暴言が心配

 子どもが育つ“父親術”

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暴言が心配

「バカ!」

「死ね!!」


子どもが、こんな言葉を使いだした…

そんな時の親の心配・不安はとても大きいもの。
しかも、「どう対処して良いかわからない」という戸惑いもあります。

―わが子がそんな言葉を使ったことに驚いて、どう返事をして
 いいか思いつかなかった。

―誰でもいつかは通る道、と頭では考えても、いつまでも続く
 暴言に不安になる。

―叱りつけても逆効果で、どんどんエスカレートするだけ。



~~~~~~

今日は、この問題についてお届けします。

(1)そうした言葉を覚えるきっかけ
 ↓
(2)子どもが暴言をはく理由と、その対処法


の順番で、ご説明しますね。


(1)どこで覚えてくる?

まず最初に、子どもが乱暴な言葉を使う、最初のきっかけについて。

子どもが新しい言葉を使うのは、(乱暴な言葉に限らず)すべて
人のマネから始まります。

友達、きょうだい、親、先生。
時には、本や紙芝居の中の登場人物の使っていた言葉をマネして
使うこともあります。

ここで安易に「では、乱暴な言葉に触れさせなければいい!」
考えるのは要注意
です。

子どもの触れる情報や相手を、親が制限してコントロールできるのは、
とても小さいうちの一時期だけ。

どんな子も、やがては親を離れて「保育園」「幼稚園」「学校」「職場」
などの社会に出ていく時期が来ます。

乱暴な言葉などの“触れさせたくないもの”への付き合い方を
学ばせずに送り出すのは、かえって危険。
それではむしろ、子どもが可哀想です。

その子の人生の中で、出遭うタイミングに出遭ってしまうこと
自体は受け入れた上で、その後の対応を考えたいところです。


(2)なぜ、使う?

次に、子どもが乱暴な言葉を使う理由について。

これは大きく分けて2つあります。
それぞれについて、理由と対策を詳しくお伝えしますね。


(2-1)覚えたら、使ってみたい

1つは単純に「覚えたら、使ってみたい」という欲求。

これは説明不要ですよね。
新しく覚えた単語が、一時的にブームになったり、
外国語を覚えたての子が、やたらと使いたがったり。

その「使ってみたい」という衝動は、言い換えれば

「耳で聞いただけの新しい言葉を、自分で言ってみたり、
 相手の反応を見たりすることを通じて、理解と記憶を深めたい」


という本能的な学習の欲求です。
この学習本能は伸ばしこそすれ、押さえつけるべきものではありません。

「そんなこと言っちゃいけません!」
「ダメでしょ!そんな言い方したら」


など、頭ごなしに否定したり叱りつけることは、控えましょう。

その代わりに、子どもの学習本能に寄り添って適切な“学習”が
できるよう対応するのが、デキる親の接し方。


―おとうさん、バカ!

「うわ、『お父さん、バカ』かぁ」

→まずは頭ごなしに叱らず否定せず、そのまま受け止めます。


「『バカ』って言われると、なんか悲しいなぁ」

→乱暴な言葉が人を傷つけるということを、『パパを悲しませた』
 という経験を通じて学ばせてあげます。


「もし何か嫌なことがあったんなら、何がどう嫌だったか、
 言っても良いからね」


→さらに、問題が発生しても相手を否定するのではなく、
 問題点にフォーカスするという対処法を伝えます。


このように適切な学習体験を子どもに提供してあげることができていれば、
子どもは自然と穏やかで適切な言葉遣いを学ぶことができますよ。


(2-2)ストレス発散

子どもが乱暴な言葉を使うもう1つの理由は、ある種のストレス
発散です。

―親から離れている間にすごくがんばってきた。

―イヤなこと・腹の立つできごとがあった。

―不安・不快感を一生懸命こらえた。


こどもがこのような時間を過ごした後で、ストレス・疲れを発散させる
ために態度が悪くなることがあります。

この場合も、頭ごなしに否定したり叱りつけたりすることは不適切。

仮に“乱暴な言葉”を封じ込めることに成功したとしても、
ストレス・疲れは別の出口に向かうだけ。
最悪の場合は、出口を失って子どもの中に積もっていってしまいます。

それに、そもそも子どもは、それが「使ってはいけない言葉」だと、
ちゃんとわかっています。

その証拠に、言う相手をしっかり選んでいるでしょう?
(家庭外では使わず、親など身近な人にだけ言うケースが多いです)

「悪い言葉」と知っているから、ちゃんと外の社会では我慢して、
甘えられる相手だけにぶつけて、ストレス・疲労を発散する。

そこまでわかっている子に、
「それは悪い言葉」
「そんな言葉は使っちゃダメ」

と説教しても無意味
です。


いえ、無意味どころか、逆効果かも知れません。

こういう時の子どもは、心のどこかで
「こんな悪い言葉を使うボクでも、受け止めてくれるかな?」
との一抹の不安を抱えています。

そんな時にいきなりお説教では、
「パパ/ママは、“いい子”の時のボクだけが好きで、
 “悪い子”の時は嫌いなんだ」

との印象を与えてしまいます。

これはつまり、
「どんな時でも、ありのままの自分を、無条件に認めてもらえる」
という自己肯定感・自尊感情を損ねてしまっている
、ということ。

安易に『子どもに正しいことを教える』という接し方は、
時に期待と全く違う結果を招くこと、注意してくださいね。


こんな時は、ストレス・疲れそのものを癒すことに集中すべきと
心得ましょう。

具体的には、

受け止める → 気持ちを言葉でなぞってあげる → 身体を落ち着かせる

の順番です。


―ママなんて、死んじゃえ!

「あら、ヒロは「ママなんて死んじゃえ」って思ったの」

→ひとまず、受け止める。


「今日の幼稚園で、すっごくイヤなことがあって、腹が立っているのね」

→子どもが荒れている原因を推測して、思い当たるものを言葉にしてあげる。


「そんなに腹が立っているなら、もう新聞びりびりするしかない!
 ママも破っちゃおう!」


→煮えくり返っているハラワタを落ち着かせてあげるために、
 手ごろな活動を提案して誘ってあげる。

※参考:『新聞びりびり』とは


怒りならこうした遊びで発散させてあげて、
疲れなら昼寝で回復させてあげて、
不安なら膝に座らせてゆったりした時間を過ごして安心させてあげる。


こうして接してあげていれば、子どもの気分は徐々に落ち着いてきます。

加えて、自分の気持ちを表現するための言葉「腹が立った」「悲しくなった」
「不安だった」
などを習得するという効果も出てきます。

これによって、

「自分の気持ちをうまく表現できないから、
 このストレスを暴言の形で吐き出す」


から、

「自分の気持ちを言葉で表現して、受け止めてもらう」

へと、子どもの行動パターンを成長させてあげることができるのです。


~~~~~~

子どもが『問題行動』と呼ばれるようなことをする時には、
必ず何か理由があります。

それを見つけて、適切な接し方を選んであげることを意識して
いただけたら、私もうれしいです!


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