「褒める」に潜む危険

 子どもが育つ“父親術”

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「褒める」に潜む危険

“The BIG ISSUE Japan(ビッグイシュー日本版)”という雑誌、
ご存知でしょうか。

表紙に「ホームレスの仕事をつくり自立を応援する」と書かれている通り、
ホームレスの方たちが路上で販売している雑誌です。

販売の仕事を通じて販売者の自立を応援しながら、
購入者には社会的な問題に切り込んだ内容を発信する、
そんな事業です。

<参考:ビッグイシュー日本版ホームページ>

<参考:ビッグイシュー基金ホームページ>


ビッグイシュー基金の『巣立ち応援会員』としてサポートしている関係で、
私も毎号購読しているのですが、先月の198号に印象的な内容がありました。

それは、東田直樹さんという自閉症の方が毎号書いているコラム。

私の印象に残ったのは、

「毎日のようにみんなとの違いを指摘され続ける」

「たまに褒めらるのは、みんなと同じようにできたことを
 評価された結果であることがほとんど」


という部分。

こんな接し方を続けていれば、

―他の人と同じようにすることが大事

―自分らしくすることは認めてもらえない


とのメッセージになることは、明白です。

実際、東田さんも
「自分自身を認められている実感を持てない」
「自分を改造しなければならなくなる」

と書いています。


このことは、子育て全般でも共通して言えることです。

“褒めて育てる”との考え方は、だいぶ広く理解されるように
なってきていますが、褒め方・褒める内容によっては、かえって
悪影響になってしまう恐れがあること、気に留めておきたいものです。


「親の期待した通りにできた」
「先生の言う通りに動いた」
「決められた通りに行動した」


これらのことは、決して悪いことではありません。
ですが、こうした内容でばかり褒めることには、前述した危険が
多く潜んでいます。

こうした場面であれば、子どもを『褒める』というよりも、

『(お願いした通りにしてくれたから)親が助かった』

『(子どもの協力のお蔭で)先生がやりやすそうだったね』


との内容にした方が適切です。


本来褒めてあげるべきは、子ども自身を認め、自信につながるような内容です。

具体的には、その子自身の意思・意図で何かをがんばった場面がチャンスです。
そうしたシーンを見逃さずに、声をかけてあげましょう。

―大好きな電車図鑑を集中して見ていた

「ずっと集中して図鑑を見ていたね!
 コウタが電車が大好きだってこと、パパにも伝わってきたよ。
 いっぱい見て、どんどん詳しくなりそうだね」



―好きで描き始めた絵を、ついに描きあげた!

「おお!ついに描きあげたんだね!
 ユイが得意な気持ち、すごくよく分かるよ。
 パパも、この絵を見ているとワクワクしてくるなぁ!」



―自分で気付いて/思いついて、人に親切にしてあげた

「落し物に気が付いて、届けてあげたんだね。
 ユウセイのお蔭で、きっとすごく助かっていると思うよ。
 ユウセイが困っている人のことを考えてあげられていて、パパも誇らしい気分だな」



小学生になって、勉強していることを褒めるなら、
『言われたことをやった』『やることに決められているからやった』ではなく、

―自分で立てた目標を達成するために、勉強に取り組んだ

との内容で褒めてあげたいところです。

なお、ここでの“目標”ですが、ものすごく小さいものでOKです。

例えば
「夕飯までに、ドリル15番まで終わらせよう」
「土・日はいっぱい遊びたいから、宿題は今日のうちにやってしまおう」

などで充分。

実際に勉強していない場面でさえ、
「自分から宿題をやろうとしてノートを取り出した」
と褒めたって良いんですよ。

本人が「今、これをやる」という意思を持って、その通り実行したことを、
最大限の賛辞で褒めてあげましょうね。


子どもの自己肯定感を育み、自信を持てるように支えるために、
適切な褒め方を意識してあげていただけたら、私もうれしいです!


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