あえて言葉に出して

 子どもが育つ“父親術”

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あえて言葉に出して

次のような光景を思い浮かべてみてください。
子どもは幼稚園児くらいの年代です。

--------

玄関には、泥だらけの靴。
リビングを見ると、子どもが脱いだ服が散乱しています。
子どもはキッチンにいました。さっぱりした顔で麦茶を飲んでいます。
ただ、その足元には麦茶が点々と。。。


--------


どう感じましたか?

実際に日常生活でこんな場面に出くわしたら、多くの方はイラッとされるのでは。

「脱いだ服は洗濯カゴに入れなさいっていつも言っているでしょう!」
「こらーっ!すぐ片付けなさい(怒)」

「麦茶をこぼしたら、すぐに拭かなきゃダメじゃないか」
「あーまた麦茶こぼしてる(怒)」


あるいは、やれやれと思って服を拾い集めたり、床を拭く方もいるかもしれません。

~~~~~~~~

話は変わりますが、

「子どもの“よくできたこと”“よくがんばったこと”について、
 言葉に出して認めて・褒めてあげよう」


という考えについては、皆さんにも賛同いただけると思います。

ですが、それらの“よくできたこと”“よくがんばったこと”は、
自分と身近な人にとっては、すぐに“いつものこと”“当り前のこと”になってしまう
というのも一面の事実。

今日お伝えしたいことは、この点です。

「“いつものこと”“当り前のこと”になってしまった後も、認めて・褒めてあげよう」


仮にある子どもがいて、1日のうちに“できること”が50%、
“できないこと”が50%だったとしましょう。

ですが、できたことの多くが“当たり前のこと”として意識されずに流れてしまう
ままにしていると、実感としては『できる20%:できない80%』になってしまいます。

そんな毎日を送っていれば、「ボクってダメだなぁ」と思えてきてしまっても
仕方がないですよね。

こうなる代わりに、“できること”を認める声掛けをして、
子どもが“できること”を正しく認識できる機会を作っていれば、
適切な自信を育むことが可能になるのです。


さて、冒頭の例に戻ります。

--------

玄関には、泥だらけの靴。
リビングを見ると、子どもが脱いだと思しき服が散乱しています。
子どもはキッチンにいました。さっぱりした顔で麦茶を飲んでいます。
ただ、その足元には麦茶が点々と。。。


--------

冒頭に書いた反応――叱るにしても、呆れながら後始末するにしても――は、
いずれも意識が「散乱している服」「床にこぼれた麦茶」に向いている点は同じです。


この場面で「子どもに“できること”を正しく認識させる機会を作り、
適切な自信を育む」ためには、どうしたら良いでしょう?

落ち着いて状況を観察して、その向こうに隠れた事実の数々に
気付いてあげる必要があります。

―子どもが『どろんこ服のままで家の中で過ごしてはいけない』
 と気づいたこと

―子どもが自力で服を用意して、着替えたこと

―もしかしたら、自分でシャワーも浴びたかも?

―麦茶を自分で出して用意したこと

―もしかしたら、麦茶はもっと大量にこぼしていて、
 その大半は自力で拭いたのかも?

―これらのことをする間、親を頼らずに自分でやりきったこと



そして、気付いた点については、それがすでに“当たり前のこと”
だったとしても、言葉に出して認めて・褒めてあげる。

「タッくん、着替えたんだね。泥んこのままでお家の中を汚さない
 ようにしてくれて、パパ、すごく助かるなぁ!ありがとね」

「自分でタンスから服を出して、着替えたんだね!」

「麦茶も自分で用意できたんだね」



“できていないこと”を言うのは、その後でも遅くはありません。
さらっと簡潔に、前向きに指摘してあげましょう。

「脱いだ服を洗濯カゴに入れたら、全部できあがりだね!」

「残っている仕事は、床の麦茶を拭くことだけかぁ。
 タッくん、自分でできそう?」



このように“当たり前にできること”を認めようと思うと、
そのネタは無数にあることに気付いていただけると思います。

幼児であれば、
・着替える、靴を履く
・手を洗う、うがいをする、トイレに行く、歯を磨く
・道路の端を歩く、交差点で止まる
・欲しいものを自分で取り出す
などなど。

小学生くらいなら、
・食事の準備・片づけを手伝う
・衣類をタンスにしまう
・翌日の荷物を用意する
・宿題をする
などなどなど。

これらを全て見つけて、認めよう・褒めようとするとキリがありません。
なので完璧を目指すことは無意味です。

ちょっと気にして、これまでよりは少し多めに声をかけてあげよう
――それくらいの気持ちで子どもに接してあげていただけたら、私もうれしいです!


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