度胸をつける

 子どもが育つ“父親術”

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度胸をつける

時々ご相談いただく内容の1つに、
「子どもに度胸をつけさせるには、どうしたら良いか」
というものがあります。

具体的な状況とともにご相談をいただくことが多く、

―発表会になると緊張して練習通りにできない

―試合になると萎縮してしまう

―試験本番で普段の実力が発揮できない


などの問題を発端に「子どもに度胸をつけさせないと…」と
案じられているケースがほとんどです。


こうしたご相談に対する私からのお答えは、いつも同じ。
『ひたすら共感してあげてください』です。

「そうかぁ、発表会は緊張するんだね。
 よその人が観に来ている(聴きに来ている)もんね」

「そうだよね、試合になると緊張しちゃうよね。
 いつもできることも、試合だとできなくなっちゃうよね」

「試験本番だと、緊張しちゃうんだね。
 試験って独特の雰囲気があるしね」

「わかるな~、その気持ち。パパ(ママ)も子どもの頃
 そうだったから」


とひたすら共感してあげることを、お勧めしています。


先生やコーチなどの指導者であれば別の接し方もありますが、
親はとにかく“共感”です。


なぜ“共感”ばかりを勧めるかの理由、ご説明しますね。


これらのご相談事例での当座の目標は、

―発表会でもリラックスして練習通りに発表する

―試合でも度胸よくプレーする

―試験本番でも舞い上がらずに普段通りの実力を発揮する


ですよね。

まず、単純な問いです。

―親が『リラックスして!』『気持ちを強く持って!』
 『舞い上がらずに、普段通りの気分で!』と言えば、
 目標が達成できるか?


を考えてみてください。

「できない」ということ、すぐにわかりますよね。
(できたら苦労してませんよね(笑))


では逆に、

―仮にその目標が達成できたとしたら、そこに至るプロセスは
 どんなものだろう?


を考えてみましょう。

充分な準備・努力をしておくことが前提ですが、それに加えて、きっと何かの
きっかけ(それが何なのか具体的にはわかりませんが)があって、本人がハラを決めて
『ビビッていても仕方ない、思い切りやるぞ!』と気持ちを切り替えた――おおかた
こんな具合でしょう。

だから、目標が達成されるためには、子どもがそのプロセスの
流れに乗れるように接してあげれば良いわけです。

さて、「どうすれば、そのプロセスの流れに乗れるか」ですが、
ここに越えるべき大きな壁があります。失敗のリスクです。

―のびのび発表して、大きなヘマをしたらどうしよう。

―思い切りプレーして全然通用しなかったら、
 ダメな選手だって思われるんじゃないか。

―実力を出し切っても不合格だったら…


感じ方には個人差がありますが、この壁、ものすごく高くて大きい
ということは、わかっておいてあげたいところ。


そこで、周囲の支えが必要になるのですが、支え手の立場によって
効果的な支え方が異なります。


先生やコーチなどの指導者であれば「励ます」ことも大切な役割になります。

壁を乗り越えることの意義とメリットを理解させ、他の人も同じ道を
通ったことを伝え、「よし、ボクもやってみよう」と思えるように。


親であれば「安心させる」ことが最重要です。

ここでの子どもの“安心”とは、
「仮にうまく行かなかったとしても」
あるいは
「やっぱり萎縮してしまって普段通りできなかったとしても」、
自分のことを認めて、受け入れてもらえる
――と確信できること。

普段から、いつでもどんな時でも(特に自分の弱い面、よくできて
いない面を出している時に)、親が共感し続けてくれていると、
この確信=安心が持てるようになってくるのです。


「がんばって」「しっかり!」「大丈夫だよ」と言い続けると、
子どもには
「パパ/ママは、ボクに頑張って/しっかりして/大丈夫であって欲しい」
「そういう“良くできている”時のボクなら認めてくれる」

というメッセージが伝わります。

すると、子どもへはリラックスとは正反対の影響を与えることに。
「頑張れていない状態、しっかりしてない様子、デキの悪い姿は
 見せられない」

とのプレッシャーが強まり、当初の目標から遠ざかる結果を招いて
しまうのです。


反対に、どんな時でも
「うん、うん」「そうだよね」「そっかー、そう思うんだね」
共感し続けてあげていると、子どもの受け取るメッセージは
「パパ/ママは、いつでもボクのことを認めてくれる」
「ダメな時も変わらずに認めてくれる」

となります。
これを続けていれば、いつか安心感が充分に高まった時に、
失敗のリスクを冒す(=壁を超えるためのチャレンジをする)
勇気が持てるようになるのです。


1つだけ覚悟が必要なのは、その“いつか”が完全にケース・
バイ・ケースなこと。
1週間かも知れないし、3か月かもしれないし、2年かも知れません。
結果を急いで求めず、まずは親がハラを決めて支えてあげる必要が
あることは、心得ておいてくださいね。



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