、度を越して大騒ぎ・大暴れを始めたり。
 ついつい、怒鳴ってしまう。


―それを見たママ「たまにしか子どもと一緒に過ごせないのに、
 いつも怒鳴ってばかりでおかしい!」と立腹。



こんな状況になると、大抵の人は
「パパの『怒鳴ってしまう』が間違った行動で、ここを改めるべき」
と考えてしまいます。


実際、上の事例を読んでいて、皆さまもそう思われたのでは?


ですが、私の考えは違います。


日々の仕事の疲れ・ストレスを負った身で、子どものケンカ・
大騒ぎ・大暴れに直面したら、平穏でいられるわけがないのは
きわめて当然のこと。

さらに言えば、その状況で怒りが爆発してしまうことも、
一概に悪いこととは言いにくいです。

なぜなら、「怒りの爆発」は、見方によっては人間が本来持つ
「自分を守る安全弁=限度を超えて我慢して病気になってしまうのを防ぐ機能」
とも言えるから。


「怒ってしまうこと」だけを改めようとしても、効果はありません。

一時的には自分に無理を強いてガマンできるかもしれませんが、
それはより一層大きなストレスとなるだけ。

いずれ、子どもに対して爆発するか、あるいは別の形(職場で爆発するか、
病気になるか、どこに出てくるかはわかりませんが…)で返ってくる
ので、
お勧めしません。


かと言って、子どもたちがケンカをすること、暴れること、騒ぐことは、
健全な成長プロセスの一部。

こちらを抑え込もうとするのも、適切ではありません。


目を向けるべきは、
『パパとママに、余裕がなくなってしまっている現状』です。


―パパの仕事が大変で、疲れとストレスがたまる。

―休みも少ししか取れず、自分の疲れを取るだけで終わってしまう
 (元気になった体で子どもと過ごす時間が取れない)

―ママも毎日、仕事と家事と育児でいっぱいいっぱい。

―たまに人を頼ろうとするが、頼れる相手が『疲れ切った日曜日のパパ』だけ。


そして、この現状を招いている原因は、ママ・パパが
「家事・育児のすべてを」「しっかりと」「自分たちだけで」
やろうとしている
こと。

この“原因”の部分を変えていくこと、強くお勧めしたいです。


変えるためのアプローチ、いくつか例を挙げて具体的にお伝えしますね。


(1)「パパの仕事が大変で、疲れとストレスがたまる」を変える

もっともドラスティックな方法は育児休暇の取得ですよね。
私も取得しました(もう10年も前のことですが…)が、
ガラッと状況が変わりますよ!

それ以外にも、
・期間限定で仕事の負荷を減らしてもらう

それが無理な場合も、
・自分で勝手に
 「子どもが幼稚園に入るまでは休日出勤しない!」
 「毎週火・水・木はxx時に帰ります!」
 などと宣言する


だけでも、変化は始められます。

(実際にその時間には帰れない日が多くても、その時間に帰ろうという
 意識が働いたり、周囲が気遣ってくれたりするケースが出てきます)


(2)「ママも毎日、仕事と家事と育児でいっぱいいっぱい」を変える

じじ・ばばに頼ることが最初に頭に浮かびますが、それができないから
『いっぱいいっぱい』なのですよね。

なので、思い切って家事サポートを依頼してみることがお勧めです。

「将来、教育費がかかる時期に備えてお金を貯めないと」と言う方もいますが、
目の前の毎日を犠牲にしすぎては、その“将来”だって危うくなってしまいます。

勇気をもってお金を使って解決することも、検討の価値があると思います。


(3)「頼る相手が『疲れ切った日曜日のパパ』だけ」を変える

近くにいる、似たような境遇の家庭とお互いに支え合う、という手もあります。

2家族で一緒に休日を過ごすと、
・子どもの世話から解放されて、家事に専念できる人
・家事から解放されて、子どもと遊んで過ごす人

との役割分担が可能になります。

大人が3人以上いれば、さらに
・交代で休憩しながら
・一緒におしゃべりしてストレス解消しながら

なども可能に。

この方法を取り始めると、緊急時にも強くなります。
子どもがお互いの家庭に馴染めるので、急用の時に預けたり預かって
あげたりが容易になるからです。

本当は「似ていない境遇の家庭」と支え合うことも可能なのですが、
どうしても負荷が偏りがちで遠慮が生まれてしまいやすいので、
まずは似たような家庭同士でトライしてみてくださいね。

~~~~

今日ご紹介した3つの方法、すべて私も実践した内容です。

どの方法も、最初にトライする前には、ちょっと高いハードルがあります。

―職場での立場が悪くなるのではないか、という不安

―お金がかかる、しかも結構高額…という戸惑い

―誘って断られてもイヤだな、という躊躇


あるいは

―誘うことで相手に無理をさせてても悪いよな…という遠慮

ですが、試してみて分かったのは、どれもトライする価値があるということ。

最初の“ハードル”は、どれも自分の心の中にしかありません。
跳び越える!と決心した瞬間には、ハードル自体が消失します。

ぜひ、勇気をもって変化を起こしてみてくださいね。
応援しています!


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Author:パパコーチ くろさわ
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