言わんこっちゃない!

 子どもが育つ“父親術”

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言わんこっちゃない!

今日は最初にうちの息子の体験談をご紹介します。

現在小学校6年生で、最近は中学生サッカーチームの練習体験会に
いろいろ参加しています。

基本的には自転車で行ける範囲ですが、たまに電車に乗って
ちょっと遠方まで出かけることもあります。

先日も、自宅から自転車→電車→バスと乗り継ぐ必要のある会場での
練習体験会に参加する、との話が出ました。

ですがその日は、私も妻も都合がつかず同行してあげることはできません。


妻は、参加に反対です。

まったく行き慣れていない場所で、しかも電車からバスに乗り換えるのは
かなり大きなターミナル駅。北口だけでも16か所のバス乗り場から
48系統のバスが出ているような所です。
どう考えても心配だ
、という意見。

一方で私は、参加に賛成。
息子自身がパソコンで調べて、会場の地図・バスターミナルの乗り場マップを
印刷しており、何より本人が『大丈夫、行く』と言っています。
仮にうまく行けなかったとしても命を失うような心配はありませんし、
いい経験になる
、との意見。



相談の結果、本人の強い希望もあって、参加することになりました。

妻の携帯を息子に持たせる、私が仕事の後に立ち寄って帰りは一緒に
帰ってくるということで、妻も納得して送り出すことに。


はたして息子は、無事に会場に到着することが
 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
できませんでした

タネを先に明かしてしまうと、正しいバスには乗ったものの、
降りるべきバス停を見逃してしまったようです。

しかし、本人はそんなこと気付いていませんから、終点で下車して
「どうやら、違う行先のバスに乗っちゃったみたい」
「今終点で降ろされて、自分がどこにいるかもわからない」

と困って自宅へ電話してきたとのこと。

そこで「同じバスに乗って駅まで戻って、そこからやり直す」との
アドバイスを得た息子、駅に戻る途中で目的のバス停がアナウンスされ、
下車して、開始時刻には遅れてしまったものの、途中から練習体験会に
参加できました。


この顛末を受けた妻の感想は、
「だから言わんこっちゃない。やっぱり無理だったんだ。
 今度からは私が一緒に行かなきゃ」


私の考えは、
「良い経験ができた!これで次回はもっとうまくできる。
 そして何より良かったのは、
 『大変だ!と思う状況でも、実は解決できる』という体験ができたこと。
 これからもいろいろな経験を積んで、
 『どんな状況だって、きっと対処できる』という自信を身に付けられたらいいな~」



妻と私、どちらも間違ったことを考えているわけではありません。

ただ、妻が比較的「子どもを守る、安全第一」の志向であるのに対して、
私が「子どもを伸ばす、成長第一」の志向が強いという、方向性の違いがあるだけ。

どちらも『正しい』ことを考えているので、「どちらが正しいか」との議論を
戦わせることは無意味です。

大切なのは、子どもの成長・発達や自立度合い・性格・意向などに合わせて、
どちらの“正しさ”をどれくらいのバランスで使うのが適切かを話し合うこと。

ただし、その時には『親の色眼鏡を外して子どもを観る』ことと、
現状に合わせず、105%くらい』を意識すること、
心に留めておいてくださいね。


親の期待や希望(これくらいできるようになってほしい)、
思い込み(この子には無理に決まってる)、
予想(これができるようになるのは、まだ先だろう)などの
“色眼鏡”は、子どもの現状を見る目を曇らせます。

人は自分の考えに合う事実を「自分の考えが正しい証拠」として脳にインプットして、
合わない事実は「例外」「特殊な状況における異常値」として脳に入れず流してしまう、
という性質があるので、この『色眼鏡を外す』は極めて重要です。


また、子どもは自立度0%の状態の赤ちゃんから、
自立度100%の大人に向けて成長している途中にいる存在です。

いつでも「現状に合わせて」接することより、
「現状よりちょっと成長した状態」に合わせて接することが
むしろ自然だということに気付いて、
日々『現状の105%くらいのイメージ』を持って子どものチャレンジを認めてあげるべき。



今日の例は小学生の話でしたが、就学前の小さな子どもたちにも
同じことは言えますよ。

―自分でお茶をコップに注ごうとしている

―自転車に乗ると言い出した

―包丁できゅうりを切っていたら「わたしもやるー」

―自分の指に絆創膏を貼るのに、自分でやりたがる


簡単に「ムリだろう」と言ってチャレンジの機会を取り上げてしまうのではなく、
子どもの体験に寄り添って(失敗して、後始末するところまで寄り添って)あげて、
さらに次のチャレンジを励ますくらい、してあげたいものです。

~~~~~~

ちなみに、遅れて練習体験会に参加した息子ですが、
サッカーが始まってしまえば気分も元通り、普通にプレーしていたそうです。

ちょうどミニゲームが始まったころに私も到着して見ていましたが、
しっかり声も出しながらプレーして、ちゃっかりゴールまで決めていました(笑)

~~~~~~

子ども自身の意欲が湧く瞬間を見逃さず、いろいろな経験ができるよう
見守り寄り添っていただけたら、私もうれしいです。


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105%ぐらいっていうのは感覚的にですが、わかりますね。それによって成長できるし、それ以下だと、同じことの繰り返しになるかもしれないし。
私も「かわいい子には旅をさせよ」と思うのですが、たまに「男子だったらいいなあ」と思うこともあります。とくに、ひとりでおつかいとか、旅行系は、女子だといろいろと心配ごとの種が増えるので。。。
料理とか、掃除とか、お手伝いとかをとりあえずチャレンジさせるところから開始でしょうかね。
山登りとか、宿泊研修、キャンプなどもいいかもしれませんね。
たしか、2度めのコメントになるかも知れません。
ウチの場合は先日、行き先の違うバスに親子で乗ってしまい「あれぇ?」となったのですが、2人で失敗するのもまた楽しい経験ですね。
ちゃいさん、コメントありがとうございます。

そうですね。家庭内でもチャレンジできることはいっぱいあるので、まずはその中で子ども本人が興味を示すもの、どんどんトライさせてあげるというのは良い案だと思います。

できれば旅行にも行かせたいな、とも思いますが、やっぱりちょっと心配かもしれませんね。
我が家では、夏休みや冬休みにキャンプに参加してしますよ。
小中学生(一部幼稚園生対象のものも)向けのキャンプが何種類もあって、子どもが興味を持つものを選んで、参加しています。
親元を離れての生活は、ものすごく自信がつくみたいです。
papaさん、コメントありがとうございます。

そうですね。親子で一緒に失敗して、リカバーして、というのも素敵な体験ですね。
親がどのようにリカバーするかを間近に見ることができるので、子どもにとっても大きな学びになりそうです。
それに、「多少の失敗は、落ち着いてよく考えれば、何とかリカバーできるものだ」という経験が得られるのもうれしいですね。











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パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
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