褒めてもきかない

 子どもが育つ“父親術”

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褒めてもきかない

先日のブログでは、
「褒めて伸ばす――でも褒めるネタがない時はどうすれば?」
との疑問にお答えしました。

すると今度は、別のご相談をいただきました。

「褒めても、子どもが素直に聞いてくれない」

「褒めようとすると、子どもが嫌がります。照れているだけなの
 かもしれませんが…」


小学生、特に高学年以降に出てくるケースでしょうか。

褒めようと思って声をかけても、子どもが素直に「聞かない」
褒めて育てるというアプローチが「効かない」、そんな状況です。


そうなってしまう原因は、主に2つあります。

それぞれの原因を説明した上で、その場合の対応策について詳しく
お伝えしますね。


<原因1> 照れる

まず1つ目の原因は、褒められて照れてしまう、というもの。

小さい子が、褒められて、照れて、舞い上がってしまうくらいで
あれば問題ないですよね。
(むしろ、その様子はすごーくかわいく、微笑ましいくらい(笑))

ですが、中には照れてしまうことで「嫌がる」「怒る」といった
反応を見せる子もいます。
私が見聞きしてきた中では、独立心の強いタイプの子がこうした
反応を見せることが多いようです。

あるいは、1対1なら大丈夫なのに、人前で褒められるのは嫌がる
というケースもあります。

いずれのケースも、褒めている側の思い――がんばりを認めて、
励ましてあげたい――は、ほとんど届かなくなってしまっています。

せっかく子どもががんばっていることに気付いてあげられている
のに、それではもったいないですよね。


<対応策1> 面と向かわずに言う

こうした「照れる」子が恥ずかしく感じるのは、
「面と向かって、明確に褒められる」から。

ならば、対応策はシンプルです。
「面と向かわずに、不明確に褒める」です。

「よくがんばっているね」
「すごく一生懸命やっているね。立派だと思うよ」

こんなふうに、身も蓋もないほどハッキリと、面と向かって伝える
のではなく、

独り言のように(でも本人に聞こえる声の大きさで)、
「うわぁ、シュウはすごくがんばってて、感心するなぁ」
「あんなに一生懸命やっていて、立派だなぁ」

とつぶやくのがお勧めです。

自分に向かって言われたわけではないので、過剰な“照れ”を
引き起こす心配がありません。

でも、感心する気持ち・尊敬する思いはしっかり伝わるので、
子どもの得意な気持ち・誇らしい気分を通じて自信を養い、
「またがんばろう」との意欲と元気を育むことができます。


<原因2> 意図を勘ぐる

もう1つは、褒める側の意図を勘ぐってしまう、というもの。

露骨に褒められることに対して、
「褒めて、もっとやらせようとしてるんだろうな」
と考えたり、

人前で褒められた時に、
「他の子にも同じことをやらせようとしているのかな」
と想像してしまう、そんな状況です。

このケースは少し厄介です。

このように感じる子は、「自分の行動をコントロールされたくない」
という自立心・独立心の高いタイプ。

そんなタイプの子に『褒めて、やらせようとしている=うまいことを
言って、操ろうとしているな』と感じさせてしまうと、反発を引き
起こしてしまう恐れが大きいのです。

そうなってしまうと、褒めて伸ばしてあげたいと思った行動が、
褒めたことによって逆に減ってしまうという結果を招きかねません。

これもまた、とてももったいないですよね。


<対応策2> 間接的に褒める

なので、この場合は、「本人に対して明確に褒める」という
スタイルを変えて対応します。

方法が2つあるので、分けてお伝えしますね。


<2-1> 自分の『褒め』を、他者を介して伝える

子どもを褒める言葉を、子ども本人にではなく、第三者に向ける方法です。

“子どもの努力に感心した思い”や“子どもの意欲への敬意”を
第三者に語ります。

そのメッセージが、巡り巡っていつか子どもに届くのを気長に
待ってもいいですし、子どもに伝えてもらうよう相手に依頼しても
良いでしょう。


<2-2> 他者の『褒め』を、伝聞の形で伝える

逆に、自分が他者の『褒め言葉』を伝える側になってもOKです。

「こないだ、ママが感心してたよ。シュウが自分から、遊びに行く
 前に宿題を済ませてて、よく考えているなぁ!って感動したらしいよ」

「昨日の個人面談で、『シュウはクラスで困っている子がいると
 必ず声をかけてくれる』って先生が言ってたよ。
 クラスの雰囲気も良くなるし、すごく助かるって」



自分の褒め言葉が第三者を通じて伝わるにしても、第三者の褒め
言葉を自分から伝えるにしても、いずれも褒め言葉は子ども本人の
いないところで発せられた事実が明確です。

子どもは褒めてくれた大人の意図を勘ぐる必要がなく、素直に
褒められた事実を受け止めることができるようになりますよ。


「褒めているのに受け止めてもらえない」――との悩みが出て
きた時、今日の話を思い出していただけたら、うれしいです!


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