たくさん説明するより

 子どもが育つ“父親術”

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たくさん説明するより

唐突な質問で恐縮ですが、皆さんは慣れない外国語でコミュニケーションを
取らなければならない状況
を経験されたことはありますか?

海外旅行で。

外国の方に道を尋ねられて。

お店に外国人のお客さんが来て。

職場で電話に出たら、いきなり英語!



そんな時に一番困るのは、こちらが聞き取れない/理解できない単語が
あった時に、熱心に(善意からだとは思うのですが)だだーっ
説明されてしまうこと。


たった1文だって苦労しているのに、そんなに一気に喋られたら
絶対に理解不能ですよね(笑)


~~~~~~


では、日々子どもと接する中で、このような場面を経験したことはありませんか?


子どもに何か言って聞かせる

→ちゃんと伝わったか、子どもが理解したか、怪しい様子(笑)

→しっかり理解させるべく、もう一度みっちり言って聞かせる



お気づきでしょうか。
これ、外国語で苦労する場面と同じ展開を、子どもに強いているのです。


最初の『言って聞かせる』で子どもに伝わらないのであれば、
『もっと言って聞かせる』にどれだけ時間と熱意を費やしても、まず無駄。


一度言って聞かせて、手応えがなければ、

(1)もっと言って聞かせる

は無駄なので、


(2)別の言い方に切り替える

というのが、お勧めの方法の1つです。



具体的な切り替えの方法を、4種類ほどご紹介しますね。


(2-1)「しない」から「する」へ

言って聞かせている内容が「・・・しないで」の時は、
代わりに「・・・して」の内容に切り替えることがお勧めです。

子どもは「・・・しないで」と言われた時、他にアイデアが浮かばないがゆえに
結局同じことをしてしまう、ということがあります。

避けてほしい行動を確実に避けてもらうために、
代わりのアイデアを提供して、そちらを勧めてあげましょう。


(2-2)「なぜダメか」から「なぜ良いか」へ

止めさせたい行動について、なぜダメかを滔々と語っても効果的でないことが
ほとんど。

語れば語るほど、子どもの頭の中には『ダメな行動』と
『その結果引き起こされる悪い状態』でいっぱいになってしまう
だけ。

これでは、より良い別の行動を引き出すのは難しくなってしまいます。

代わりに「やめてくれると、どうして都合が良いか」を語って聞かせてあげましょう。

『物事がうまく行っている状態』が頭に広がった子どもは、
きっと違う行動を起こす勇気を持てるはずです。


(2-3)子どもの「悪い状態」から「良い状態」へ

ついついやってしまうのが、目の前の問題に、
過去の問題を被せて喋ってしまうというミス。

「そんな持ち方をしたらこぼれるよ!
 昨日もそんな持ち方をしてお茶をこぼしたじゃない」


やっていないつもりでも、結構、言ってしまっているものです。


子ども自身を引き合いに出すなら、せっかくなので良い状態のことを
話題にあげましょう。

「その持ち方だと、こぼれそうだね。
 今朝は両手でゆっくり運んで、上手にできたよね~」



(2-4)「理路整然」から「思いを伝える」へ

理屈で言っても通じにくい子どもでも、「パパの思い」「ママの気持ち」
などの感情面の情報だとすんなり通じることがあります。

「家の中で長いものを振り回したら危ないよ。
 コップにあたったら割れちゃうし、赤ちゃんだっているんだから」


「家の中で長いものを振り回したら、パパ、怖いなぁ。
 当たったら痛そうだし、コップが割れたらパパはすごく悲しいよ」


詳しく・わかりやすく・丁寧に『説明』することの代わりに、
率直に・簡潔に・穏やかに『気持ちを伝える』こと、試してみてください。



一度言って聞かせて、手応えがない時の対応として、
もう1つのお勧めの方法が、

(3)「言って聞かせる」方法から離れる

です。

子どもが大人の話を聞いて理解・納得するためには、一定の経験が必要です。

言い換えれば、自分自身が充分に経験したことがある内容に関してのみ、
大人の話を聞いて「ああ、なるほど!」と思える、ということ。

言って聞かせて手応えがない時は、この「自分自身の経験」が
不足している場合も、かなり多いです。

そんな時は、
大人があれこれ言って聞かせるよりも、
子ども自身がいろいろと経験して学ぶことが必要な時期にある、
と理解してあげたいところ。

「言って聞かせる」代わりに、「黙って見守る」ができるよう、
いつでも懐を深く持っていたいですね。

~~~~~~

あれこれ言っても効果がない時に言いすぎると、子どもの側に
「親の話を聞き流す」という習慣がついてしまうこともあります。

子どもを見ていると、言いたいこと満載でやきもきする気持ちも
よくわかりますが(笑)、そんな時に今回の話を思い出していただけたら、
うれしいです!


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