「短所をなくす」志向

 子どもが育つ“父親術”

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「短所をなくす」志向

小学生の子どもが、宿題の計算問題をやっている時。

計算は速いし、答えも合っている。でも、かなりひどい字。

「6」と「0」の区別がつかないし、ひどい時は「4」が「6」に見えたりも。


こんな場面では、つい『字の汚さ』が気になってしまうもの。

「なんだいそのひどい字は。もっと丁寧に書かなきゃダメじゃないか」

「そんな汚い字だと、計算だって間違えるよ」

「ちょっと~。もう少しまともな字は書けないの?」


などと声をかけたり、

人によっては書き直しさせたりすることもあるかも知れませんね。



このケースに限らず、どうしても親(親に限らず、子どもを教え育てる人)の
多くは子どもの『できていないこと』『足りない部分』『短所』を
気にして、弱点を消そうとする
アプローチをしがちです。

せっかく『できていること』『得意な部分』『長所』に気付いていても、
「○○ばかりじゃだめだ、△△も覚えないと」
と、短所をなくすことに意識が向けられます。

―計算が速くて正確な子には、「字が汚い」と。

―本が好きな子には、「たくましさが足りない」「たまには外で遊べばいいのに」と。

―ドリブル上手なサッカー小僧には、「周りが見えていない」と。


そこには悪意はなく、むしろ100%の善意・親心から
「欠点・弱点をなるべくなくしてあげたい」と考えてのこと。


ですが、この接し方は、子どもに自信をつけさせるためには不適切。
短所をなくすこと自体も、難しくしてしまいます。


別の考え方で「短所には目をつぶる。ひたすら長所だけを伸ばす」
という方針もありますが、ここではそのことを言っているわけではありません。

仮に「とにかく短所をなくす」との方針だったとしても、
上記の接し方は効果的ではない
、ということをお伝えしています。


短所をなくす、短所をなくす努力を促すために、効果的な接し方は
「できていること、得意なこと、長所、強みをたくさん言う」

だということ、心に留めておいてくださいね。

その上で、できていないこと・足りない部分について
“次に手に入れる長所”として伝えるのが良い
でしょう。

「○○がよくできているね!」
「だいぶ○○にも慣れてきたね!」


「次は、何を上達しようか?」
「あと、何を付け足したらもっと良くなるかな?」



言われる側の気分を考えると、簡単にご理解いただけると思います。

「本ばっかり読んでいないで、たまには外で遊んだらどうだ」

「いつもドリブルばかりするから相手にぶつかって止まっちゃうんだ。
 もっと周りを見なきゃダメだ」


これでは、現在の自分は“まともにできていない”という
マイナスからのスタート

仮に指摘された点を完璧に改善したところで、
それでようやく“人並み”になれるだけ、との気分になってしまいます。


その代わりに、こう声を掛けてみましょう。

「いっぱい本を読んでいるね。いろんなことに詳しくなれそうだ!
 本を読むことの他に、あと何が得意になれたら良いかな?」

「いつも積極的にドリブルを仕掛けているね!
 周りを見てパスも使えるようになったら、もっと活躍できそうだね」


これなら、現在の自分は“得意なこと・好きなことがある”という
プラスからのスタート

さらに、アドバイスされた点に取り組んだら
「“もっとすごい自分”になれる!」という気分になれそうです。


どちらの声の掛け方も、述べている事実関係は全く同じです。

それでも、言う側(教える側・育てる側)の意識の持ち方・語りかけ方を
変えるだけで、子どもの「やってみよう!」という意欲や、
苦手なことに継続的にチャレンジできる可能性が大きく異なります。


ぜひ、

―短所より、長所について多く話してあげて、

―現在の短所は「次に手に入れる長所」と思って、努力を促す


とのスタンスで、接してあげてくださいね。

子どもの成長を引き出せるだけでなく、「毎日がより楽しく過ごせる」
という、シンプルで素敵なオマケもついてきますよ!


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