ケンカ適齢期

 子どもが育つ“父親術”

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ケンカ適齢期

講演などで、よく
「子どものケンカは、ある種のコミュニケーションの練習でもあるんですよ」
とお伝えしています。

ただ、簡単な状況ではなく、お互いに反発しあう状況でのコミュニケーションなので、
難易度はかなり高めです。
子どもは何度も失敗を繰り返しながら、何度も練習を繰り返します。

時には「もうケンタなんかキライ!」となってしまったり、
叩いたり叩かれたりしてしまうことも出てきてしまうでしょう。


ですが、立ち直りが早く、気持ちをすぐに切り替えられるのも、
子どもの特徴です。

さっきまでケンカしていた相手と、10分後には楽しそうに遊んで
いる――なんてことも、しばしばありますよね。


さて、ケンカの経験を通したコミュニケーションの練習という面を見ると、
ちょうど良い年頃――言うなれば“ケンカ適齢期”――というものがあります。


2~3歳くらいまでの子ども同士でも、モノの取り合いなどは発生します。
ですが、相手の言い分をふまえて自分の主張をするような“コミュニケーション”には、
まだなりにくい年代です。

この時期は、叩く・噛みつくが始まってしまう前に介入して、
「『貸して』って言おうね」
と優しく声をかけてあげるようにしましょう。
(ただし、ご注意ください!この年頃は、何度言っても子どもが自分から
 『貸して』と言えるようにはならないものだ、と覚悟しておく必要があります。
 同じ場面が繰り返されますが、イラつかず毎回穏やかに声をかけてあげましょうね)



一方で、7~9歳を過ぎてくると、だんだんとやり取りが複雑になってきます。

「・・・って言ったんだから、・・・でなきゃおかしい」

「だったら今は・・・でいいけど、今度からは絶対・・・だからな」


など、複数の要因を結びつけた主張が出てきます。

時には、やや陰湿な意地悪が発生する可能性も出てくる時期でもあります。

また、記憶が蓄積されるようになってくるため、毎回毎回その場限りの話で
終わらず発言に時間的な厚みが出てくるのも、この年頃以降の特徴です。

「あの時ユウキが・・・って言ったから・・・した。
 その次の時は・・・だった。だから今回は・・・でなきゃズルい」


…こんな複雑なことも、4年生~6年生くらいになると言うようになります。

これらの複雑なコミュニケーションが、往々にして大人の目の届かないところで
発生するのが、この年代の特徴です。


幼少の頃のケンカに親が介入しすぎ・保護しすぎてしまうと、
子どもは経験不足・練習不足の状態でこの複雑なコミュニケーションの中に
放り込まれてしまう
ことになってしまい、それはそれで子どもが可哀想です。


なので、3~7歳くらいの間に、単純で後腐れのないケンカを経験させておいて
あげることが、とても重要になのです。

親としては、
子ども同士で遊ぶ機会を作ってあげることと、
多少のケンカは止めずに見守ること
この2点を意識しておきたいところです。


子ども同士のケンカに立ち会っていると、時には「いつもケンカばかりで…」
と思ってしまうこともあるでしょう。

そんな時、こういった『コミュニケーションの練習』という側面があることを
頭の隅におきつつ見守ってあげていただけたら、私もうれしいです。


にほんブログ村 子育てブログへ
ブログランキングに参加しています。
クリックお願いします~♪


スポンサーサイト













管理者宛の投稿

プロフィール

パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

■自己紹介はこちら■

著書のご案内

このブログでご紹介してきた内容のうち、2~3歳から小学校低学年までの子ども向けの内容を厳選して、1冊の本にまとめました。
基本的な生活習慣を確立しながら、子どもがのびのびと育つコツが満載です。

著者へ直接注文(特典あり)のご案内

Amazonでご購入は、こちら
 ↓ ↓ ↓

最新記事
最新コメント
検索フォーム

RSSリンクの表示
リンク
QRコード

QRコード


 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。