自転車に乗って

 子どもが育つ“父親術”

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自転車に乗って

今日のテーマは、自転車での外出について。

子どもは一定の年齢になると、自分だけ・子どもたちだけで遊びに行く
ようになります。

そんな時期が来る前に、なんとか安全な自転車運転技術を身に付けさせ
たいですよね。

子どもに安全な運転を教えることに使える時間は、自転車に乗れるように
なってから、子どもだけで出かけるようになるまでの数年間しかありません。

その限られた数年間で、一緒に自転車外出する機会を通じて教えられるかが勝負。

今日は、子ども自身が適切な乗り方を覚えるために、大人の側が気を付ける
ことや、教え方のコツなどをお届けします。


まず、必ず覚えておきたいのが
「子どもが前を走り、大人が後ろを走る」
という原則です。


大人が前を走り、子どもが後を追うスタイルには、かなり多くの
問題点があります。

・大人が、子どもの様子を見ることができない

・子どもの様子を見るためには後ろを振り返る必要があり、危険

・子どもが、大人の自転車だけを見て運転するクセがつく

・車間距離が短くなりがちなので、ブレーキ時に追突しやすい

・子どもが遅れて大人と離れてしまった時、子どもが声を上げないと
 気が付かない/その時には遠すぎて声が聞こえない恐れもある

・トラブルが起きてしまってからしか気付けない


こんな状態で外を走る経験を積んだ子は、自分だけで運転する
ようになっても、先導する人がいなければどう進んでよいかも
判断できません。
また、トラブルが起きた後に叱られた経験は豊富でも、トラブルを
防いだ経験は皆無。

こんな状態で1人で外出する年代を迎えさせるのは、あまりにも
可哀想ですし、心配ですよね。


なので基本は、「子どもが前、大人が後ろ」です。


そのメリットは、たくさんあります。

・大人は、いつでも子どもの状態を見守れる

・子どもは、自分で前方や周囲を見て運転するクセがつく

・大人と子どもが離れてしまう・はぐれてしまう恐れが小さい/
 仮に離れても、大人の声で呼び止められる

・トラブルが起きる前に、大人が察知してアドバイスできる

・大人の声掛けをヒントに、子ども自身がトラブル回避の経験を
 積むことができる



もちろん、デメリットもあります。

いちばん大きなデメリットは、道順です。
子どもは道順を知らないので先を走らせるのは不安、と感じるかも
知れません。

ですが、それは後ろからの声掛けで簡単に解消できるデメリット。

曲がるべき所に来る前に、後ろから
「次の信号のところで、左に曲がるよー」
と声をかけてあげれば大丈夫です。


ただし、単に子どもの後ろを走って「右」「左」を言うだけでは不充分です。

大人が充分に注意して適切に声をかけることで、子どもの技術・能力を
伸ばしてあげることも、忘れずに取り組んでくださいね。


具体的には、以下の4つの点を意識しましょう。


(1)当たり前のことを褒める

大人から見れば“当たり前”のことも、子どもにとっては
『今、まさに練習中』のこと。
できているところは、どんどん褒めてあげましょう。

「交差点の手前で、ちゃんと止まった!車が来てもぶつからないね」

「小さい子が歩いているから、ゆっくりにしてあげたんだね」

「おー!ちゃんと右左を見ているね~。安心だなぁ」


本人が無意識でやっていることでも、こうして褒めてあげることで
「交差点で止まる」「危ない時は減速する」「左右を確認する」
といった行動を意識的に使うことができるようになります。


(2)危険察知のヒントを与える

注意が必要なことについて、自分で状況察知→判断→行動ができる
ようになるのがゴールですよね。
そのような技術を伸ばしてあげるには、そのプロセスを子ども
自身に体験させてあげる必要があります。

前方から車が来ている時に
「車が来てるから、端に寄りなさい
というのは簡単ですし、その時は安全です。

ですが、それでは子どもができるのは「行動(端に寄る)」の練習だけ。

「状況察知」「判断」は、練習する機会を奪ってしまうことになり、
できるようになりません。

そんな時は、
「あ、向こうから車が来てるね」
だけに留めておくのが適切な声のかけ方。

それでも危なそうなら、

「道の真ん中にいると、ぶつかりそうで怖いな~」

「端っこを進むのが難しかったら、一回降りて押して歩くって
 方法もあるよね」


と、次のヒントを提供してあげましょう。


(3)ミスには「事実伝達」で自覚を促す

大人がヒントを与えても、子どもが状況を的確に察知できない
こともあります。
状況を察知していても、良い判断ができない場合もあります。
判断はできていても、自転車操縦の技術が未熟でその通りに行動
できないこともあるでしょう。

そうしたミスに対して、注意する・叱るなどの対応よりも、
もっと良い接し方があります。

「いまリコが道の真ん中を進んでいたら、向こうから来た
 おばさんがすごーく通りにくそうだったよ」

「交差点で止まらずに進んで行ったら、横から来てた車の人、
 すっごくびっくりしたみたい」

「ハルキが急に曲がったから、後ろから来てた車が急ブレーキ
 してたよ。申し訳ないことしちゃったね」


注意する・叱るよりも、こうした事実伝達の方が良い理由は2つあります。

1つは、言われた相手への反発心が起きないので、素直に
『マズかった』と思える点。

そしてもう1つは、トラブルの因果関係がより理解しやすい点。

いずれも、その後のトラブル予防の能力を育てる上で、重要なことです。


(4)良い判断には大喜びする

慣れてくると、子ども自身で良い判断・対応をする場面が見られる
ようになってきます。

・前方から来る歩行者・自転車・車とのすれ違いの際に、
 電信柱や駐車車両などの障害物の手前で待った

・フラフラ・ヨロヨロしがちな他者(幼児や、高齢者の自転車など)
 から大きく離れて通り過ぎた

・道幅の狭い所で、一度自転車を降りて押して歩いた


そんな時は、子どもの運転技術の向上・判断力の成長を、大いに
喜んであげましょう。

「おお!電信柱のところですれ違うとすごく怖いけど、メイが
 手前で止まってくれたから、ママ全然怖くなかった~♪」

「小さい子がチョロチョロしてたけど、道の反対側を通ったから、
 安心して通れたなぁ。きっとあの子も、全然怖くなかったと
 思うよ☆」

「ハルは自転車降りて押していくことにしたんだね。ここ、
 すっごく狭くなってるけど、それだったらぶつかる心配がないね。
 パパは安心だな!」



こんなふうに声をかけてあげていれば、子どもは
・自分で状況を見て、
・危険を察知して、
・適切な対処方法を考えて、
・安全に運転する

という技術・能力がしっかりと身に付きます。

ぜひ、子ども自身に経験させて、能力を伸ばしてあげるとの意識を持って、
練習させてあげてくださいね。


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