思いやりは“技術”

 子どもが育つ“父親術”

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思いやりは“技術”

子育てのアンケートで
「子どもには、将来どのような人になってほしいですか?」
と尋ねられたら、どう答えますか?

ちょっと古いデータですが、ベネッセ教育総合研究所の2003年の調査
(未就学児対象)では、

「からだも心も健康な人」(81.9%/複数回答あり)
「まわりの人に思いやりがある、心やさしい人」(81.8%)

の2つが、堂々トップでした。

どちらも、とても大切なことですよね。
私も共感しますし、実際に子育ての中でも意識しています。

今日は、子どもが「まわりの人に思いやりがある、心やさしい人」
に育つための接し方について、お伝えします。

~~~~~~

子どもは本来、自己中心的です。
それはそれで自然なこと。「うちの子はデキが悪い」などと心配する
必要はありません(笑)

だからこそ、思いやりについては親が導いて学ばせてあげる必要が大きい
という事実に、冷静に向き合えばいいことです。

とは言っても、子どもに
「思いやりは大切」
「ひとの気持ちも考えなさい」

と言い続けたとしても、まず効果は期待できません。
(この接し方では、たぶん『偉そうに説教する』という行動を
 まねて習得するだけかも(汗))


子どもの本質・性質を理解した上で、適切に導いてあげることで、
思いやりを身に付けられるようサポートしてあげましょう。

子どもは『ひとを喜ばせたい』という“思い”を、生まれつき
持っています


ですが一方で、『相手が何を喜ぶのか=他者の感じ方』を理解する
スキルはありません。
幼い子が、食べ物を親の口に無理矢理入れようとしたり、子どもの
遊びに親を誘ってくるのを見れば、わかりやすいですよね。

このスキルは、経験を通じて学び身に付けるべきもの。
ここに親の役目があるということ、心得ておいてください。


(1)相手の立場に立つ

×「相手の立場になって考えてごらんなさい」

この言い方、よく聞きますよね。
でもそれで理解できるのは、すでに思いやりの技術を身に付けた子だけ。
これから身に付けようとしている子には、役に立たない言い方です。


△「さっき砂場で、シンタロウがバケツ貸してっていったでしょ。
  でもコウちゃん、バケツ使ってなかったのに、貸してあげなかったよね。
  その時、シンタロウはどう思ったかな?」


こういった投げかけも、効果は出にくいでしょう。
子どもの記憶は、自分が中心となって構成されています。
ある場面で急に他者視点を要求されても、対応できない方が普通です。


お勧めなのは、物語の最初から他者視点で振り返ること。

○「むかーしむかし、あるところに、シンタロウという男の子がいました。
  ある暑い日に、シンタロウはママと公園に行きました。
  すると砂場には、仲良しのコウちゃんがいました。
  コウちゃんを見つけたシンタロウは、まっすぐ砂場に行きます。
  何を作ろうかなーとあたりを見回すと、コウちゃんの横に
  ちょうどいいバケツがありました。コウちゃんは使っていないようなので、
  シンタロウはバケツを借りて山を作ろうと思いました。
  勝手に取ったら悪いので、コウちゃんに「かして」と言います。
  するとどうでしょう。コウちゃんは「だめ」というでは
  ありませんか。
   ・
   ・
  ねえコウちゃん。シンタロウ、どんな気持ちだったろうね。」


これから初めて学ぼうという子どもには、これくらい丁寧に
なぞってあげるのがちょうど良い教え方です。


(2)人によって感じ方が違うことを知る

他者の感じ方を想像することと並行して、
「(同じ状況でも)人によって感じることが違う」
ということも、実感する機会を作ってあげましょう。

例えば、真夏の暑い日にプールを出して水遊びしながら、

―気持ちいいねー!暑い日はやっぱりプールが一番だね☆

―リュウノスケは、こんな日もプールよりサッカーしたいって言う
 のかな?

「うーん、リュウノスケもプールがいいって言うよ!こないだも
 プール好きだって言ってたもん」


―そうかぁ。じゃ、新潟のおばあちゃんはどうかな?

「えー(笑) おばあちゃんはプール入らないよ~」

―そうかもね。じゃあサッカーかな?


「サッカーしないよ! アイス食べるんじゃない?」

こんな会話をするだけでも、子どもには良い経験になりますよ。


さらに発展して、
(3)同じ人でも、時・状況によって感じ方が違うことを知る
ことを実感するおしゃべりを取り入れても良いでしょう。

~~~~~~

実際にしっかりと他者視点に立って、自分視点と切り分けてものを
考えられるようになるのは、ほとんどの場合、小学生になってから。

それまでは、
「ちゃんとわからなくてもいい、ただ、そういう(他人の立場に
 なってみるという)考え方もあることに、触れていればOK」

程度の緩い感覚で、接してあげていてくださいね。


親の適切な導きで、他人の感じ方を察する経験を豊富に積むことが
できれば、やがて子どもは「相手の気持ちを思いやる」という技術が
身に付きます。

そして、その技術があれば、生まれつき持っていた「人を喜ばせたい」
という“思い”を、適切な行動で表現することができるようになるのです。

かなり気の長い取り組みではありますが、効果はきっと出ます。
気にかけてあげていただけたら、私もうれしいです!


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こちたろう日記のこちたろうです。日々の出来事をブログにしてます。内容の薄いブログですが、よかったら訪問していただけたら幸いです。よろしくお願いします。
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こちたろうさん、訪問&コメントありがとうございます。

手料理写真の数々、拝見しました(^_^)いつも美味しそうな食事を作られていますね!

よかったら、またこちらにもお越しくださいね。
二児の親として、ぜひこの方法を使わせてもらいたいと強く感じました。

そしてタイトルにいれましたが、私の親に、この内容を学んで欲しかったです。

自分がよかれと思ったものは、他人も喜ぶはず、いや喜ぶべきだ、父も母も、そう信じて疑いません。

そんな親に介入され、つまらない思いを重ねてきてしまったと、今ごろ気がついたのです。

私は「納豆好きもいれば、大嫌いな人もいる」「だから私が好きなものを、憎んでいる人もいるはず、そのくらい思っていてちょうどいいくらい」と考えるのですが、親たちには全く理解できないようなんですね。

もうあきらめるしかないのか、と思いつつ…
cocue-cocueさん、

コメントありがとうございます。
参考にしていただけるとのこと、うれしいです。


親世代に対するお悩み、お気持ちお察しします。
私の印象では、物質的に豊かであることへの情熱がすごい、と感じたことがあります。
何度言っても料理をたくさん出したり、苦手と言っても「すごく新鮮なのが手に入ったから」と出したり。

cocue-cocueさんの状況でヒントになるかはわかりませんが、
・相手の気持ちに対しては、しっかり感謝を伝える
・要らないものは要らないと、笑顔ですっきり断る

「ありがとうございます、いつも気にかけてくれて、すごく嬉しいです!
 ただ、これは食べません。せっかく用意してもらったのに、すみません(^o^)丿」

といった具合で対応していたら、半年くらいでこちらの考えを理解してもらえるようになったことはあります。


他者の考え方を改めさせようという努力は、ほとんどの場合で摩擦を生むだけで成果が出ないので、あまりムキにならないのが一番かもしれませんね。

cocue-cocueさんがお子さんに対して、誠実に大切に接してあげられていることだけでも、充分に素晴らしいなぁ!と思います。

これから、ちょくちょくお邪魔させていただきます。今後ともよろしくお願いします。











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パパコーチ くろさわ

Author:パパコーチ くろさわ
子育てアドバイザー

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