感情を動かす伝え方

 子どもが育つ“父親術”

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感情を動かす伝え方

先日に続けて、別の心理学ネタをお届けします。

ひとつは、
「人は、理屈で理解した時よりも、
 感情が動かされた時の方が、行動する」

という性質。

大人を対象とした実験で確認されていますが、
“理屈”“論理的思考”を学び始めたばかりの子どもは、
大人以上にこの傾向が強いと考えて良いでしょう。


また、どのような時により強く感情が動かされるか…について、
こんな実験もあります。

片方のグループには、8人の子どもが写っている写真を見せて、
「この子どもたちのために、寄付をお願いします」
と依頼します。

もう片方のグループにも同じ写真を見せますが、その中の1人を
指して、
「この子のために、寄付をお願いします」
と依頼します。

すると、
8人を見せられたグループよりも、
1人を示されたグループの方が寄附の金額が大きくなる
――という結果になるのです。


同様の傾向は、別の場面でも見ることができます。

『100万人が犠牲になった大災害で、5万人の子どもが親を失った』
というニュースと、

『生後6か月の○○ちゃんが倒壊家屋の中に閉じ込められた』
というニュースで、

より強い関心を引き起こすのは、後者の方。
ニュースの末尾で寄付を呼び掛けたら、後者の方が多くの人から、
多くの金額の寄付を受けることになるでしょう。


つまり、感情に訴える場合、
問題を大きく見せて人数・規模の大きさを強調するよりも、
特定の1人を意識させた方がより強く相手の心に響く、ということなのです。


例えば、公共の場所――電車の中や商業施設の中など――で
子どもが騒ぐ・暴れるような時に、このことを知っていると
効果的に言い聞かせることができます。


最も効果がないのは、理屈で言い聞かせる方法。

「電車の中では騒いではいけません」

…話は理解できても、さほど静かにはならないでしょう(苦笑)


感情に響く言い方の方が、効果的です。

「レンくんが大きな声を出すと、電車の中のお客さんがみんな
 イヤな気持ちになるんだよ」


…理屈で言う場合に比べて、かなり大きな違いが出ます。


さらに効果的なのが、特定の1人を思い起こさせるような伝え方。

「向こう側の席に、本を読んでいる人がいるだろう?
 レンくんが大きな声を出すと、きっと本が読みにくくなって、
 困ってしまうと思うよ」


そのご本人には聞こえない方が良いと思うので(笑)声の音量は
気を遣いますが、子どもの理解・行動の変化は、見違えるほど
変わってくることと思います。

周辺の人(他人)を挙げて伝えることに抵抗があるなら、
自分自身の気持ち・思いを表現して、子どもの感情に訴える
表現も可能です。

「レンくんが大きな声を出して、他のお客さんにイヤな思いを
 させてしまうと、パパ、恥ずかしいなぁ」

「レンくんが走り回って、周りの人に怖い思いをさせちゃったら、
 ママはすごく悲しいよ」


これらは、子どもを直接責めていない言い方なので、
子どもが落ち着いて聞き入れられるというメリットもあります。

ぜひ、試してみてくださいね!


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